トコトコと歩くことが出来るロボットを、自分で作ってみたいと思いませんか?
プログラミングは一切不要。モーターの力で動き出す「ダンボールロボット」の作り方を一緒に作っていきましょう!

ダンボールロボットに必要な材料と道具

[材料]

  • ダンボール✕複数枚
  • 小型モーター✕1(ゆっくり動くもの)
  • 小型スイッチ✕1
  • 連結棒✕4
  • 銅線(30ccm)程度✕1
  • 電池✕1
  • 輪ゴム✕3
  • ストロー✕1
  • 竹串✕4

[道具]

  • カッター
  • コンパス
  • ニッパー
  • グルーガン
  • ハンダゴテ(なくても作れます)
  • 接着剤
  • ドリル(なければキリで可)

ご自宅にはなかなかないものばかりなので、足りないパーツはホームセンター等に行って、買い揃えてください。

1.18cm✕3cm程度の細長い長方形を2つ切り出し穴を3つあける

ダンボールから18cm✕3cm程度の細長い長方形を2つ切り出してください。
2つのパーツに連結器に空いている穴と同じ間隔で、ストローが通るぐらいの穴を3つあけましょう。

2.1の穴にストローを通し、接着剤で固定する

1であけたそれぞれの穴に、ちょうど穴の幅と同じぐらいの大きさに切ったストローを入れ接着剤で固定します。

3.片方のパーツに3cm✕5cmのパーツ✕2とモーターをくっつける

3cm✕5cmのパーツを2つダンボールから切り出し、2で作った片方のパーツの上下にグルーガンで固定します。

その後、固定したダンボールに乗せるようにモーターをグルーガンで固定します。
この時にモーターから出ている銅線(短い場合orない場合は銅線を継ぎ足してください)は、巻き込まれないように2のダンボールの内側を通して上側に出してください。

4.2種のパーツを切り出し、ギアを3つ作る

  • (A)半径2.5cm程度の円形のパーツ✕6
  • (B)半径2.4cm程度の円形のパーツ✕3

上記のパーツを切り出し、BをA2つでサンドし(接着剤で固定)て中心に竹串が通るぐらいの穴をあけてギアを作ります。
同じものを全部で3つ作りましょう。

5.4とは異なる2種のパーツを切り出し、小さなギアを2つ作る

  • (C)半径1cm程度の円形のパーツ✕4
  • (D)半径0.9cm程度の円形のパーツ✕2

切り出したCとDを4の要領で組み合わせ、小さなギアを2つ作ります。

6.それぞれを竹串に通し、3で作った本体の穴に通す

  • 1個目の穴:左側に大きなギアを1つ
  • 2個目の穴:左上の大きなギアの真下に小さなギアを1つ、ちょうど真ん中に大きなギアを1つ、右下の大きなギア真上に小さなギアを1つ
  • 3個目の穴:右側に多いなギアを1つ

3で作った本体の穴に、上記の順になるように4、5で作ったギアを竹串に通してください。
1個目の穴と3個目の穴に、先に竹串とギアを通すと作業が楽ですよ!

7.ギアとギア、それとモーターに輪ゴムを通し、残りの1のパーツで蓋をする

  • [輪ゴム1]左側の大きなギアと真下にある小さなギア
  • [輪ゴム2]真ん中の大きなギアとモーターの出っ張り
  • [輪ゴム3]右側の大きなギアと真上にある小さなギア

上記のように3つの輪ゴムを通し、残りの1で作ったパーツで蓋をしてください。

8.連結器と竹串をグルーガンでくっつけ、不要な竹串をカットする

左右それぞれから伸びる竹串に連結器を画像のようにはめ込みましょう。
また連結器側の残った穴に短い竹串を通し、こちらもグルーガンで固定します。

残りの連結器から出すぎている竹串と真ん中の竹串をニッパーでカットします。

9.3種のパーツを切り出して組み合わせ、ロボットの足底を作る

  • (E)横の長さ10cm程度の大きな「山」の字状のパーツ✕2
  • (F)15cm✕3cm程度の細い長方形✕2
  • (G)10cm✕2cm程度の細長い長方形✕4

E~Gのパーツを切り出します。
Eを足底とし横の長い部分にGを重ね、同じものを2つ作ります。

10.加工したFと9のパーツを組み合わせ脚部(きゃくぶ)を作り、本体と合体!

Fに連結器から伸びる上下2本の竹串がちょうど入るぐらいの間隔の穴をあけます。
その穴に2の要領でストローを通し、接着剤で固定。

さらに9で作った足底と組み合わせロボットの脚部を2つ作ります。

最後にそれぞれの脚部の穴と本体の連結器から伸びる竹串を通し、出すぎている竹串をカットして、グルーガンで脚部を固定。

この時、手で脚を動かして上手くギアが連動して脚が動くか確認しておきましょう。

11.上部にスイッチをくっつけ、お尻部分に電池をくっつけ銅線をつなげたら完成!

本体上部にスイッチをくっつけ、モーターから伸びる電線とつなげます。
次に本体の真下、ちょうどロボットのお尻の方に電池をくっつけ、スイッチから伸びる銅線をつなげます。
(この時、スイッチから伸びる銅線もダンボールの中を通しましょう)

最後にスイッチを入れて、ロボットの脚が上手く動き出したら完成です!

上手く歩けるかな? 出来たら感動の超大作!

必要なパーツ数こそ決して多くはないですが、ロボットが動く仕組みとモーターを動かす技術が必要となる大人でも難しい工作です。

でも苦労してロボットが上手く動いた時の感動はひとしお。

ちなみにロボットの頭は自由に作ってOKなので、好きなロボットやキャラクターの頭を載せましょう。
さぁ、君も動画と記事を参考にオリジナルのロボットを作ってみませんか?

 

Presented by 触れる図鑑

自由研究・実験・工作を何にしようと悩んだら~こちらをチエック!

 

 

「ついに書き終わった~!」と、テーマにそってママコラムを書き終わった……と思っても、それで終わりではありません。

書き上げた当初は「私、天才かも!」と思う文章でも、後から見直してみると「えっ、あの時はうまく書けたと思ったのに……」ということが多々あります。

今回は、そんな出来上がった文章を整理・まとめるコツをご教授させて頂きます。

書き上がった文章はカレーのように一晩寝かせるのが大事!?

『ノルウェイの森』や『1Q84』で有名な作家、村上春樹さんは小説家になるために「嫌になるほど書き直した」と言われています。

日本を代表する小説家ですら、自分の文章をなんどもなんども書き直しているのですから、コラム初心者のアナタも自分の文章を読み直し、必要があれば書き直すことは必要です!

ただ、コラム初心者が闇雲にコラムを書き直すのは得策ではありません。

小説や論文の世界では1度書いた文章をそのまま投稿するのではなく、最低でも1日以上書いた文章を寝かせます。
不思議なことにカレーのように1日以上書いた文章を読み直すといろいろと”粗(あら)”が見えてくるものです。

「あれ? あの時は良いコラムだと思ったのに……」「えっ、なんでこんなところ間違っているの?」と寝かせた文章を読み直すと、いろいろと気づくところが出てきます。

このように1度書いた文章を寝かせ、見直すことで細かなミスを減らせるだけでなく、より良いコラムを書くことにもつながりますよ!

一晩寝かせた文章のドコを見れば良い? 注意すべき5つのポイント

さて、一晩寝かせた文章を読み直す際に、ドコを見れば良いのでしょうか?

もちろん、自分が書いた文章を読み直すだけでも、ミスを減らすことが出来ますが、予め確認すべきポイントを知っておく方がスムーズにミスチェックが出来ますよ!

そして、一晩寝かせた文章をチェックすべきポイントが次の通りです。
 

  • 1.誤字脱字
  • 2.表記の揺れ
  • 3.意味が通じない
  • 4.表現がふさわしくない
  • 5.全体を通して一貫性がない

 

1.誤字脱字

ママコラムを書いている時は「うん、完璧♪」と思っている文章でも、意外に誤字や脱字があるものです。
実は良く見ると書店やコンビニで販売されている雑誌の中にも、誤字脱字は少なからずあります。

誤字脱字は文章の推敲(すいこう)を専門とする校閲でも見落としてしまうことがあるほど、それだけ難しいということですが、それでも誤字脱字はないに越したことはありません!

ちなみに、どんな文章が誤字脱字なのか下記の例をご覧ください。
 

[誤字の例①]
子ども同士の県下は、放って置くと対辺なことになります。
[正解]
子ども同士のケンカは、放って置くと大変なことになります。

純粋な漢字の間違いによる誤字もありますが、同じ読みでも漢字の意味が違う誤字の場合もあります。
 

[誤字の例②]
子どもの直すために薬を飲ませた
[正解]
子どもの風邪治すために薬を飲ませた

日本語って難しい! 異口同音の漢字は意外に多くプロでも間違えることが多々あります。身近なところだと「以外」と「意外」や「若干」「弱冠」などが間違えやすいのでご注意を。

ちなみに「この漢字で正しいんだっけ……」という場合は、あえてひらがなで書くという誤魔化しテクニックもありますよ!

それでは脱字の場合もついでに確認しておきましょう。
 

[脱字の例]
毎日日、幼稚園のお弁当を作るのって、結たいへんですよね。
[正解]
毎日日、幼稚園のお弁当を作るのって、結たいへんですよね。

上記のように純粋な誤字脱字もありますが、タイピングミスをしてしまい、結果的に脱字につながったという場合もあります。
タイピングミスとして次のような間違いもありますのであわせて覚えておきましょう。
 

[タイピングミスの例]
kあさんのことを大好きな子もどたち。
[正解]
さんのことを大好きな子どもたち。

誤字脱字やタイピングミスによる地味なミスは、たった1回のチェックでは見落としてしまいがち。
だからこそ、二度三度と書き終わった内容を見直すことで、こういったケアレスミスを減らすとが出来ますよ!
 

2.表記の揺れ

「表記の揺れ」は、日常生活の中ではあまり聞かない言葉だと思います。
一般的に「表記の揺れ」とは、文中に出てくる表現が一定でないことを言います。

「文中に出てくる表現が一定でない」と言われても、ピンと来ないでしょうから、具体的にどういった文章が表記の揺れなのかを見てみるのが手っ取り早いと思います。
 

[表記の揺れの例]
子どもと遊ぶ時に、子供の目線になって考えることが、こどもの事を思うなら大事です。

日本語には「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「英語」とさまざまな表現方法があり、同じ単語であってもひらがなにするのか、それともカタカナにするのか、或いは漢字で表すのかによって、その印象がまったく異なります。

ただ、同じコラムの中で「こども」「コドモ」「子供」「子ども」「KODOMO」と同じ単語を表す表現が、ぶれぶれに揺れてしまうと読者にとってその文がスムーズに入らなくなってしまいます。

出来上がったコラムを見直す際には、誤字脱字だけでなく文章の揺れにも注意してくださいね。
下記に文章の揺れをワザと残しておきました。

どこが間違っているかチェックしてみましょう!
 

[表記の揺れチェック]
ママからすると愛する我が子には、いつまでも元気でいてもらいたいもの。でも、いくらお母さんが注意しても、子どもはケガをしたり、風邪を引いたりしてしまいます。
母親としては、子どもが風邪を引いてしまうと、ついつい心配してしまいますが、風邪を引かない人間なんって一切いません!
[答え]
「ママ」「お母さん」「母親」と”母”に関する表記が統一されていない。

ちなみに表記の揺れは”記号”にも当てはまります。
漢字だけでなく「キロメートル」「km」「㌖」や「電話番号」「TEL」「tel」、「当たり前」「当り前」などの単位や単語、送り仮名に関しても、すべて同じ表記で統一するようにしてください。
 

3.意味が通じない

文章を書いている時には「ふふっ、この調子なら芥川賞狙えるかも!」と思っていても、いざ書いた文章を読み直してみると「これは本当にあの時、私が書いたの……?」とびっくりしてしまうことがあります。

特に勝手に筆が動き出す――というぐらい勢いよく文章を書いていたはずなのに、改めて自分が書いた文章を読んでみると前後のつながりがない。意味不明な文字の塊が出てくることがあります。
 

[意味が通じない文章の例]
我が家のトイレトレーニングは壮絶でした。子どもって、自由。今となっては良い思い出ですが。

さて、上記を通しで読んでみて意味がわかりますか?

文脈と文脈がぶつ切れで言いたいことはなんとなく分かるけれど、何を言いたいのか釈然としませんよね。

ノリノリで書いている時はこういった文章に気づかないものですが読み返して見ると「なんでこんなモノ書いたんだろう……」とびっくりしてしまうこともあります。

なお、こういったミスはサーッと読み直すだけだと見落としやすいのでご注意を。
 

4.表現がふさわしくない

親子の時間研究所は「親子のためのメディア」です。
少なくとも「日経新聞」や「週刊東洋経済」のようなビジネスパーソン向けのメディアではないので、忙しいママが構えることなく読めるように文章表現も柔らかく、わかりやすいものに整える必要があります。
 

◆それぞれのメディアのメインターゲットの傾向

  • ・親子の時間研究所:すべてのママ、パパ、出産を控えた方など
  • ・anan:20~30代のファッションに興味がある女性
  • ・週刊東洋経済:ビジネスパーソン、管理職、40代以上の男性

上記のように、各メディアにはそれぞれメインターゲット(読者)が異なってます。
また、それぞれのメインターゲットに合わせた特集が組まれるだけでなく、メディアの中で使われる漢字や文章表現も、それぞれの読者に合わせて統一されています。

あくまでイメージですが、各メディアごとに「子育て」について書いたとするのなら、内容も文章表現も含め下記のように違うと思ってください。
 

◆親子の時間研究所風
子育てに大切なのは、ママとパパの協力です! 子育てはママだけでやるものではなく、パパも含めた家族みんなでするもの。
 
◆anan風
ママだけど、自由でいたい。子育てって、やっぱりママだけじゃ出来ないから、パパの協力が必要不可欠。だから、今日からうちのグータラパパをイクメンパパに大変身させちゃいましょう!
 
◆週刊東洋経済風
子供を育てる母親の多くが孤独を抱えていると言う。男女参画社会が叫ばれて随分と経つが、果たして”働く男たち”は妻の子育てをきちんとサポート出来ているのだろうか?
今の時代、毎日忙しく働く男たちにも「イクメン」として、子育てへの参加が期待されている。

上記は、どれも似たような内容ではありますが、書かれている文章から受け取るイメージは、全く異なります。

「親子の時間研究所風」は、子育てに悩むママ・パパに近い素直な文体で書かれていますが、「anan風」の方はおしゃれな女性がターゲットだけあって「カタカナ語」や若い女性が好む表現が多く見受けられます。

最後の「週刊東洋経済風」は深刻そうで、硬く、どちらかというと男性向けですよね?

このように親子の時間研究所には、親子の時間研究所のメインターゲットにあった文章を書く必要があるのです!

ちなみにママコラムを書く際には、以下のポイントを参考にしてください。
 

  • ・なるべくポジティブな内容、雰囲気で
  • ・むずかしい漢字は控え、ひらがなを多めにする
  • ・回りくどい表現は避け、誰が読んでも理解されやすい簡素な表現を目指す
  • ・仕事や家事で疲れたママ・パパが気軽に読めるような、柔らかい文章を心がける

また、当たり前ですが「バカ」や「アホ」「ぶっ飛ばす」などの乱暴な言葉や汚い言葉も必要がなければ使わないでください。
(テーマや体験談として使わなければならない場合は別です。ただし、乱暴な言葉や汚い言葉を使わざるを得ないコラムを書く際には事前に編集さんに相談した方が良いでしょう)
 

5.全体を通して、文章に一貫性がない

自分が書いたコラムを一晩寝かせてみて「なんだか、しっくり来ないなぁ~」と思うことありませんか?

そういう場合は、コラムの内容に一貫性がないことがほとんどです。
 

[文章に一貫性がない例]
私の子どもは生のトマトが大嫌いですが、料理に入れると「トマト美味しい~」と食べてくれます。
でも、最近では生のトマトも「悪くないかもね」と食べてくれるようになりました!

さて、上記のコラムなんとなく理解しづらいと思いませんか?
冒頭では「トマトが嫌い」なのに「トマト美味しい~」と書かれているし、「生のトマトを食べられるようになった」とも書かれています。

なんとなく内容を理解することができますが、全体を通して読むよ「トマトが嫌いなのか、好きなのか、どっちなんだよ!」となんだかモヤモヤしてしまいますよね……。

このように一貫性のない文章は読者の理解を妨げます。

ストーリーとして「嫌いだったトマトが食べられるようになりました!」と言うのならわかります。
でも、連続した文の中で「生のトマトが嫌い」「調理したトマトは美味しい」「生のトマトが食べられるようになった」と書かれると、何だなんだか分からない。

だから、トマトが嫌いならトマトが嫌いで一段落。調理したトマトなら食べられるで一段落。

最後に「最近では生のトマトも食べられるようになりました!」で一段落というように、段落や見出しごとに一貫性があるかを確認し、全体を通して読んだ時に「主題」に沿った一貫性のあるコラムを書くようにしてください。

でも、間違いを恐れず書いてみて! 失敗を繰り返すことでアナタのコラムは進化する

今回の記事では、出来上がったコラムを整理・まとめるコツをご紹介しましたが、かく言うこのコラムを書いている私も、提出した記事に「ここ間違ってますよ!」と書き直しを指示されたり、怒られたりすることは未だにあります。
(お恥ずかしながら……)

でも、ミスを恐れて「完璧になるまでコラムを提出しない!」というのはNG。
アナタがコラムでミスをしても、ちゃんと親子時間研究所の編集さんがしっかり指摘してくれるのでミスを恐れずコラムを書きましょう!

子育てと同じく、トライ・アンド・エラーの精神でママコラムに関しても失敗と成功を繰り返すことで、アナタのライターとしての腕も上がります。
「まず、書く。そして見直す」という気持ちを忘れずに、アナタもママエイドとしてアナタにしか書けないコラムを書いて世の中に発表してくださいね!

 

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

ママコラムを書く時、ついついアレもコレも……と内容を詰め込みすぎてしまうことありませんか?

コラムを書き上げた時は「ふふっ、私って天才なんじゃなかろうか!」と小躍りしたくなるような気分でも、後々読み返して見ると「あれ……なんか違う?」とがっかりすることってありませんか?

自分の文章を推敲(すいこう)※1する時に、覚えて欲しいテクニックが《文章の断捨離》です!

「ええっ、せっかく書いた文章を消しちゃうの!」と思われるかもしれませんが、無駄な贅肉を落とすがごとく、無駄な文章も削ぎ落としてスリムにした方が読みやすくわかりやすいコラムを書くことが出来るようになりますよ。

※1 自分の書いた文章を読み返し、修正すること

そもそも「文章を断捨離する」とは、どういうことなのか?

小・中学生のころ、多くのママが400文字詰めの原稿用紙を埋めるのも一苦労だったことでしょう。
実は「作文が苦手」「論文が苦手」という人の多くは”長文を書くのが苦手”という方が少なくありません。

確かに、難しい漢字が並んでいる論文のような理路整然とした文章が1ページ中にびっしり並んでいると頭が良さそうなイメージがありますが、果たしてその文章は読みやすいのでしょうか?

例えば、次のような一文を読んで、アナタはそのコラムを読み続けたいと思いますか?
 

[例]
子どもからすればビジネス街は魑魅魍魎が跋扈する未開の地です。

なんというか”硬い”です。少なくとも家事や育児に疲れたママが気軽に読める雰囲気ではないですよね。
 

[例]
子どもにとって、ビジネス街は未知の場所。

でも、これぐらいガッツリ削ると一文が理解されやすくなるだけでなく、コラムの雰囲気が柔らかくなり、取っ付きやすくなります。
 
そう、これが文章の断捨離のメリットです!

文章を断捨離し、ムダな情報を取り除いてあげることで、それぞれの単語の意味を理解しやすくなります。
つまり文章の断捨離によって、読み手の”情報量”を減らしてあげることで、コチラ(作者)が言いたいことがスーッと読み手に伝わりやすくなるのです。

ちなみに文章の断捨離のメリットは他にもあります。
 

  • ・コラムがシンプルになり、読みやすくなる
  • ・柔らかい文章になり、読まれやすくなる
  • ・スラスラとコラムの最初から最後まで読める
  • ・余計な情報が削ぎ落とされ、読者が理解しやすくなる

コラムは長ければ良いというものではなく、むしろ短いけれどシンプルだけど書いてある内容が「スーッ」と入り込むようなものの方が、忙しいママ向けです。
(もちろん、内容によってはキチッ、キチッとしたしっかりとした長いコラムが好まれる場合もありますが)

さすがに数百文字程度のコラムは、読み応えがないだけでなく、コチラが伝えたいことを読み手にしっかりと伝えることが出来ないのでNG!
出来れば1コラム内の文章は1000文字以上は欲しいところ。

それでは、具体的にどうやって断捨離をするのか、断捨離のポイントを次の章でご紹介しますね。

文章を断捨離する4つのポイント 忍びないけれどガッツリ削除しましょう

  • 1.「長いな」と思ったら短くするか消す
  • 2.「主題と関係ないな」と思ったら断捨離
  • 3.難しい表現はかんたんな表現に変える
  • 4.漢字は、なるべく「ひらがな」にする

せっかく書いた文章を消すのは忍びないですよね、出来れば消したくないですよねぇ……。でも、文章を断捨離することでアナタのコラムの輝きが増します!

ということで、より良い文章を書くための断捨離ポイントを学んで行きましょう。
 

1.「長いな」と思ったら短くするか消す

ママコラムは長ければ長いほど良い、ということはありません。
もちろん、極端に短文過ぎてもダメですが「ちょうど良い長さのコラム」を目指す必要はあります。

まず、読者の代表であるアナタが改めて自分の書いた文章を読んで「うーん、長いな」と思ったのなら、それはやっぱり長いんです!

とりあえず、長いと思ったら消す。「これ、いらないかな~」と思ったら、消す。
消して、消して、消しまくって「これ以上、減らせないな」と思うぐらい消すことでシンプルで読みやすいコラムになります。
 

2.「主題と関係ないな」と思ったら断捨離

「蛇足ですが……」と話の本筋とはまったく関係のない話をする人いますよね。でも、コラムの中で「蛇足ですが……」と話の本筋とはまったく関係のない話をする人、少なくありません。

例えば「子どもの好き嫌い」がテーマの話で「調理法」や「しつけ」に関する話はセーフですが、このテーマの話の中で当然ですが「絵本」や「着替え」に関する話は主題と関係ないのでNG!

もちろん、テーマにそくしたコラム内容であっても全体の内容を通して読んだ時に違和感があると思った部分は削除することをオススメします。
 

3.難しい表現はかんたんな表現に変える

アナタがこれから書くコラムのターゲット(読者)は”ママ”です。
少なくともビジネス書や自己啓発本のような「お硬い本」を読む人がターゲットではありません。

家事や育児で忙しく、細切れな自由時間しかないママにとっていくら役に立つコラムであったとしても、漢字が多くて、文章表現も硬い文章をあまり好みません。
 

[例]
昨今の子育て環境における問題は根が深く、早急に解決する必要があります。

上記の文章は言わんとしていることはわかりますが、回りくどい言い方ですし、そもそもソコまで難しい言葉を使う必要は一切ありません。
「世の中のママが気軽に読める」ということを考えるなら、これぐらい表現はかんたんにして良いですよ!
 

[例]
最近の子育は大変。なるべく早く解決する必要があります!

コレぐらいかんたんな表現にして構いません。むしろ、先のような長ったらしく、難しい言葉を使っているだけで”中身スカスカ”の文章は、あまり褒められたものではありません。

「難しい表現をかんたんにするには、どうすれば良いの?」と行き詰まったら、とりあえず中学生が読んでもわかるぐらいの文章を書くように心がけてみてください。
また難しい単語は「類義語」「同義語」をネットで検索し、かんたんな表現に変えてみるのも○。
 

4.漢字は、なるべく「ひらがな」にする

ひらがなばかりの文章も読みにくいですが、漢字ばかりの文章というのも読みにくいものがあります。
 

[例]
十中八九、我愛娘が行った事で間違い無い

まるで中国語のように漢字だらけ……って、読みにくいと思いませんか?
 

[例]
十中八九、私の娘がやった事でまちがい無い!

同じ文章でも、漢字をひらがなにすることで、ずいぶんと読みやすくなることがおわかり頂けるのではないでしょうか?
 

[例]
じゅっちゅうはっく、わたしのむすめがやったことでまちがいない!

もちろん、ひらがなだけの文章も読みにくいことこの上ない!
人に読まれる文章はにひらがなと漢字のバランスは「7;3」ぐらいが良いとされているので、コラムを書く時にはなるべく”ひらがな多め”になるように心がけましょう。

なお文筆業の世界では、漢字をひらがなにすることを「開く」と言います。
「私のコラム、漢字が多いかな?」と思ったら、ガンガン開いて行きましょう!

文章も「いらないな」と思ったら断捨離、断捨離! コラムをスリム化して読みやすくしよう♪


一昔まえに流行った「断捨離」は、使わなくなったものを思い切りよく捨てることでした。
そして、それは文章も同じで「いらないな」と思った部分は、容赦なく”バッサリ”と切り捨てる勇気をもつことが大事です。

それにもし、文章の断捨離をしすぎて「何か足りないな?」と思ったら、足りない部分を書き足せば良いんです。
本物の断捨離と違って、文章の断捨離はやり直しがきくんです!

自分が書いたママコラムを読み直して「なんだか間延びしているな」「というか長いな」と思ったら、とりあえず「削れる部分はないかな?」と文章を書き足すのではなく、減らす方向で考えましょう。

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

 

コラムの書き方には、人それぞれ”クセ”があります。
ある人は、まるで数学の問題を解くように予め筋道を立てて。

またある人は感情のまま文章を書き、余分な文章を削ったり、足りない文章を足したりしながら――と、実はあまり知られていませんが人それぞれコラムの書き方は違います。

今回はそんな数あるコラムの書き方の中から、《穴埋め方式》で自分の文章を組み立てる書き方をレクチャーさせて頂きます。

とりあえず流れに任せて書いてみて! 足りない部分は後で穴埋めしてみよう


「もぉ~良いコラムが思い浮かばない!」という時でも、意外にパソコンの前に座ってキーボードをカタカタしていると、いつの間にか「おっ、コレなかなか良いコラムができたんじゃない?」と思うことがあります。

コラムに限らず、小説やマンガの世界でも良くあることですが、ゴールを決めずに好き勝手しばらく書いてみると「何かしらの形」になることがあります。
世の中で活躍するいわゆる”プロ”と呼ばれるライターや小説家、漫画家ですらそうなのですから、ママコラム初心者のアナタが物怖じする必要は一切ありません!

誰だって最初は初心者です。「何を書いたら良いかわからない……」と思ったら、とりあえず書いてみましょう!

もしかすると、誰もが驚く傑作コラムがアナタの手によって生まれてくるかもしれませんよ?

とりあえず書く! ママコラムを書く《穴埋め方式》のやり方

  • 1.まずテーマにそって思うまま文章を書いてみる
  • 2.書いた文章を読み返して、良さそうな部分をピックアップ
  • 3.ピックアップした文章を整理し、足りない部分を書き足す
  • 4.全体の文章を整理し、起承転結にまとめる

「とりあえず書く」これがコラムのスタートとなります。

まずは先にも触れた通り、心が思うがまま好き放題文章を書いてみましょう。
TPOも、放送コードも、禁止用語も関係なくとにかく思うまま文章を書いてみてください。

そして、その後に自分が書いた文章を読み直してみると「おっ!」と思う部分がいくつか見つかるはず。
その「おっ!」という部分を次のステップでは整理し、文章の流れとして足りない部分を書き足す。

最後に書き足した文章も含め、文章を整理して、起承転結にまとめれば後は完成!
さぁ、それでは実例を元に《穴埋め方式》でどうママコラムを書いていくのか、その方法をご紹介します。

 

1.まずテーマにそって思うまま文章を書いてみる

この穴埋め方式では、アナタが思うまま文章を書くことからスタートしますが、自分のSNSやブログではないのですから、何を書いても良いというワケではありません。

1番大切なのは「テーマ」です。
当たり前ですがテーマとまったく関係のないコラムを書くのはNG!

ただ、作文を書くのが苦手だったり、コラムを書いた経験がない人にとって「思うまま文章を書く」という行為は簡単なことではありません。
ということで、今回はmitomoさん『ママ友が欲しい人必見。ママ友の作り方とは。』というコラムをもとに、私なりに想像ではありますが《穴埋め方式》で文章を書いてみると……

 

[テーマ]ママ友 作り方
これからママになって、子どもが保育園に行く。そんな時、ふと気になるのがママ友のこと。
というか、ママ友って、どうやって作れば良いのか、人によっては「1人のほうが気楽だし、集団でいる必要性を感じない……」なんて人もいる。でも、やっぱママ友がいると安心は、安心。めんどくさいこともあるけど、保育園の行事や子どもに関する悩みを共有できるしなーメリットもあるよね。そう言えば、私の時は児童館や公園で知り合った人と仲良くなったなぁ~。
あと、習い事や幼稚園プレ保育で仲良くなった友だちもいたっけ。あの友だちは、今頃どこにいるのかな、疎遠になっちゃたけど(笑)あと地域の子育てサークルって手もあるよね……。あ、でもネットの「ママ友募集」でセールスに騙されそうになった、って人もいたなぁ。

参考:『ママ友が欲しい人必見。ママ友の作り方とは。』

イメージとしては、こんな感じでテーマに関することを、もっと自由に書き連ねてみてください。
また、今回はわかりやすさを重視して不要な文章を極力減らしていますが、コラム初心者の場合はもっと不要な文章がいっぱい出てきます。

その不要な文章をこの段階で気にする必要はありません。
とりあえず、後のことは考えず、思うがままテーマにそって書いてください。

 

2.書いた文章を読み返して、良さそうな部分をピックアップ

「1.まずテーマにそって思うまま文章を書いてみる」で書いた文章の中には「テーマにそぐわない文章」もいくつかあります。

[テーマ]ママ友 作り方
これからママになって、子どもが保育園に行く。そんな時、ふと気になるのがママ友のこと。
というか、ママ友って、どうやって作れば良いのか、人によっては「1人のほうが気楽だし、集団でいる必要性を感じない……」なんて人もいる。
でも、やっぱママ友がいると安心は、安心。めんどくさいこともあるけど、保育園の行事や子どもに関する悩みを共有できるしなーメリットもあるよね。そう言えば、私の時は児童館や公園で知り合った人と仲良くなったなぁ~。
あと、習い事や幼稚園プレ保育で仲良くなった友だちもいたっけ。あの友だちは、今頃どこにいるのかな、疎遠になっちゃたけど(笑)あと地域の子育てサークルって手もあるよね……。あ、でもネットの「ママ友募集」でセールスに騙されそうになった、って人もいたなぁ。
参考:『ママ友が欲しい人必見。ママ友の作り方とは。』

赤字になっている部分は、テーマと関係性の薄い文章なので、ざっくり削除します。
このようにアナタがテーマにそって書いた文章の中で「この部分はいらないな」という部分はざっくり消しちゃってください。

逆に残った部分に関してはテーマにそった内容であり、少し整理すればコラムの文章として使えるので、そのまま次のステップに進みます。

 

3.ピックアップした文章を整理し、足りない部分を書き足す

「2.書いた文章を読み返して、良さそうな部分をピックアップ」で”文章の仕分け”を行いました。
アナタがコラムを書く際にはいらない部分を、もっとバッサバッサと切りまくっていることでしょう。

この状態は、残った文章は「コラムの素材」です。
その素材を上手に料理することで、面白いコラムが出来上がります。
実際に残った文章は以下の通りです。

[テーマ]ママ友 作り方

というか、ママ友って、どうやって作れば良いのか、人によっては「1人のほうが気楽だし、集団でいる必要性を感じない……」なんて人もいる。でも、やっぱママ友がいると安心は、安心。そう言えば、私の時は児童館や公園で知り合った人と仲良くなったなぁ~。
あと、習い事や幼稚園プレ保育で仲良くなった友だちもいたっけ。あと地域の子育てサークルって手もあるよね……。あ、でもネットの「ママ友募集」でセールスに騙されそうになった、って人もいたなぁ。

参考:『ママ友が欲しい人必見。ママ友の作り方とは。』

そして、この文章を整え、足りない部分を私なりに書き足すと次のようになります。

[テーマ]ママ友 作り方
ママ友って、どうやって作れば良いのでしょうか?
人によっては「1人のほうが気楽だし、集団でいる必要性を感じない……」という話も良く聞きます。無理にママ友を作る必要はないと思いますが、ママ友がいた方が安心という方のために、ママ友の作り方をご紹介させて頂きます。未就園児向け、ママ友の作り方は大きくわけて「児童館、公園」「習い事、幼稚園プレ保育」「ネット」「子育てサークル」の4つがあります。ただネット上の「ママ友募集」でセールスに騙されそうになった方もいらっしゃったので注意が必要です。
参考:『ママ友が欲しい人必見。ママ友の作り方とは。』

後は、この文章をもっと膨らませ、整えるとmitomoさん『ママ友が欲しい人必見。ママ友の作り方とは。』のように素晴らしいママコラムが出来上がりますよ!

4.全体の文章を整理し、起承転結にまとめる

さぁ、最後のステップです。
「2.書いた文章を読み返して、良さそうな部分をピックアップ」「3.ピックアップした文章を整理し、足りない部分を書き足す」で紹介した文章と『ママ友が欲しい人必見。ママ友の作り方とは。』を見比べると進化の過程を見るように《穴埋め方式》でどうやってコラムが出来上がるかがおわかり頂けるかと思います。

それでは具体的にどうやって文章を整理するのか、そのコツを実例を元に整理し、起承転結にまとめる方法を詳しく次の章でご紹介します。

《穴埋め方式》で文章を整理し、起承転結にまとめる方法

  • 1.書いた文章の中から「主題」を見つける
  • 2.面白い、役に立つポイントを見つけ「見出し」にする
  • 3.「見出し」を起承転結順にならべる
  • 4.書いた文章をそれぞれの見出しの中に盛り込み、足りない部分は書き足す
  • 5.最後に書いた文章を見直し、整える

作文が得意だったり、コラムを書いたことがある人は、1~3のステップを元に書き下ろした文章をちょっと整理するだけで、ママコラムが完成します。
ただし、コラム初心者がいきなり文章を整理したり、起承転結をまとめるのは大変です。

今回は実例を元に《穴埋め方式》でどうやって文章を整理し、起承転結にまとめるのか具体的にレクチャーしますね!

1.書いた文章の中から「主題」を見つける

指定されたテーマをもとに書いた文章であっても、その中でも特にアナタが読者に伝えたい「主題」があるはずです。
ママコラムの”骨子”とも言える主題が何か。

主題を自分の中で見つけることで、そのコラムの方向性がハッキリし、コラムが書きやすくなります。
例えば下記の場合は……

[テーマ]ママ友 作り方
無理にママ友を作る必要はないと思いますが、ママ友がいた方が安心という方のために、ママ友の作り方をご紹介させて頂きます。

「ママ友がいた方が安心という方のために、ママ友の作り方」というのが、このコラムの主題です。

ただ単に「ママ友が入れば安心」という文章ではなく「どうすれば、どこに行けばママ友を作れるのか?」「ママ友を作る際の注意点は何か?」と具体的にママ友を作る方法を紹介するというのが、これから書き足し、整理していくコラムの方向性となります。

2.面白い、役に立つポイントを見つけ「見出し」にする

思うがまま書いた文章の中から「主題」を見つけ、ママコラムの方向性が決まったら、次はそのコラムを魅力的にするための「見出し」をすでに書いた文章の中から見つけましょう。

[テーマ]ママ友 作り方
未就園児向け、ママ友の作り方は大きくわけて「児童館、公園」「習い事、幼稚園プレ保育」「ネット」「子育てサークル」の4つがあります。

この文章の場合、見出として使えそうなのが、この赤字の部分。

見出の内容としては以下のようになります。

  • ・未就園児向けのママ友の作り方
  • ・児童館、公園でママ友を作る
  • ・習い事、幼稚園プレ保育の場合は?
  • ・ネットでママ友を作る方法と注意点
  • ・子育てサークルでもママ友が出来る!

見出が決まったことで漠然とした状態に比べると、ずいぶんとコラムが書きやすくなったのではないでしょうか?

後は、この見出を起承転結順に並べるだけ!

3.「見出し」を起承転結順にならべる

「1」「2」で、コラムの骨子となる”主題”が決まり、骨組みとなる”見出し”も見つけることが出来ました。

  • ・未就園児向けのママ友の作り方
  • ・児童館、公園でママ友を作る
  • ・習い事、幼稚園プレ保育の場合は?
  • ・ネットでママ友を作る方法と注意点
  • ・子育てサークルでもママ友が出来る!

ただ、この状態では起承転結順に並べられていないので、足りない部分を足したり、いらない部分を引いたりしながら、起承転結順に見出しを並べて行きます。
実際のコラムをもとに、私なりに起承転結順に見出しを並べて行くと……

  • ・[起]そもそもママ友は必要なのか?
  • ・[承1]未就園児向けのママ友の作り方
  • ・[承2]児童館、公園でママ友を作る
  • ・[承3]習い事、幼稚園プレ保育の場合は?
  • ・[承4]子育てサークルでもママ友が出来る!
  • ・[転]ネットでママ友を作る方法と注意点
  • ・[結]ママ友作りにがんばり過ぎないで

このように”まとめ”にあたる「結」の部分を足し、先に書き出した見出の順番を変え、起承転結を意識することにより、ママコラムのガイドラインが完成しました。

次は、この起承転結順に並んだ見出しに先に書いた文章を入れたり、足りない部分のボリュームを増やしたりします。

4.書いた文章をそれぞれの見出しの中に盛り込み、足りない部分は書き足す

このステップでは起承転結順に並んだ見出しから想像力を膨らませ、文章を書き足していきましょう。
また、すでに書いた文章の中で「これは使えそうだな」と言う部分を見出しの中に入れてください。

「どうやって文章を書き足せば良いかわからない~!」という方は下記を参考に、見出しを元に文章を膨らませてみてください。

[承1]未就園児向けのママ友の作り方 の場合
【ヒント】未就園児を持つママがママ友を作るには? 未就園児を持つママ友ならではの問題とは?
未就園児を持つママはコミュニティが狭く、ママ友を作れるためには新しいコミュニティに参加しなきゃいけない。
小さな子どもとそのママが気軽に参加できるコミュニティと言えば……

このように見出しを起点に想像力を働かせ、具体的に「○○の場合は、△△だよね……」「□□だから、○○にした方が良い!」と話を膨らませることでコラムが少しずつ出来上がって行きますよ!

 

5.最後に書いた文章を見直し、整える

ここまで来たら、ほぼママコラムは完成したも同然。

後は、最後に書いた文章を見直し、誤字脱字があったら修正。
改めて文章を読み直して、意味が通らない部分があったら書き直す……。

と、出来上がった文章を見直し、整えることでアナタだけの素晴らしいママコラムが完成しますよ!

とりあえず書く。足りないところは後で書き足せば良いのさ~

毎日のようにブログやTwitterで文章を書いていても、コラムを書くとなると話は別。
人に見せる(見せられる)コラムをイチから作るって、やっぱりちょっと難しいんです。

でも、今回ご紹介した方法なら「とりあえず書く」ことによって、人に見せられる、もしかしたらパパやお子さんに自慢することができるぐらい、すごいママコラムが書けるかもしれません!

「えー、私にそんなコラムを書けるのかなぁ……」と心配になるかもしれませんが、実は文豪が世に生み出してきた小説や雑誌に掲載されているコラムも、最初は「なんか書いてみよう」と作家やライターが適当に書いたものが少なくないんです。

だから「とりあえず書く」って、意外に侮れない!

コラム初心者の方も、そうでない方も「なんだか良いコラムが書けないなぁ……」という時は「とりあえず書く」から実践してくださいね。

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

 

ママコラムを書いてみたいけど、そもそもどうやってコラムを書けば良いかわからない。
それに親子の時間研究所の先輩ライターたちの文章を読むと「とても私には、こんなコラム書けない!」と自信がなくなってしまう方、少なくないと思います。

しかし、アナタが思っているほどコラムを書くのは難しくありませんよ!

なぜなら作文や論文と同じように、コラムにも”型”があり、その型にそってコラムの内容を肉付けしていけば、知らずしらずのうちにコラムは書けているものなんです。

それこそブロックを組み立てるように、1つずつ「文章」という名のパーツを組み合わせていけば、いつの間にか素敵なコラムが書けています!

まずは文章のテンプレを知ろう! コラムの基本も起承転結

「難しいことはわからないけど、とりあえずママコラムを書いてみたい!」という方は、「起承転結」の項目をすっ飛ばして「ママコラムの基本的なテンプレ」からお読みください。

さて、どんな文章も骨格として「起承転結」で出来ています。
アニメやマンガの起承転結とコラムの起承転結は微妙に違いますが、どの媒体であっても基本的には以下のような流れで話は進んで行きます。

  • 起:コラムの始まり、テーマのアナウンス
  • 承:起の文章の深掘り、コラムの方向性をハッキリさせる
  • 転:自分が伝えたいことの説明・これまでの展開を裏切る
  • 結:コラムの結論、まとめ

起: コラムの始まり、テーマのアナウンス

「起承転結」の「起」は、物語のはじまり。物事が少しずつ動き出す文章における”助走”のようなモノです。
コラムの場合は「このコラムは○○について書きますよ~!」とアナウンスすることが「起」にあたります。

まずは「何について書くのか?」を読者に向かって書くこと。
それが書けたら次のステップに進みましょう。

文章のはじまり(序文)を工夫するのはうまく書けるようになってから!

ハリウッド映画や海外ドラマの中には、本編開始5秒以内に何かが爆発したり、カーチェイスが始まったり「えっ、何!?」と思わずびっくりしてしまうようなコトが次から次へと起こることがあります。

世間一般に「面白い」と呼ばれるコラムや小説も、いきなり”ぶちかます”タイプのものが数多くありますが、それはコラム上級者になってから。

この記事のアドバイスを参考に、上手にコラムが書けるようになってから、次のステップに進みましょう!

承:起の文章の深掘り、コラムの方向性をハッキリさせる

「起」では、「このコラムは○○について書きますよ~!」とアナウンスしました。
続く「承」ではアナウンスした内容について説明する必要があります。

例えば起で「子どもの好き嫌いについて私の体験談を書きます!」とアナウンスしたのなら、承では「子どもの好き嫌いについて」を深掘りしなければなりません。

起の時点で読者はアナタのコラムの「何について書くのか?」を知っており、コラムの方向性を理解しています。
そして「これからどんな話が待っているのかな?」とコラムの行き着く先を期待しています。

起承転結の「承」は起の文章の深掘りであり、コラムの方向性をハッキリさせること……と難しく書いていますが、まずは「起→転」につなげるためのワンクッションぐらいに考えて気楽に書きましょう。

 

転:自分が伝えたいことの説明・これまでの展開を裏切る

「起承転結」の「転」は自分が伝えたいこと――「主題」の説明を行う章です。

主題とはアナタがこのコラムの中で“一番読者に伝えたいこと”です。

例えばテーマが「子どもの好き嫌い」だった場合、アナタだけの子どもの好き嫌いを解決するテクニックを紹介する、が「主題」となります。

「起」でコラムが始まり、「このコラムは○○について書きますよ~」とアナウンスしました。
次の「承」ではアナウンスした内容を深掘りし、コラムの方向性を読者に示しました。

そして「転」では、これまでの内容を踏まえ、「自分が伝えたいことの説明」or「これまでの展開を裏切る」のどちらかをコラムの中で行います。

  • 起:何について書くかアナウンスする
  • 承:コラムの方向性をハッキリさせる
  • 転:自分が伝えたいことについて書くorこれまでの展開を裏切る

具体的に転では、どんなことを書くかというと……

【例】自分が伝えたいことの説明をする場合
[テーマ:好き嫌いの治し方]

  • 起:子どもの好き嫌いにはキャラ弁が効く!
  • 承:子どもは色鮮やかで楽しげなお弁当が好き
  • 転:可愛らしいキャラ弁のおかげで子どもが嫌いな食べ物に気づきにくい

これまでの展開を裏切る場合も「起」「承」の流れは、ほぼ同じですが、読者の予想を驚かせる展開が求められます。

【例】これまでの展開を裏切る場合
[テーマ:好き嫌いの治し方]

  • 起:子どもの好き嫌いにはキャラ弁が効く!
  • 承:子どもは色鮮やかで楽しげなお弁当が好き
  • 転:でも子どもがキャラ弁以外を食べなくなって困った!

上記のように「起」「承」の文章の流れでは物事がスムーズに進んでいます。
しかし、それらは間違いであり、失敗だったと読者の予想を裏切る章が「転」でもあります。

自分の主題に合わせて「転」で書く内容を書き分けてくださいね!

 

結:コラムの結論、まとめ

「起承転結」の「結」では、これまで書いたコラムの結論・まとめの内容となります。

これまで書いたコラムの内容のまとめであり、文章を終わらせる章になるので、読者を最後まで楽しませるためにも、最後の一文まで気が抜けません!

文章のまとめで書くことは、そのコラムのダイジェストです。
「起承転」で書いたそれまでの内容を最後の「結」で、サラッとまとめる。

具体的には以下のような感じです。

【例】[テーマ:好き嫌いの治し方]

  • 起:子どもの好き嫌いにはキャラ弁が効く!
  • 承:子どもは色鮮やかで楽しげなお弁当が好き
  • 転:可愛らしいキャラ弁のおかげで子どもが嫌いな食べ物に気づきにくい
  • 結:好き嫌いが多いお子さんには、色鮮やかなキャラ弁で嫌いな食べ物をバレないように食べさせちゃおう♪

最初のうちは、なかなか上手くまとめが書けないかもしれませんが、慣れてくると、文章をビシッと締めるまとめが書けるようになりますよ!

ママコラムのコラムテンプレート これさえアレば簡単にコラムが書ける♪

コラムを書くために必要な「起承転結」を学んだら、下記のテンプレートを使ってアナタなりのコラムを作ってみてください!

それぞれのコラムの指示内容を参考に、文章を書いていくとパズルを組み立てるようにママコラムが完成しているかもしれませんよ~♪

仮テーマ:泣く子どもの止め方、あやし方について

タイトル:30文字以内で読みたくなるものを心がける

タイトル例)泣いてた3歳児が……えっ!思わずびっくり丸秘テク

【起】コラムのテーマにちなんだ見出し文

見出し例)泣き出したら止まらない!でも止めなきゃヤバイ

[内容]コラムのテーマと主題を参考に、思わず読みいってしまうような序文とコラムの方向性を示してください。

例)よく泣く我が子が、たった3秒で泣き止むテクニックがすごいんです!
小さな子どもは泣くことによって~

【承】この章の内容を端的にまとめる見出し文

見出し例)子どもが泣く原因は? 泣かせる時には泣かせることも

[内容]コラムの方向性を指し示す章です。
「起」で触れた内容を掘り下げて行きましょう。

例)「子どもは泣くのが仕事」と言いますが、確かに泣くことにより~

【転】主題に関する・読者を裏切る見出し文

見出し例)でも、泣く子をほっとけない。そんな時には○○法が効くんです!

[内容]自分が伝えたいことの説明orこれまでの展開を裏切る展開

例)泣く子を止める、私のオススメの方法は○○法です。
具体的な方法は、まず泣いている子どもに対して~

《注意》「承」「転」にあたる文章に関しては、細かく見出しを増やして読者がより読みやすい内容にしてください。

【結】これまでの内容をキャッチーにまとめる

見出し例)「今、泣き止んで欲しい!」という時には○○法で乗り切ろう♪

[内容]それまで書いてきた内容をまとめ、自分の感想などを盛り込む

例)確かに子どもが泣くのはしょうがないことですが、ママからすると「ココで泣かないで!」というタイミングが~

とりあえず1度書いてみよう♪ 少しずつでもコラムを書けばアナタなりのコツがつかめます!

コラムを書くのは難しい……そう勘違いしていませんか?
最初のうちはママコラムを1本書くのに何時間も――ヘタをすると何日も時間がかかってしまうかもしれません。

しかし、ご紹介した「起承転結」を踏まえ、ママコラムのテンプレートを利用すれば、ママコラムが書きやすくなることは間違いなし。

とりあえず、今回の内容をヒントにママコラムに挑戦してみませんか?
誰にだってはじめてはあります。そして何度もトライ・アンド・エラーを繰り返し、1人前のライターになるのです!

書いた内容に自信がないという場合でも大丈夫。親子の時間研究所編集部がアナタのコラムにきちんと目を通し、適切にアドバイスしてくれるので「まず書く」ことからはじめましょ♪

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

ママコラムを書くために必要なもの、それは文才ではなく《ママとしての気付き・体験》です!

親子の時間研究所内のコラムを読んで頂いてもわかるように、いろんなママコラムに書かれている内容は、それぞれのママが試行錯誤して得た子育て、普段の生活の中の「気付き」や「体験」です。

親子の時間研究所内には、思わず「分かる~!」「そうそう!」と読みいってしまう、ママコラムがいっぱいありますよね?
でも、そんな魅力的なママコラムも「気付き」や「体験」から生まれています。

「私なんて……」と思わないで! ママの日常には生活のヒントがいっぱい♪

  • ・「他のママみたいに上手にコラムなんて書けない!」
  • ・「私の毎日なんて代わり映えのないものばかりで……」

はじめてママコラムを書く時、アナタの心はきっと不安でいっぱいでしょう。
確かに親子の時間研究所のコラムの中には思わず「す、すごい!」と思ってしまうようなプロ顔負けのコラムもあります。

しかし、私たちが求めているのはプロ顔負けのコラムだけでなく、普通のママの”ママとしての生活”の気付き・体験なのです!

アナタからすれば子育てや家事は「同じことの繰り返し」かもしれません。

でも、子どもが生まれる前と生まれた後では生活が大きく変わったように、ママになる前の人、初めての子育てで悩んでいる人や同じ悩みを抱えるママにとっては、アナタの《生活の中での気付き・体験》は貴重な情報なのです。

アナタにとってちょっとした”工夫”だったり、辛かった過去の”体験”だったりしたことが、同じママの子育てを助けるアイデアになるのです。

 

さて、それでは自分の日常の中から、どうやって同じママを助ける《生活の中での気付き・体験》を見つければ良いのでしょうか?

◆ママの日常の気付き・体験をママコラムにする流れ

1.テーマについていくつか質問する

2.その質問について回答する

3.回答を整理する

4.話を広げる

5.コラムにまとめる

 

1.ママコラムのテーマから着想し《生活の中での気付き・体験》を思い出そう!

不思議なもので人間は質問をしないと、自分の考えや体験を思い出せません。
例えば漠然と「子育てのコツについて教えてください」と質問されても「えーっと……」と言葉につまってしまいますよね?

でも、それが「魔のイヤイヤ期を乗り越えるコツを教えてください」という質問だったら「あ~、それは……」と答えやすくなりますよね?

実はこの《自分への質問》というテクニックを利用することでママとしての自分が日常の中で培ってきた《生活の中での気付き・体験》を思い出しやすくなります!

 

2.テーマを使って自分に質問して回答!その方法は?

いざ書こうとすると「ママコラムって、何を書けば良いの?」となることもあるでしょう。
テーマの内容は、なんとなく分かるけれど何を書けば良いのか……という時には、テーマを使って自分に質問してみてください。

例えば「トイレトレーニング コツ」というテーマだった場合は、以下のように自分に質問してみると良いですよ!

[テーマ]トイレトレーニング コツ
◆質問例

  • ・トイレトレーニングをする時に注意をしたことは、なんですか?
  • ・トイレトレーニングで失敗したことはなんですか?

このように「トイレトレーニング」というテーマを基軸に「注意点」や「失敗したこと」「工夫したこと」「楽になったオモチャ、アイテム」などが思い浮かびやすくなりませんか?

それでは、上記みたいに自分に対して質問してみてください。

[テーマ]トイレトレーニング コツ
◆質問と回答例

  • [質問]トイレトレーニングをする時に注意をしたことは、なんですか?
    [回答] 子どもを焦らせないように失敗しても寛大な心で接した
  • [質問]トイレトレーニングで失敗したことはなんですか?
    [回答]思わず叱ってしまい、一時期トイレが嫌いになってしまった

たったこれだけのことですが、アナタがママとしてお子さんと一緒にトイレトレーニングを頑張って得た気付きや体験を思い出しやすくなりますよ!

ただこのままでは「質問」と「回答」だけで終わってしまいます。この「質問」と「回答」をコラムにするためにはより質問を重ね、回答を整理しなければなりません。

 

3.質問の回答を「起承転結」の流れに整理する

テーマにそった質問を行い、ママとしての気付きや体験が、いくつか思い出せたあなた。

複数の「質問」と「回答」をコラムにするために、それぞれを箇条書きにして整理して行きましょう。

ママコラムも作文や論文と同じように「起承転結」の流れで文章を作らなければなりません。
トイレトレーニングのコツという回答内容を踏まえて、起承転結の流れに整理すると以下のようになります。

 

[テーマ]トイレトレーニング コツ

  • ・起:何歳からトイレトレーニングをしましたか?
    → 我が家は2歳からはじめました
  • ・承:トイレトレーニングをする時に注意したことはなんですか?
    → 寛大な心で子どものトイレトレーニングに付き合った
  • ・転:トイレトレーニングで失敗したことはなんですか?
    → 失敗した時に怒ってしまい、一時期トイレが嫌いに……
  • ・結:子どものトイレトレーニングについて、どう思いましたか?
    → 子どものトイレトレーニングには親の心の余裕と準備が大切だと思った

こうやって起承転結にそって、質問と回答を整理していくとママコラムのアウトライン(コラムにおける目次、章立て)が完成します!

後はこのアウトラインにそってコラムを書くだけですが、その方法としてオススメなのが次の章「話を広げる」です。

 

4.「起承転結」を元に話を広げる

『3.質問の回答を「起承転結」の流れに整理する』で、質問と回答が整理され、ママコラムのアウトラインが完成しました。

しかし、コレだけでは、ただの”箇条書き”です。次に必要なステップは「起承転結」の順に書かれたそれぞれの「回答」を広げること。

でも《ママとしての気付き・体験》を思い出すだけでも一苦労だったのに、その話を広げるのはコラム初心者にとっては結構難しいですよねぇ……。

そんな方は箇条書きの質問をもとに”自分自身に質問”をしてみてください!

◆話を広げるための質問一覧

  • いつ?
  • どうして?
  • なんで?
  • どうやって?
  • どんな風に?

起承転結の順に箇条書きにした「回答」に対し、さらに上記の「質問」を使って、話を広げて行きましょう。
例えば……

[テーマ]トイレトレーニング コツ
起:何歳からトイレトレーニングをしましたか?
→ 我が家は2歳からはじめました

  • ・いつ? → ちょうど2歳になった時から
  • ・どうして? → パパと相談したら、そろそろ~
  • ・なんで? →  周りのママ友もトイレトレーニングをしていて~

このように、ママコラムにするにはなかなか話が広がらないな~という時には「話を広げるための質問」を使って、質問に質問を重ねてみてください。
たったコレだけの事ですが起承転結の順に質問を重ねることで、”話のネタ”が広がり、コラムの内容が充実していきますよ!

 

5.1~4を繰り返しながら、コラムの内容をまとめる


『4.「起承転結」を元に話を広げる』まで進んだら、アナタのコラムはほぼ完成です。

ただ「なんだかボリュームが足りないぞ?」と文章の量や自分が書いた内容に納得が行かない場合は1~4を繰り返し、文章を足したり、引いたりしてみてください。

その後「よし!」と納得できるレベルになったら、後は全体のバランスを見ながら「ここはいらないな」「ここはもっと補足しよう」と、さらに内容を調整し、最後にコラムの内容のまとめを行うと……ママコラムの完成です!

 

ママコラムのヒントは意外な所に転がっている? ネタを見つけるためにまずは質問だ!

ママコラムを書くために必要な《ママとしての気付き・体験》は、アナタが思っている以上にいろんな所に転がっています。

肝心なのは”コラムのネタ”にどれだけ気がつけるか!

そして、今回ご紹介したように質問をすることでテーマにぴったりなネタが見つかり、さらに質問に質問を重ね、話を広げることでいつの間にかコラムが出来上がっています。

もちろん、最初のうちは失敗もするかもしれませんが何事もトライ・アンド・エラーが大事。
「こんなネタしかないけど大丈夫かな?」という方も親子の時間研究所の編集スタッフがしっかりフォローするので、とりあえずコラムを書くことから始めてみてくださいね~!

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

 

「もー!何を書けば良いの!」と頭の中がパンクしそうなアナタ。
自分の体験を振り返ってみませんか?

「テーマにそってママコラムを書く……って、どうすれば良いの?」と思う方は、決して少なくありません。

最近ではSNSが流行っていることもあって、日常生活の「ちょっとした事」を写真に撮ったり、つぶやいたりは良くやると思います。
でも、その「ちょっとした事」を文章にまとめる――コラムにするって、想像以上に大変。

でも、人それぞれ気が付かないだけで、自分なりの《コラムを書けるネタ》を知らずしらずの内に”体験”として積み重ねているものなのです。

先輩ママのコラムにもあるテクニックとは?

同じママのTwitterやブログをのぞいてみて「よくこんなに書けるな~」と関心したことありませんか?

確かに「情報を発信するのが好きな人」は少なくありませんが、みんながみんな最初から読み応えのある「つぶやき」や「ブログ」が書けたワケではありません。
人それぞれ試行錯誤しながら、みんながびっくりするような文章を書いているのです。

これはママコラムを書くのも同じ。ただコラムを書く”コツ”として必要なのは自分の体験や気持ちを表現すること!

 

●自分の体験や気持ちを表現するって、どういうこと?

日本人は自分の気持ちを口に出すのが苦手です。
SNSやブログなどで人気な人は、自己主張が強い人が多いですが、普通の人の「普通」なつぶやきが突如バズることだってあります。

実は発信する人よりも発信する情報の方が評価されます。
そして、普通な人の「普通」なつぶやきがバズる際には、自分の体験や気持ちを上手に表現出来ていることがほとんどです。

例えば親子の時間研究所の研究員「村尾リエ」さんの人気連載コラムは、まさしく”自分の体験”を丁寧にコラムにしている代表例。

外食に行って、注文したものが出てくるのが遅いとだんだんイライラしてくる夫がいます。

そういう時には、私が先にイライラしてみせるのです。全くイライラもしていないのに。

そうすると、夫はまぁまぁ…となだめ役になります。

などなど…

こうして私は夫を怒らせないために、自分の感情とは違う言動をとり始めていました。

出典《連載コラム》夫婦が別居へ向かう時~傾聴に出会う前の夫婦関係~

いかがでしょう? その時の村尾リエさんのなんとも言えない気持ちが文章から伝わって来ますよね。

流石にいきなりこのレベルのコラムを書くのは難しいですが、アナタもママコラムを何本も書くうちに、人を引き付けるコラムが書けるようになりますよ!

自分の体験・気持ちをテーマにそって表現! 表現するためのコツ

人工知能が発達しても、子育てをするママの気持ちはママにしかわかりません。
なぜなら、人間の感情を揺さぶるのはいつだって”感情”だけだから。

先に紹介した村尾リエさんのコラムも、当時の彼女の感情を素直に文章に表現しているからこそ、多くのママの感情を揺さぶり共感されるのです。

それでは、どうやって自分の体験・気持ちをテーマにそって表現するのか、その方法は以下の通りです。

  • 1.テーマに関する体験を思い出す
  • 2.その時の自分の感情と向き合う
  • 3.心を揺さぶられた体験・感情を書き出す
  • 4.その中で1番「伝えたい」と思ったことをピックアップする
  • 5.起承転結にそって、その経験をまとめる

それでは、それぞれの方法を解説して参りましょう。

 

●1.テーマに関する体験を思い出す

まずは「テーマ(お題)」に関する体験を思い出すことがママコラム執筆のためのスタートです。

コラムを書くにあたって基本的なことですが、特に自分の体験や・気持ちを表現したい場合は、《その時の自分になりきる》ぐらいテーマに関する体験を思い出さなければなりません。

「えーっ、でも中々そんなこと思い出せないよ~」という方は、以下の質問を自分にしてみてください。

  • ・アナタはどんな気持ち(感情)でしたか?
  • ・その時のシチュエーション(時間・場所・誰と)は、どうでしたか?
  • ・具体的にどんなことがありましたか?(思いつくだけ挙げてください)
  • ・その時のことでアナタが1番印象に残っていることはなんですか?

たとえばテーマが「しつけ」だったとします。

この段階では頭の中には「何を書けば良いのだろう……」という気持ちがいっぱいです。
そこで自分に「1番しつけのことで面白かったこと、辛かったこと(感情に関すること)はなんだろう?」と質問してみてください。

[質問]しつけに関して感情が揺さぶられたことは何?

[答え]叱らずに”待つしつけ”をしたら、近くのおばあちゃんに褒められて、ハッとした。

[質問]その時のことで印象に残っていることは?

[答え]子どものしつけには親の《待つ勇気》も必要だと思った

参考コラム:待つ事も大切なしつけ

このように自ずとアナタの中から、テーマに関するキーワードや「書きたいこと」が見えてきます。
最初のうちは難しいかもしれませんが、とにかく根気強く続けることで、少しずつ「思い出すこと」に慣れてきますよ。

 

●2.その時の自分の感情と向き合う

先にも触れましたが「人間の感情を揺さぶるのは感情だけ」です。
いくら上辺だけの知識を持ち合わせていたとしても、そこに”伝えたい”という熱意がなければ、ただ上滑りするだけの作文にしかなりません。

特に子育て中で「頑張らなきゃ!」とか。「辛いな」と感じている同じママの気持ちを励ましたり、癒やしたり、共感することが出来るのは同じママやママとしての経験を持つ人だけです。

そして、その時に必要となることが《自分の感情と向き合う》ということ。

怒った、泣いた、笑った――今となっては過去になった出来事も、その時のアナタにとっては”一生懸命頑張った時間”だったと思います。

その時のことを思い出すのは、人によっては辛いかもしれませんが、その時の感情と向き合い、その感情を表現することによって、他の人の気付きや癒やしになります。

そんな自分の感情と向き合うためにも、さらに『1.テーマに関する体験を思い出す』で思い出したこととを、もっと深掘りして行きましょう。

  • ・その時にアナタはどこにいましたか? 部屋の内装や明るさ、小物など自分を取り巻く環境を事細かに思い出してください。
  • ・その時にアナタは誰といましたか?
  • ・〃にアナタと相手はどんな服でしたか?
  • ・〃に流れていた曲や印象に残っている音は?
  • ・〃に触れたものに関して思い出してください。
  • ・〃の匂い、味は?
  • ・〃にアナタの感情は、どんなふうでしたか?

アナタが「書きたい」と思ったこと、その時の感情をありありと思い出すためにもシチュエーションだけでなく「視覚」「聴覚」「触覚」など”五感”で感じたことを思い出してください。

すると不思議と思い出したかったあの時のことや感情が、まるでフラッシュバックするかのように浮かんでくることでしょう。
そして、思い出した感情と向き合ってください。

●3.心を揺さぶられた体験・感情を書き出す

『2.その時の自分の感情と向き合う』でテーマに関することや、その時の自分の中にあった感情を思い出すことが出来たでしょう。

次のステップで必要となるのは、その時に思い出した体験・感情を書き出すことです。

「こんな事まで書いても良いのかな?」「流石にコレは……」ということでもなんでも良いです! この段階では誰に見せるワケではないので、とにかくいろいろ思いつくだけ書き出しましょう。

また実は「コレはいらないだろう……」と思いつつも書き出したことが、後で重要なママコラム作成の”ヒント”になる場合も。
何が役に立つかわからないので、とにかく思いつく限りその時の体験・感情を書き出してください。

[例]パパに言われてムカついたこと

  • ・パパは子育てのことを理解してくれない!
  • ・「家にいるから~」と言うけれど、育児は24時間休みなしなの!
  • ・サラリーマンには休みはあるけど、ママにはない!
  • ・パパは想像力が足りない、ちょっと手伝ってくれれば良いのに!
  • ・おかずが少ないって文句言われた……
  • ・解決策はいらない!愚痴を聞いて欲しいだけなのに……
  • ・私はアナタの「ママ」じゃない、完璧を求められて辛い

参考コラム:子育て中のママに対する言葉使いパパが絶対に言ってはないけない言葉

上記のように、いろんなことを思いつく限り書き出して行くと、本当に「伝えたい」ことが見えてきます。

この場合は「ムカつく!」「ショックだった……」ということを思い出していったことで「子育て中のママにパパが絶対に言ってはないけないこと」というテーマにそったコラムが完成しました。

ご紹介している『子育て中のママに対する言葉使いパパが絶対に言ってはないけない言葉』ではママ目線で実体験をもとにコラムが書かれているので、多くのママから「そうそう!」「分かる~」と共感されています。

このように体験・感情を思い出すことで感情を揺さぶる面白いコラムが書けるようになるんです!

 

●4.その中で1番「伝えたい」と思ったことをピックアップする

『3.心を揺さぶられた体験・感情を書き出す』でいろんな体験・気持ちが、いろいろと思い浮かんで来て「アレもあった!」「コレも書きたい!」とお思いのことでしょう。

ただ、このままでは取り留めのない「体験・感情に関する箇条書き」でしかありません。

コラムにするためには不要な部分は取り除きつつ、必要な部分だけをまとめるという作業が必要になります。
例えば3.でも取り上げた「パパに言われてムカついたこと」をもう一度見てみましょう。

コラムを参考に「aiku」さんが感じた、思ったであろうことを書き出していますが、実際にはもっとたくさんの気持ちをコラムを書くまでに思い出しているはずです。

また、この感情の箇条書きの中にある「パパは子育てのことを理解してくれない!」という彼女の気持ちが『子育て中のママに対する言葉使いパパが絶対に言ってはないけない言葉』というコラムの主題になっています。

このようにたくさんの体験・感情の中から「いるもの」と「いらないもの」を整理し、まとめることでママコラムが書きやすくなります。

 

●5.起承転結にそって、その経験をまとめる

1~4のステップを実践することで、ママコラムに関するアナタの体験・感情がまとまり、形にしやすくなりました。

ココまでくれば、後は『4.その中で1番「伝えたい」と思ったことをピックアップする』を参考に自分の感情をまとめ、広げるだけ。

「パパに言われてムカついたこと」 を例にとって、私なりに起承転結に当てはめて行くと下記のようになります。

  • ・[主題]パパは子育てのことを理解してくれない!
  • ・[起]子育ては「家にいる=楽ではない」、見えない苦労が多い
  • ・[承]パパにも子育てに興味を持って欲しいし、理解して欲しい
  • ・[転]子育てって出産前・パパの想像以上に大変。相談・理解してもらえる環境が欲しい
  • ・[結]育児はママだけがするものじゃない。パパの「共感」と「協力」が大事

後は起承転結の内容をそれぞれ膨らませ、流れにそってコラムにまとめて行くだけ。

コラム初心者の人にとって、ココまで作業を進めるのも大変かもしれませんが、漠然と「テーマにそってコラムを書く」よりも、しっかりとした面白いコラムを書きやすくなるので、ぜひ参考にしてください。

 

まずは「思い出すこと」からはじめよう!アナタの体験・感情は貴重な財産

コラムの書き方は人それぞれありますが、コラム初心者がママだからこその体験・感情を上手にまとめようと思うなら、今回ご紹介したステップにそって文章を組み立てていくのが確実でしょう。

まずは「思い出す」こと。そしてご紹介した基本となるテクニックを学びながら、1本書いてみてください!

1本、2本……と数を重ねることでアナタなりの《コラムを書くコツ》が生まれ、ママコラムの執筆スピードもアップすること間違いなし。

 

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

子どもの写真を取るのに慣れて来たけれど、もうワンランク上のプロ級なキレイな写真を撮影したい……そんな風にお考えの方は、これからご紹介する“プロ”のテクニックを学んでみませんか!

ワンランク上のキレイな写真をより美しく撮影するためには、どうすれば良いのか。
ちょっと専門的な内容になりますがママコラムに掲載する、ワンランク上のステキな写真を撮影する方法をご紹介させて頂きます。

 

ワンランク上の写真を撮影する5つのプロテクニック

  1. 太陽光を利用する
  2. シズル感を意識する
  3. 子どもにカメラを意識させない
  4. アクセントポイントを見極める
  5. あえて写真の中にスペースを作る

 

最近では、スマホのカメラの性能も上がっているため、デジカメや一眼レフがなかったとしても、テクニック次第でワンランク上の写真を撮影することができます!

そして、上記5つのテクニックはスマホでも十分応用可能。
それではプロカメラマン顔負けのキレイな写真の撮影方法を1つずつ詳しく解説して参りましょう。

 

1.太陽光を利用する

被写体にあわせて光を調整する、というのはキレイに写真を撮影するための初歩的なテクニックです。
しかし、それよりもワンランク上の撮影テクニックが「太陽光」を利用する――味方にするということです。

光には「順光」「サイド光」「逆光」の3つがあり、撮影したい写真の雰囲気に合わせた太陽光を上手に使うと同じ場所の写真でも、ガラリと雰囲気を変えることが出来ます。

 

1.順光

「順光」とは被写体の正面に光が当たっている状態のこと。

被写体に直接光が当たるため、鮮やかで被写体の細部までしっかりと撮れます。
お子さんの写真をハッキリ撮影したい時には、順光になるようにしましょう。

 

2.サイド光

被写体の横に太陽がある状態のこと。

順光と異なりサイド光は被写体に影が強く出やすく、被写体の明暗がはっきりするという特徴があります。
被写体にメリハリを与えたかったり、被写体に影を付けて立体的に見せたりしたい時にはサイド光になるようにすることをおすすめします。

 

3.逆光

何かと嫌われモノな「逆光」は、その名の通り被写体の真後ろから光があたっている状態のことです。
逆光はレンズに向かって強い光が入るため、被写体が暗くなりがち!

しかし、逆光も上手に使えば、料理をおいしそうに見せたり、被写体の雰囲気を和らげたりすることが出来ます。
もちろん“あえて”逆光を使って、被写体全体を影で隠す……という方法もありますよ。

 

2.シズル感を意識する

「シズル感」って、ご存知でしょうか?
思わずよだれが滴り落ちてしまうほど、美味しそ~な写真をシズル感と呼びます。

このシズル感を利用することで、自分がつくった離乳食や時短レシピも、他の人が見て「美味しそ~!」と思える写真に撮影することが出来ます。
シズル感のある料理の写真を撮影するための方法は以下の通りです。

 

  1. 料理のメイン部分をアップに
  2. 料理のアピールポイントを意識する
  3. 逆光になるように撮影する
  4. 料理の手前にピントをあわせる

 

1.料理のメイン部分をアップに

シズル感のある写真をより高めるためのテクニックの1つは、料理のメイン部分をアップにすること。

例えば、ステーキの写真ならば肉部分をアップで撮影することで、シズル感が増しますし。
チャーハンなどのご飯ものの際には、パラパラなご飯をレンゲですくって撮影する――など料理のメイン部分をアップで撮影することで美味しそ~な写真を手軽に撮影することが出来ますよ!

 

2.料理のアピールポイントを意識する

料理ごとに「ココを見せたい!」というポイントは実は異なります。先にも触れた料理ステーキの写真は”肉感”です。

ステーキの場合は、鉄板の上でジュージュー焼かれる肉がアピールポイントです。
それではミートスパゲティの場合は、どうでしょう?

小さなお子さんが大好きなミートスパゲティは、トマトソースとパスタ面のコントラストが料理のアピールポイントです。

このように同じ料理と言えど、アピールポイントはお料理ごとに異なります。
自分が作った料理であっても、アピールポイントはお料理ごとに違うので、ワンランク上の写真を撮影したいなら「この料理のアピールポイントは、どこだろう?」と意識するようにしましょう。

 

3.逆光になるように撮影する

料理は色味が多く、まとまりのある写真にするためには光の調整が必要不可欠です。

ただ全体的にシズル感溢れる料理の写真にしたいのならば被写体である料理にとって“逆光”になるようにするべし。
たったこれだけのことですが、料理の陰影が強調されて、ぐっとお料理のダイナミックさが増します!

 

4.料理の手前にピントをあわせる

子どもの写真と違って、料理ってどこにピントを合わせたら良いのか分かりづらいですよね?

鉄板的なピント合わせのコツは、料理のちょっと手前ぐらい
また思い切って真上から料理の撮影をするのも1つの撮影テクニックなので参考にしてください。

 

3.子どもにカメラを意識させない

カメラ目線でバッチリこちらを見ているお子さんの写真も可愛いですが、ワンランク上の写真を撮影するために、カメラ目線の写真は卒業しませんか?

同じ子どもの写真でも、カメラ目線と自然な動きの中で撮影された写真では、受け手の印象はまったく異なります。
カメラ目線の写真は「撮影されているな」感がありますが自然な動きの中で撮影された写真は映画のワンシーンのように「臨場感」があります。

この”差”って、写真を見る側からすると結構大きい。
だからワンランク上の写真を撮影したいと思うならお子さんにカメラを意識させないように、写真を撮影しましょう!
(カンタンな方法はカメラの方向を見させないことです♪)

 

4.アクセントポイントを見極める

「シズル感を意識する」でもご紹介しましたがプロのカメラマンは、被写体のイメージを受け手に連想させるために、その写真の中で伝えたいメッセージが伝わるように、アクセントポイントを意識して撮影します。

例えば、お子さんが走っている場面をよりキレイに撮影する際には「どこで」「どんな風に」走っているかが、写真のアクセントポイントです。
子どもが走っている場所、子どもの走り方がフレームの中に収まるように子どもを写真の中心に置きつつも運動会などの情景がわかるように“引き”で撮影する必要があります。

また、お子さんの寝顔を撮影したいならば、アクセントポイントは「可愛い寝顔」ですよね?
ココはあえて全体が写るように撮影してしまうと、子どもの寝顔が目立たなくなってしまうので「お子さんの寝顔のアップ」を撮影するべきでしょう。

逆に子どものおかしな寝相を撮影したいのならば、運動会の写真と同じように、布団で寝ている所がわかるように引きで撮影すべき。

このように撮影するシーンのアクセントポイントを考えながら撮影することで、ワンランク上のキレイでダイナミックな写真を撮影することが出来るようになります。

 

5.あえて写真の中にスペースを作る

カメラ初心者がやりがちなミスとして、被写体をフレームいっぱいに撮影してしまう、というものがあります。
もちろん撮影するシーンによっては、フレームの中いっぱい被写体が写っている方が良いものもありますが、ワンランク上のキレイな写真を取りたいのなら、写真の中にわざと“無駄なスペース”を作る必要があります。

写真の中に、無駄とも思えるスペースを作ることで、写真の中にドラマ性が生まれることもある。
また広い無駄なスペースがある方が、被写体を目立たせることにつながる場合も!

カメラ初心者としては、どうして無駄なスペースを無くしてしまいたいモノですが、ココはぐっとこらえて無駄なスペースを活かす写真を撮影してみませんか?

 

アナタの写真をワンランク上にするプロ級の写真は意外にカンタン!

「もっとキレイな写真を撮影するためには、どうすれば良いんだろう……」と思われているかも知れませんが、プロ級の写真を取るコツは意外にカンタン。

ご紹介したテクニックは今すぐ実践できるものばかり。
ただ、アナタが満足するクオリティの写真が撮影できるようになるまでには、トライ・アンド・エラーの精神で、何度もテクニックを試すのが大事!

ぜび、ご紹介したワンランク上の写真を撮影するテクニックを実践して、ママコラムを記載内容と共に写真もハイクオリティなモノを目指してみませんか?

 

☆日常でも役立つ上手な写真の撮り方のコツ

写真を取る5つのコツ ママコラムに載せる写真の取り方 基本編

スマホ・デジカメでバッチリ!お子さんのキレイな写真を取る5つのコツ

 

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

「おもしろかった」「楽しかった」「可愛かった」など、まるで小学生の作文コンクールに出て来そうな、文章を書いていませんか?

 

  • 「ママサポーターとして、みんなの役に立つコラムが書きたい!」
  • 「もっといろんな人に、私の体験(アイディア)を知ってほしい!」

 

と思っていても、残念ながら文章として面白くなければ伝わりません。

まるで、夏休みの読書感想文のように「○○でした」「△△だと思いました」というような文章が続くコラムは、いくら書いてある内容がすばらしかったとしても読まれません!
(逆にアナタが読み手だったとして、子どもっぽいコラムを読みたいですか?)

今回は、アナタのママコラムをワンランク面白くする上手な『形容詞』『形容動詞』の使い方をご紹介したいと思います。

『形容詞』『形容動詞』とは? モノの性質・状態を表すコトバたち

◆形容詞・形容動詞とは
コト・モノの性質・状態を表す表現方法のこと

【例】
リンゴが赤い
(形容詞)。
部屋がとても静かだ(形容動詞)。

上記の例のように「赤い」や「静かだ」など、前後のコト・モノがどんな風になのか、どういう状態なのかを補足する文が、『形容詞』『形容動詞』です。

例えば「リンゴがある」だけでは、何色のリンゴが、ドコにあって、どんなリンゴなのかが文章だけでは理解することが出来ませし、「部屋」だけでは、その部屋の広さや内装、また状態(ウルサイのか静かなのかなど)が、やはり文章だけでは伝わって来ません。

このように私たちが普段あたりまえのように使っている『形容詞』『形容動詞』は、どちらも読み手に伝えたい内容をわかりやすく説明する文章のテクニックです。

ツマラナイ『形容詞』『形容動詞』の使い方とオモシロイ使い方

『形容詞』『形容動詞』は、どちらも読む人に、アナタが説明したいコト・モノをわかりやすく表現する文章テクニックです。

先にもふれた通り「リンゴがある」「部屋」だけでは、アナタが伝えたいことは、読み手にまったくもって伝わりません。

それでは、ここでツマラナイ『形容詞』『形容動詞』の使い方とオモシロイ『形容詞』『形容動詞』の使い方の違いについても勉強しておきましょう。

【例】ツマラナイ使い方
子どもが楽しそうに笑った。

【例】オモシロイ使い方
子どもが元気いっぱい楽しそうに笑った。

もともとの『形容詞』『形容動詞』を使うまえの文章は「子どもが笑った」です。
当たり前ですが「子どもが笑った」だけでは、子どもがどのように笑ったのかがわかりません。

「楽しそう」に笑ったのでしょうか? 或いは「悲しそう」に笑ったのでしょうか?また、具体的にどんな風に笑ったのでしょうか?
残念ながら「楽しそうに笑った」だけでは説明したい状態を表現するには言葉が足りません。

もちろん「楽しそう」に笑っただけでも、文章としては通じます。
また文章に余韻を与えたい場合は、あえてシンプルに「子どもが笑った」と表現することもありますが、コラム初心者の場合は難しいことを考えずに、なるべくイロイロ表現を盛りましょう!

例えば……

【例】
○○みたいに、すると子どもが喜びます。 ➞ ○○みたいにすると子どもが飛び上がって喜びます。

ただ「子どもが喜びます」よりも、「飛び上がって喜びます」の方が文章表現に臨場感がありますよね?
それに小さなお子さんが「ヤッター♪」と声をあげながら喜んでいる様子が目に浮かびます。

このように『形容詞』『形容動詞』の使い方を意識すると、アナタの文章表現が豊かになりますよ!

【テスト】『形容詞』『形容動詞』を実際に使ってみよう!

【問題】以下の(A)(B)の欄を埋めて、アナタなりに面白く表現してみましょう!
(A)いちごケーキを作ると、子どもは(B)喜んでくれます。

◆答えの例:(美味しい)いちごケーキを作ると、子どもは(飛び跳ねて)喜んでくれます。

このように「○○を△△した」という表現でも『形容詞』『形容動詞』を意識することで、よりアナタが伝えたい内容を読み手に理解させやすくすることが出来ます!

ただし、やたらめったら『形容詞』『形容動詞』を使うのはNG。
使い方の目安としては「ココを強調したい!」という部分にだけ、『形容詞』『形容動詞』を使うようにしましょう。

◆『形容詞』『形容動詞』を使いすぎた場合
私のかわいい息子は甘い、美味しいケーキが大好きでいつも美味しいケーキを買うと走り回って喜びます。

SNS上の投稿でも、やりがちですがあまりにも『形容詞』『形容動詞』が多い文章はクドく、読み手がそのクドい表現にウンザリしてしまいます。

あえて、シンプルに

私の息子はケーキが大好きで、ケーキを買うと走り回って喜びます。

コレぐらい表現を抑えた方が、読み手が内容を理解しやすくなりますよ、お試しあれ♪

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!

 

 

「どんどん」「いっぱい」、こんな副詞的表現を上手に使うことで、アナタのコラムはもっと面白くなる!

親子の時間研究所に掲載するコラムは作文や卒業論文ではありません。
最低限のルールを守る必要はありますが、もっと自由に楽しく、面白く書いてOK!

そのための文章テクニックとして、今回知ってほしいことがあります。
それが「副詞を意識する」ということ。
「副詞ってなんだっけ?」と学校を卒業してしばらく経ったママからすると副詞の使い方って難しそうに思えるかも知れませんね。

でも、実はアナタが気づいていないだけで日常生活の中で、アナタはすでに副詞を使いこなしているんですよ!

『副詞』とは? 文章を楽しく、わかりやすくするテクニック♪

◆副詞とは
主語の状態や様子を表す表現方法のこと

【例】
ゆっくり歩く。
家の周りにお花がたくさん咲いた。

国語辞典や国語の教科書では、副詞についてむずかしく説明していますが、ここでは”あえて”カンタンに副詞の使い方を端的に表すなら……。

「たくさん」「すぐ」「もう」などのように、物事をわかりやすく噛み砕く文章テクニックのことです。

例えば「歩く」だけでは、どんな風に歩いているのかはわかりません。

2歳ぐらいの子どもの歩き方は「よちよち歩く」ですが、90歳ぐらいのお婆さんだったら「ゆっくり歩く」「のんびり歩く」かも知れません。
仕事に遅れそうなサラリーマンの場合は「スタスタ歩く」だったり、「さっさと歩く」だったりするかも知れません。

このように副詞があることによって文章表現の幅が広がり、よりアナタが伝えたいことを理解しやすくなります!

特に「子育て方法」や「子どもの気持ち」「親(自分)の気持ち」など、アナタが感じた想いをコラムにして伝えたい場合は、副詞を意識して使うようにしましょう。

『副詞』の正しい使い方 使いすぎはNGです!

ママコラムは、国語のテストではないので、副詞や他のコラムでも紹介している「形容詞」「形容動詞」の使い方に関しては、ある程度ルーズでOK!

ただコラムを書く上で、副詞の使い方として注意して欲しいのは副詞の使いすぎはNGだということ。

【例】副詞のダメな使い方

 

  • お花がいっぱいたくさん咲いている
  • 子どもがゆっくりのんびり、まーったり歩く

 

上記の文章、「クドイ」と思いませんか?

「お花がいっぱいたくさん咲いている」は、とてもたくさんの花が咲いていることが、なんとなく理解できます。
でも、それなら「数えきれないほど、お花がたくさん咲いている」と表現方法を変えた方が読者にとって、アナタが伝えたい状態を想像しやすいと思いませんか?

また「子どもがゆっくりのんびり、まーったり歩く」は、表現方法としてはユニークですが、回りくどい。

ならばいっそ「我が子は牛のように、のんびり歩く」とか「一歩一歩、ゆっくりと子どもが歩いた」のように、副詞にとらわれずいろんな表現方法とミックスした方が、アナタの伝えたいことが読者にわかるようになります。

『副詞』の使いすぎは子どもっぽい文章になるので注意!

先にご紹介した例を改めて見てみてください。

【例】副詞のダメな使い方

 

  • お花がいっぱいたくさん咲いている
  • 子どもがゆっくりのんびり、まーったり歩く

 

文章がクドイだけでなく、なんとなく“子どもっぽい”と思いませんか?

実は固めの小説や新聞など、大人向けのコンテンツに関しては「副詞を使いすぎない」という特徴があります。
副詞には「たくさん」や「ゆっくり」など、ひらがな表現が多いこともありますが、連続して使うとどうしても子どもっぽい表現になってしまいます。

だから、アナタのコラムの中で「マジメに伝えたい」「正確に物事を伝えたい」と思う場合は、あえて副詞を使わないように注意しましょう!

バランス良く『副詞』を使ってアナタの文章をレベルアップさせよう!

「副詞の使い方なんて習ったの小学生のとき以来だよ~」という方は、少なくないことでしょう。
日常生活の中で当たり前のように使っているから、気づかないかも知れませんが、アナタは今でも十分『副詞』を使いこなしています!

そう「おしゃべり言葉」として、お子さんとの会話の中で。或いは旦那さんとのマジメな話の中で知らずしらずのうちに『副詞』をバランス良く使いこなしています。
後は、それをアナタが書くコラムにしっかり反映させるだけ。

より面白く、楽しいコラムを書くためにも、日常生活の中で自然に使っている『副詞』を意識してみてくださいね~!

 

ママサポーターになってコラムを書いてみよう!