生えてから1年以内が大事!赤ちゃんの歯磨き
生え始めの1年間はエナメル質が未熟。この期間の歯磨きはとっても重要!
生えたばかりの歯はデリケート。だいたい生後半年から生え始め、生えそろうのは2歳半から3歳前後です。
生え始めてから1年間はそれぞれの歯のエナメル質が未熟な状態にあります。
この期間にちゃんとケアできていれば、エナメル質がしっかりと作られ丈夫で健康な歯が育ちます。
逆に、この期間に歯のケアがちゃんとできていないと、エナメル質が十分成熟されずに
質の弱い歯になってしまう恐れがあります。
乳歯が虫歯になると、永久歯も虫歯になりやすくなり、歯並びにも影響します。
ケアの仕方で虫歯のリスクが大きく左右される大事な時期。
手入れのしがいがある期間です!
ジュースは虫歯が増える原因に!
母乳やミルクと一緒に、哺乳瓶でジュースを与えていたりすると、
0歳でもあっという間に虫歯が出来てしまうこともあります。
また、夜間に授乳をしている赤ちゃんは、上の歯に虫歯ができやすくなります。
前歯は先端が虫歯になることはほとんどないので、大切なのは前歯の歯茎に近い部分に歯ブラシを当てることです。
赤ちゃんの歯磨きの仕方
でも、赤ちゃんの歯磨きといっても難しく考えることはありません!
1日1回、虫歯のなりやすい好発部位に気をつけながら、ブラシで汚れを取ればいいだけです。
歯磨きの後に、きれいになった口の中で唾液が分泌されれば、唾液の作用で口内が洗浄され、よりきれいにしてくれます。
赤ちゃんの歯磨きに、歯を傷つけてしまう恐れのある研磨剤は必要ありません。
また、赤ちゃんが喜びそうなフレーバー付きの歯磨き粉は、多くがイチゴやメロンなどの人口の合成香料を使っています。
そのまま飲み込んでも安心な、天然香料の歯磨き粉がベストです。
習慣づけることが大事
口の中をいじられることを嫌がらないようになれば、食後に歯磨きをすることに慣れ、
ご飯のあとは歯磨きをしよう!と自然と毎日の日課になります。
生え始めの最初の期間が特に大事!
親子で楽しく頑張りましょう!