出産をしたら、ガクッと体力が落ちて疲れやすくなった。

そんな経験あるかと思います。自分は元気なつもりなのに、身体を動かすのがおっくうだ――その理由は脳から分泌されるホルモンにあるんです!

ホルモン量の大幅減少が疲れやすさの原因

画像出典:PhotoACより

赤ちゃんを妊娠中、ママの脳からは大量に「エストロゲン」と「プロゲステロン」などの女性ホルモンがたくさん分泌されています。

一節によると、妊娠中の女性ホルモンの量は通常の5000倍(!)と言われています。
これだけたっぷりと分泌されている女性ホルモンが出産後には、ガクッと分泌量が少なくなってしまいます。

そして、その結果として出産後は疲れやすくなります!

出産後の疲れやすさは、どれぐらい続く?

出産後の身体の急激な変化によって、疲れやすくなってしまいますが、この「疲れやすい期間」は半年~1年と月経が再開するまで続きます。

もちろん、食べ物や運動習慣や休み方などを意識することによって、ある程度の体力回復は見込めますが「出産後の疲れ&慣れない子育ての疲れ」というダブルパンチで。ママの疲れやすさは長引いてしまいます。

周りの大人たちはママの身体の変化を念頭に入れて、なるべくケアするようにして欲しいところです!

出産後は身体だけでなく、心も不安定にしてしまいます!

出産後に女性ホルモンが大幅に減少することによって、身体はもちろん心だって不安定になってしまいます。

身体の不調、心の不調が原因で産後鬱になりやすくなっており、体力意外の面でも注意が必要です。

特にママは「子どもが第一!」と自分のことを後回しにしてしまいがちですが、ママが元気じゃないとお子さんも不安定になってしまいます。

体力だけでなく、心の面でも不安を感じたら、なるべく早く医療機関に受診しつつ。周りの人に助けを求めるのも大切です。

できるなら出産前からパパや家族と話し合っておくのが良いかも……!

産後のママの身体は、ホルモンの影響もあって大きく変化します。
その変化のせいで産後のママの身体は疲れてしまいやすく。この「産後の疲れ」を予防するのは、カンタンなことではありません。

でも「産後疲れやすくなる」ということを事前に家族間でしっておけば、家族みんなでママをフォローする体制を整えることができます!
できるなら、出産前からパパや家族と出産後のママをどうフォローするのか、話し合っておくことようにしてくださいね。

出産後のことを話し合うことができなかった、という方も今からでも遅くないのでママの方から「疲れた」というサインを出せるような環境を作れるように、パパと家族と話し合うようにしましょう!

出産する病院によっては「医療ソーシャルワーカーさん」がいて、その方に相談すると出産後のママをサポートする公的なサポートについて教えてくれることがあります。

とにかく1人で悩まず、いろんな人に相談するようにしてくださいね。

[参考]『産後の体と心~体編~』|NHK すくすく子育て より

災害大国日本!
新型コロナウイルスだけでなく、地震や台風など、いつどんな災害が起きるかは、誰にも予想することができません。

だからこそ、この機会に備えることが大事です。
この機会に備蓄につながる「ローリングストック法」に挑戦してみませんか?

ローリングストック法って、そもそも何?

画像出典NHK|日々の食材を非常食に!毎日おいしい備蓄のすすめ

万が一の大災害に備えて、缶詰や非常食を保存することは、言うほどカンタンなことではありません。
人によっては、そもそも保存していた場所を忘れたり、非常食の賞味期限が切れていた……なんてこともあったりします。

ローリングストック法とは、新しい非常食を備蓄する方法です。

日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食が備蓄されているという、まさにその名の通り「食べ回しながら備蓄する」という方法です。

例えば、缶詰やレトルト食品を購入するときは、1~2つ余分に買っておく、というように家の中に長期保存できる食品を、少なくとも3日分程度確保しておくという備蓄方法をローリングストック法と言います。

こんな食品は”少しだけ”多めに買っておきましょう!

  • ・ミネラルウォーター
  • ・パックご飯
  • ・乾麺、即席麺、インスタント味噌汁
  • ・レトルト食品、缶詰
  • ・のり、乾燥わかめ、乾燥ひじき
  • ・乾燥野菜、漬物
  • ・にんじん、玉ねぎ、根菜など日持ちする野菜
  • ・フルーツの缶詰 など

日常的に買うことも多い上記の食品を購入するときは、常日頃から「1個、2個多め」に購入するようにしておきましょう。

また上記の食品は、長持ちするので多めに買っておいても腐りにくいのでご安心を!

どんなときにも「備えあれば憂いなし」です!

小さなお子さんがいたり、家族が多いご家庭は災害時などに、どうしても食べ物や飲み物が足りなくなってしまうことが少なくありません。

でも、常日頃から「もしかしたら」という気持ちで、少しずつでも備蓄をしていることで、万が一の自体でも被害を最小限に抑えることができますよ!

干し野菜で野菜を美味しく長期保存

干し野菜って、ご存知ですか?
そのまんま「野菜を干す」だけですが、切り干し大根のように野菜を干すことで野菜の中にある水分を抜き、いつもの野菜を美味しく、もちろん長期保存することができるんですよ!

超簡単!干し野菜の作り方

まず野菜をキレイに洗って、しっかり水気を切ってくださいね。
野菜を干す場所は日当たりが良く、風通しが良い居場所で。またご自宅にある網やザルの上に野菜をのせるだけでOK。

ちなみに干し野菜は、次のような野菜で作ることができます。

[干し野菜におすすめな野菜]

  • ・にんじん
  • ・だいこん
  • ・ピーマン
  • ・れんこん
  • ・かぼちゃ
  • ・しいたけ
  • ・えのき

※きのこ類は水で洗わないでください。

もちろん、他のお野菜で野菜はできますが、葉野菜だけは干し野菜には向かないので、ご注意を!

1.野菜を5m厚ぐらいにカットして、クッキングペーパーで水気を取る


それぞれの野菜を包丁を使って、5m厚ぐらいにカットし。
その後、クッキングペーパーで水気をとってから、網などに並べていきましょう。

2.網にのせた野菜を半日ほど干す


網にのせた野菜を半日ほど干してください。
表面が白く乾いた状態なら、水気が抜けて十分干されています。

長期保存をする場合は「完干し」をしましょう。完干しの目安は野菜が縮こまってカリカリになるまでです。

干した野菜は旨味が凝縮!スープに入れるより美味しい♪

野菜やきのこを干すことで、普通に冷蔵庫に保存するよりも長く保存することができるようになります。

しかも、忙しいときにスープの中に干し野菜を入れるだけで、あっという間に旨味がいっぱい詰まったスープをカンタンに作ることもできるんですよ!

カンタンに作れるけど、長期保存もできるし。しっかり美味しい。
小さなお子さんと一緒にこの機会に干し野菜を作ってみてはいかがでしょうか?

野菜を長持ちさせる保存方法

買いだめが難しいお野菜も保存方法次第では、いつも以上に長持ちさせることができるんです!

いつもの食材を適切に保存して、親子で野菜不足を予防しましょう。

キャベツ、レタスの保存方法


画像出典:PhotoACより

食卓に並びやすいキャベツやレタスは、葉野菜ということもあり、放っておくとすぐに「しなっ」となってしまいがち。

それぞれ、もちろん冷蔵庫での保存が基本!またキャベツもレタスも「芯」が食材の水分を吸い取ってしまうので冷蔵庫で保存するときには予め芯を取り除くようにしましょう。

 

  • ・キャベツ:芯を取り除き、濡れたキッチンペーパーをつめて、袋の中に入れる
  • ・レタス:芯を取り除き、乾いたキッチンペーパで全体をくるんで保存。

 

なお、レタスは包丁でカットすると断面の色が悪くなってしまうので、手でちぎるようにしてください。

きのこやほうれん草、ネギやニラは冷蔵保存がおすすめです!

食物繊維が豊富で免疫力を高める効果が期待できるきのこは、そのままだとすぐに悪くなってしまいますが、冷凍保存することで1ヶ月以上保存することができますよ!

またきのこだけでなくほうれん草、ネギやニラも細かくカットして冷凍保存することで、同じく1ヶ月以上保存することができます。

ちなみに同じ青菜野菜でも、調理前が良いのか、調理後が良いのかは異なります。

 

  • ・ほうれん草:かるく茹でて、カットしてから冷凍保存
  • ・水菜:食べやすい長さにカットしてから冷凍保存
  • ・ニラ、ネギ:ざく切りにして冷凍保存

 

にんじん、かぼちゃ、たまねぎなどは日持ちするのでご安心を!

子どもの栄養を考えたときに、なるべく食べさせたい「にんじん」や「かぼちゃ」は、冷蔵庫の中にそのまま保存で大丈夫!

特にかぼちゃやたまねぎは常温でも、鮮度によっては1ヶ月以上持つこともあるので、冷蔵庫に余裕がないときは風通しのよい場所での保存もOK!

もし、腕に覚えがあるのなら、食材の長期保存を視野に入れて自宅で干し野菜を作ってみるのも悪くないかも?

今回のお話は「離乳食の注意点」です!
離乳食の中に入れても良い食材と離乳食を食べるときの赤ちゃんの態度について、ご紹介します。

1歳までの赤ちゃんに食べさせない方が良いものって?

画像出典NHK|すくすく子育て 「子どもの「食」の悩み ~離乳食~」より

  • ・生もの
  • ・味がこすぎるもの
  • ・硬すぎるもの
  • ・着色料が多いもの
  • ・添加物が多いもの
  • ・はちみつ
  • ・牛乳

1歳までの赤ちゃんには、上記の食べ物は食べさせないようにしましょう。
特に「はちみつ」と「牛乳」は、赤ちゃんの身体に害を及ぼすので、1歳をすぎてからあげてくださいね。

離乳食の開始を送らせてもアレルギーの予防効果はありません!

「離乳食の開始を遅らせてもアレルギーの予防効果に影響はない」ということがわかり、アレルギーの原因になりやすい食べ物について適切な時期から与え始めることなどが盛り込まれました。

出典NHK|すくすく子育て 「子どもの「食」の悩み ~離乳食~」より

一昔まえは「小さいうちは、アレルゲンとなる食べ物を避けるべき」と言われていましたが、離乳食の開始を遅らせてもアレルギーの予防効果はないことが最新の研究でわかっています。

子どものアレルギーはママにとって関心事の1つですが、離乳食のうちはそれほどアレルギーのことは、考えなくっても良いかもしれません。

赤ちゃんが手づかみで離乳食を食べるとき、どうすれば良い?

離乳食をおとなしく食べてくれない! 赤ちゃんによっては手づかみで離乳食を食べるパワフルな子もいます。

思わず「ヤメテー!」と言いたくなりますが、赤ちゃんは手づかみで食材に触れながら「お豆腐はやわらかい」「りんごは硬い」などの”感触”を覚えて行きます。

また手づかみでパンなどを食べながら、前歯で食べ物を噛み切り「一口ずつ食べる」ということも自然に覚えていくのです。

汚れてしまうことを考えると、ママからすると簡便して欲しいことですが、赤ちゃんの成長のためにも、あえて手づかみでご飯を食べさせてみても良いかも?

「離乳食を食べる」ということも赤ちゃんにとっては勉強の1つです!

ママにとって赤ちゃんの食事は、とても気になることですが、それに囚われすぎないようにしたほうが良いようです。

あくまで「食べる」ということは、生活の中にあるワンシーンです。
仮に決まった時間にご飯を食べなかったとしても、ご機嫌で遊んだり、寝たりすることができて、その後にご飯を食べるのなら、そこまで気にしなくって良いでしょう。

また離乳食を作ることがママにとって負担になるのは、なるべく避けるべき!

「食事を作る」ということは、それだけでも大変なこと。
たまには手を抜いたり、食事の準備がカンタンになるように作り置きしたりしてご飯を作ることも、離乳食を食べさせることも”親子の戦い”にならないように心がけましょうね。

せっかく離乳食を作ったのに食べてくれない、そんなママの悩み多いそうです。
健康のために、なんとか離乳食を食べてほしいし。栄養が足りているのか心配――というママの悩みを今回は考えてみたいと思います!

離乳食を食べてくれないのは、なぜ!

画像出典NHK|すくすく子育て 「子どもの「食」の悩み ~離乳食~」より

せっかく作った離乳食を赤ちゃんが食べてくれない。
やっと食べたと思っても、食べる量が少ないとママからすると本当に心配になってしまいますよね。

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんにとって離乳食を食べるということは「挑戦」です。
大人が当たり前のように食べている食事に、赤ちゃんはまだまだ慣れていません!

そう赤ちゃんがなかなか離乳食を食べないのは「食べることに慣れていないから」です。
また離乳食を食べられるようになった月齢の赤ちゃんは、1回の食事に集中できる時間は、せいぜい5分が限界。
それ以上の時間は赤ちゃん自身の集中力が続かないので、集中力が続かいという原因でも離乳食を食べてくれない可能性があります。

最初のうちは「離乳食+ミルク」もあり!

離乳食を食べることに赤ちゃんは慣れていません。
離乳食を少し食べて、ぐずりだしてしまったら、ムリして離乳食をあげるのではなく、母乳やミルクをあげても大丈夫。

また成長と共に離乳食の食べ方も変わってきます。
最初のうちは無理強いせず、少しずつ食べさせてあげて「食事を食べる習慣とリズム」を作る期間だと考えてくださいね。

離乳食を食べないけど、栄養面では大丈夫なの……?

離乳食をなかなか食べてくれない。赤ちゃんの健康や栄養面でも、ママを心配させてしまうことがらですが、離乳食を食べていなくっても母乳やミルクを飲めているのなら、ひとまず大丈夫です。

ある程度の量を飲めているのならば、栄養面ですぐに問題はありません。

ただし、母乳だけだと鉄分が不足してしまいがちなので、離乳食をなかなか食べない赤ちゃんの場合は、離乳食の中にほうれん草などの鉄分を含む野菜などを入れてあげて足りない栄養素を補ってあげてくださいね。

でも、基本は離乳食!母乳やミルクは補う程度に

なかなか離乳食を食べてくれない赤ちゃんですが「食べ物を食べる」ということにさえ慣れてしまえば、少しずつかもしれませんが離乳食を食べてくれるようになります。

離乳食を食べない赤ちゃんに先述したように、母乳やミルクをあげるのは栄養の面でも問題ないのですが、あくまで母乳やミルクは”足りない栄養を補う程度”と考え、栄養を摂取するメインは離乳食から出来るように頑張りましょう!

誰とでも仲良く過ごして欲しい。
人見知りしない子どもに育って欲しいと考えることは、多いのではないでしょうか?

今回は、そんな人見知りの悩みに関して、NHKのすくすく子育ての[参考記事]『人見知りの子を積極的にしたい!』を参考に、子どもの人見知りについてご紹介します。

「人見知り=感受性が高い」ということ


画像出典:PhotoACより

人見知りをする――と聞くと、悪いことのように感じてしまいますが、必ずしもそうとは限りません。

人見知りをするということは、いろんな物事をキャッチする力が強い、感受性が高いことの証明です。

ちょっとしたことで怖がったり、ちょっとした音に敏感に反応したり。
親からすると「大丈夫なのかな?」と思われるかもしれませんが、逆に言えばそれだけ情緒豊かで、いろんなことを敏感にキャッチできるということでもあります。

特に2歳ごろまでのお子さんは「不安」なことに敏感です。
親からすると「なんでもないこと」であっても、お子さんからすると不安がいっぱいなことなのかもしれません。

3歳、4歳と年齢を重ねていく内に、その不安感も少しずつ解消され、人見知りも収まって、友だちも作りやすくなるから必要以上に不安になる必要はありませんよ。

子育ては、なんのためにするの?

『人見知りの子を積極的にしたい!』の記事の中で、2人の専門家(安梅勅江さん、倉石哲也さん)は、次のような見解を述べています。

[安梅勅江さん]
人見知りをするのは感受性が強いことのあらわれです。怖がっても、まわりのことに関心を向けているようであれば、周囲に興味をもっているということ。子ども自身が大丈夫だと思えるようになれば、自然に外に出ていくようになるはずです。

[倉石哲也さん]
怖がりなのは情緒豊かで優しさをもっている証ですね。~中略~ 3歳、4歳くらいになるとそういった不安は少しずつ解消して、安心して友達を作ったり、自分の場所を広げていけるようになります。

出典『人見知りの子を積極的にしたい!
』より一部抜粋

2人の専門家は、それぞれ人見知りに対して上記のようにコメントしています。
親からすると、人前でおとなしくなってしまったり、消極的になってしまう子どもに対して不安を感じてしまいますが、お子さんだっていきなり外に出て、いろんな人やものに振れるという「家とは異なる環境」に不安感を持っているのです。

今は人見知りをしてしまっているかもしれませんが、年齢を重ねて行けばお二人のコメントのように自分から積極的に外に出るようになるかもしれませんよ!

人見知りする赤ちゃんは、人見知りしながらも相手のことをちゃんと見ています!

赤ちゃんの人見知りは「『近づきたいけど怖い』心の葛藤」だという研究結果が発表されているって、ご存知ですか?

東京大学の岡ノ谷一夫教授と同志社大学の松田佳尚准教授らの研究グループによると、人見知りする赤ちゃんは「見知らぬ相手に近づきたい、でも離れたい」という、相反する気持ちの葛藤を抱えているそうです。

その人のことが知りたいけれど、怖いからどうして良いかわからない――だから、人見知りをして泣いてしまうというのが赤ちゃんが人見知りをするメカニズムなんだそうです。

そういった心理学的なメカニズムも知っていると、子どもの人見知りに対しても、あまり不安にならずに済むかもしれません。

ちなみに同研究による赤ちゃんの人見知り対策は「よそ見をしながら、赤ちゃんに接すること」なんだそうです。

見知った相手(おじいちゃん、おばあちゃんなど)でも人見知りをしてしまう小さな子どもに対して、あえてよそ見しながら接することでギャン泣きを防ぎつつ、楽しくコミュニケーションが取れるようになるかもしれませんよ!

[参考]『人見知りの子を積極的にしたい!
』|NHK すくすく子育て より

すぐに怒ったり、泣いたり、悲しんだりとかんしゃくや心の動きが激ししすぎたり、集団行動が苦手だったり。

思わず「発達障害なんじゃ……」と不安になってしまうことがありますよね?
そんなとき、親はどうすべきなのでしょうか?

子どもの発達には”幅”がある。「●歳で出来る」には個人差がある


画像出典:PhotoACより

今や、スマホを使って手軽に子育てに関する情報を収集することができる時代です。
しかし、それ故に「うちの子はもう●歳なのに、△△ができない……」と不安に陥ってしまうことがありますよね?

でも、みんな忘れがちですが、子どもの発達には”幅(個人差)”が大きく、兄弟であったとしても同じぐらいの歳で同じことが出来るとは限りません。

当たり前のことですが子どもごとに発達のスピードは違います。

「どうして、こんなことも出来ないの?」ということは、親目線ではなく、子ども視点になって考えると、その子なりの理由が見えてくるかもしれません。

発達が気になったら、子どもの視点になってみる

大人からすると「なんでもないこと」は、子どもにとっては「難しそう」「すごく暗い」「疲れる」「眠い」など、大人とは全く異なる捉え方をしていることがあります。

まずは、大人の認識と子どもの認識は大きくかけ離れていることを理解する。
そして、小さな子どもはそういった「自分が感じていること」を言葉でうまく説明することが出来ないということを意識して、子どもの”視点”になって接すると必要以上に不安にならずに済むかもしれません。

子どもの行動を促すコツは予告して「納得」させることが大事

子ども子どもの行動を促すために重要なことは、子どもの気持ちを切り替えること。
でも、大人のように「言われたらすぐにやる」ということは、子どもには難しいことです。

子どもが行動するには「納得」が必要です。
「お風呂に入ろう」と突然子どもは言われても「え?」と戸惑ってしまいます。

しかし、事前に「そろそろお風呂に入るよ~」と”予告”をしてあげて「そろそろお風呂に入らないと行けないんだ」と納得させてあげるほうがスムーズに行動ができるようになります。

実は「発達障害かも」と思っていたことが「親がやってほしいことが伝わっていないだけだった」というケースも少なくないのです!

それでも発達障害が気になったら専門家や地域の保険センターに相談を!

画像出典:NHK|すくすく子育て 「子どもの発達が気になったら」より

子育てって、そもそも思ったと取りにいきません。
あれこれ考えすぎてしまい「もしかして、うちの子は発達障害何じゃ!」とパニックになる前に、かかりつけ医などの専門家や地域の保険センターに相談してみませんか?

その道のプロに相談することで、アナタの子育ての不安も少しは和らぐかもしれませんよ!

赤ちゃんは、なぜ泣くの?

「泣く子は育つ」とは、言うもののどうして赤ちゃんって、あんなにも泣くのでしょうか?

特に新米ママからすると「何が不満で泣いているの!」と不安になってしまうこともありますが、今回のコラムを読むと少しはその不安な気持ちが楽になるかもしれませんよ?

赤ちゃんが泣いている、そのはっきりとした理由はわからない!

どんなに愛情を持って育てていても、赤ちゃんが「何がイヤで泣いているのかな?」と言う理由を100%わかることは、困難です。

赤ちゃんそれぞれに個性があり、泣く理由もさまざま。ただ泣き終わったあとに「あぁ、これがイヤで泣いていたんだな」と気づくことはありますよね?

そうやって泣いた理由を少しずつわかっていくことが、今後の子育てに役立つのです。

 

  • ・いつもよりも泣き声が大きい、小さい
  • ・泣いている時間が長い
  • ・甲高い声で泣く

 

ただし、いつもと泣き声が違うときには、特に上記のようなときには注意が必要です。

月齢によって泣き方も変わってきます!


画像出典:NHK すくすく子育て|赤ちゃん どうして泣くの?より

 

  • ・3か月ごろまで:お腹すいた、暑い、寒い、苦しいなど不快な感情のサイン
  • ・3か月ごろから:不快な感情のほか、眠気や寂しいなどの感情を理由に泣くようになる
  • ・3~9か月:人見知りや後追い泣き、夜泣きが始まる

 

毎日少しずつ成長していく赤ちゃん。実は月齢によっても赤ちゃんの泣き方は異なります。

また生後2週間~5か月ごろまで(2か月ごろがピーク)、親であっても泣いている理由がわからない泣き方があります。
その泣き方を「パープル(PURPLE)クライング」と呼ぶこともあります。

(P)Peak of Crying
生後2週間ごろに現れ2か月ごろピークを迎え、そのあとは徐々に和らいでいきます。
(U)Unexpected
泣いている理由を予想できません。
(R)Resists soothing
さらに、なだめることもできません。
(P)Pain-like face
たとえ痛くなくても痛そうな表情で泣きます。
(L)Long lasting
長く続くといわれトータルで1日5時間、泣くことも。
(E)Evening
とくに午後から夕方にかけてよく泣くといわれています。

出典NHK すくすく子育て|赤ちゃん どうして泣くの?より

医学的には泣き止まなくっても大丈夫!

いつまでも泣いている赤ちゃんに対して、誰だって心配になります。
そして、いつまでも泣いていると泣き止ませたくなるのが、当たり前の気持ちでしょう。

しかし、仮にいくらやっても泣き止まなかったとしても、医学的には害はありません。
実は「泣き止まない≠ストレスが多い」という関係であり、心理的なストレスがあるから赤ちゃんは泣いているのではなく――泣きたいから泣いているという部分もあるようです。

もちろん、体調が悪くて泣いている場合には注意や対処が必要ですが、普通の状態で泣いているし、泣き止まないときは大きく不安になる必要はありません。

赤ちゃんが泣くのは、あくまで大人がしゃべるのと同じ、コミュニケーションです。
そして、赤ちゃんが泣くのも、泣き止まないのも決してママのせいではありませんよ!

大人と同じく、子どももそれぞれ個性があります。
けど、親になるとついつい「この子は他の子に比べて」と他の子と比べてしまいまよね……。

今回はそんな親が抱く子育ての悩みについてNHKのすくすく子育ての[参考記事]『子育ての正解が知りたい②〜子育ての原則って〜』を参考に、どう子育てしていくべきなのかを考えてみたいと思います。

子どもの成長速度は違うから。何歳で●●しないと行けないという「正解」はないのかも?

画像出典:PhotoACより

子育て中についつい考えてしまう「この子は他の子に比べて、成長が遅いのかも」という不安。
確かに育児書などにも「何歳までに~」という記述もありますが、あくまでそれは”目安”であり、正解とは異なります。

大人と同じく、いえ大人以上に子どもは千差万別。同じ親から生まれた兄弟ですら、ココまで大きく違うのに他の子とまったく同じに育つワケがありません。

だから、そこまでお子さんの成長速度を気にしなくっても良いのではないでしょうか?

また「これは今のうちに覚えて欲しい」という事柄があるのなら、無理やりに教えるのではなく。その子が「覚えたい!」という気持ちになるように気持ちを誘導することの方が大事ですよ!

何歳で、どうなっていればいいという疑問に対する専門家の回答

『何歳でどうなっていればいいの?』というママからの質問に対して、専門家の大日向雅美さんと汐見稔幸さんは、次のように回答されていました。

[大日向雅美さん]
わからないことは育児本を参考にしてOK。でもいくら本に書いてあることでも、子どもが興味を示さないことは無理してやらなくて大丈夫です。子どもがいい笑顔になって、それを見たママも幸せになれるようなことをしてあげてください。

[汐見稔幸さん]
何歳でどうなっていれば正解というはっきりした目安があるわけではありません。たとえば早くから文字の読み書きができるようになっても、その後に国語が好きになったり得意になるとは限らないことを自分の子育てで経験的に実感しています。

出典『何歳でどうなっていればいいの?』より一部抜粋

子育ての専門家であり、そして親でもあるお二人の言葉は、子育ての真に迫るものがあるのかもしれません。

確かに子育て本や育児本に書かれていることは参考になりますが、結局のところ子どもが親にやって欲しいと考えていることに興味を持てるかどうかが大切ですよね。

また低年齢の頃に他の子よりも得意だったり、出来ていたことでも成長してからは、普通のレベルになっていたり、逆に興味を失ってしまってその子にとっては、低年齢の頃に出来ていたことがキライなことになってしまっていることも……!

あくまで「●歳までに~」という定義は目安です。絶対的な基準ではありません。
だから、年齢に比べて「出来ていない」ことよりも、逆に「今出来ていること」を大切にしてあげた方が、ママからすると心の負担が軽くなるかも?

子どもの数だけ正解があるのかも。焦らずゆっくり行きましょう!

人間は知らずしらずのうちに自分と他人を比べて、勝手にショックを受けたり、勝手に良い気になってしまったりします。

そして、それは子育てという基準が難しい事柄でも同じみたいです。

自分の子どもは、世界でオンリーワンのかけがえのない存在です。でも、ついつい他の家のお子さんと比べてしまい「うちの子は大丈夫かしら……」と不安になってしまいますよね。

でも、他の子と比べはじめたらキリがありません!

もちろん、ある程度の年齢で出来ていた方が良いことがあるのは事実です。でも、他の子より少し出来ない程度なら、そこまで深く思い悩む必要はないのかもしれませんよ。

[参考]>『何歳でどうなっていればいいの?』|NHK すくすく子育て より