親子の時間研究所

《連載コラム》泣きたいときは

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皆さま。こんにちは。はっとりまりです。

ここのところ、よく晴れた日が続き、気持ちよく過ごしています。
空はいつも青空。街路樹は黄色やオレンジ、赤色に色づいて、光り輝いて見えます。

ティン(息子2歳2か月)は、飛行機やヘリコプターの音が聞こえると空を見上げて探します。
雲がひとつもない青空にくっきりとよく映える飛行機やヘリコプターを何度も見ました。

ちょっと前までヘリコプターと言えずに、「ヘリコップ~、ヘリコップ~。」と言っていたティンですが、最近は言葉を覚えるスピードがめきめきアップしていて、
「あ。ヘリコプターだ!見て見て。ほら!」
などと言っています。

ヘリコプターは、カラフルなものが多く、なんだか水の中を泳ぐ金魚みたいだな~とのんびりした気持ちになりながら毎回見上げています。

2歳児と小学生

ティンには日課があります。
毎朝、だーちゃん(8歳)と一緒に小学校まで歩くのです。だーちゃんの登校時間になると靴を履いて外に出て、誰よりも先に出発しようと張り切っています。

ティンは近所の子どもたちに「おはよう」と声をかけて、嬉しそうです。

ある日のこと。玄関からティンの泣き声がしました。
玄関の靴入れの扉に指を挟んだのです。幸い少し挟んだ程度でけがもなく、すぐに泣き止みましたが、
近所の小学生数人がやってきて
「だいじょうぶ?」
と、声をかけてくれました。

そのあとはいつものように学校へ行きました。通学路でのだーちゃんたち小学生の話題は「痛い話」になりました。
「指を挟むと痛いよね。」
「小さい頃は泣いてた。」
「今はもう泣かないけど、息を止めて我慢するんだよ。」

「すねをぶつけた時だけは泣いちゃう。」
「痛いよね~。」

などなど。
人の痛みに共感したり、時と場合によって痛みの対処を自分なりに変えたりと、いろいろなことを考えながら日々過ごしているんだなあと感心しました。

2歳児のティンの、目に見える著しい成長に驚きと発見の毎日を過ごしていますが、小学生のだーちゃんが時々のぞかせる大人のような一面には、「ああ。大きくなったなあ。」と、じっくりとかみしめたいような、胸がじんわりと温かくなるような思いをもらっています。

泣き虫母さん

泣いてしまうのは、子どもだけではなく、私もしかりです。
どうしてもつらい時は涙が出ます。
テレビや映画を観て、絵本や本を読んで、人の言葉を聞いて、心が動いた時にも泣いてしまいます。
泣き虫母さんです。

子どもたちの前で涙を見せることもしばしばです。
すると、
「大丈夫?」
「泣かないで。」
と子どもたちが寄ってきてくれます。

泣いたらすっきりして、
「ありがとう。大丈夫!」
と頑張れることも多いです。

感動して泣いているときは、
「また、泣いてる~。」
と、にやにや顔のだーちゃんに言われてしまいますが・・・。

絵本『こぶたくん』のお母さんも、『アボカドベイビー』のお母さんも子どもたちの前で涙を見せていました。

『こぶたくん』のお母さんは、こぶたくんと妹のアマンダの身支度をするのに、手を焼いて泣いてしまいます。
『アボカドベイビー』のお母さんは、赤ちゃんがものを食べたがらないので、困ってしまって泣いてしまいます。
どちらのお母さんも不安や心配が根っこにありますね。

私は、これらの絵本に、その時に解決策は見つからなくとも、泣いてしまうことで少しすっきりして、周りに(子どもたちにも)思いを気づいてもらって、結果として解決につながっていくことがあるんだよ、と教えてもらったような気がしています。

それで、「ああ。泣いてもいいんだ。」と、とても助けられています。

『こぶたくん』も『アボカドベイビー』も私たち親子の大好きな絵本です。

『こぶたくん』
さく ジーン・バン・ルーワン
え アーノルド・ローベル
やく 三木 卓
童話館出版

『アボカドベイビー』
ジョン・バーニンガム 作
青山 南 訳
ほるぷ出版

※イラストの無断転載はご遠慮ください。

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