「よし、面白いコラムを書くぞ~!」と思っても、今すぐ面白いコラムを書けるワケではありません。
そもそもコラムはおろか、ブログやTwitterなどの投稿すらしたことがない人にとって、コラムを書くのはほんとうに大変。

まだコラムを書いたことがない、どうやってコラムを書いて良いかわからない――という方は、次の7つの質問に答えてみてください!

 

会話のキャッチボールでコラムを作ってみよう! その方法とは?

「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。」

デカルトの名言より

かの数学者デカルトは「読書とは作者との対話である」と語っています。
逆に言えば、自分の中の読者と話すことで文章を作り上げることができるということ!

自分、あるいは身近な人との会話のキャッチボールでコラムを作ることが出来ます。

さて、それでは以下の質問に答えてみてください。
(書き出してみると作成時に役に立ちますよ!)

質問1:何か子育てに役立つ話教えて!

質問2:どうやって?

質問3:どんな風に?

質問4:詳しく教えて!

質問5:注意すべきことは?

質問6:面白かったことは?

質問7:どう思った?

それでは、それぞれの質問をより詳しくご説明したいと思います。

[質問1: 子育てに役立つ話教えて]アナタがコラムにしてまで伝えたいことは、なんですか?

まず、アナタが書きたいことをハッキリさせましょう。
アナタがコラムにしてまで、どーしても伝えたいことを書き出すとコラムの主題がハッキリして来ます。

ちなみにこのコラムの主題は「わかりやすくコラムを書く方法を紹介したい」です。
さて、主題がハッキリしたら、次の質問に移りましょう。

[質問2:どうやって?]具体的に伝えたいことを教えてください。

主題がハッキリしたら、その主題を具体的に教えてください。
きっと「具体的にって、たとえば?」と思ったことでしょう。

端的に言えば、主題を箇条書きにしてまとめること。
たとえば、このコラムなら……

【主題】「わかりやすくコラムを書く方法を紹介したい」

 

  • どうやって? ➞ 会話をするようにコラムの書き方を伝えたい

 

こんな感じです。

主題を伝えるためにどうすれば良いのか、それを考えるコトは「より具体的に、アナタが伝えたいことをロジカルに考える」こと。

【1】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

  • どうやって? ➞ おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法を伝えたい

 

[回答例2]

  • どうやって? ➞ 時計を読めるように、まずは数字から教えるとうまくいくと伝えたい

 

例を見てもわかる通り、同じ主題でも人によって本当に伝えたいことは違います。
主題が決まったら、改めて自分に「どうやって、その主題を伝えるの?」と心の中で会話してみてください。

これでコラムを書く目的がハッキリしましたね、それでは次の質問に移りましょう。

[質問3:どんな風に?]具体的にどんな方法でしたか?

「主題」「伝えたいこと」、この2つがわかったらコラムの骨格の半分は完成したも同然です。しかし、それだけではコラムは完成しません。
今、コラムの全体図はこんな感じです。

主題:「伝えたいは何?」の答え

 

  • 目的:[おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法を伝えたい]
  • 方法:(???) ← 今ココ!
  • (???)
  • (???)

 

コラムの骨組みとなる主題が決まり、「コラムの方向性」が見えてきました。
自分との会話の中で、どんな文章を書きたいかが決まりましたね。

そして、それを伝える「コラムの目的」も、どうやって伝えるのかでハッキリとしました。自分の過去の体験や感じたこと、思ったことをテーマにそって伝えたい――というのが、コラムの目的となります。

次の質問は「どんな風に伝える?」です。このコラムの場合は……

【主題】「わかりやすくコラムを書く方法を紹介したい」

 

  • 目的:会話をするようにコラムの書き方を伝えたい
  • どんな風に? ➞ 質問形式のコラムにして、質問に答えている内に読者がコラムを書けるようにした

 

実際にこの文章を読んでいるアナタと作者の私が会話のキャッチボールをしているかのように、このコラムは進んでいます。
そして、アナタは質問に1つずつ答えることで、なんとなくですがコラムの内容が固まって来たことでしょう。

それでは、改めて下記の例を参考に「どんな風に伝えるか?」の質問に対して、答えてみてください!

【2】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

  • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
  • どんな風に? ➞ 毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた

 

[回答例2]

  • [時計を読めるように、まずは数字から教える]
  • どんな風に? ➞ 知育オモチャを使いながら数字を教えた

 

[質問4:詳しく教えて?]コラムにしたいことをもっと詳しく教えて!

ママライターとして、自分が書きたいコラムのことがまとまって来たことでしょう。
ただ、これだけではコラムは出来上がりません。

むしろ、これからが大変……。 [質問③:どんな風に?]で主題、目的にそってコラムを書くべきことがわかって来ましたが、それだけではコラムではなく「コラムのアイディア」の段階です。
(よく言う「ネタ」というヤツですね!)

会話のキャッチボールに例えるなら、今、こんな感じです。

友だち:何か子育てに役立つ話教えて~?

アナタ:子どもに時計の覚え方を教えたよ!(主題)

友だち:へー、どうやって?

アナタ:おやつを使って、時間の概念を教えたんだよ!(目的)

友だち:なるほど、それは面白いね。じゃあ、どんな風に?

アナタ:毎日、3時になったら子どもに時計を見せながら「おやつ」を食べさせてたの!(方法)

友だち:その話、もっと詳しく教えてくれる? ←今ココ!

さぁ、ちょっと難しくなって来ましたね。
上記の会話のように、アナタがコラムにしてまで伝えたいこと。そして実践した方法(経験・体験も含む)を整理したら、友だちに説明するように、その方法を詳しく教えてください!

【3】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

    • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
    • [毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた]
    • 詳しく教えて! ➞ 「3時はなんの時間かな~?」「おやつまで、あとどれくらいかな?」と質問して、おやつの時間を中心に時計を見させる習慣を教えた

 

[回答例2]

    • [時計を読めるように、まずは数字から教える]
    • [知育オモチャを使いながら数字を教えた自分の経験をコラムにする]
    • 詳しく教えて! ➞ ○○というオモチャを使ったり、トランプなどを使って遊びながら数字の概念を教えた

 

[質問5:面白かったことは?]特に何が面白かったの?

かなりコラムとして「書きたいこと」「書くべきこと」がハッキリして来ましたね!
さて、ココからはアナタの体験や書きたいことを深掘りします。

[質問④:詳しく教えて?]で答えたことの中で、特にアナタは何が面白かった(何を伝えたい)と思いましたか?
人それぞれ「面白い」「伝えたい」と思うことは全く違います。

そしてアナタが「面白い」「伝えたい」と思ったことこそがコラムの”個性”です!

さぁ、それでは改めてアナタに質問しますね。アナタが詳しく教えてくれたことの中で「面白かったこと」はなんですか?

【4】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

    • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
    • [毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた]
    • [「3時はなんの時間かな~?」「おやつまで、あとどれくらいかな?」と質問して、おやつの時間を中心に時計を見させる習慣を教えた]
    • 面白かったことは? ➞ 子どもが「3時はおやつの時間」「6時はパパが帰る時間」と時間と日頃の出来事を関連付けるのが可愛かった

 

[回答例2]

    • [知育オモチャを使いながら数字を教えた自分の経験をコラムにする]
    • [○○というオモチャを使ったり、トランプなどを使って遊びながら数字の概念を教えた]
    • 面白かったことは? ➞ 知育玩具よりもキャラクターもののトランプの方が数字に興味を持ちやすかったのが興味深かった

 

[質問6:注意すべきことは?]問題点・注意したポイントなどを教えて!

アナタが伝えたいことが、かなり形になって来たことでしょう。
上手い人なら、今までの質問でコラムが1本は書けているハズ。

でも、ココでもっとコラムを面白くし、読ませるためにも[質問5:面白かったことは?]で質問に答えてくれたことの中で「何に注意したのか?」「どんな問題があったのか?」について考えてみてください。

【5】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

    • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
    • [毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた]
    • [「3時はなんの時間かな~?」「おやつまで、あとどれくらいかな?」と質問して、おやつの時間を中心に時計を見させる習慣を教えた]
    • [「3時はおやつの時間」「6時はパパが帰る時間」と時間と日頃の出来事を関連付けるのが可愛かった]
    • 注意すべきことは? ➞ 毎日決まった時間に生活しないと子どもが不安になることがある

 

[回答例2]

    • [知育オモチャを使いながら数字を教えた自分の経験をコラムにする]
    • [○○というオモチャを使ったり、トランプなどを使って遊びながら数字の概念を教えた]
    • [知育玩具よりもキャラクターもののトランプの方が数字に興味を持ちやすかったのが興味深かった]
    • 注意すべきことは? ➞ トランプは「13」までしか分からないので、もっと多い数を教えるためには、他のオモチャが必要になってしまった……

 

上記の例を見ていただいても分かる通り、アナタが体験したことを他の人に教える際に「注意すべきこと」「実際に行った際の問題点」の2つに焦点をあてることで、コラムに深みが生まれコラムの内容が面白くなります。

また、注意点をコラムの中に盛り込むことで、アナタのコラムを読んで「私も試してみよう!」という方の良いヒントにもなるんですよ~!

[質問7:どう思った?]アナタの感想でまとめて!

これまでの質問で、アナタがコラムにしたいことが、ほぼ完成しました。
上手な人なら、ここまでの質問でアナタの書きたい記事が書き上がっていることでしょう。

ただ”ひと工夫”することで、アナタのコラムがより魅力的になります。
その”ひと工夫”が「アナタが体験したことをどう思ったか」です。

[質問5:面白かったことは?]でアナタがコラムにしたいことが具体的に見えてきました。
[質問6:注意すべきことは?]では、質問5で答えた内容を深掘りされ、アナタの書きたいことに肉がついてきた――。

でも、それだけでは「情報の羅列」に過ぎません。
アナタが伝えたい情報を深掘りし、その情報に“アナタなりの感想”を加えることで、《アナタだけの読み応えのあるコラム》が完成します!

さぁ、最後の質問であり、これまでの質問のまとめとなります。
アナタはその体験を自分でしてみて、どう思いましたか?

【5】「子どもに時計の読み方を教えるコツ」

[回答例1]

    • [おやつを使って時間の概念を子どもに教えた方法をコラムにする]
    • [毎日、時計を見せながら3時に「おやつの時間だよ」と教えた]
    • [「3時はなんの時間かな~?」「おやつまで、あとどれくらいかな?」と質問して、おやつの時間を中心に時計を見させる習慣を教えた]
    • [「3時はおやつの時間」「6時はパパが帰る時間」と時間と日頃の出来事を関連付けるのが可愛かった]
    • [毎日決まった時間に生活しないと子どもが不安になることがある]
    • どう思った? ➞ 時間と生活習慣を連動させることで、時間の概念だけでなく時間を守ることの大切さも教えることが出来た

 

[回答例2]

    • [知育オモチャを使いながら数字を教えた自分の経験をコラムにする]
    • [○○というオモチャを使ったり、トランプなどを使って遊びながら数字の概念を教えた]
    • [知育玩具よりもキャラクターもののトランプの方が数字に興味を持ちやすかったのが興味深かった]
    • [トランプは「13」までしか分からないので、もっと多い数を教えるためには、他のオモチャが必要になってしまった……]
    • どう思った? ➞ 子どもが楽しく数字と時計の読み方を覚えてくれて、私も嬉しかった!今後の教育にもこの方法が役に立ちそう♪

 

答えた内容を整理して、アナタだけのコラムを書いてみよう!

質問1~7の内容に答えたことで、なんとなくアナタの書きたいことがハッキリして来たことでしょう。

できれば今回の7つの質問の答えを紙に書いてみてください。
紙に書くことで、よりアナタがコラムにしたい内容はハッキリとしてくるハズ。

また、質問に答えた内容を整理し、一度さらっとコラムを書いてみましょう。

そして、以下のように書いては整え、書いては整えを繰り返すことで、アナタだけの面白いコラムが完成します!

質問の答えを紙に書く ➞ コラムにまとめる ➞ 書いたコラムを清書する ➞ 改めてコラムをまとめる ➞ 納得行くまで繰り返す

イチからコラムを書くのに比べれば、質問に答える形でコラムを作っていく方がコラム初心者にはオススメです!
ということで「私の体験を、どうママコラムにしたら良いかわからない……」という方は、今回の質問を参考にアナタなりのコラムを書いてみてくださいね♪

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

アナタはコンビニで手にとった本を何秒、読んでいますか?

実はアナタがコンビニや本屋さんで、気になる雑誌をパラパラとめくるように、アナタの書いたコラムも読まれています。

でも、この「読まれている」は正確な表現ではありません。
正しくはコンビニに置かれている雑誌のように「適当に流し読みされている」が、ほとんど。残念ながらすべての人がアナタの書いたコラムを一字一句読み込んでいるワケではないのです!

悲しいですが、これが現実……。
当然のようにアナタが今、読んでいるママコラムの書き方講座も、ほとんどの人が最後まで読まずに終わってしまいます。

でも、アナタはココまで文章を読んでくれた! そして、それはこのコラムを読んでいるアナタが心優しいだけでなく、コラム自体に《読者を引きつけるロジック》が隠されているから。

ということで、今回は読者に最後まで文章を読ませるための”引きのテクニック”をご紹介したいと思います!

読者を魅了する”引きのテクニック”とは?

本文の目的は、アナタがママコラムを書くときに、読者が最後までアナタのコラムを読んでくれるようにするコトです。

さて、ココで考えてみてください。コンビニに置いてある雑誌ですら、サッと見られて棚に戻される時代です。
無料で誰でも読めるアナタのコラムをまず読ませようと思ったら、工夫が必要なのは言うまでもありませんよね?

しかし、実は「書き出し」を工夫する、たったコレだけのことで読者をコラムの世界に引き込みやすくすることが出来るんです!

そもそも「書き出し」って何? 読者を引きつけるコラムの「ご挨拶」

メロスは激怒した。
太宰治『走れメロス』より出典青空文庫

上記は国語の教科書でお馴染みの『走れメロス』の書き出しから。
かつての文豪たちも、書き出しにはたいへん苦労したそうですが、彼らの苦悩のおかげか後世に残る作品の書き出しには、魅力的なモノが少なくありません。

この「書き出し」とは読んで字のごとく「文章のはじめ」であり、コラムにおける重要なスタートダッシュです。
短距離走と同じく、スタートダッシュにあたる書き出しに失敗すると、目も当てられないような結果になってしまうことも……。

人によっては「書き出しは作品の命」と言われることもあるほど、実は書き出しって重要なんです!

ただ『走れメロス』の書き出しのように、思わず読者が「えっ、なんで!」と、その世界に引き込まれてしまう――そんな一文は誰でも書けるものではありません。

でも、ご安心ください!

実は”あるテクニック”を使うことで、読者を惹きつける書き出しが作れるんです。

読者を引き付ける書き出し4つのテクニック

  1. 書き出しで質問する
  2. いきなりぶっちゃける
  3. 自分の意見を強烈に述べる
  4. 最初にコラムのまとめを説明しちゃう

たとえ、アナタが中学時代に通知表に「国語2」と書かれていたとしても、上記のテクニックを利用すれば、多くの人に読まれるコラムを書くことが出来るでしょう。

実はコラムに関しては、読者を引き付ける書き出しは、そう難しいものではありません。
むしろ、コツさえつかめば誰でも書けるほどにカンタンです!

【テクニック1】書き出しで質問する

コラムの書き方の書き出しを、ちょっと上にスクロールして見てみてください。
一見なんてことのないような書き出しに思えますが、ココにも巧妙なコラムテクニックが隠されているのです。

そう、それが「書き出しで質問する」ということ!
人間というのは不思議なもので「○○ではありませんか?」と書かれていると思わず「うん、そうだ」「イヤ、違う」と心の中で考えてしまうモノなのです。

この人間の不思議な心理を使たった書き出しテクニックが「質問」です!

ただし、何でもかんでも質問すれば良いというワケではありません。
ちゃんと後の文章につながるような質問にならなければNG。
下記の例を参考に、どうやって書き出しで質問するのかを考えてみましょう。

【例1】テーマ「時計の見方」

  • お子さんの時計の見方で悩んでいませんか?
  • 子どもに時計を教えるのって大変ですよね~?

【例2】テーマ「好き嫌いのなくし方」

  • 野菜嫌いな子どもの野菜嫌いをなくす方法知りたくないですか?
  • アナタのお子さんがピーマンを好きになったら、どうしますか?

コラムの書き始めは、当たり障りのない質問しか書けないかもしれません。でも慣れてくると、アナタらしい質問文が思い浮かびやすくなりますよ!

ちなみに、書き出しの質問を「具体的に書く」「固有名詞を出す」の2つを意識すると、より読者のハートをつかみやすくなるので、お試しあれ♪

【テクニック2】いきなりぶっちゃける

先に紹介した『走れメロス』の「メロスは激怒した」のように、インパクトのある文章を書き出しに持ってくることで、読者を「えっ!」と驚かせ、「どうなるの?」と続きを気にさせることが出来ます。

あえて、衝撃的な内容を書き出しでぶっちゃけることにより、読者のリアクションを引き出し、続きの文章を読みやすくすることが出来ます!

文章の中で「ぶっちゃける」と言われても、どうすれば良いのかわからない人がほとんどでしょう。
ということで、下記の例を参考にぶっちゃけ方を解説して参ります。

【例1】テーマ「時計の見方」

  • 時計なんて、どう覚えさせれば良いかわからない!
  • 長針?短針? 親の私ですら時計の読み方が怪しいのに、子どもにどうやって教えろって言うのよ!

【例2】テーマ「好き嫌いのなくし方」

  • ニンジンもダメ、ピーマンもダメ……。ママ、正直疲れました……。
  • 好き嫌いが多すぎるから、いっそサプリメントで済ませたい……って、そんなワケにはいきません!

書き出しで「ぶっちゃける」こと。それはテーマに関して、アナタが思ったこと、テーマに関する不満や悩みを感情いっぱいに端的にぶちまけることです。

人間の感情を揺さぶるのは、人間の感情のみ。特にママだからこそ分かる不満や疑問と言った感情は、他のママにも共感されやすく、コラムを面白くするだけでなく読まれやすくします。

それに論文や作文ではないのですから、真面目一辺倒で堅苦しいコラムを書く必要はありません。
むしろ、アナタの素の性格が垣間見えるような文章の方が、好感を持たれますよ!

【テクニック3】自分の意見を述べる

コラムは小説や論文とは違うので、書き出しでアナタが言いたいことを書いても問題ありません。

だから書き出しで、あえてアナタが育児中に思ったことやテーマに関係する《自分の意見》を述べるのも、1つの方法です。

そして、先の「ぶっちゃける」に近いですが、テーマに関係することや自分の体験を誇張し、強烈に書き出しとして述べることで、アナタのコラムをより読まれやすくなります!

【例1】テーマ「時計の見方」

  • 小さいうちに時計の見方を教えておくと、時間を守りやすい子になります。
  • 時計の見方を理解させるためには、数字の意味を教えることが必須です!

【例2】テーマ「好き嫌いのなくし方」

  • 子どもに嫌いなモノを分からないように食べさせると、好き嫌いはなくなります!
  • 嫌いな食べ物を子どもに我慢させて食べさせることで忍耐力が身につきます!

上記のようにテーマに関して、アナタが思ったことをハッキリと述べることで、コラムを読む人にアナタの書いたコラムのテーマを書き出しから意識させることが出来ます。

コラムを読む人は、子育てに役立つ情報を知りたいだけでなく、コラムを書いた人の意見を知りたいと思っています。

コラムを書いたアナタの意見を書き出しで述べることで、読者に「おっ、この人はこういう意見を持っているんだ~」とコラムを書いているアナタに興味をもたせ、コラムを読ませやすくなります。

【テクニック4】最初にコラムのまとめを説明しちゃう

何かと忙しい現代人にとって、知りたい情報をすばやく知れるということは重要です。
だから、コラムの書き出しにアナタが書いたコラムの内容を端的にまとめて書き、読者に続きを読ませやすくしましょう!

【例1】テーマ「時計の見方」

  • 私は知育玩具を使い、遊びながら時計の見方を教えました。
  • 我が家では数字の読み方から教えることで、すんなりと時計の見方を教えることに成功しました!

【例2】テーマ「好き嫌いのなくし方」

  • 私は嫌いな食べ物を細かく刻んでハンバーグに入れることで、我が子の好き嫌いをなくしました!
  • ニンジン嫌いな我が子に、美味しいニンジンケーキを使って、好き嫌いを克服させました。

このように最初にコラムに書いてあることを、書き出しで端的にまとめて置くことで読者が「おっ、このコラムは○○のことを書いてあるんだな~」とコラム内容を理解し、コラムに興味をもたせやすくなります。

ただし、いきなりコラム内容をまとめた書き出しを書くのは至難の業。
だからコラムを書き終わった後に、コラム内容をまとめた書き出しを書くことをオススメします。

魅力的な書き出しで、読者の気持ちをグッとつかめ!

普段何気なく読んでいる、雑誌や本の書き出しも作者やライターが「あーでもない、こーでもない」と一生懸命考えて書いています。

プロ級の書き出しを書くのはカンタンではありませんが「子育てをしている」「ママである」という経験を活かすことで、アナタらしい面白い書き出しを書くことが出来るはず!

次からママコラムを書く際には、ご紹介した内容を参考にアナタなりの書き出しを書いてみてくださいね♪

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

 

思わず読み言ってしまうプロのコラムニストの文章は、言い方は悪いですが癖が強い!

日本人は、他の国の人に比べると「自己主張が弱い」と言われがち。
確かに自分の意見を「私は○○です!」と声高に叫ぶのは、恥ずかしいですがことコラムに関しては、自己主張は強い方が良い。

「面白いママコラムを書くために、なぜ自己主張が強くなければいけないの?」と思われるかもしれませんが、アナタが読者の立場になってみると、その】理由が良~く理解出来るハズ!

当たり障りのない文章は逆につまらない……。自分の主張はオーバーに!

【悪い例】

私たち夫婦は子どもの健やかな成長のために、ケンカもすることなく、いつも笑顔で過ごしています。

アナタは【悪い例】に書かれていることに関して、どう思いましたか?
これぞまさに「THE 当たり障りのない文章」とも言うべき、身にも毒にもならないコメントです。

日常生活のいち場面であれば【悪い例】で述べられていることを主張することは、決して悪いことではありません。
大人として、親として素晴らしいコメントだと思います。

しかし、コラムとは――ママコラムも含め読者の感情を揺さぶるものでなければなりません!

残念ながら当たり障りのない主張や”良い子ぶったコラム”は、コラムとしての癖が弱すぎて読者に「あっそ」と思われてしまい、読者の感情を揺さぶることは出来ません……。

癖の強い文章は面白い!あえて自分の悪い部分もさらけだす勇気を。

【悪い例】の文章は、言ってしまえば「良い子」すぎるのです。
面白いコラムを書くためには「悪い子」になることの方が、実は重要!
【悪い例】の文章も、自己主張を強くすると、こんなに刺激的になります。

【良い例】

私たち夫婦はケンカもするし、子どもが見てない場所では感情をむき出しに怒鳴り合うことだってあります。
それでも、子どもの健やかな成長のためには、ケンカもすることなく、いつも笑顔で過ごすよう心がけています。

どうでしょう? 劇的に面白くなった……とは言えないかもしれませんが、自分の悪い所や弱いところ、癖の強いところなどをコラムの中に入れ込むことで、アナタのコラムはより面白くなります!

それでは癖の強い文章を作成するためのコツを次の章でご教授します。

自己主張の強い面白いコラムを書く3つのテクニック

  1. コラムの中では「良い子」をやめて「悪い子」になる
  2. 自分が言いたいことは、オーバーに主張する
  3. あえて自分の弱点や失敗をさらけ出す

学生時代の作文や論文では「自分の主張はハッキリとさせる」と教えられたかと思います。
ただ面白いコラムを書くためには、自分の主張をハッキリさせるだけでは不十分。
自分の個性をもっと前に出す必要がある!

その「自分の個性をもっと前に出す」ためのテクニックが、上記の3つ。
それでは、それぞれのテクニックについて説明しましょう。

 

1.コラムの中では「良い子」をやめて「悪い子」になる

先にも触れた通り、同じママの感情を揺さぶるためには、あえて「悪い子」になる必要があります。

それでは悪い子になるためには、どうすれば良いか? それは自分のネガティブな感情を隠さないこと。
お題にそってコラムを書く時に、そのお題に関するアナタなりの「感情」が思い浮かぶハズです。

例えば「子どもの好き嫌いについて」というお題でコラムを書く時には「好き嫌いが治ってよかった!」というポジティブな感情ばかりが思い浮かぶワケではないでしょう。

ママである前に、アナタも1人の人間です。愛する我が子、我が旦那に対しても「ムカつく!」や「……この野郎」とネガティブな感情を思ったことが、1つ以上は必ずあるハズ。
ポジティブな感情だけでなくネガティブな感情もあるからこそコラムは面白くなる。

ママコラムの中にネガティブな感情を必ず1つは盛り込み、「良い子」をやめて「悪い子」になりましょう!
そうすることで、アナタのコラムはぐっと人間味が増し、面白いものになるハズです。

2.自分が言いたいことは、オーバーに主張する

お題にそってママコラムを書く時に、アナタの気持ちやアイディアを盛り込みますよね?
それが「主題」ですが、その主題をもっとオーバーに表現しましょう!

具体的に、どうするかというと……。

【例】

好き嫌いをなおす方法はいろいろありますが → 我が家は○○の方法で子どもの好き嫌いをなおしました!

数字を覚えるための方法と言えば…… → オモチャを使えば数字は楽して覚えられる!

これぐらいハッキリとオーバーに自分が書くコラムの主題は主張した方が、わかりやすくなります。

ただし、医学的・学術的内容に関してはオーバーに書くのはNG!

例え自己体験であったとしても、医学的・学術的なことに関しては事実に基づき、オーバーな表現はしないようにしてください。

3.あえて自分の弱点や失敗をさらけ出す

この世の中に完璧な人間はいません。みんな何かしら弱点があったり、失敗をしたり、人にはあまり言いたくない部分を抱えているハズです。

しかし、コラムではあえて自分の弱点・失敗をさらけ出すことで読者の共感を得られやすくなります。

誰しも自分の弱点や失敗は言いたくないものです。
でも、自分の弱みや失敗をさらけ出す人って、そうでない人に比べると人間味があるし、とっつきやすいと思いませんか?

「家族のためにママはいつでも頑張るべき!」「子育ては自分の学びにもなるから楽しい」と、毎日キラキラ笑顔な人の方が綺麗事ばかりでなんだか、とっつきにくい……と感じませんか?

ママコラムも実はコレと同じ。
家事も育児も妻としても100点満点のママよりも、弱点もあり、失敗もするけれど、試行錯誤を繰り返しながら一生懸命頑張っているママの方が「そうそう!」「わかる~」と読者から共感されやすくなります。

コラムの内容的にも自分の弱いところをさらけ出すことで、文章にリアリティが生まれ、コラムがより面白くなりますよ!

コラムの中で自分の主張をハッキリさせるのは悪いことではありません!

日本人は自分の意見を表に出さず、人に合わせることが美徳と考えられがちですが、ことコラムに関しては自分の主張をハッキリさせなければ面白くありません!

また先に触れた通り、「弱みをさらけ出す」「自分の失敗をコラムにする」というのはカンタンなことではありません。
でも、意識して書くことでアナタのコラムの魅力は増します!

「こんなコト書いて大丈夫かな?」「ここまでハッキリ言って大丈夫かな?」と自分的には自己主張が強すぎて心配になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、案ずるより産むが易し。

とりあえず、アナタの主張したいこと。アナタの経験したことをハッキリコラムの主題としてコラムに盛り込みましょう!

仮にアナタが書いたコラムの主張が強すぎても大丈夫。

親子の時間研究所の編集部がその時はしっかりフォローしますので、ご安心ください♪

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

親子の時間研究所に投稿してもらう「ママコラム」ではコラムを書くアナタも、そしてアナタの投稿を見た人も、両方が楽しめるように、お子さんの可愛らしい写真を載せることをオススメしています。

誰がなんと言おうと、やっぱり自分の子どもって可愛しい、自慢したくなりますよね~?

親子の時間研究所ではコラムの内容にそったお子さんの写真であれば、自分が撮影したお子さんの写真を投稿可能です!

でも、どうせ自分が書いたコラムにお子さんの写真を掲載するのなら「よく取れた写真」が良いですよね?
今回はお子さんとの思い出作りにも役立つ、お子さんの写真を上手に取る方法をご紹介します♪

お子さんの写真を上手に取る5つの方法

  1. 連射モードを使う
  2. 構図にこだわってみる
  3. ピント・ブレに注意する
  4. 光の設定はこまめに調整
  5. 小物を使ったり、シーンにこだわる

 

最近はデジカメの性能はもちろん、スマホのカメラの性能も上がっているため、ちょっとしたテクニックを実践するだけで、見違えるように素敵なお子さんの写真を撮影することが出来るようになります。

それでは具体的にどうすればお子さんの写真を上手に取ることが出来るのか、その方法を1つずつ紐解いて参りましょう。

1.連射モードを使う

小さなお子さんの表情って、びっくりするほどコロコロ変わります。
また大人と違ってじっとしているのが苦手な子どもたちのシャッターチャンスを逃さないのは、至難の技!

なら発想を変えて、どんな状態でもシャッターチャンスにしてしまいましょう!

お子さんの決定的なショットを逃さないためにも「おっ、この表情いいな!」「もしかすると、そろそろシャッターチャンスかも……」と思ったら、スマホかカメラを構えて、連写モードで待ち構える。

そして「これだ!」と思った瞬間には、迷わずシャッターを切る、切り続ける!

たったこれだけのコトですが、お子さんの決定的なシーンを撮影出来る可能性がぐーんとアップします。
お子さんの写真撮影に慣れていない方は、構図や光の加減よりも、とりあえず“1番良いシーン”を確実に撮影するコツを覚えることから、はじめましょう。

2.構図にこだわってみる

連射モードで、ある程度子どもの決定的瞬間が取れるようになったら、次はその1番良いシーンがよりダイナミックに感じられるように、構図にこだわってみましょう!

例えば同じ被写体であっても、写真の中に奥行きがあると「立体感」があるため、写真の中のお子さんの動きを感じられるようになります。
動作の一部始終を撮影することで「被写体の動き」が感じられる写真が生まれます!

俗に言う「写真の中に物語(ドラマ)がある」とは、まるで映画のワンシーンを切り取ったかのような奥行きor動きのある構図で被写体が撮影されていることを指します。

それでは構図にこだわって、よりお子さんの写真にドラマを生むためには、どうすれば良いのでしょうか?
次の方法をヒントに、自分なりの感性でドラマ性あふれるショットを目指してみてください!

お子さんの写真をキレイに取る構図のヒント

  • ローアングル(地面から)撮影する
  • 接写(アップ)で撮影する
  • あえて大きく引いてみる
  • 上から見下ろしてとってみる など……

 

3.ピント・ブレに注意する

シャッターチャンスを逃さない連射モード。
さらに構図にもこだわった写真を取れるようになったら、次は基本的なテクニックを学びましょう。

写真を撮影する上で、もっとも重要なことは被写体(この場合はお子さん)がハッキリ、くっきり写っていること。

他の人が見ても「この子可愛い~♪」となる写真は、やっぱりお子さんにしっかりとピントがあっており、ブレもなくハッキリ子どもの顔や身体が写っています。

一眼レフでピントをしっかり合わせ、手ブレのない写真を取るのには、ちょっとテクニックが必要になりますが、“スマホ”を使えば、この問題は解決!

最近のスマホはピント調整機能が優れており、撮影画面をタッチするだけで、カンタンにピントが合いやすくなります。
また手ブレ補正機能も低くないので、手ブレの心配もソコまでありません。

新しいスマホやデジカメを使っていても手ブレが気になる場合は?

新し目なスマホやデジカメを使っていても、人によっては撮影する写真がブレてしまうことがあります。
激しい手ブレはピントもずらすし、何よりどんなに良いシーンでもキレイにその思い出を残すことが出来ません!

しかし、そんな気になる手ブレも「ちょっとしたコツ」で、改善することが出来るんです。
そのコツとは以下の通り! カンタンな方法ばかりなので、すぐに実践出来ますよ、お試しあれ。

 

  • 脇をしっかり締める
  • 上半身は動かさない
  • なるべく息をしない
  • 肘を固定させて撮影する

 

4.光の設定はこまめに調整

キレイな写真は被写体に上手に光が当たっているものです。

プロのカメラマンは被写体を美しく撮影するために、光を反射するレフ板や専用のライトを使ったりしますが、じっとしているのが苦手なお子さんの写真を取るために、ココまで大掛かりな道具を使うのは、ちょっとむずかしい。

また、写真を取り慣れていない人が「光源が~」「光の色味が~」と気にしていたら、余計なことが気になってしまい撮影に集中することが出来なくなってしまいます。

さて、そんな時にどうやって被写体に上手に光が当たるようにすれば、良いのか。
これもやっぱりスマホがカンタンに解決してくれました!

スマホでお子さんの写真を撮影するときに、その画面を見て「暗いな」と思う部分をタッチしてみましょう。
するとスマホのカメラが自動的に、その暗い部分を明るくしてくれるので、被写体とその周囲の部分の光のバランスがキレイになって、被写体であるお子さんがくっきり見えるようになります。

たった、これだけの手間ですが、こまめに光の設定をお子さんを中心に合わせることで、出来上がる写真のクオリティは全くの別ものになるんですよ!

だから、こまめにスマホの光設定を調整するようにしましょう。

5.小物を使ったり、シーンにこだわる

ただキレイにお子さんの写真を取るだけでなく、その写真に意味をもたせたい、ってコトありますよね?

例えば、ママの手作り離乳食を食べているお子さんの表情や小学校に通っている場面を他の人が見た時に「○○してるんだ~」とわかってもらうためには、あえて小物を使ったり、撮影するシーンにこだわったりする必要があります。

例に倣うならば、離乳食をお子さんが食べているシーンを撮影したいのならば、スプーンを持ってごはんを頬張っているシーンをなるべく撮影した方が良いですし。
小学校に通っている場面ならば、学校の校門前や学校内などでお子さんを撮影した方が、他の人に写真の内容を理解されやすくなります。

「誰が見てわかりやすい写真 = その時のことを思い出しやすい写真」です。

撮影するときに、お子さんといっしょに写る小物や背景・シーンが写真の中に写り込んでいれば、何年か後のアナタ、或いはお子さんがその写真を見て、何かを思い出すかも知れません!

キレイに写真を取るとは、キレイに思い出を残すことでもある。
ママコラム用の写真を取りながら、お子さんとのステキな思い出もしっかり残してくださいね。

お子さんの写真をキレイに取るのに、一眼レフはなくても良い!

ママコラム内に投稿する写真は、スマホやデジカメで十分です。

お子さんのキレイな写真を取るために「高いカメラは必要なのでは……」と思われるかもしれませんが、実はまったく必要ありません。

もちろん、高いカメラを上手に使いこなすことができれば、プロ顔負けの写真を撮影することも出来ますが、親子の時間研究所のママコラムでは、そこまでの写真は求めていません。
(プロ級の写真を撮影出来る方も大歓迎です!)

もっと手軽なモノで大丈夫。
むしろ、お手元のスマホの方が、いつでも気軽に撮影が出来るし、ご紹介したテクニックを実践しやすい。

お子さんのキレイな写真を取るために大切なのは「カメラの性能」ではなく、ちょっとした“コツ”の方ですから!

「どうせならママコラムに掲載する写真もこだわりたい!」という方はご紹介した方法を参考に、お子さんのキレイな写真を取って、コラムに掲載してみてくださいね!

 

☆日常でも役立つ上手な写真の撮り方のコツ

写真を取る5つのコツ ママコラムに載せる写真の取り方 基本編

ワンランク上の”プロ級”の写真を撮影する5つのテクニック

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

アナタの文章、「です」「ます」ばかりで、なんだか小学生の作文みたいに思ったことありませんか?

いわゆる「です、ます調」は文章の基本です。「だ、である」のような言い切りの文章に比べると丁寧で読者に悪印象を与えることは、まずありません。
でも、なんだか味気ない――そう思いませんか?

今回はアナタのママコラムを”大人なコラム”に変える「体言止めテクニック」についてご紹介します!

文章には”リズム”がある。スルスル読めるテンポが良い文章とは?

文章は、歌や音楽と同じく”リズム”があります。
アナタも新聞記事や本を読むときに「おっ、なんだかスルスル読めたぞ」と気持ちよく文章が読めてびっくりしたことありませんか?

それがいわゆる「テンポ良く読める」「文章にリズム感がある」というヤツです。

具体的に、どういう文章かというと……

吾輩は猫である。名はまだ無い。
どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。

出典:夏目漱石『吾輩は猫である』より

日本文学を代表する、夏目漱石の有名すぎる一文ですが、改めて読んでみると、スルスルと文章が読めちゃいますね!
それでは上記の文章が「です、ます調」にしてみると、どうでしょう?

◆です、ます調に変えてみると……

吾輩は猫です。名はまだありません。
どこで生まれたかとんと見当がつきません。

文章のテンポは悪くなったし、なんだかただの記憶喪失な猫……って感じでなんだかマヌケな感じがします。

このように必ずしも「です、ます調」だけで文章を書くと、読みやすい文章にはなりません!

ただし、親子の時間研究所のママコラムのルールとしては「です、ます調」を守ってください。
「だ、である」というような言い切りのスタイルは、ルール違反です。

しかし、体言止めはママコラムのルール上OK!
それでは次の章で文章のテンポを良くする体言止めの上手な使い方をレクチャーさせて頂きます。

体言止めとは? 体言止めの使い方を知って文章にリズム感をつけよう!

◆体言止めとは

文章の語尾を名詞・代名詞などで止める文章表現のこと。

【例】嬉しそうに笑う息子の笑顔は最高のご褒美。

体言止めとは、上記のように名刺や代名詞を文章の最後に持ってくる文章テクニックのこと。

上記の例文の場合、あえて体言止めを使わず「嬉しそうに笑う息子の笑顔は最高のご褒美です」という書き方も出来ますが、あえて「ご褒美」で文章を止めることで、文章にリズム感が生まれ、”余韻”も生まれます。

ただし、体言止めは他の文章テクニックと同じように、使いすぎには要注意です!

体言止めの間違った使い方 連続して使うとクドイ文章になってしまう!

すべての文末表現を「です、ます調」で統一すると小学生の作文のような子どもっぽさが生まれます。

しかし、体言止めの方もすべての文末表現を体言止めで表現すると、文章のリズム感が悪くなってしまいます。

【悪い例】

子どもの夜泣きは、本当に大変。
「もう寝たかなぁ~」と思ったら、いつの間にかぱっちりお目々!
でも、今となれば息子の夜泣きも良い思い出。

「ラップかよ!」と思ってしまうような体言止めの数々。
ココまで体言止めが続くと、文章にリズム感がなくなってしまい、テンポが悪くなってしまう……。

しかし、体言止めの回数を減らすと文章にリズム感が増し、テンポがよくなります。

【良い例】

子どもの夜泣きは、本当に大変。
「もう寝たかなぁ~」と思ったら、いつの間にかぱっちりお目々でびっくり!
でも、今となれば息子の夜泣きも良い思い出です。

いかがでしょう? 僅かな文末表現の違いですが「良い例」と「悪い例」では、文章のリズムとテンポが違います。
そして、体言止めを上手に使いこなすことで、アナタの文章にメリハリが生まれ「この人のコラムをまた読みたい!」と思われやすくなる。

これからママコラムを書く際には「です、ます調」だけでなく、「ココの表現をあえて体言止めにしてみたら?」と文末表現をいろいろと考えてみましょう!

リズムやテンポが良くなると、文章はもっと面白くなる!

「名作」と呼ばれる作品や長く読まれ続けるコラムは、文章表現が秀逸であるだけでなく、読者がその文章の世界に浸ることができるように、文章のリズムやテンポも素晴らしいものになっています。

流石にママコラムはそこまでのレベルを求めてはいませんが、それでも文章のリズムやテンポを意識することは、読まれやすい文章を書く上で大切なこと!

これからママコラムを書く際には文章のリズムやテンポ、体言止めに意識して、より面白く、より読みやすい文章を心がけてくださいね♪

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

文章表現は、作家の腕の見せ所です! 漢字やひらがな、カタカナ、比喩表現に暗喩、擬人化、体現止め……などなど、アナタのセンス次第で文章の世界は無限に広がります。

でも、難しく考えることはありません。アレコレ考えすぎてしまうと、かえって伸び伸びとしたコラムが書けなくなってしまいます。
文章を書く上で大事なのは、理屈よりもセンス!
そしてアナタのセンスを活かすことで、素敵なママコラムは生まれます。

それでは、どうすればより面白い文章を書くことが出来るのか、今回は「文章表現」を中心に面白いコラムの書き方をご紹介します。

文章表現で読者のハートを掴め!なぜ表現方法を工夫する必要があるのか?

日本語は、日本人でも思わず首をひねってしまうほど、難しいですが言い換えるなら、それだけいろんな表現が出来るということでもあります。

例えば……

  • 大好き
  • ダイスキ
  • だいすき
  • DAISUKI!

同じ「大好き」という言葉であっても、表記を変えるだけでその文章から受けるイメージはずいぶんと違います。

またセンスの良い文章表現は、たった一文で文章の世界を広げる恐るべきパワーを持っています。
それは下記の文豪たちの一文を読むことでお分かり頂けることでしょう。

 

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
川端康成『雪国』より

 

人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。しかし重大に扱わなければ危険である。
芥川龍之介『侏儒の言葉』より

 

さすがは教科書に載るレベルの文豪。たった一文であるにも関わらず、読者のハートをグッと掴み、自然な形で文章の世界へと誘います。
「夜の底が白くなった」という一文だけで、真っ白が雪が降り注ぐ夜の雪国の光景がありありと目に浮かんで来るようです。

また「人生は一箱のマッチに似ている」という比喩表現も、言い得て妙であり、まさしく芥川龍之介が人生をどう感じていたのかを、たった一文から理解することが出来ます。

このようにセンスの良い文章表現は読者を引き付けるだけでなく、文章の世界を広げ、奥行きを与えます。

ただし、この親子の時間研究所では文豪レベルの文章表現は求めていないのでご安心ください♪ あくまで文豪たちの文章表現は一例であり、こんな名文はプロのライターや小説家でも、そうそう書けるものではありません。

しかし、あるコツを掴めばアナタも自分のコラムをより面白くする表現技法を磨くことが出来ますよ!

文章表現を磨く3つの方法 センスを磨くには、まず”知る”ことから

  1. 語彙力を磨く
  2. いろんな小説・本・コラムを読む
  3. 自分なりにアウトプットしてみる

アナタの個性が前面に出た面白いコラムを書くために、アナタなりの文章表現を意識する必要がありますが……いきなり「はい、そうですか」と書けるモノではありません。

だから、まずは上記3つの方法でセンスを磨きましょう。

1.語彙力を磨く

「マジヤバイ」「ヤバみが深い」など、SNSの使いすぎでアナタの語彙力下がっていませんか?

日本語は人工知能がうんざりするほど複雑であり、びっくりするほどさまざまな表現方法があります。
しかし、肝心の語彙力がなければ表現力豊かな文章を書くことが出来ません!

そのためにも、改めて語彙力を磨きましょう。
ちなみに語彙力を磨くためには「同義語・類義語を学ぶ」が有効です。

同義語・類義語とは発音や表記は違いますが、意味が同じである言葉。
類義語とは語形は違いますが、その意味が互いによく似ている、代替も可能な言葉のことを意味します。

いつも使う言葉の同義語・類義語を調べることで、手軽に語彙力が上がりますのでお試しあれ!

2.いろんな小説・本・コラムを読む

人間、自分ひとりで考えられることはたかが知れています。
いろんな人の知見を学ぶことでも、語彙力は上がります。

そのためにも、いろんな小説や本、コラムはもちろん雑誌、吊り広告に至るまで、さまざまな文章に触れ、それを真似することが重要です!

ある作家さんは、自分が気に入った表現を見つけると必ずメモを取るんだとか。
流石にソコまでする必要はありませんが、それでもいろんな文章表現にアンテナを立てることで、アナタの文章表現力は上がって行きますよ。

3.自分なりにアウトプットしてみる

語彙力を学び、いろんな媒体から文章表現を学んだ――だけでは、豊かな文章表現を身につけたことにはなりません。
ママコラムの中ではもちろん、日常生活の中でも「1」「2」で学んだことを参考にアウトプットすることが大切です!

具体的に文章表現を身につけるためのアウトプット法としては、以下のようなモノがあります。

  • 話し言葉の中で学んだ言葉を使ってみる
  • TwitterなどのSNSで学んだ言葉を使ってコメントを発信する
  • コラムや日記など、文章を書く際に学んだ言葉を盛り込む

このように1~3の方法を実践することで文章表現を磨くことが出来ます。

でも、出来ればもっと「スパッ」と手軽に豊かな文章表現力を手に入れたいですよね?
そんなせっかちさんにも、実はオススメの手軽に文章表現力をアップさせる方法があるんです!

5秒で出来る!今すぐコラムの文章表現力を上げる3つの縛りプレイ

  1. 同じ「接続詞」は1コラムに1回だけにする
  2. 「同じ言葉」を何度も使わない
  3. 同じママの「五感」を意識する

語彙力なんてそうカンタンに上がりませんし、自分なりのセンスを磨くのは、本当にたいへん。
しかし、上記3つの”縛りプレイ”を実践することで文章表現力は今すぐ上がります!

1.同じ「接続詞」は1コラムに1回だけにする

▼接続詞とは
文と文、句と句をつなげる品詞のこと

接続詞の一例

  • だから、そのため、それで
  • しかし、ただ、だが、けれど
  • さらに、また、しかも、おまけに

接続詞とは「しかし」とか「だから」とか、言葉と言葉をつなぐ非常に使い勝手が良い品詞です。
でも、この接続詞を使いすぎると、子どもっぽく単調な文章になってしまうという欠点があります。

▼悪い例

この前、読んだ本は面白かった。しかし、専門用語が多すぎて読むのに時間がかかってしまった。
しかし、子育ての役に立った。

「しかし」「しかし」と同じ接続詞が続くと、なんとも言えない読みづらい文章になってしまいます。
それでは他の接続詞を用いて、上記の文章を読みやすくしてみましょう。

▼良い例

この前、読んだ本は面白かった、専門用語が多すぎて読むのに時間がかかってしまった。でも、子育ての役に立った。

ベースとなる地の文の内容は変わっていません。
接続詞を少し変えただけですが、文章として読みやすく、読んでいて文のリズムが良くなったことは、なんとなくご理解頂けたのではないでしょうか?

このようにアレコレ文章表現を工夫しなくとも、接続詞を工夫するだけで、読みやすく、アナタのセンスが光る文章を書くことは出来ます。

ワンランク上の面白いママコラムを書きたいと思うなら、接続詞の使い方を考え、《同じ「接続詞」は1コラムに1回だけにする》という縛りのもとコラムを書いてみてください!

2.「同じ言葉」を何度も使わない

先に「同義語」「類義語」についてご紹介しましたが、文章の表現力を上げるために、あえて「同じ言葉」を何度も使わないということは重要です。

例えば、以下のように同じ言葉を使わざるを得ない状況でも、何度も繰り返し、その言葉が出て来てしまうと、文章がクドくなってしまい、文章のリズムも悪くなってしまいます。

▼悪い例

私の子どもはピーマンが嫌いで、何をどうやってもピーマンを食べてくれませんでした。でも、鉢植えで一緒にピーマンを育ててからは、ピーマン嫌いな我が子もピーマンを食べられるようになりました。

「悪い例」では文中に「ピーマン」が5回も登場しています。確かに文脈上「ピーマン」という単語を使わなければならないのは理解出来ますが、それにしたって使いすぎ!

もう少し、ピーマンという単語を減らしても、十分に読み手は伝えたいことを理解してくれます。

▼良い例

私の子どもはピーマンが嫌いで、何をどうやっても食べてくれませんでした。でも、鉢植えで一緒にピーマンを育ててからは、我が子もピーマンを食べられるようになりました。

ピーマンという単語の出現率を5回から3回に減らしただけで、ずいぶんとスリムで読みやすい文章になったことがお分かり頂けたのではないでしょうか?

ママコラムでは自身の体験を、他のママに紹介する手前、どうしても同じ言葉を何度も使ってしまいがちですが、アナタが思っている以上に読み手はアナタの文章を理解してくれています。

ついつい説明過多になってしまいがちですが、あえて説明しないことで文章が読みやすくなるだけでなく、読み手の想像力を刺激することにもなる。
どうしても同じ言葉を使いたい――という場合は、あえて同義語や類義語から似たニュアンスの言葉はないか、と文章表現を考えるのも文章表現力向上の役に立ちますよ!

3.同じママの「五感」を意識する

親子の時間研究所でアナタのコラムを読む読者の、ほとんどが”ママ”です。妊娠前、妊娠中、子育てからしばらくして~と、違いはありますが、アナタと同じく「子育てについて考えているママ」であることは間違いありません。

さて、そんなアナタと同じママたちにアナタのコラムを「面白い!」「読みやすい!」「役に立った!」と思ってもらうためにも、アナタと同じママの五感を意識して文章を書いてみてください。

▼悪い例

ママに怒られて泣いている子どもを抱きしめてあげる、たったコレだけで子どもは安心します。

上記の文章は、特に悪い表現方法ではありませんが、なんだか冷たい気がしませんか?
少なくとも次の文に比べると「そうそう!」とか「分かる!」と共感しにくい書き方になっています。

▼良い例

ママに怒られて目を真っ赤にして泣いている子どもをギュッと抱きしめてあげる、たったコレだけで子どもは安心します。

「目を真っ赤に」は視覚から得た情報、「ギュッと」は体感ですね。これらのアナタが五感で得た情報をもとに文章を書くことで、文章表現が豊かになるだけでなく、一文に”リアリティ”が生まれます。

ただし、やたらめったら五感を意識して文章を書くのはNG!

自分のコラムの中で「ココは!」と思った所にのみ、ママの五感を刺激する一文を書くようにすると、文章にメリハリが生まれコラムが読みやすくなりますよ!

なお、具体的にドコに書けば良いかわからない……という方は、下記のポイントを参考にしてください。

ママの五感を刺激する一文を書くべきポイント

  • 書き出し(冒頭・序文)
  • コラムの中で自分が1番言いたいこと(主題)
  • 最後の文(コラムのまとめ)

ゲームのようにアナタのセンスも磨けば磨くほどレベルアップする!

文章表現が豊かになることで、面白いコラムを書きやすくなるだけでなく、日常生活での話し言葉や書き言葉にも良い変化が生まれるようになります。

ありきたりな表現ではなく、アナタならではの口語・文語表現が生み出されることで「あの人は頭が良さそう」「話してて楽しい」など、他の人にアナタのセンスが高く評価されることだってあります。

そして、文章表現力はゲームのように、磨けば磨くほどレベルアップしていく!

最初はうまく事柄や自分の感情を表現することが難しいかもしれません。
でも、慣れてくると自分の中から、いろんな表現が生まれることが楽しくなって来ます。

とりあえず、今回ご紹介した内容を参考にアナタなりに工夫して、多くのママに読まれる文章表現豊かなコラムを書けるように頑張ってくださいね♪

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

 

「よし、このアイデアをみんなに紹介しよう!」と思った時、ふと「そう言えば、どうやって私のアイデアを紹介すれば良いんだろう」と、考え込んでしまうことってありませかんか?

最近ではSNSを使って、自分の考えや生活の中での気付きを広く、多くの人に向けて発信しやすくなってはいますが、それでも“アイデアを形にする”って、どうすれば良いか考えてしませんか?

アナタのアイデアをコラムにまとめる方法

  1. 日常生活の中から見つける
  2. 見つけたアイデアを書き出してみる
  3. 整理して「何を伝えたいのか」を見つける
  4. 自分が伝えたいことを箇条書きにする
  5. 箇条書きにそって、文章を書いてみる
  6. 書いた文章を見返して、足りない部分を足したり、要らない部分を削る

アナタだけのアイデアを生活の中に見つけたら、それをコラムとしてまとめて、多くのママが実践しやすいような、形に加工する必要があります。

そのためにも、上記の方法を参考にアナタのアイデアをまとめて、文章にしてみてください。

 

 

1.日常生活の中から見つける

まず日常生活の中から、アナタだけのアイデアを見つけことからはじめましょう。

「えっ、私は何も特別なコトはしてないけど……」と思われるかも知れませんが、実ははママとしての生活の中にいっぱい転がっています。

アナタだけのお料理レシピや片付けのコツ、子どもの叱り方や子どもとの仲直りの方法など、アナタが編み出した子育&生活テクニックの中から、まずは“みんなに伝えたいアイデア”を見つけ出しましょう!

なお「アイデアって、どうやって出せば良いかわからない!」って方は、「子育てアイデアの見つけ方」「生活アイデアの見つけ方」の内容を参考にしてくださいね。

 

2.見つけたアイデアを書き出してみる

次はそのアイデアを誰かに教える前に、「伝えたい内容を自分でしっかり理解する」ことが大切になります。

例えば「ご飯の炊き方」を誰かに説明するにしても、

  • 必要な材料
  • 使う道具
  • 作るための手順
  • どうやったら完成する(出来る)のか
  • 美味しく(上手に)作るためのコツ

材料は何が必要で、道具は○○が必要で、どんな手順で、どうやったら出来るのか。
また、どうやったら美味しくご飯を炊き上げることが出来るのか、などのコツを自分で理解していなければ、誰かに教えてあげることは出来ませんよね?

そのためにも、自分のアイデアを自分でしっかり理解することが大切なんです!

自分のアイデアを正しく理解し、把握するためにもスマホやメモ帳などに書き出してみてください!

 

3.アイデアを整理して「何を伝えたいのか」を見つける

スマホのメモ帳や紙に書き出した、アナタのアイデア、今とりとめのない状況になっていませんか?

アナタが書き出した内容を、そのまま他のママに見せて「あ~なるほど、そういうことね!」
と理解させることが出来るでしょうか?

たぶん、多くの人がアナタの書き出した内容を見て「うん?」「コレってどういうこと?」と、その内容を100%正しく理解することは出来ません。

なぜなら、アナタのアイデアはこの段階では宝石で例えるところの“原石”であり、他のままの役に立つコラムにするためにも、これから磨き上げる必要があるからです。

そのためにも、アナタが書き出した内容を見返して、アナタのコラムを読む人に「何を伝えたいのか」を見つけてください!

たくさんの情報の中から”伝えたいコト”をどうやって見つければ良い?

アナタが書き出したアイデアの中から他の人に”伝えたいコト”を見つけるのは、実はカンタンなことなんです!

自分のアイデアを整理するために、いろいろスマホや紙に文章を書き出しましたよね?
じゃあ、その書き出した文章の中でアナタがイチバン伝えたいことって、なんですか?

【例】子どもの上手な叱り方

  • そもそも叱らない
  • 子どもの話をしっかり聞く
  • まず、子どもの話に共感する
  • 他の子と比べない

例えば、上記のように子どもの上手な叱り方に関するアイデアを見つけた時、その中にアナタなりのテクニックがあるハズです。
そのアナタなりのテクニックの中の「これだけは絶対に伝えたいこと!」こそが、重要なんです。

アナタは子どもの上手な叱り方をする際に「子どもの話に共感する」ことをイチバン大切なことだと思っている。
そして、アナタがコラムに自分の考えをまとめる時の軸となるのが「子どもの話に共感する」ことになるんです。

アナタが「これだけは絶対に伝えたいこと!」がわかったら、コラムは70%まで出来たも同然!

4.自分が伝えたいことを箇条書きにする

アナタが他のママに「絶対に伝えたいこと」がわかったら、自分のアイデアを「絶対に伝えたいこと」を軸にまとめる作業に移りましょう。

【例】上手な子どもの叱り方

「まず、子どもの話に共感する」という事を伝えたい

「まず、子どもの話に共感する」のが大事。我が子はこんな風に変わった

子どもが変わる為に、自分がしたのは「すぐ怒らないこと」だった

子どもの話を怒らず、上手に聞いて子どもの気持ちに共感できた!

でも、悪いことは「悪い」と教えないといけない。

「なぜ悪いことをしてはいけないのか子どもに考えさせる」ことも大切だ!

子どもの反応は○○だったり、△△だったりするけれど、続けることが大事!

アナタもぜひ試してみませんか?

アナタが発見したアイデアの中で、見つけた「絶対に伝えたいこと」を軸に、上のように実際に人に説明するときのように順序立てて実際に行う方法を「箇条書き」にしてみてください。

ココまで出来たら、コラム完成までは後少し!頑張って!

 

5.箇条書きにそって、文章を書いてみる

さて、箇条書きにしたアナタのアイデアを文章にする段階です!
ココまで出来たら、もう完成したも同然。

箇条書きの内容を誰が見てもわかるようなコラムにするために、アナタなりの言葉で肉付けしてみてください!

 

6.書いた文章を見返して、足りない部分を足したり、要らない部分を削る

箇条書きにした内容にアナタなりの文章を肉付けしたら、一息コーヒーでも飲んで、休憩してから、アナタが書いた文章を見返しましょう!

アナタが「これで完璧だ!」と思っていた文章でも、あらためて書き終わってから見返すと、誤字脱字があるものです。
またでき上がった文章を頭(文章のはじめ)から、見直してみると意味が通じなかったり、本文と関係ない内容を書いてしまっていたりとミスがあるもの。

アナタからすると、ちょっとしたミスかも知れませんが、読む側からすると少しのミスでも「この人、誤字脱字が多いけど大丈夫?」と思われてしまうことがあります。

アナタのアイデアをより多くの人に受け入れられるためにも、細かなミスがないように、文章の最終チェックをお忘れなく!

 

自分のアイデアを「コラム」にして、ママの子育てを助けよう!

自分のアイデアを形にする方法は、いろいろあります。

  • SNSで発信する
  • 口コミで発信する
  • 漫画・イラストにする
  • コラムにして多くの人に読ませる

イチバン手軽な方法としては「SNSで発信」ではないでしょうか?
短文でも、なんでもとりあえずSNSでアナタの考えを発信すれば、誰かの役に立つ……かも知れませんが、残念ながら読みやすさなどの点を考えると、アナタが伝えたいことをSNSだけで正しく伝えることは難しいでしょう。

ぜひ親子の時間研究所で、アナタのアイデアをコラムとして発信できれば、多くのママたちを助けることにつながります。

私たちと一緒に、日本のママたちの子育てを良くしていきたいと思われる方は、ぜひママサポーターになって、ママコラムを書いてみてくださいね!

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

ネットで何か調べ物をしている時に「おっ、これ面白そ~」「何、これ気になる……」と思わず、記事のタイトルに惹かれてクリックしたことありませんか?

あるいは、「夏までに○kg痩せる最新ダイエット法」「3分でできる。子どもが喜ぶお手軽レシピ100」などの、雑誌や本のキャッチに惹かれて思わず本を手に取り、レジに持っていってしまった……という経験が、誰しもあることでしょう。

そう、タイトルのつけ方をちょっと工夫するだけで、多くの人にアナタが書いたコラム記事を読ませることができるんです!

みんなに「受けるタイトル」と「受けないタイトル」の違い

[受けるタイトル例]

  • 子どもの夜泣きが”ピタッ”と止まる3つの方法
  • 10分で出来るお弁当レシピ
  • 「もー無理ッ!」ってママに知って欲しいメンタルケア

[受けないタイトル例]

  • 子どもの夜泣きを止める方法
  • 私がおすすめするすぐに出来るお弁当レシピ集
  • 子育て中のママが知るべきメンタルケアとは?

さて「受けるタイトル」「受けないタイトル」を実際に例として上げてみました!
どちらも似たようなタイトルなのに「読んでみたい」と思うのは、断然「受けるタイトル」の方ですよね?

それでは「受けるタイトル」と「受けないタイトル」は、どう違うのか?
そして、どうすれば《受けないタイトル ➞ 受けるタイトル》に変えることが出来るのか、そのコツを合わせてご紹介します。

受けるタイトルの共通点

  1. 内容を具体的にまとめている
  2. 文章として見た時にタイトルだけでも面白い
  3. 読者の感情を揺さぶる”仕掛け”がある

 

「受けるタイトル」は、今風に言い換えるなら“バズるタイトル”と言えるでしょう。
多くの人の共感と興味を呼び、「この記事読んでみたい!」と思わせる文章が書ければ、アナタの記事を読みたいという人は、たくさん現れます。

さて、そんな受けるタイトルの共通点は上記の通り。

まず、タイトルをさらっと見ただけで「○○に関する記事かな?」と書いてある中身の内容を、なんとなくですが把握することが出来ます。

次に「受けるタイトル」と「受けないタイトル」を見比べてみてもわかる通り「受けるタイトル」は、文章として見た時に「面白そう!」と思われやすい書き方がされています。

そして、最後にそのタイトルを読んだ人が思わず「知りたい!」「どういうこと!?」と感情が揺さぶられやすい内容になっています。
(「”ピタッ”と止まる」や「もー無理ッ!」などの表現がソレにあたります)

このようにたった数十文字のタイトルであっても、“ちょっとした工夫”を行うことで、より多くの人の興味を引き、アナタの書いた記事を読まれやすくすることが出来るのです。

受けるタイトルを書くための3つのコツ

  1. そのタイトルから”発見”がある
  2. 「あるあるネタ」が一目で分かる
  3. タイトルから記事が”ため”になることがわかる

 

多くの人に受ける、そしてバズるタイトルを書くためのコツは、この3つ。

「えっ、どういうこと?」と思う人がほとんどだと思いますので、それぞれのコツを紐解いて参りましょう。

 

1.そのタイトルから”発見”がある

そもそも受けるタイトルとは、一目見ただけで「魅力」を感じるものです。
プロライターともなると、自然に読ませる魅力あるタイトルをスラスラと書けるものですが、そのレベルになるためには、かなりの時間を要します。

しかし、アナタでもそんなプロライターのテクニックを実践することが出来る。
それが「タイトルの中に発見」を入れること。

例えば「子どもの夜泣きが”ピタッ”と止まる3つの方法」なら、タイトルから「夜泣きがピタッと止まる方法が3つもあるんだ!」と言う発見を読者は見つけます。

「10分で出来るお弁当レシピ」の場合は「へ~10分で出来るお弁当のレシピがあるんだ」という発見を読者が見つける……というように「この記事は私が知らなかったことを知れそうだ」という発見を読み取れるタイトルを考えることで読者の注目を、ぐっと集めやすくなります。

 

2.「あるあるネタ」が一目で分かる

怒ったり、泣いたり、笑ったり……人間の感情には、イロイロありますが、読者の「この記事を読んでみたい!」という感情を動かすための、手っ取り早い方法が“共感”です。

 

  • 現実の子育てと理想の子育てが違い過ぎた
  • 子どもは本当に一度泣くと、ほんとうに泣き止まない
  • 寝かしつけたハズなのに、いつのまにか起きている

 

↑のような「あるあるネタ」を見つけると思わず、「そ~なのよ!」と言いたくなるのが、人間というもの。
そんな人間の深層心理をうま~く利用することによって、アナタの記事が読まれやすくなります。

受けるタイトルの例の1つ「「もー無理ッ!」ってママに知って欲しいメンタルケア」は、子育て中のママたちが、必ず思うであろう「もう無理」って瞬間にフォーカスを当てた、あるあるネタが隠されたタイトルだと言えるでしょう。

 

3.タイトルから記事が”ため”になることがわかる

何かと忙しい現代社会。特に子育て中のママにとって、スマホであれこれ楽しんでいる時間と言えど「なんでも良い」という時代ではありません。

どうせ読むなら、つまらない文章ではなく《自分にとってためになる情報が欲しい》が欲しいと思っています。

だから、現代人はタイトルだけを「これは自分のためになる」「これは自分のためにならない」と見比べて「自分のためになる」と思ったタイトルの記事だけを読みます。

逆に言えば、タイトルをひと目見ただけで「ためにならない」「面白くない」と思われたら、誰にも読まれないのです。

つまり、「タイトルから記事が”ため”になることがわかる」ようにするためには、タイトルの中にどれだけ具体的な情報を入れられるかが鍵!

だから例の「子どもの夜泣きが”ピタッ”と止まる3つの方法」や「10分で出来るお弁当レシピ」のように「○つの方法」や「10分で出来る~」などの具体的なキーワードを入れることで、そんなワガママな読者の要望に応えることが出来るのです。

 

記事と同じくらいタイトルは大事。注目を引き付けるタイトルを目指そう!

かつての文豪たちも、自分の書いた小説のタイトルに悩んだと言われています。
ママコラムのタイトル作りは、かつての文豪たちほど悩む必要はありませんが、それでも「どんなタイトルにすれば、私のコラムが読まれるかな?」と意識してタイトルを考えることでアナタのコラムが多くの人に読まれやすくなります。

たかがタイトル、されどタイトル。
ちょっとした言い回しの違いの差で、アナタのコラムを見る人が100人単位で変わることだってあります。

せっかく書いたアナタの記事、たくさんの人に読まれたいと思うなら、コラムの書き方だけでなく、タイトルのつけ方にまでこだわってみてはいかがでしょうか?

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

「こんなコト、別にスゴイことじゃないけど……」と、アナタが思っていることが日本の、いえ、世界の子育てを変えるスゴイアイデアかも知れません!

子どもの性格や個性は、それこそ本当に”十人十色”です。
そして、子育てだってお母さん次第で、びっくりするぐらい変わっちゃいます。

その他の人との違いこそが、たくさんのママに「そんな方法あったのかっ!」と言われるスゴイアイデアなのかも知れませんよ~?

そもそも子育てアイデアって、アナタにとって普通のコト

ふだん、何気なくやっている日常生活のひとコマ。
その中に他の人からすると、どんでもないスゴイアイデアだったりすることがあります。

例えば、お子さんのために作ってあげる『ママお手製のオモチャ』『子ども楽しみながら勉強する方法』などの中にスゴイアイデアが眠っていることがあるって、ご存知でしたか?

 

『ママお手製のオモチャ』が『子ども楽しみながら勉強する方法』なぜアイデアの宝庫なの?

『ママお手製のオモチャ』『子ども楽しみながら勉強する方法』って、実は人それぞれ違います。

「えっ、そんなコトないでしょ!」と思われるかも知れませんが、似たようなお手製のオモチャや勉強法はありますが、100%すべてが同じだ、というモノはありません。

なぜ、似たようなお手製のオモチャや勉強法はあるのに、100%同じお手製のオモチャや勉強法がないのか、その理由はそれぞれアナタが自分のお子さんに合うようにカスタマイズしているから。

 

誰かのアイデアをカスタマイズしてる。そしてソレこそが《子育てアイデア》だった!

お手製のオモチャや子どもに向けた勉強法、絵本の読み聞かせのコツや上手な叱り方……など、一見同じに見えることがらでも、ママごとにぜんぜん違います。

最初はテレビや本、おばあちゃんに教えてもらったイロイロな子育てテクニック。
今振り返ると、教えてもらった子育てテクニックと今の自分が実践している子育てテクニックは、まったく違ったものになっていませんか?

そう、それはアナタのお子さんに合わせて教えてもらった子育てテクニックを自分なりにカスタマイズしているからなんです!

「こうしたら、うちの子は喜ぶかな?」
「この方法はダメだったから、次は○○してみよう!」

誰かの子育てテクニック ➞ ママが実践 ➞ 子どもに合わせてカスタマイズ ➞ “自分だけのアイデア”

そんな風に、アナタは知らず知らずのうちに、誰かの子育てテクニックをカスタマイズして、自分だけの子育てテクニックに変えています。

そして、アナタがカスタマイズして生み出した《自分なりの子育てテクニック》が、他の人を「えっ、何この子育てアイデアすごすぎる!」と驚かれるor喜ばれるアイデアなんです!

 

【例①】子育てアイデアの見つけ方「豆乳プリン」

身体に良い豆乳を飲んでくれないお子さんのために、編み出したのが「味のついた豆乳」を使って作る、豆乳プリン!

バナナやいいちごなど、子どもたちの大好きな味の豆乳にゼラチンを入れるだけで、お手軽で子どもが喜ぶプリンが出来ちゃいます♪

親子の時間研究所|材料2つで豆乳プリン! ~飲んでくれないなら食べてもらおう豆乳プリン~

子どもは大人と違って、好き嫌いが激しくママが”ひと工夫”してあげないと、どんなに身体に良いからと買っても食べてはくれません。

「子どもにちゃんと栄養を取らせてあげたい!」というママの愛が垣間見える、子どものためのお料理レシピこそ、オリジナルアイデアの宝庫!

アナタも、この豆乳プリンのような、子どものためのオリジナルレシピがありますよね?
そんなオリジナルレシピも、他のママの役に立つ立派な”アイデア”なんです!

 

【例②】子育てアイデアの見つけ方「バブルアート」

飾っても、飾っても追いつかないお子さんの絵を、絵の具と紙コップを使ってバブルアートに大変身!

子どもの絵を捨ててしまう罪悪感もなくなるし、子どもに「資源の再利用」の概念を楽しく教えることが出来ます。

親子の時間研究所|子どもと一緒にアート体験!?カラフル バブルアートより

このバブルアートのアイデアは「子どもがせっかく描いた絵を捨ててしまうのが、もったいない!」という、優しいママの気持ちから生まれたアイデアです。

最初は「もったいない」から始まったアイデアも、何度も子どもと楽しみながら続けていくうちに、バブルアートのように「親子で楽しむアートな時間」になったり、子どもとの時間をより楽しく過ごす「学べる遊びの時間」になることだってあります。

アナタにもバブルアートのような「捨てちゃうのもったいないから……」という理由で、生み出した工夫やアイデアお持ちじゃないですか?
もし、あるならその工夫こそが他のママの役に立つアイデアなんですよ!

 

人と違うから個性!アナタの”カスタマイズ”がアイデアなんです♪

「子育ての役に立つアイデア」と字面で見ると、ものすごくむずかしいように思えてしまいますが、そんなコトは全然ありません!

むしろ、子育ての中でアナタが行っている“ちょっとしたこと”が、他の人からするとすごく役に立つ子育てアイデアだったりするんです。

だから「何か子育てアイデアあるかな~」と思ったら、とりあえず自分がカスタマイズした子育てテクニックを思い出して見てください。
アナタがお子さんのためにやったカスマイズこそが、子育てアイデア発掘の鍵なんですよ~!

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

アナタが見つけた子育てのアイディアやコツ。
どうせなら、もっと多くの人にわかりやすく伝えたいと思いませんか?

文章であれこれ説明するのが苦手な人でも「文章を細くする写真」を一枚コラムの中に入れるだけで、アナタが説明している子育てのアイデアやコツがぐっとわかりやすくなります!

また、お子さんに関連するちょっとした写真がコラムの中にあることで、同じママたちから共感されやすくなり、アナタがコラムの中で伝えたい内容が、頭に入りやすくなることがあります。

今回は、そんなママコラムの中に載せる写真を上手に取る方法をご紹介します!
(普段のスマホの写真撮影の役にも立ちますよ~♪)

ママコラムに載せる写真を上手に取る5つのコツ

  1. 縦撮りではなく、横撮りで
  2. グリッド表示機能を使用する
  3. フラッシュは基本OFFにする
  4. フィルターはあえて使わない
  5. 明るさを意識する

上記の上手に写真を取る5つのコツは、デジカメでも、スマホでもどちらでも対応しています!
ただ、どちらの方法もカメラや機械に詳しくない人からすると、「どういう意味なの?」と思われると思いますので、1つずつ詳しくご紹介したいと思います。

 

1.縦撮りではなく、横撮りで

スマホもデジカメも「縦撮り」と「横撮り」の2つの撮影方法があります。
個人で楽しむのなら、縦でも横でも問題ないのですがWEBサイト(自分のブログやママコラム)に掲載する場合は、断然「横撮り」の方が、読者にとって見やすくなります。

実際にWEBサイト内にある縦長の写真と横長の写真を見比べてみると一目瞭然ですが……


どちらも同じ“写真”に違いはありません。
しかし、WEBサイトのデザインとして見た時に、縦長の画像の方が間延びして見えるため、どうもWEBページ全体に締まりがないだけでなく、無駄な余白が気になってしまいます。

気にならない人からすると「ちょっとしたコト」かも知れませんが、気になる人からすると大きな違いなんです!

少なくともママコラムに掲載する画像は、縦長画像ではなく、横長画像――縦撮りではなく、横撮りを心がけてくださいね。

2.グリッド表示機能を使用する

最近のスマホやデジカメには、ほとんど「グリッド表示」と言われる写真撮影を助ける“線”を表示させることが出来るようになっています。

このグリッド線は、被写体を水平・垂直になるように撮影するための「補助機能」であり、このグリッド表示を参考に写真を撮影することで、《被写体が画面の中にキレイに収まった写真》を取ることが出来るようになります。

またグリッド表示を参考に写真を撮影することによって、《被写体の構図》がわかりやすくなるため、印象深い写真を撮影することが出来るようになりますよ~!
(これはスマホでもデジカメでも同じ)

3.フラッシュは基本OFFにする

暗い画面や被写体をキレイに撮影するために、フラッシュを使用することがありますが、最近のスマホやデジカメはかなり進化しており、わざわざフラッシュを使って被写体を明るくする必要は少なくなりました。

むしろ、フラッシュを使って撮影した方が画像が変に浮き上がってしまうため、写真撮影の腕に自信がないのなら、わざわざフラッシュは使わない方が良いでしょう。

なお、最近のスマホは撮影時に暗い場所や被写体をタップするだけで、自動的に明るさを調整してくれるので、わざわざフラッシュを使用する必要はありません。

4.フィルターはあえて使わない

ママコラムに掲載する写真は、シンプルで変に加工されていないモノが好ましいです。

スマホのアプリなどでは、撮影時(或いは撮影後)にフィルターを使うことによって、写真をキレイに見せたり、おしゃれに見せたりすることが出来ます。
しかし、ママコラムが求める写真は“誰が見てもわかりやすい写真”です。

絵文字やキラキラフィルターが入っている画像は、どうしても第三者が見たときにわかりにくく。
人によってはおしゃれなフィルターが入った写真のせいで、せっかく書いたコラムの内容が頭に入ってこない……なんてことも!

とりあえず「写真の分かりやすさ」が大事なので、フィルターはあえて何も使わず、オリジナルの写真を投稿するようにしましょう。

5.明るさを意識する

暗い場所で撮影するよりも、明るい場所で撮影した方が、被写体の輪郭(りんかく)がハッキリするので写真の内容がわかりやすくなります。

写真をキレイに撮影するための“明るさ”とは、フラッシュを用いて強引に明るくするものではなく、その被写体がハッキリ見えるようにするためのもの。

だから「なんだか、この被写体暗いぞ?」となった際には、カーテンを開けて部屋の中に光を入れたり、照明をつけて部屋全体を明るくしたりすることで、被写体の輪郭をハッキリ、くっきり写すことが出来るようになります。

[注意!]スマホ撮影時はズーム機能を活用しよう

普段何気なく使っているスマホのカメラ。
実はあのスマホカメラは“広角レンズ”が採用されており、気づきにくいですが普通に撮影すると、モノや影が歪んでしまうことがあります。

キレイな写真を撮影したいなら、なるべく歪みがないほうが良い。
ママコラムに掲載する写真も、普段撮影している写真も「スマホを使っている」という方は、画質が落ちない程度にズーム機能を使って、スマホ撮影時に発生する歪みを無くすようにしてくださいね!

5つのコツをマスターして、キレイな写真を撮影しよう!

スマホでも、デジカメでもご紹介した5つのコツを意識するだけで、見違えるほど見やすく、わかりやすい写真を撮影することが出来るようになります。

“ちょっとしたコツ”ではありますが、ご紹介した写真を上手に取る5つのコツは、プロカメラマンも使っているテクニックなので、コツを知っていると知らないとでは、写真の出来栄えに雲泥の差がでることだってあります!

さぁ、アナタも上手に撮影するコツを覚えて、ママコラムや日常生活にその撮影テクニックを活かしてくださいね。

 

☆日常でも役立つ上手な写真の撮り方のコツ

スマホ・デジカメでバッチリ!お子さんのキレイな写真を取る5つのコツ

ワンランク上の”プロ級”の写真を撮影する5つのテクニック

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!