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2018年11月9日

人一倍敏感な子~HSCに気が付くまで~

神経質?気難しい?敏感?

息子は寝ているときでも、ママが少しでも離れると気がついて泣き出す赤ちゃんでした。
朝起きてきて、リビングの電気がついているだけで眩しい~!と目が開けられず、ぐずることがありました。
動物園は匂いがダメで、嬉しさよりも鼻をハンカチで塞いでいました。
これは、我が家の小学6年生と2年生兄弟の、弟のことです。

赤ちゃんの頃の少しの育てにくさから始まり、幼稚園の集団生活での扱い辛さを経て、小学2年生で悩んで行き着いた答えがHSC(人一倍敏感な子)でした。

赤ちゃんの頃は、この子は少し手がかかる子どもなのかな?と思っていました。
物心ついた頃には、小さい子どもたちの中にいて気難しくも、わがままにも、神経質にも見えました。

全てに全力で遊びがない

幼稚園の頃、これは絶対ここに片付けなくてはいけない。このおもちゃは、こう片付けなくてはいけない。と、弟の中にきちっとしたルールがありお友だちと喧嘩になることが何度かありました。
確かに弟が言ってることがあっていることもありますが、ただ単に弟が思い込みでこうしなきゃ!と思ってる時もありました。

ある時は、鬼ごっこをしていて、小さい子どもには良く有りがちですが、タッチされると今はバリアしてるからダメー!と言われたり、鬼じゃないー!と言われたりすることがあります。弟は、タッチされても鬼ごっこのルールなので楽しく鬼になります。でも、ルールを守らないで鬼にならない子がいたりするとそれがどうしても許せないのです。

かけっこをしていて、勝てなくても怒りませんが、線をはみ出して内側から走って『ずる』をしてるお友達に負けるのは許せないのです。

このように、ルールと違うことをすることに対して、とても強く拒否反応がでてしまうのです。

それが間違っているとは言いませんが、許せない気持ちが強すぎるのです。

年長さんのとき、卒園前最後のクラス対抗のリレーがありましま。1度目、走り始めたものの、アンカーまできて他のクラスの人数が1人足りずやり直しをすることになりました。

運動会では弟のクラスは最下位で悔しい思いをしたのでみんな頑張っていました。やり直し前のリレーでは、このまま行けば4クラス中2位か3位となるはずで、みんなとても喜んでいました。しかし、やり直しをしたら最下位となり負けてしまい、悔しくて泣き出す子どもも多くいました。
そんな中、弟は周りの子どもより号泣していて、その後の写真撮影の時も泣いていました。クラスの悔しさを直に感じ取ってしまったのです。

これは小学1年生の運動会でもありました。白組が勝ったのですが弟は赤組でした。負けちゃったーと帰ってくるのかと思えば、泣きながら帰ってきたのです。白組のお友達に白組の勝ちーと言われ、悔しかったのです。

皆にとって楽しい行事も弟にとっては真剣そのもの。遊びも行事も、全てに全力なのです。遊びなんだから…となれない弟は頑固にも見え、これからの生き辛さに心配にもなりました。

HSCとは?

以前、HSP~繊細さんの子育て~というコラムを書かせて頂きました。
HSCは、HSPと気質は同じで、とても敏感で繊細さや感受性の強い、子どものことをいいます。

判定としては、エイレン・アーロン博士の日本語のホームページにセルフチェックがあります。

23項目中13個以上「はい」なら、おそらく敏感力をもつ子(HSC)と言えるそうです。

しかし、12個以下でもものすごくあてはまるならHSCであるとされています。

弟は15項目当てはまりました。子どもの頃の私の場合は19項目当てはまりました。弟も私もひといちばい敏感な子ども(だった)と言えますが、タイプはまったく違います。

私の場合、活発ではあったものの、親にも気を遣い、学校が辛くても楽しかったよ、と言う子どもでした。低学年の頃、夜ベッドの中で、明日お母さんが死んだらどうしよう…とわけもわからず不安になり泣いていました。
人の顔色を伺い、機嫌の悪い空気を感じてしまうとそれだけで居たたまれなくなっていました。もちろん、言いたいことなど言えません。
1年生の頃嘔吐が続き病院へ行ったところ、疲れからくるものと診断されました。
慣れない場所へ行くとそれだけで神経を使うのか、次の日熱を出すことも多々ありました。

弟の場合は、ルールに反したことや理不尽なことがあると言わずにいられないのです。また、悪口を言われたり、しつこくちょっかいを出されるとスルー出来ず、言い合った後、手が出てしまうのです。
先生にも話を聞くと、自分から喧嘩を持ちかけることはなく、弟から相手を悪く言ったりすることもありませんと言われました。完璧主義のところがあり頑固なところはありますとも言われます。
ただ、言いたいことを言っているようでもストレスが体に現れるので、じんましんが出たり、熱が出たり、下痢が続いたりすることもありました。

このようにタイプは違いますが、同じ、HSCなのです。

HSCは病気でも障害でもありません。その子の生まれもった気質なのです。
今子育てをしていて、もしかして、と感じることがあれば少し調べてみると気持ちが楽になるかもしれないと思い今回書かせて頂きました。
コラムのなかで少しずつ、弟の性格で困ったこと、トラブルになったことなど紹介させていただけたらと思っています。

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ただいま小学6年生と2年生の男の子の母です。

息子2人は、タイプは違えどとても元気で毎日がお祭り騒ぎ。優しく注意しても聞かない我が子に大声で怒りながらも、一緒にいられる今が幸せで嬉しくてたまりません。

子どもと一緒にいられる時間はとても少ないものなので、目を見開きながら少しでもその成長を、変化をいつまでも覚えていられるように、子どもたちの旅立ちの日を迎えられたらと願っています。


 

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