スポーツ庁では体育時に熱中症リスクを考慮して、体育の授業中のマスクの必要はないという事務連絡を各都道府県の教育委員会などに行いました。

逆に言えば、マスクを付けていると熱中症のリスクがあるということでもありますが、どうしてなのでしょうか?

外気を取り入れることで身体の熱を下げている!


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私たちの身体は体温より、低い冷たい空気を吸って、身体の中で温められた息を出し。体温が必要以上に上がりすぎないようになっています。

しかし、夏場にマスクをしていると、どうしてもマスクの中で温まった空気をそのまま吸ってしまうので、体温が下がりにくくなってしまい結果として熱中症になってしまう危険性が高まるのです!

またマスクをして呼吸をしていると、大人でも息苦しいですよね?
これは運動中と同じく、マスクを付けて呼吸をしている状態は横隔膜などを必要以上に動かしており、運動しているのに近い状態になってしまいます。

普通の呼吸よりも、運動をしている状態に近い呼吸をするのですから、エネルギーを使うので、体温が上がりやすくなり、やはり熱中症のリスクが上がってしまうのです。

夏場のマスク時の4つの熱中症対策

 

  • ・なるべく外出を控える
  • ・いつも以上にこまめに水分を取る
  • ・マスクを付けて少しずつ散歩して身体を慣らす
  • ・冷房を使って室内を涼しくしておく

 

2020年の夏は、マスクをして外出をする夏になってしまいそうです。
そんな夏で、少しでも子どもの熱中症を予防するためには上記の4つのことを心がけてください。

そもそも、コロナウイルスの感染リスクがゼロではない現状で、さらに熱中症のリスクを高まっている状態です。
お外でめいいっぱい遊びたいかもしれませんが、感染予防の観点からなるべく外出は控えるようにしましょう。

また、マスクをすることで熱がこもりやすくなっています、体温を下げるためにも、今まで以上にこまめに水分を取ることも大切です。

そして、今のうちに本格的な夏に備えて、マスクを付けた状態でベランダに出たり、周囲を少し散歩したりして、身体を少しずつ慣らしていきましょう。

最後に、熱中症予防の基本ではありますが、室内にいるときは冷房をつけるようにしておくのも大切です。

息苦しいときは人のいない場所でマスクを外そう!

熱中症のように身体が熱く、どうしても息苦しいというときはマスクを外しても構いません。

またこまめに人がいない場所に行き、マスクを外して外気を吸って、一息休憩することでもある程度熱中症を予防することができます。

大切なのは「無理をしないこと!」です。特に子どもは大人以上に体温調節が難しいので「息苦しそうだな?」とママが感じたら、人がいない木陰でマスクを外してあげてくださいね。

[参考1]『マスクで熱中症、本当になる? まさかの予防メリットも』朝日新聞より

[参考2]『夏のマスク 熱中症に注意 喉の渇き気づきにくい/外出控え暑さに慣れず』|東京新聞 より

[参考3]『新型コロナウイルスが続く夏場のマスク、熱中症に注意?医師が解説します。』|CLINIC FOR より

子どもと仲良く過ごしたいけれど、子どもの将来のことを考えると「しつけ」はしていかなければいけません。

改めて考えると、しつけって結構大きな負担ですよね……!

そもそも、どうしてしつけをするの?


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当たり前のことですが、なぜそもそも「しつけ」をするのでしょうか。

しつけは子どもに厳しくするわけではありません。
しつけをすることによって、子どもは社会の一員としてのルールを身につけます。

しつけとは

  • ・子ども自身のため
  • ・周りの人と生きるため

に行う、子どもの将来のための行為なのです。

そして、しつけもは「子どもの自立するための下支え」となります。
なぜなら、しつけもされず、傍若無人になった大人は周りの人と生きることができないし。それが原因で自分の首をしめることになってしまうから。

だからこそ、ときにしつけは”子どものために”厳しく行う必要があるのです。

しつけは何歳から、始めれば良い?

「まだ赤ちゃんだから」「もう大きいから」としつけをする判断は、もしかすると人それぞれかもしれませんね。

でもコミュニティのルールを「しつけ」として子どもに教える、伝えることに「早すぎる」はありません。

たとえ、まだまだハイハイすらできない赤ちゃんだったとしても危険なときは、きちんと叱らなければならないし。TPOを守れないときは、優しく、そして繰り返して諭してあげる必要があります。

しつけは「何歳から始める」ではなく。しつけは「年齢に関係なく必要なときにする」というのが大事です。

危険なときは年齢・場所に関わらず、きちんとしつけを!

例えば、外に出て危険なものを口に入れようとした。

こんなときは優しく諭している暇なんてありません。子どもを守るため、子どもに「それは危険なことなんだ」とおぼえさせるために、家の外であったとしても子どもが危険なときは年齢も、場所にも関わらずきちんと言い聞かせる必要があります!

外で子どもを叱るときは、どうしても他人の目が気になってしまいますが「他人の目を気にして叱らない」のではなく。「子どものために叱る」ということで、本当に子どもを危険から守ることができます。

そして、そういう子どものために真剣に怒るという行為は、他人からしても美しいものに見えるのです。

しつけに早すぎるはありません!

「まだまだちっちゃいから……」としつけをして良いのか迷ってしまうこともあるかもしれません。

でも、しつけに年齢は関係ありません!
必要なときに、その都度注意するのがしつけなんです。

ただし、必要以上に厳しく叱る必要はないので、その匙加減は実際に子どもと触れ合いながら、親も勉強していくしかないのかもしれませんね。

[参考]『しつけの悩み』|NHK すくすく子育て より

新型コロナウイルスに万が一、感染してしまったら、当然ですがお仕事は出来ません。

コロナウイルスに感染して、それでも仕事が出来ないと生活ができないと不安になってしまう方が多いかと思います。

そんな方も「傷病手当金」で家計の負担を低く抑えることが可能です!

新型コロナウイルスに感染したら「傷病手当金」がもらえます!


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新型コロナウイルスに感染してしまい、会社を休まざるを得なくなった。
そういった方のために「傷病手当金」が適用されます。

傷病手当金は、本来ケガや病気で4日以上会社を休むときにその間の収入が無くなったり十分な収入が得られなくなったりした際に、公的医療保険からもらうことができる手当のことです。

今回の新型コロナウイルスに感染した場合だけでなく”感染が疑われる場合”も手当をもらうことができます。

なお傷病手当金の金額に関しては、収入によって決まります。
個人差が大きく、計算方法がややこしいため、ここでは金額に関する記述を省かせていただきます。

「傷病手当金」の対象者

  • ・新型コロナウイルスに感染して療養のために4日以上働けなかった
  • ・新型コロナウイルスの感染が疑わしく、4日以上働けなかった※

※感染が疑わしく、自宅で休んでいた場合など

新型コロナウイルスに感染し、4日以上入院した場合だけでなく。実際に感染が疑わしく、4日以上自宅療養した場合でも傷病手当の対象となります

ちなみに、このときに新型コロナウイルスに感染しておらず、ただの風邪だったとしても傷病手当の対象となるのでご安心ください。

また「医師の意見書」がない場合でも、アナタが働けなかったことを照明する「事業主の書類」があれば支給の対象となります。

「傷病手当金」の申請

「傷病手当金」の申請は、あなたが働いている会社を通じて行われます。

つまり、アナタが直接申請するワケではなく、会社を経由しての申請となります。

また申請に必要な書類などに関しては、勤務先や加入している公的健康保険にお問い合わせください。

コロナに感染しても休んだ分、ある程度の手当が支給されます!

新型コロナウイルスに感染して、たとえ会社を休まなければならなかったとしても、傷病手当によってある程度のお金が支給されます。

だから、感染を拡大させないためにも「もしかして感染したかも?」という感染の疑いがある時点であっても、しっかりと療養するようにしてくださいね。

[参考1]『新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給について』|厚生労働省

[参考2]『こんなときは どんな支援が?』|NHK

新型コロナウイルスは、お年寄りの方が感染・発症率は高いですが、赤ちゃんも同様に感染しますし。
まだ免疫システムが未熟な赤ちゃんは、新型コロナウイルスに感染し、発症した場合は、どのような弊害があるか後遺症的なものまで含めて、ハッキリしていません。

今私たちができることは、赤ちゃんを少しでも新型コロナウイルスに感染しないように守ること!

親子でしっかり手洗いを!


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新型コロナウイルスを飛沫感染と接触感染によって、感染が拡大してしまいます。
そのために、赤ちゃんを守るためにできることは「親子でしっかり手洗いをする」ということ。

そのためには、まず「パパとママが赤ちゃんの前で、しっかり手洗いする」ということが重要になります。

子どもは大人を見て、それを真似ながら成長します。
パパとママがしっかり、そしてできるならば”楽しそうに”手洗いすることで、赤ちゃんも抵抗なく手洗いがしやすくなりますよ!

水遊びしながら手洗いを楽しませてあげよう!

小さいお子さんは手を洗うことが難しいことがあります。
そんなお子さんの場合は、まず「水遊び」として、手で水に触れることから、はじめられてみてはいかがでしょうか?

最初はしっかり手を洗えなくても良いのです。
「手を水で洗うのは楽しいな」と子どもが思えれば、ゆっくりと自然に親子で手洗いができるようになりますよ。

子どもの手をアルコール消毒して大丈夫?

小さなお子さんの場合、アルコールで手を消毒してしまうと、手が荒れてしまうことがあります。

だから、なるべくアルコールを使わないでお手々を消毒するようにしてください。
ちなみに、アルコールを使わない場合は、2度手を拭くだけでもウイルスを拭き落とすことができます。

これは水でぬらしたタオルで拭くだけでもOK!

なるべく気にしすぎないで!神経質になると子どもが萎縮しちゃう

このコロナ禍で、大人だって不安だし、万が一子どもに感染したらって思うと、気が気ではありませんよね?

でも、その大人の不安を子どもは敏感に察知します。
だから、たとえ手洗い1つにしても、あまり神経質になりすぎず。子どもと遊ぶ感覚で、手洗いをするように心がけてくださいね。

それがカンタンなことではありませんよね。
でも、子どものために、なるべく落ちついて、楽しい気持ちで手洗いができるように、一緒に頑張りましょうね!

[参考]『新型コロナウイルスが心配! 子どもの感染症対策』NHK|すくすく子育てより

新型コロナウイルスによって、学校生活はおろか、日常生活ですら、以前のように過ごすことが難しくなってしまいました。

子どもと外に出るときは、マスクが欠かせなくなったし。外遊びをさせて良いものか、と悩む機会も増えてしまいましたよね?

今回はそんなコロナ禍の状況で、子どもと外で遊ぶときにはどうすれば良いかをご紹介します。

感染するリスクを「段階的」に考えよう!


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新型コロナウイルスに感染しない究極の方法は、家から一歩も出ないことでしょう。

しかし、それは小さなお子さんにとっては負担です。大人ですら、我慢ができず出歩いてしまうのですから、子どものストレス発散のためにも外遊びをする機会はあったほうが良いでしょう。

このときに、新型コロナウイルスに関する「感染の考え方」としては「感染リスクがあるorない」と考えるのではなく「遊具にふれると感染するリスクが高い」「手洗いをするとリスクが低くなる」というように段階的に捉えるようにしてください。

外遊びをすることによって感染するリスクはたしかに高くなるかもしれません。

でも、その高くなった感染リスクを「手を洗うこと」「うがいをすること」
で低くすることができます。

子どもにマスクをさせない方が良い?

大人だって、長時間のマスクは苦痛です。子どもたちの中には「マスクなんかしたくない!」という子もいらっしゃることでしょう。

しかし、マスクを嫌がる子どもに対して、マスクを付けさせようと必要以上に手で顔に触れてしまうと、その顔を触った手から新型コロナウイルスが感染してしまう可能性があります。

できれば、マスクをさせた方が良いですが、難しい場合は子どもが健康であるのなら、マスクを付けなくっても良いという選択肢も致し方ないかもしれませんね。

あるいは「お店の中ではマスクをする」「家族だけの時はマスクを外しても良い」など、子どもに合わせたルールを作ってあげるという手もあるかも?

2歳未満の子どもは逆にマスクが危険かも?

マスクをすると呼吸がしにくくなってしまいます。
特に2歳未満の小さな子どもの場合は、マスクのせいで窒息してしまう可能性もあり、小さすぎるお子さんの場合はマスクを付けることが推奨されていません。

文部科学省でも子どもの外遊びは推奨されています!

公園で子どもたちが遊んでいるところを見て、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、成長段階の子どもたちにとって「外で身体を動かす」ということは、心身の発達に必要不可欠なことです。

文部科学省でも「休校中の子どもも公園で遊んでいい」という見解を公表しており、外遊び自体が新型コロナウイルスに感染する決定的な原因ではありません。

確かに外遊びはコロナ感染に対して、ノーリスクとはいかないかもしれません。
でも、そのリスクを手洗いうがいなどで、限りなく低くすることはできますよ!

[参考1]『新型コロナウイルスが心配! 子どもの感染症対策』NHK|すくすく子育てより

[参考2]『「休校中の子どもも公園で遊んでいい」文科省が新型コロナ対策の見解を更新…その理由を聞いた』FNN

コロナ禍で、大人も、子どもも不安です。
そして、その不安がメンタルや体調面に悪影響を与えることも少なくありません。

今回はコロナ禍の状況で、子どもの心と身体の健康維持についてお話します。

コロナ禍で子どもを不安にさせないためには?


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このコロナ禍の状況で、大人以上に子どもは不安です。
そんな子どもたちの不安に対して、大人ができることは「安心感を与える」ということです。

ただし、このときに注意してほしいのが「コロナ」という怖いものから遠ざけるのではなく、子どもに対して「一緒に我慢しようね?」「ちゃんと手を洗えば大丈夫だよ?」と伝えてあげることです。

親としては、子どもを不安にさせたくないあまり、「●●ちゃんは大丈夫だよ!」と言ってしまいがちです。

しかし、そこで子どもの「怖い」という気持ちに寄り添って「でも、●●すれば大丈夫だよ!」と、怖いもの(この場合はコロナ)に対して、しっかりコントロールできることを伝えてあげることで、子どもは不安と戦うすべを少しずつ身に付けていきます。

予防接種のスケジュールは、基本的にはそのままで!

この状況で子どもが予防接種に行くことすら、怖くなってしまう方は少なくないと思います。

しかし、新型コロナウイルス以外の病気から子どもを守るために、予防接種は必要です。

この状況で予防接種を受けるのが不安な方は、かかりつけ医に相談して、予防接種の接種スケジュールなどを聞いておくと良いかもしれません。

家での動画やゲームは、家族でコミュニケーションを取りながら

自粛中に、YouTube三昧のお子さんもいらっしゃるかもしれません。
でも、それを1人で楽しむ状況は、子どものコミュニケーション能力を考えると決して良いことではありません。

そこで親も一緒に動画やゲームなどを楽しみながら、家族でコミュニケーションを取るようにしましょう!

例えば「この動画の●●が面白かったね!」「なんで、こんなことをしたのかな?」をきっかけに親子でコミュニケーションを取ることで、子どもの心の発達に良い影響を与えやすくなります。

子ども、家族が感染した?「もしかして……」というときは受診・相談を!

子どもや家族が新型コロナウイルスに感染したかもしれない。
そんなときは、速やかに保健所などに相談し、指示を仰いで、必要であれば病院に受診するようにしましょう。

また、子どもと家族を守るために親としては感染しないように、看病ができるような状況を作らなければなりません。

そのためにも万が一のときには次のことを実行して、自分が感染しないように注意してください。

・できるだけ部屋を別にする。難しい場合はカーテンなどで仕切る
・1時間に1回は、10分ほど換気する。
・本人も看病する人も、できるだけマスクをつける。
・おむつの処理など、看病した後はこまめにせっけんで手を洗う。
・ドアノブなど、みんなが触るような場所は、家庭用の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を水で薄めた消毒液で拭く。

ノロウイルスへの対策と同じように、手洗い・消毒をしっかりとしていれば、新型コロナウイルスへの感染も防ぎやすくなりますよ!

[参考]『新型コロナウイルスが心配! 子どもの感染症対策』NHK|すくすく子育てより

新型コロナウイルスに関して、2020年5月11日現在、感染を予防できる食べ物は確認されていません。

ネット上などでは「にんにくが効果がある」「あおさが効く」などの情報が錯綜していますが、医学的な根拠はまったくありません!

今回は不必要に買い物をしてしまわないために、知っておきたい食品に関するデマをご紹介します。

ネット上で見受けられる食品に関するデマ一覧


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  • ・お湯を飲めば予防できる→お湯ぐらいの温度ではコロナウイルスは死滅しない
  • ・ビタミンD、Cが効く→医学的なエビデンスがない
  • ・あおさが効く→医学的根拠が不明
  • ・にんにくに予防効果がある → WHOが正式にデマと認定
  • ・納豆が良い → ウイルスに対して直接的な効果はない
  • ・アルカリ性食品を食べるとウイルスを死滅できる → 科学的根拠は一切ありません

 

この他にもインターネット上では「ヨーグルトと石鹸を一緒に食べると予防できる」「ヤギ肉を食べるとコロナウイルスに感染する」などの情報が出回っていますが、これらの情報は医学的、科学的エビデンスに欠ける”フェイクニュース”です。

これらのフェイクニュース、デマに振り回されないためにも、しっかりと正しい情報を判断するようにしてください。

規則正しい生活とバランスの良い食事で免疫力を高めることが1番の近道!

新型コロナウイルスに限った話ではありませんが「●●を食べれば病気にならない」ということは、ほぼありません。

あくまで「●●を食べれば▲▲という病気に”なりにくい”」というだけで、食べ物だけで病気を予防することはできません。

しかし、規則正しい生活とバランスの良い食事で免疫力を高めることで、結果的に新型コロナウイルスに負けない身体を作りやすくなりますよ。

新型コロナウイルスに直接的な効果が期待できる食品はありません!

新型コロナウイルスが特定の食べ物を食べて感染するケースも報告されていません。
また食べることで新型コロナウイルスを予防・治療できる食べ物も、現時点では報告されていません。

現時点でネット上に出回っている「コロナに効く食べ物」という情報の数々は、医学的・科学的エビデンスに乏しいものばかりだと言うことをしっかり覚えておいてくださいね。

そして、新型コロナウイルスへの感染を防ぐためには、基本の手洗いうがいと免疫力を高めることが、地味に見えますが1番大切なことですよ!

[参考1]『「お湯を飲んで予防」「ビタミンDやビタミンCが効く」新型コロナ、デマ相次ぐ』|毎日新聞

[参考2]『<新型コロナ>「予防に効果」デマ影響? 納豆、名産地でも品薄 業界団体「冷静な対応を」』|東京新聞

 

子どもは少しずつ身体だけでなく、言葉の使い方も成長していきます。
ただ知らぬ間に「こんな言葉、どこで覚えたの!」というような言葉を覚えてしまうことも。

今回はそんな子どもの言葉の成長についてお話します。

上手にお話できない。でも、それも個性かも!


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子どもは、いつの間にか喋れるようになっています。
最初の「あ」とか「ま」とかそういった言葉を話せるようになるまでには、実は個人差が大きいってご存知でしたか?

次のような割合で言葉を覚えると言われています。

◆一語を話す時期の割合

  • ・9.2ヶ月で一語を話す……25%
  • ・12ヶ月で一語を話す……50%
  • ・17.6ヶ月で一語を話す……90%

◆二語を話す時期の割合

  • ・19.7ヶ月で一語を話す……25%
  • ・22.7ヶ月で一語を話す……50%
  • ・2歳5ヶ月で一語を話す……90%

また子どもが話す言葉の発達に、基準はあまりありません。
言葉を話す方には個人差があるので、仮に1歳を過ぎでも一語も話せなかったとしても、心配する必要はありませんよ!

子どもの発達をどうやって確認するの?

まだまだ小さなお子さんは、言葉を話すときと話さないときの差が大きく、親としては「本当に喋れるのかな?」と不安になってしまうことがありますよね?

そんな時は次のことをチェックして、子どもの反応から言葉の発達を確認してください。

  • ・耳が聞こえているかどうかをチェック
  • ・言っていることに注意が向くか
  • ・指差しをしたときに子どもも反応するか

例えば、子どもや自分の名前、おもちゃなどを指差して「これなに~?」と質問をして、子どもが反応しているようならば言葉を理解していること、話せるレベルまで成長していることを実感できます。

今はまだ話せなかったとしても、そのうち話せるようになるでしょう!

子どもの成長は個人差が大きく、大人からすると思った以上に成長が遅いと不安になってしまいますよね。

でも、子どもの身体の成長、脳の成長、心の成長には個人差があります。

今は話せないかもしれませんが、数日後には話せるようになっているかもしれないし。数カ月後にはアナタがびっくりするようなことを言い出すかもしれません!

だから、小さなお子さんが今は話せなかったとしても「言葉の成長が遅い個性だから、今は喋れなくってもしょうがない」とポジティブに考えるようにしてくださいね。

[参考]『知りたい! ことばの育て方』|NHK すくすく子育て より

新型コロナウイルスにより経済的に影響を受けた子どもたちに対して、さまざまな支援策が講じられはじめています。

今回は高校に通うお子さんに対しての支援策である、4月からスタートした「高等教育修学支援新制度」についてご紹介します。

「高等教育修学支援新制度」とは?


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2020年の4月からスタートした「高等教育修学支援新制度」とは、住民税非課税世帯・準ずる世帯の学生を対象に「授業料・入学金の免除、減額」と「給付型奨学金の支給」が行われる制度のことです。

申し込み案内は、今在籍している学校から受け取ることができます。

※給付される給付型奨学金の金額に関しては、お子さんが在籍している学校にお問い合わせください。

「高等教育修学支援新制度」の対象者

  • ・父母などが新型コロナウイルスの影響で収入が減少した
  • ・高校生である自分が新型コロナウイルスの影響でアルバイトの収入が減った
  • ・今まで生姜金や授業料らの減免を受けていなかった
  • ・2019年度に高等教育修学支援新制度を申し込めなかった

上記に当てはまる方が「高等教育修学支援新制度」の対象者となります。

多くの高校生が「高等教育修学支援新制度」の対象者となるので、小さなお子さんと高校生のお子さんがいらっしゃるご家庭は、この機会に「高等教育修学支援新制度」を活用するようにしてください。

申請方法はまず学校!次にネットで奨学金の申込みを

  • 1.学校から申し込み案内をもらう
  • 2.申し込み案内を確認し、書類を揃える
  • 3.在籍している学校に必要な書類を提出する
  • 4.インターネットを使って奨学金の申し込みを行う

高等教育修学支援新制度の申し込みの流れは上記の通りです。
なお、必要となる書類に関しては新入生、在学生によって提出書類や期間などが異なるので、在籍している学校の指示に従うようにしてください。

貸与奨学金を利用中の方も利用額の増額が可能です!

すでに高等学校で勉強するために「貸与奨学金」をもらっている学生も、さらに支援が必要であれば利用額の増額を申し込むことが出来ます。

ただし、利用額には上限があることと、あくまで「借りているお金」であることは変わりませんので、ご注意を!

[参考]『新型 コロナウィルス感染症の影響で学費等支援が必要になった学生のみなさんへ』|文部科学省

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を予防するために、学校に行くことが出来なくなっただけでなく、外で遊ぶことすらも出来なくなって、子どもの健康を維持することが難しくなっています。

今回はそんなコロナな状況であっても、子どもの健康を維持するために、親が注意すべきことをお話します。

よく動き、よく食べ、よく眠るが基本


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緊急事態宣言が発令されて、家から出ることもままならなくなりましたが、この状況でも子どもの健康を維持するためには、次の3つのことを意識する必要があります。

  • ・よく動く
  • ・よく食べる
  • ・よく眠る

この3つは育児だけでなく、大人であっても健康な生活を維持するための基本でもありますが、この時期だからこそ特に意識する必要があります。

今家で、子どもを動かすためには?

子どもにとって「よく動く」とは、遊ぶことに他なりません。
家で遊べる環境を作ること、そしてなるべく親子で遊べることに挑戦することが子どもにとっても、ストレス発散になります。

また、この機会だからこそ親子でいっしょに「家事」を楽しむということも大切かもしれません!

洗濯物をたたむ、部屋のお掃除をするなど、手先や道具を使うことで、子どもにとっては良い刺激になるし、身体機能の形成にも効果的です。

発想を変えて、お家での食事を楽しく!

大人も、子どもも同じところで、同じものを食べていたら、飽きてしまうのは当然です。

ここは少し発想を変えて、ベランダで食事をしてみたり、家族で「カフェごっこ」などを楽しんでみてはいかがでしょう?

家の中でも、いつもと違った雰囲気で食事をすることで、子どもも食べるのが楽しくなってくれるかも!

そして、この機会に親子でしっかり睡眠を取りましょう!

塾や習い事のせいで、子どもの睡眠時間はかつてよりも、随分と短くなってしまっています。

むしろ、この機会だからこそ、寝る時間を早めたり、お昼寝したりして、しっかりと睡眠を取ってみてはいかがでしょうか?

[参考]『こども環境学会からの呼びかけ』|子ども環境学会 より