親子の時間研究所

HSC(人いちばい敏感な子)の非日常に感じるストレス

サプライズやイレギュラーが苦手

我が家には小学6年生と2年生の兄弟がいます。
弟は小さい頃から気難しく、神経質で我が強く、それでいて繊細な子どもでした。
成長するにつれ、生きにくさを感じ、医師に相談したところHSC(人いちばい敏感な子)であるとわかりました。

 

その特徴の1つにサプライズが苦手というものがあります。

弟の例としては、今日は楽しいところに行くよ!と言われるとワクワクするより、どこか知らない場所に行くことのストレスの方が強くなります。
なので、どこ!どこにいくの!と教えるまでイライラが続きます。全く知らない場所に行く時は着いてそこが楽しいと実感するまではストレスの方が大きく、それを抑えるにはまだ幼く難しいので、周りをピリピリさせてしまうこともあります。

日常でもイレギュラーは起こります。
幼稚園のお迎えの時、いつもは先生に親達が呼ばれる前に待っているのですが、間に合ってはいるものの少しだけいつもより遅れたことがありました。
園児からは待っている親が見えるため、いつもは早く来る私が見えなかったことに不安になり、お迎えには間に合ったにも関わらず怒ってしくしく泣き出してしまったのです。

普段の弟は転んでも泣きません。幼稚園で頭をぶつけて血がタラタラ出ていても泣きません。なのに、いつもと違うことが起こると不安になって泣いてしまうのです。

非日常と発熱

非日常が苦手な弟ですが、きちんと前もって予定を伝えていればイライラすることはありません。
例えば旅行に行く時は、「何月何日に、何県のどこそこへ行って何々をするよ」と行っておけばストレスにならず楽しいことが待っているという考えになるのです。

ここで大切なのは、予定を詰め込みすぎないことです。HSCの子どもはありとあらゆる情報を受け止めるため疲れやすいのです。楽しく終わるために余裕を持った行動が不可欠なのです。

このようにきちんと予定を立てていれば非日常も楽しめます。ですから幼稚園やの遠足も小学校の校外学習も大好きです。

では苦手な非日常とはどんなことかと言うと、「日曜日の朝突然どこか遠くへ出掛けよう!」というような時です。弟の扱いがわからなかった時はサプライズで行き先を伝えないでいたのですが、イライラに気がついてからは突然でも行き先をきちんと伝えるようにしました。

それでも新しい場所で遊んだ後は疲れて発熱することがありました。次の日には下がっているので、押し寄せてくる情報の処理が出来ずに発熱していたのだと思います。

最近では私の母が普段のとは違うショッピングモールに電車を乗り継いで兄弟を連れていってくれた時、弟はずっとイライラしていたようでした。
乗り慣れない電車や新しい場所に疲れてしまい、帰宅後熱が出てしまいました。

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サプライズは子どもの喜ぶ顔が見たいからするもの。

お兄ちゃんは、サプライズ大好きな子どもで、前々から知っているとワクワクしすぎて眠れなくなるから知らせないで!と言ってきます。なので、休みの日に朝早くパパがお兄ちゃんを釣りに連れていく時も、寝てるお兄ちゃんを起こして「行くよ」という流れになります。

親は子どもの喜ぶ顔が見たくて色々考えます。それが親の思いだけで終わらないように、何がその子どもにとって楽しいことかを考えることが大切だと感じました。

HSCの弟も、非日常が楽しくないわけではありません。わからないことが不安なだけなのです。石橋を叩いて渡る、というのもHSCの特徴なのですが、それは自分の気持ちを守る術なのです。

成長するなかで少しずつ色々な事に慣れていけばいいなと思っていますが、弟の場合は考える力がついたことで余計不安になることもあるようです。それでも、大きくなったときにストレスを感じることが少しでも少なくなるように、小さなうちからストレスを溜めずにお出かけをする方法を身に付けていけたらと思っています。

 

 

 

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