赤ちゃんの窒息・転落・転倒注意
子育て中に思わず「危ない!」と思ったことありませんか?
特に親が見ていないうちに、呼吸が出来なくなる、赤ちゃんが落ちてケガをしてしまうなどの危険は家の中にいても常につきまといます。
今回は知っておきたい赤ちゃんの「窒息」「転落」「転倒」のヒヤリハットについてお話します。
赤ちゃんの窒息の原因と対策
日本では1年間で70~80人も赤ちゃんが窒息してなくなっています。
痛ましい赤ちゃんの窒息の原因は
- ・吐いたミルクを詰まらせる」
- ・布団などで顔を覆ってしまう
などです。
知らぬまに赤ちゃんの顔に布団がかぶさっており、ヒヤリとした経験はアナタもあるのではないでしょうか?
痛ましい事故を避けるためにも、次の対策を行ってみてください。
窒息対策
- ・硬めの布団で寝かせてあげる
- ・顔、頭の周りにはものをおかない
柔らかい布団は、赤ちゃんが埋もれてしまい寝返りがしにくくなり、赤ちゃんが息を苦しくっても、動くことができません。
また赤ちゃんの周りにぬいぐるみなどを置いてしまいたくなりますが、それが赤ちゃんの顔に覆いかぶさったとしても、赤ちゃんはそれをどかすほど力がありません。
赤ちゃんの転落対策
赤ちゃんがはいはいしたり、つかまり立ちをするようになると、赤ちゃんが段差でつまずいて転落するリスクが高まります。
赤ちゃんの好奇心が原因によって、転落・転倒事故が起きてしまうので
- ・ベッドガード
- ・安全ネット
- ・ベビーサークル
などを使って、物理的に赤ちゃんが転落しない対策をとっておくべきでしょう。
赤ちゃんの転倒対策
まだまだ身体が十分に成長していない赤ちゃんが、転んでしまうのはしょうがない部分があります。
しかし、なにかを手にもった状態で転んでしまったり、ましてや歯ブラシを口の中に入れたまま転けてしまったら、大変なことになってしまいます。
そうならないためにも、当たり前の対策ですが子どもが触って危険なものは手の届く範囲に行いことが重要になります。
年齢別に次の高さの場所にものを置くと、赤ちゃんが触ってしまう可能性があるので、注意してください。
画像出典NHK|すくすく子育て 「危ない! 子育てヒヤリ・ハット」より
「台の高さ+奥行き」の合計がそれぞれの数値以内の場合は、赤ちゃんが手をのばすことが出来るので、それ以上になるようにしてください。
- ・~1歳:「台の高さ+奥行き」の合計が90cm
- ・2歳:「台の高さ+奥行き」の合計が110cm
- ・3歳:「台の高さ+奥行き」の合計が120cm
赤ちゃんを傷つけない製品なども販売されています!
ベッドガードやベビーサークルのように、子どもの安全を守るグッズを使うことでも、赤ちゃんを守ることができます。
また最近では、歯磨き中に転んでも赤ちゃんの喉を傷つけない「曲がる歯磨き」なども販売されており、そういった商品を使うのも1つのヒヤリハット対策ですよ!