【まてまてさん】
作/おーなり由子 絵/はたこうしろう
講談社/出版

靴下と赤ちゃんの絵本

赤ちゃんにおすすめの絵本「まてまてさん」のご紹介です。

この本には靴下と赤ちゃんが登場します。


赤ちゃん向けの絵本ですが、3歳半になった長男もまだ喜んでニコニコしながら読んでいます。
「読んで」とお願いされるときもありますし、簡単な台詞だけなので自分一人で読んでいるときもあります。
また妹に読んであげている姿も見られるようになりました。

そういった意味でも、長く楽しめる絵本だと思います。

「まてまてさん」

子どもたちは、お母さんお父さんに追いかけてもらうとすごく喜びますよね。
まてまてー!というフレーズが大好きだと思います。

まてまてさんは、靴下と赤ちゃんの絵本です。
靴下が赤ちゃんを追いかけたり、止まったり。赤ちゃんは大喜び。
反対に今度は赤ちゃんが追いかけたり、ギューッとしたり。可愛らしいやり取りが描かれています。

身近な靴下とのやり取り

靴下は子どもたちにとってとても身近な存在ですね。
靴下を履くことは、毎日毎日繰り返す作業ですが、
家の中にいるときは靴下を脱ぐことも多いと思いますので、1日のうちで洋服を着る回数の何倍も行っていると思います。

大人にとっては簡単な靴下を履く作業。でも子どもたちにとってはとても難しいこと。
そしてそれは割と早い段階でぶつかる壁だと思います。
ただ、自分で着替えるという成長の一番先に来るのが”靴下を履く”ことでもあるので、
靴下は生活の中で大きな存在であるでしょう。

そんな靴下との楽しいやり取りが描かれている「まてまてさん」

靴下をはくのがいやだ!お出かけいやだ!
という子どもたちにも、ぜひ読んであげてほしいと思います。

そしてまてまてさんのように、お母さんが靴下をもって追いかけてみましょう。
きっとキャッキャッ声をあげながら、喜んで楽しく靴下が履けることと思います。

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また靴下を履く練習をしている子どもたち。履けるようになったのに履かせてと甘える子どもたちにもおすすめしたい絵本です。
何度も何度も繰り返し読み聞かせてあげると、セリフも覚えて毎日靴下を履くのが楽しくなるかもしれませんね。

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ベビースイミングって?

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ベビースイミングとは赤ちゃんとお母さん・お父さんが一緒にプールに入り受けるスイミングレッスンです。
水をかけたり、水の中でハイハイしたり、歩いたり、
抱っこしながらジャンプしたり、ボールで遊んだり、スイミングによってさまざまなメニューがあります。

一般的に生後6か月になると始められるスクールが多いようですが、
今では3~4か月から入会できるところもあります。
1歳を過ぎると、アームブイをつけて一人でプカプカ浮けるようになります。

ベビーとして保護者と一緒にスイミングに通うのは3歳未満までのところがほとんどかと思います。

ベビースイミングの効果

ベビースイミングをやっていると赤ちゃんにとってもお母さん・お父さんにとっても良いことが沢山あります!

①水への恐怖心がなくなる

ベビースイミングは赤ちゃんが水を好きになれるよう、楽しい時間を過ごすことを目的に行われています。
そのため、水への恐怖心が少なくなる子がほとんどです。

1歳前くらいになると、お水への興味も出てきます。
ベビースイミングをやっていると、お風呂で髪を洗うのを嫌がったりすることも少ないようです。

②親子のコミュニケーションがとれる

ベビースイミングは、お母さん・お父さんとたくさんスキンシップをとれる時間を与えてくれます。
水が初めは怖くても、ぎゅっと抱かれていたら安心できる赤ちゃんも多いです。

お母さん・お父さんがニコニコ笑っていれば、赤ちゃんもきっと笑顔になるでしょう。
たくさん触れ合って、コミュニケーションが取れる貴重な時間です。

③免疫力がアップする

競泳のオリンピック選手には、赤ちゃんの時体が弱かったから水泳を始めたという方も多いそうです。
水の中では全身運動をしています。体を良く動かすことで、血流もよくなり、体温の調整機能を高めることができます。

気温の変化などに左右されない、丈夫な体を作ってくれる良い効果があります。

④脳が刺激される

足をバタバタさせたり、水の外ではできない動きをするので、体全体の筋肉が発達していきます。
また普段使わないところまで体を動かすと、さまざまな神経発達が促されるので、脳の活性化にもつながるのです!

⑤生活にリズムが生まれる

ベビースイミングは午前中に行われることが多いです。
朝起きて、ご飯を食べたら、体をいっぱい動かす!
するとぐっすりお昼寝してくれるでしょう。

その後はぐずることなく、ご飯をしっかり食べて夜寝るまでまたいっぱい遊ぶことができます。
生活にメリハリが生まれ、リズムがついてくることと思います。

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1歳を過ぎると、水への恐怖心がもう出来てしまっている可能性があります。
できるだけ早くから始めると、様々な効果がより発揮されます。

お母さん・お父さんだけで通うのが難しければ、おばあちゃん・おじいちゃんにも協力してもらい
みんなでベビースイミングを楽しみましょう。

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初めての雪遊びへ行こう!

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3歳の息子の初めてのスキー体験、そして1歳の長女の初めての雪遊びに
新潟県魚沼市の大湯温泉スキー場へ行ってきました!

都心から行けるスキー場はたくさんありますが、
①小さな子どもでも安心して遊べるこじんまりしたスキー場
②電車でのアクセスが良いところ
③近くに宿泊施設があり温泉も楽しめるところ

この条件で調べ、大湯温泉スキー場に決めました。
初めての雪遊びをとお考えの場合は、まだまだ今年もチャンスはありますのでぜひ参考にしてください。

大湯温泉スキー場へのアクセス

大湯温泉スキー場は、新潟県魚沼市の大湯温泉街から歩いてすぐに行けるスキー場です。

アクセスは新幹線の停車駅「JR浦佐駅」からバスで直接向かうか、浦佐駅から在来線に乗り「小出駅」で降りてバスに乗るのが便利です。
新幹線も在来線も1時間に1本ペースしかないので、タイミングが合うよう計画立てていかれることをおすすめします。

浦佐駅にも小出駅にも暖房のきいた待合室があります!浦佐駅にはコンビニもあり、また待合室には畳スペースがあるので小さなお子様でも安心です。

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大湯温泉スキー場のバス停へ行くバスも本数は少ないです。時間があわない場合、「大湯温泉」で降りてもスキー場までは歩いていけます。
ただ、坂道があったり、階段があるので塗れても大丈夫な滑らない靴で行かれるといいでしょう。

大湯温泉スキー場のおすすめポイントなど

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大湯温泉スキー場は本当にこじんまりとしたアットホームなスキー場です。
入場自体に料金はかからないので、地元の人も多く訪れていました。

リフトは1本。滑走路は2本くらいです。
スキー場の脇にそり遊びができる、ちょっとした坂があります。
我が家の子どもたちはここで遊ばせました。
息子には少しスキー的なことをさせたかったので、ブーツにつけられる簡単なそりを持っていきました。

娘はそりにのったり、持っていたスコップで雪遊びをして楽しみました!
まだ1歳くらいの子どもはずっと立っていられないので、シートなどがあるといいと思います。

寒くなったり疲れたら、休憩所があるのでそこを利用できます。
1000円前後でカレーやラーメン、牛丼などの軽食もとれます。
“ご飯単品”があったのがママ的にありがたかったです!ご飯があればとりあえず大丈夫!というお子様も多いと思いますので(笑)

大湯温泉スキー場付近には温泉宿が沢山あります。
何時間も長く遊ぶのは小さなお子様の場合まだ難しいと思いますので、お昼を食べてまたひと遊びしたら宿に向かうとゆっくりできますね☆

折り紙遊び

折り紙遊びは、お子様の成長と発達にとても効果があります。

軽く持ち運びにも便利なので、いつでもどこでも遊ぶことができます。
経済的ですし、お父さんお母さんにとっても嬉しいことがたくさんあるのが折り紙なのです!
新幹線や飛行機など、移動中音をたてられない時にでも折り紙遊びは便利ですね。

昔から親しまれてきた折り紙遊びには、どういった知育的要素があるのでしょうか。

折り紙の知育的要素

折り紙遊びにはお子様の成長に効果のある要素がたくさんあります。

 

1.集中力・忍耐力を育む

折り紙を完成するまで作り上げようと折り進めていくことで、集中力が生まれます。
また途中でうまくいかなくなっても、できるまで頑張ろう!とする気持ちは忍耐力にもつながります。

 

2.想像力・思考力を育む

完成形を思い浮かべながら折り紙を折ることで豊かな想像力が育まれます。
このような形にするには、どんな風に折れば良いか?と考えることは、思考力を向上させます。

 

3.空間をとらえる力が身につく

”空間認知能力”といいますが、折り紙遊びの中で目でみた距離をモノとして再現する力が生まれます。
これは、テレビを見たり、紙に文字を書いたりすることでは得られない認知能力です。
折り紙は、手軽にこの空間認知能力を養うことができる遊びです。

 

4.指先を動かすことで脳が刺激される

折り紙遊びでは指先をフルに活用しています。これは指先のトレーニングになり、たくさん脳に刺激を与えています。
キレイにおるために、指へと神経を集中させているはずです。
折り紙の細かい作業は、脳を刺激し、活性化させています!
折り紙は早い年齢から始めると、効果が高いのがよくわかりますね。

 

5.情緒豊かになる

折り紙でいろいろなモノを作り上げ、できたときの喜びを感じたり、うまくいかない悔しさを感じたり。
感情豊かな人間を育んでくれるのも折り紙遊び。
小さなうちは、お母さんが折り紙でごっこ遊び。好奇心旺盛で、色々なものに目を向けられる豊かな心を育んでくれますね。
色々な色の折り紙で遊んだら、色彩感覚も豊かになります。

 

折り紙遊びの本は本屋さんに行くと結構たくさん売っているのでぜひ探してみてください。

 

親子で折り紙遊びを楽しもう

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折り紙遊びは親子のコミュニケーションにもなります。
親子で一緒にひとつのものを作ると、絆もまた深まる気がしますね。

小さいうちはうまくいかなくても大丈夫。線できれいに折れたらいっぱいほめてあげてください。

【よくきたね】
松野正子/文 鎌田暢子/絵
福音館書店/出版

よくきたね

松野正子さん作の「よくきたね」は、愛する気持ちを伝えてくれる絵本です。

よくきたね

「よくきたね」には、動物の親子が登場します。

『おいでおいでこっちへおいで』
お母さんが優しい表情で愛する子どもを迎え入れる姿が描かれています。

お母さんに駆け寄る小さな子どもたち。
胸に飛び込んだら、お母さんはギューッと抱きしめて『よくきたよくきた いいこいいこ』と言ってくれます。
お母さんの肌に触れて安心した子どもたちの姿が、とても柔らかいタッチで描かれています。

最後は、人間の赤ちゃんとお母さんが登場し
お母さんが優しく赤ちゃんを抱きしめる様子で終わっています。

穏やかな気持ちになれる絵本

 

鎌田暢子さんが描かれているこの絵本の中の動物たち、そして人間の親子はとても穏やかで優しい表情をしています。

柔らかい色使いが見ているだけで心を癒してくれるようです。

この絵本を読んでいると、愛する我が子が初めの1歩を踏み出した日のことを思い出します。
自分の足でこちらに向かって嬉しそうに向かってくる姿に感動し、涙したものです。

でも同時に気が付いたこともありました。
子どもたちの存在が当たり前になると、その感動した気持ちを忘れてしまっていたことに。
子どもたちが自分の膝に座ったり、遊ぼうと私のそばに駆け寄ってくるとき、
生まれたばかりのころは歩けなかった我が子が、自分で一歩を踏み出し私を必要としてくれていることを。
毎回毎回、その大切さを感じずに時間を過ごしてしまっていたのです。

 

子どもたちとの時間を大切に

子どもたちが自分の元に駆け寄ってきてくれる時間の愛おしさ。
共にふれあい、抱きしめあうことの尊さ。
忙しい毎日の中で、ついつい忘れてしまってはいませんか?

絵本を読んであげる時間さえ、なかなかとれないお母さんお父さんも多いかもしれませんが、
ぜひこの「よくきたね」を子どもたちと一緒に読んでみてください。

きっと、穏やかな時間が流れます。
そして、最後のページのように子どもたちをたくさんたくさん抱きしめてあげてください。

【いやだいやだ】
せな けいこ/作・絵
福音館書店/出版

いやいや期に悩んでいませんか?

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2歳を迎える前後になると、お父さんお母さんを悩ませる『いやいや期』。
今まさにいやいや期真っ最中!という我が子に、戸惑うこともあるでしょう。

けれど、それはきちんと成長している証拠。自分の意思をしっかりと確立し始めているからなのだそうです。
今だけですので、もう少し我慢。何も心配することはありません。

それでも、24時間いやいや!となるとお母さんもお父さんも疲れてしまいますね。
私だっていやよ!と言いたくなることもあるかもしれません。

もちろんお子様に直接その言葉はNG。
ということで絵本で伝えてみるのはいかがでしょうか?
客観的に自分のいやいやしている姿を見られると、案外冷静にいやいや期脱却もあるかもしれません。

「いやだいやだ」

「いやだいやだ」には、いやいや期真っ最中の女の子が登場します。
いやいやばかり言っていると、どうなってしまうのでしょうか?

現実は絵本の通りにはなりませんが、子どもたちがこの本を読むときっと
いやいやばかりしていてはだめだ!と気が付いてくれると思います。

最後には、女の子がこの後いやいや言うのをやめたのかな~?と想像できます。

いやいや期のお子様に読んであげるときはぜひ、お子様の名前で読み聞かせてあげてください。
最後に、○○ちゃんはどうする?と問いかけてみると、答えが返ってくるかもしれません。

いやいや

いやいや期克服を目指して

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いやいや期は成長している証拠なので、何も問題ではありませんが毎日続くとお母さんも疲れてしまいますね。
この時期の子どもたちが、いやいや言うのは構ってほしいからだそうです。

でも子どもたちは幼稚園や保育園などの社会に出ると、いやいやしてても誰も構ってくれないと気が付き
自然といやいや期を卒業できると聞きました。

何もかも嫌な時期なので、絵本を読むのも「いや」かもしれませんが、
気持ちが乗った時にぜひ親子で読んでみてください。

ずっといやいやしてたらどうなるの?
まだ社会に出る前の子どもたちも、自分で考えようとしてくれるきっかけになるかもしれません。

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【ようちえんがばけますよ】
内田麟太郎/文
西村繁男/絵
くもん出版

「ようちえんがばけますよ」

この絵本は4月から幼稚園に通う子どもたちにおすすめの絵本です。
キツネが『もにょもにょもにょ』という呪文と共に、幼稚園を様々な形に変えてしまいます。

どんな仲間が出てくるのか、ページをめくるごとにワクワクドキドキ!
何度読んでも飽きない!目をキラキラ輝かせて絵本の世界に夢中になってくれるでしょう。

キツネはどこにいる?何の仲間なの?

様々な姿に変わってしまう幼稚園ですが、いつも呪文を唱えたキツネがどこかに隠れています。
ページをめくって、キツネがどこにいる?と探してみましょう!

キツネが見つかったら、次は他にどんなお友達がいる?どんな動物がいる?と全体を見渡してみます。
『あれ?さっきと違う!』
『ここはこんな姿に変わってる!』
たくさんの発見が、子どもたちの好奇心を刺激し、次第に1ページ1ページに描かれた生き物たちを比較していくようになってくれることと思います。

ちなみに、ページごとに様々な生き物が登場しますが、グループ分けされているのがポイントです。
例えば、動物と魚類のグループ分けは子どもたちにとって簡単なことではないかと思いますが、
そういったことも絵本を通して学べるようになっていると感じました。

 

親子で指差ししながら、好きなものを探してみましょう。どんな発見があるでしょうか。
次は何がどこにいるのか、よーいどんで探してみよう!というのも楽しいですね。

きっと、お父さんお母さんも夢中になってしまうことと思います。

 

最後はみんな一緒に!

一緒に

最後のページでは、誰もが一度は夢描いた学校の姿が描かれています。
子どものころ、
『動物も学校の友達になればいいのに』『おばけも一緒に学校に通えたらいいのに』
そんな自分だけの世界を想像したことはありませんでしたか?

子どもたちの中にも、大人の私たちが考えられないような楽しい世界が広がっているはずです。
「ようちえんがばけますよ」はその世界を本物にしてくれたような絵本です!
ぜひ親子で楽しんでください。

【おはよう】
まついのりこ/作・絵
偕成社/出版

字のない絵本

まついのりこさん作あかちゃんのほん「おはよう」をご紹介します。

この本には文字が書いてありません。赤ちゃんが初めて触れる絵本としてとてもおすすめです。
おはよう!いないいないばあっ!何してるのかな?どうしたのかな?
本のページをめくりながら、たくさん語り掛けてあげてください。

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「おはよう」

この絵本には文字がありません。
しかし表紙に描かれた子どもが、笑ったり泣いたり、どんなことをしているのか、はっきりとわかるように描かれています。

お母さんの真似をしているのでしょうか?遊んでいるうちに汚れてしまったのでしょうか。
とても愛らしい表情ばかりです。

ここに描かれている子どもの表情やしぐさは、すべて赤ちゃんのころから触れる身近なしぐさばかりです。

子どもたちも日々遊びの中で、同じような場面に遭遇していることと思います。
「クレヨンでお絵かきしたのかな?何を書いたのかな?何色を使ったんだろう?」
「公園に行ってきたのかな?いっぱい遊んで楽しかったかな?」

おはよう

そんな風に語り掛けてあげると、子どもたちの中で想像の世界がどんどん膨らんでいくでしょう。

さいごは「おやすみ」

最後は”おやすみ”です。

朝起きて、ご飯を食べて、遊ぶ。
泣いて笑って、たくさん感じる。

一日の生活の流れ、そしてその中で感じるたくさんの気持ちにも気が付かせてくれます。
1歳半ごろになると、泣いている顔、笑っている顔、表情も見て取れるようになってくるでしょう。
まだお話できない子どもたちも、指差ししながら何かを訴えてくれることと思います。

ページをめくるごとに、親子で一緒にいっぱい笑って、いっぱいお話してみましょう。

 

字のない絵本の中に、子どもたちが自ら「何をしているのか」「どんな気持ちなのか」ということを捉え、感じてくれるはずです。
そうして想像力、思考力がどんどん伸びていくはずです。

3歳ごろまで長く楽しめる絵本となっていますので、ぜひお子様と一緒に読んでみてください!!

teppaku大人も子どもも夢中になる博物館

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埼玉県さいたま市にある鉄道博物館は、親子で1日目いっぱい楽しめるスポットです!
電車好きの子どもたちはもちろん、大人まで夢中になる鉄道博物館の魅力をご紹介します♪

鉄道博物館

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鉄道博物館は、さいたまの中心地である大宮から電車で一駅でいくことができます。
鉄道ファンはもちろん、学校の遠足や、家族連れでいつもにぎわっています!
この鉄道博物館の特徴は、すぐ横に本物のJRが走っているということ!
展示された電車を楽しみながら、本物の電車が駆け抜ける迫力を常に味わうことができる博物館です!

入場料は大人一人1000円です。鉄道ICカードで入場できるところから電車好きの子どもたちはワクワク!
ちなみに年間パスポートは3000円です。
1回行っただけでは、すべて堪能しきれないことが多いのでお近くの方は年間パスポートをぜひおすすめします!

昼食は館内のレストランでとることができますが、持ち込みもOKです。
食事可能なスペースが多いので、気軽にご飯やおやつタイムを挟むことができます。
食事スペースはほぼどこからも、JRの線路が見えるようになっているので、子どもたちは食事中も電車を楽しめます!
最上階からは新幹線が見える食事場所もありますし、”ファミリートレイン”といって食事用の電車もあります。
まるで駅弁を食べるような演出に子どもたちは大喜びです!

長く楽しめる”学びの体験”がたくさんあります

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鉄道博物館にはキッズコーナーが充実しています。プラレールで遊ぶことができたり、3歳までの子どもたちが安心して遊べるスペースもあります。
壁にお絵描きができたり、電車に関する本だけが揃った図書館もあります!
小型新幹線には無料で乗車できます。キッズカフェには子どもたちが大好きなメニューが盛りだくさん♪

そして、整理券をとるとミニ列車の運転も実際にできます。簡単な操作なので3歳くらいから体験できると思います。
小学生以上になると、もっと本格的な運転体験や電車が走る仕組みを学ぶレッスンに参加できますよ☆

学びのコーナーも多く、レールの仕組み、信号の仕組みなどをたくさん知ることができます!

小さなお子様におすすめは”お弁当屋さん”

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キッズコーナーには、駅弁屋さんがあります。
電車のお勉強の後は、エプロンを着けてお弁当屋さんごっこはいかがですか?

好きな具を詰めて、お父さんお母さんに「はい、おまたせしました!」。
我が家の子どもたちはあまり好きではないおかずも、博物館でお弁当屋さんごっこをした日の夜は積極的に食べてくれます。


親子で楽しめるおすすめスポットです。

【さっちゃんのまほうのて】
たばたせいいち/作・絵
偕成社/出版

さっちゃんの頑張りに感動する絵本

たばたせいいちさん原作の「さっちゃんのまほうのて」をご存知ですか?
ハンディキャップを抱えたさっちゃんという女の子が、壁にぶつかりながらも
お父さんとお母さんの愛情に包まれて、それを乗り越えていくストーリーです。

親子

周りからの理解や、人と違うことに悩み苦しむ姿に胸が痛くなりますが、
自分の困難を乗り越えようとする幼いさっちゃんの頑張りにとても感動します。

「さっちゃんのまほうのて」から学ぶこと

 

ハンディキャップを抱えたさっちゃんが壁にぶつかりながらも成長していく姿に
感動し、この絵本からは教えられたことが沢山ありました。

ハンディキャップを持っていることを、
例えばほくろの位置の違いや、背の高さの違い、目の位置の違いのように
さっちゃんのお父さんとお母さんは受け止め、
そしてありのままのさっちゃんを愛しているんだなと思いました。

我が子が人と違うことにショックを受け、悩んだ時、
それと同じくらい大きなショックを受けるのではなく、大らかに事実を受け止めているご両親の姿が印象的でした。

わかってくれない人がいるけど、中にはわかってくれる人もいる。
何があってもお母さんとお父さんは自分の味方でいてくれる。

そんな思いが、さっちゃんを動かしていく様子、
そして心の葛藤を抱えながら成長していく幼い女の子の姿に心打たれました。

 

”母親”という強い存在であること

母として

子どもたちが社会に出た時、必ず困難なことに出逢うかと思います。
人から言われる言葉に傷ついたり、コンプレックスに悩むことも出てくるかもしれません。

そんな時、母親としてどういう風に手を差し伸べてあげるべきなのか、ということを考えさせられる絵本です。
落ち込むことも、自分で吹き飛ばせるような強い心はどうやって育めばよいのか、ということも。

今目の前にいる我が子に、私たち母親なりの愛情をいっぱい注いで、いっぱい愛してあげましょう。
そしていつでも何があっても、味方でいるという強い存在であることを子どもたちにきちんと伝えられるといいですね。

私も、答えを探しながら日々子どもたちを愛していけたらと思います。