家族の中で、もし子どもだけが新型コロナウイルスに感染してしまったら、どうすればよいのでしょうか?

未だ確かな治療薬が見つかっていない、新型コロナウイルスはピーク時に比べれば感染者数は減少傾向にあります。

しかし、未だ感染のリスクはなくなっておらず、特に学校が始まった子どもたちの中で、新型コロナウイルスに感染するリスクはゼロではありません。

子どもがコロナかもという場合も「原則として自宅療養」


画像出典:PhotoACより

子どもに熱が出て「もしかして、コロナウイルスなのでは?」という状況であっても「原則として自宅療養」が求められてしまうようです。

ただ発熱後に呼吸が苦しそうだったり、喘息のような症状が出た場合――呼吸器症状の悪化等がみられた場合は、速やかにかかりつけ医に電話で相談するようにしてください。

また自宅に高齢者や持病があり、新型コロナウイルスに感染すると命の危険性がある人と同居している場合は、保健所や担当医に指示を仰ぐことをおすすめします。

子どもが入院した場合は、親が付き添いできる場合も

子どもが新型コロナウイルスに感染し、入院しなければいけないような状況になってしまった場合は、親が同室での付き添いが許可されることがあります。

ただし、親自身も新型コロナウイルスに感染している可能性があり。且つ濃厚接触者なので同室での健康観察が必要な理由もあるので、親子で隔離される場合もあります。

※PCR後の陰性、陽性かによっても病院側の対応が変わります。

「もしかして?」という状況だからこそ、親が感染しないように細心の注意を!

子どもが熱を出したからといって、100%新型コロナウイルスに感染しているワケではありません。

普通の風邪や風邪以外の病気にかかっている可能性の方が高いですが「もしかして」という状況だからこそ、親が新型コロナウイルスに感染しないように、しっかりマスクと手洗いをして予防をするようにしてくださいね。

親子で新型コロナウイルスに感染してしまったら、それこそ大変なことになってしまいますよ!

[参考1]『小児の新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制に関する見解 〜入院や付き添いの考え方も含めて〜』|日本小児科学会 より

兄弟と言っても、それぞれ個性はバラバラです。
将来のことも考えて、兄弟仲良くいて欲しいもの。特にお兄ちゃんやお姉ちゃんに対しては、どうしても下の子の方が手がかかることもあって、おざなりになりがち……。

今回は「上の子」に関するママの悩みをまとめました。

上の子が我慢しすぎてる?


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弟や妹ができると、どうしても上の子は「お兄(お姉)ちゃんなんだから」と、結果的に我慢させてしまうことが少なくありません。

親からすると「もしかして、我慢させすぎかな?」と不安になることがありますよね?

そんなときは「我慢させること」ではなく。「ストレスを発散させる」ことの方に注目しましょう。

上の子のストレスを発散させるためには……

  • ・上の子ともしっかりスキンシップをとる
  • ・上の子の意見を尊重して物事を決める

など上の子が「自分はお母さんに大事にされている」と思える機会を作ることが大切です。

特に遊びに行くときや、買い物をする時などに「お兄(お姉)ちゃんは、どっちが良い?」と選ばせてあげることが重要です。

上の子のヤキモチに、どう接すれば良い?

どうしても手がかかる下の子にかまいっきりで、上の子が赤ちゃん返りしてしまったり、ヤキモチを焼いてしまうことがあります。

ママからすると「あとにして!」と言いたくなる状況ですが、そんな時も子どもの「不安な気持ち」に寄り添ってあげることが大切です。

下の子のお世話中に上の子のヤキモチがひどくなったときには……

  • ・●●が終わったら、次はお兄(姉)ちゃんの番ね!
  • ・お兄(姉)ちゃんばっかり我慢させてごめんね

とちゃんと説明してあげることが重要です。

上の子の中で「あとで必ずパパやママが自分を大切にしてくれるんだ!」という確信が持てれば、一時的なヤキモチが長続きしにくくなりますよ。

たとえ、上の子とソリが合わなかったとしても……

兄弟平等に接しなければいけない。言うことはかんたんですが、それをやるのは本当に難しいことです。

中には「上の子が可愛くない」という方もいらっしゃることでしょう。
自分の子どもであっても、相性はあります。

同じ兄弟でも、やっぱりママにとって相性が良い・悪いはあるので、もし「私は上の子が苦手だ!」という時は、パパやお婆ちゃんなど周りの大人を頼るということも大事になってきます。

そして、大切なのは「1人で無理しすぎないこと」です!
兄弟の子育ては、単純に考えて労力も二倍です。1人で抱え込まずに、家族みんなで支えあえるように、ときには甘えることも大切ですよ。

[参考]『きょうだいの子育て』|NHK すくすく子育て より

新型コロナウイルス感染症のせいで、一時公園の遊具すら使えなくなったのは、記憶にたらしいところでしょう。

今でもソーシャルディスタンスを守るために、子どもたちは以前のような遊びが出来なくなっています。
そして、大人と同じく、外で遊ぶことが出来なくなった子どもたちはストレスをつのらせてしまっているのです……。

中にはそのストレスのせいで、身体に悪影響が現れてしまう子どももいるほど。

では、そんな子どものストレス解消してあげるには、どうすれば良いのでしょうか?

ボディタッチで子どもの心を安心させて!


画像出典:PhotoACより

大人だって、ストレスがたまりすぎるとイライラしたり、人にあたったりしたくなります。
逆に言えば、子どもがストレスによってイライラして攻撃的になるのは”正常な反応”と言えるのです。

このコロナ渦が収まるか、或いは――悲しいことですが、この状況に慣れていけば、子どもたちも平穏を取り戻します。

今、現在進行系で子どもがイライラしているときには、子どものイライラに寄り添ったり、ボディタッチをしたり、ギューと抱きしめてあげたりすることを繰り返すと、子どもの心も少しずつ安心して行きますよ!

なかなか公園や遊びに行けない子どものストレスをやわらげるには?

このご時世に、なるべく外に子どもを連れて行きたくない、という方も多いでしょう。
子どもに「今は公園に行けないから」と言っても、なかなか理解はしてくれません。

でも、公園で出来ないことは他のことで代用することが出来ます。

アナタのお子さんは、公園でどんなことをしたいのでしょうか?

まずは、子どもに「公園に行って、何がやりたいのかな?」と聞いてあげて、子どもがやりたいことを「公園以外で代用する」ようにしてみるという方法もあります。

例えば……

・楽しく身体を動かしたい! → お家で出来る運動や遊びを一緒に考える
・友だちに会いたい! → オンラインで友だちとおしゃべりしてみる
・外に出たい! → 公園の代わりに近所を散歩してみる など……

というように、子どもの「公園でやりたいこと」を細分化して、子どもが公園でどんなことをやりたいのかを一緒になって考えて、そのやりたいことの代わりになることをすると、子どものストレスも解消されやすくなりますよ!

「いつかこの状況もちゃんと終わるからね」と言い聞かせてあげることが大事です!

大人だって、いつまでこんな状況が続くのか、正直不安です。

しかし、明けない夜はないように、コロナ渦もいつかはきっと終わりが来るのです。

だからこそ子どもに対しても「いつまでも続くわけじゃない。必ず終わりが来るよ」と言い続けてあげることで、子どもも「そうだ、いつかは終わるんだ」と思って少し気持ちが楽になります。

そして、いつかはコロナ渦も本当に終わりが来ます。
その時が来るまで、もう少しだけみんなで一緒に頑張って行きましょうね。

[参考1]『子育て家族のメンタルケア』|すくすく子育て

「しつけ」って、具体的にどうすれば良いのか悩んでしまいますよね。
厳しく言って聞かせるのが良いのか。子どもの成長を促すように、あえて何も言わないのか……。

今回は親子のコミュニケーションが潤滑になり、さらに語彙力も上がる「共有型のしつけ」についてご紹介します。

「共有型のしつけ」と「強制型のしつけ」

画像出典NHK|すくすく子育て 「私、口出ししすぎ?」より

しつけには、大きくわけて「共有型のしつけ」と「強制型のしつけ」の2つがあります。

  • ・共有型のしつけ……子どもと一緒に体験しながらしつける
  • ・強制型のしつけ……大人の意見や主張を押し付けるしつけ

共有型のしつけと強制型のしつけの大きな違いは「子どもとのコミュニケーションを大切にするか」です。

共有型のしつけ

共有型のしつけは子どもと一緒に体験しながら、学びながら、子どもに考えさせるしつけの方法です。

例えば、子どもと一緒に楽しい時間をすごしたり、子どもが喜びそうなことを考えて、子どもの個性に合わせたコミュニケーションをしていくことが共有型のしつけです。

親子間でしっかりコミュニケーションを取ることによって、子どもは”自分で考える力”が伸びて、学習能力や語彙力が伸びていきます。

強制型のしつけ

共有型のしつけに対を成す、強制型のしつけは親が子どもの気持ちを無視して”大人の基準”でルールを作り。そのルールを子どもに押し付けるタイプのしつけです。

ルールを押し付けて、何度も子どもが言うことを聞くまで言い聞かせたり。さらに子どもがするべきことをするまで、何度でも同じ指示をする強制の型しつけでは、子どもが自分で考えるチャンスが減ってしまいます。

そして、強制型のしつけは子どもの考えるチャンスを結果的に奪ってしまうため、共有型のしつけに比べると、語彙力が上がらなくなってしまいます。

考えるチャンスがあれば、子どもは伸びる!

学習塾に行っているからといって、必ずしも子どもの語彙力が伸びるわけではありません。

子どもの能力が伸びるためには覚えることよりも「これは何だろう?」と考えるチャンスの方が大切です!

だからこそ、子どもが自分で考える「共有型しつけ」でなるべく子どもに”考える余地”をあげるようにしてくださいね。

[参考]『私、口出ししすぎ?』|NHK すくすく子育て より

そろそろ季節も夏を迎えつつありますが、コロナの勢いは弱まっているものの、感染の危険性がゼロになったワケではありません。

この状況下でも、感染予防のために子どもにマスクの着用をさせているママも多いでしょう。

ただマスクをしていると、口元に熱と湿気がこもってしまい、口の周りが肌荒れしてしまうことも……!

どうして、マスクで子どもが肌荒れに?


画像出典:PhotoACより

マスクをずっとつけていることで、マスクの布と皮膚が擦れてしまい、マスクをつけている部分の角質が痛み、赤み・しみるなどの症状が出ることがあります。

特に小さなお子さんの場合は、大人に比べて肌が弱いのでマスクの刺激でマスクかぶれが出来てしまうこともあります。

また思春期のお子さんの場合は、マスクの刺激によってニキビが出来てしまうことも!
もちろんこれは子どもだけでなく、大人にも当てはまることです。

症状別子どものマスク選び

  • ・肌荒れ → かぶれにくい素材のマスクを選ぶ
  • ・ニキビ → 柔らかく、通気性の良いマスクを選ぶ

子どもの肌がマスクをしていた、肌荒れている状態ならば、かぶれいにくい素材のものを選びましょう。

特にアトピーが出やすいお子さんの場合は、お値段高めではありますが「敏感肌用マスク」を利用することで、ある程度肌荒れを予防することができます。

次にニキビに関しては肌への刺激もそうですが、マスクの中が湿気ることで、ニキビ菌が繁殖しやすくなってしまうので、肌への刺激が少なく。且つ通気性の良いマスクを使うように心がけましょう。

マスクを使うときには口の周りに汗をかいたら、ティッシュで汗を拭き取ったり。今までよりも念入りに口の周りの保湿ケアを行うことでも、肌荒れ、ニキビを予防することが可能です。

マスクを外したら、すぐに肌ケアを!

夏場でもマスクをすることで、口の周りに汗をかきやすく、理論的には「あせも」になってしまうこともあるんだとか。

だから、ママは少し大変ですが、マスクを外したあとの子どもの口周りにも注意をするようにしてくださいね。

またマスクを外したあとは、口の周りが乾燥して、肌バリア機能が低下して、皮膚炎などになるリスクも高まりまります。
そういった肌トラブルを避けるためにも、これからは「マスクを外したら、すぐに口周りの保湿ケア」をして、子どもの肌を守るようにしましょう!

[参考1]『皮膚科の専門医が伝授!マスク着用による肌トラブルの対処法』|@DIME より

[参考2]『マスク着用で肌荒れが心配 専門家の見解は 新型コロナウイルス』|NHKニュース より

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常を取り戻しつつあります。
しかし、依然として新型コロナウイルスに感染する人はあとを絶たず、親であるアナタが新型コロナウイルスに感染してしまう危険性も、ゼロではありません。

そんな時、ひとり親であるアナタが新型コロナウイルスに感染してしまったら、どうすれば良いのでしょうか?

現状では親族間における子どもの保護という形に


画像出典:PhotoACより

厚生労働省では、ひとり親が新型コロナウイルスに感染して入院した場合は、家族間での子どもの保護をという姿勢になっています。

2020年5月25日現在は、ひとり親が新型コロナウイルスに感染した際には「まずおじいちゃん、お婆ちゃんに子どもを預ける」しかないという状況です。

2020年3月にひとり親が感染した際には病院で親も子どもも「一時保護委託」という形で入院措置をとったケースもあります。

ただ、法的な措置やガイドラインがまだしっかりと整備されていない現時点では”親が入院したときにどうするか”を考えていた方が良いでしょう。

もし、アナタが感染したら? サポートする人を決めておいて!

もし、ひとり親であるアナタが新型コロナウイルスに感染しまったときには、次のことを準備し。またサポートしてくれるかもしれない人に相談することも大切です。

◆感染に備えて準備しておきたいもの

  • ・数日分の水と食料(できればレトルトを)
  • ・緊急時の連絡先リスト(親族、保育園など)
  • ・解熱剤などの常備薬

 

◆感染に備えて相談すべきこと

  • ・子どもの世話を誰がするか
  • ・親、子どもの食事をどうするか
  • ・感染した場合の子どもの世話について

 

どうにもならない時は保健所や児童相談所に相談を!

新型コロナウイルスに感染してしまい、朦朧とした状態で冷静な判断はできません。
親子共倒れの最悪の自体を避けるためにも、今のうちに備えられるものはしっかりと備えておきましょう。

また新型コロナウイルスに感染し、「自分では無理だ!」と少しでも思ったときには速やかに保健所や児童相談所に相談して保護を求めましょう。

状況によっては病院や児童養護施設などでの一時保護が受けられるかもしれません。
(厚労省では、親族間での保護が難しい場合は児童養護施設などの利用も想定しています)

ただ1番良いことは、親であるアナタが新型コロナウイルスに感染しないことです。
感染者数こそ減少していますが、新型コロナウイルスの感染力が低下したわけではありません。

子どもの安全のためにもコロナの予防と万が一の備えをしておきましょう。

[参考1]『親が感染したら子どもは誰に? 今から備えておくことは』|朝日新聞 より

「そろそろオムツ卒業かな……」と子どもが成長してきて、トイレトレーニングを考えている方もいらっしゃることでしょう。

大人からすると当たり前にしているトイレでも、子どもにとっては1回、1回が真剣勝負です!

今回は子どもと無理なく続けるための、トイレトレーニングの心構えについてご紹介します。

トイレトレーニングは、いつから?


画像出典:PhotoACより

トレーニングには「●歳から初めてください!」という目安はありません。
それは子どもの身体の成長――膀胱の成長に個人差があるからです。

身体の大きい小さいと同じく、膀胱の成長にも個人差が大きく3歳になってもオムツが取れないお子さんもいらっしゃいます。

次のことが大丈夫そうなら、子どものトイレトレーニングをはじめても良いかもしれません!

 

  • ・おしっこの間隔が2時間ぐらいあいている
  • ・子どもがトイレトレーニングにやる気を出している

 

子どもの身体と子どもの心、この2つの準備が整っているときが、トイレトレーニングのはじめどきだと考えて良いでしょう。

トイレトレーニング中に失敗しても怒らないで!

子どもにとって、トイレでおしっこをしたりすることは、まだまだ慣れないことです。

失敗してしまうこともあるし。失敗して落ち込んでしまうことだってあるでしょう。
でも、ここで大事なのは親は怒らず「子どもに共感して、安心させてあげる」ということなのです!

子どもの不安な気持ちに寄り添い、失敗したら一緒にいてあげて。成功したら一緒に喜んであげる。

トイレトレーニングに大切なことは子どもに「トイレを失敗しない!」という自信をつけてあげることなんです。

子どものペースに合わせて、焦らず、ゆっくりトイレトレーニング!

子どもたちは、トイレできちんと失敗せずにおしっこができると、それだけで自分に自信を持ちます。
子どもにとって「トイレができるようになる」ということは、自分の成長が実感できる重要なイベントなのです。

だから、そのイベントを子どもが楽しく続けられるように、私たち親ができることは、子どもの身体と心のペースに合わせて、焦らず、ゆっくり寄り添いながらトイレトレーニングをすることです。

言うほどカンタンなことではありませんが「子どものペースに合わせること」がトイレトレーニング成功の近道みたいですよ!

[参考]『トイレでおしっこできるといいな』|NHK すくすく子育て より

コロナ禍の状況で、子どもと外に出てしまうことに躊躇してしまうママは少なくないと思います。

「出来るなら外出したくない」というのが多くのママたちの本音でしょう。

しかし、この状況でも「予防接種」を受けないと子どもはコロナ以外の感染症のリスクにさらされてしまいます。

新型コロナウイルス以外にも怖い病気はたくさんあります!


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新型コロナウイルスは、たしかに恐ろしい病気です。
ただ死亡率や若年層の発症率は決して高くないのも事実です。

特に生まれたばかりの新生児はさまざまなワクチンを接種し、病気が重症化しないように身体を少しずつ感染症に慣らしていきます。

そのため乳幼児だからこそ、新型コロナウイルス対策をしつつではありますが、出来る限りスケジュール通り予防接種をし。子どもがさまざまな感染症に負けないようにする必用があります。

ワクチン接種が出来る病院を最寄りで探したい場合は?

新型コロナウイルスでなるべく遠出をしたくなく、近場で予防接種が出来る病院を探している場合はお近くの「予防接種協力医療機関リスト」にかかれている小児科に相談するようにしてください。

また新型コロナウイルス感染拡大予防対策として、病院によっては来院予約が必用な場合もあるので、事前に電話をして確認するようにしましょう。

予防接種は不要不急には含まれません!

緊急事態宣言が解除されてはいますが、不要の外出は控えて欲しいという世間のムードがありますよね。

しかし、乳幼児にとって予防接種は命に関わることがある必要早急な用事です。

予防接種は不要不急に含まれないので、安心して出歩いて大丈夫ですよ!

命に関わる病気を防ぐために、なるべく早く予防接種を!

乳幼児が接種する予防接種の中には、次のような接種しなければ将来的に命の危険にさらされる可能性がある病気もあります。

  • ・ヒブ(インフルエンザ菌b型)
  • ・肺炎球菌
  • ・日本脳炎
  • ・麻疹
  • ・風疹 など

予防接種で防げる病気は、予防接種を受けずに感染してしまうと重症化リスクが高いものが多く、たとえ命が助かっても後遺症が残る場合もあります。

ママの子どもを心配する気持ちはわかりますが、新型コロナウイルス以外にも子どもの命を脅かす病気は、いっぱいあります。

最悪の自体を予防接種で防げるのならば、それに越したことはありませんよ!

[参考1]『みんなのワクチン相談室』|KNOW VPDより

[参考2]『子どもの予防接種「予定通りに受けて」 集団接種は注意』|朝日新聞 より

コロナで時差通学や自宅でのオンライン授業が増えてはいます。
ただ公共交通機関が使えず、自転車や自家用車での通勤・通学が増えたことで「子どもの巻き込み事故」も増えているって、ご存知でしたか?

休校中の子どもが交通事故に巻き込まれるケースが増えている!?


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コロナ禍で、子どもが外に出なくなったことで、交通事故は減っているように感じてしまいますが、普段運転しない人やストレス発散で運転する人が増えて「悪質な交通事故」は増えていると言います。

関東よりも、先に緊急事態宣言が解除された大阪では、平成以来、交通事故件数が最少となりましたが、逆に死者数は増加しています。

つまり「子どもの命に関わる交通事故」が増加傾向にあるということであり、子どもたちはコロナだけでなく、交通事故からも身を守る必用があるということです。

車だけじゃない!自転車に巻き込まれる事故も

新型コロナウイルスの影響で、公共交通機関を利用する人は減少していますが、通勤通学のために自転車を利用する人は逆に増えています。

自転車を利用する人が増え、交通違反をする方も増えてしまった結果、子どもが巻き込まれてしまうケースもあり、注意が必用です。

また子どもが自転車で危険運転をして車との接触事故を起こしてしまうこともありますし。逆に自転車に乗る子どもが被害者ではなく、加害者になってしまうケースもあるため、コロナ禍な状況で自転車を使って移動する場合は、今まで以上に親の注意が必用です。

親も子どもも車・自転車の運転には注意をしよう!

コロナ禍の状況で、普段子どもがいない時間に子どもが出歩いていたり、子どもたちが自転車で走り回ったりしています。

そういった状況で交通事故の加害者にも被害者にもならないように、親子でしっかり交通ルールを確認し直し、痛ましい事故を減らすようにしてくださいね!

自転車を使った宅配サービスが増えたことにより、スピードを出す自転車に子どもが巻き込まれてしまうケースも報告されており、歩行者も必ずしも安全とは限りません。

こんな時期だからこそ、改めて交通ルールをしっかりと守り。親も子どもも、自分の身はしっかり自分で守るように心がけてください。

[参考1]『コロナ禍の重大事故を1件でも減らしたい! わが子を失った遺族らが国へ緊急対策を要望』|ヤフーニュース より
[参考2]『コロナ禍、自転車に注意 子供巻き添え、違反相次ぐ』|日本海新聞 より
[参考3]『遺族も警鐘、コロナ禍で「悪質交通事故」が急増中』|JBpress より

トイレトレーニングをはじめたは良いけれど、うまくトイレトレーニングが出来ない!

そんな時、ママは子どもにどうやって寄り添えば良いのでしょうか?

子どもの「トイレ」のタイミングに合わせるには?


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大人と違って、子どものトイレのタイミングは分かりづらい。
いつもの時間におしっこが出るわけでもないし。まるで気まぐれのようにおしっこをしたくなることだってあります。

そんな時は次のことを記録して、子どもの「おしっこに行きたくなる時間」を把握するようにしてください!

  • 1.最初にオムツを替えた時間を記録する
  • 2.30分ごとにオムツの中をチェック
  • 3.次のおしっこをしたときに時間の間隔を記録

例えば9時にオムツを変えて、11時におしっこが出ていれば「2時間間隔」でトイレに行く必要があるという計算になります。

もちろん、多少時間差はありますが、排尿間隔を予め調べて記録しておくことで、子どものトイレに行くタイミングを把握しやすくなり。おトイレでの失敗も減らせます!

トイレだけでなく「おしっこをするまでの動作」も褒めてあげよう!

大人からすると、おしっこをするためにズボンをおろしたり、便座を上げたりする行為は当たり前の、ある種、無意識に行っている行為です。

でも、子どもからすると「トイレに行く → トイレに座る → おしっこをする → おしっこを流す」という一連の行為は、複雑な行為の繰り返しです!

だからママはおしっこの成功、失敗だけでなく。「トイレをするまでの動作」も褒めてあげることで、子どものモチベーションを維持しやすくなります。

そして、結果として子どもはトイレトレーニングに成功しても、失敗しても「できることが増えた!」と自分自身に自信を持つようになるのです。

遊び感覚でトイレトレーニングをするのも大事かも?

トイレになれない子どもにとって、トイレに行くということは、まだまだ重労働。

そこでおしっこをするときに「的(まと)」を作って、そこを狙っておしっこができるようにしてあげたりして、おしっこをすることを1つの”遊び”にしてしまうというのも1つの手ですよ!

[参考]『トイレでおしっこできるといいな』|NHK すくすく子育て より