発達障害って、どんな病気でしょうか?
子どもが小さいうちは「うちの子、元気すぎるんじゃないだろうか?」と不安になることがありますよね。

もしかするとその不安は、的中しているのかも?
今回は気になる「注意欠如・多動症(ADHD)」についてご紹介します。

子どもの「注意欠如・多動症(ADHD)」って、どんな症状なの?

画像出典:NHK:子どもの発達障害 「注意欠如・多動症(ADHD)」とは?症状など徹底解説より

発達障害には大きくわけて次の3つがあります。

 

  • 注意欠如・多動症(ADHD)……注意が持続できない、衝動性が高い
  • 自閉スペクトラム症(ASD)……人とのコミュニケーションが困難
  • 限局性学習症(ASD)……読み書きや計算などが極端に苦手

 

その中でも落ち着きのなさが目立つ発達障害が「注意欠如・多動症(ADHD)」です。

例えば、授業中や静かにしていなければならない状況で、じっとしていられない。
また、毎日のように何かしら忘れ物をしてしまう、忘れ物多い子どもや何度言われても順番を待つことができない子どもの場合、それは性格や個性ではなく「ADHD」かもしれません。

注意欠如・多動症(ADHD)の診断基準

画像出典:NHK:子どもの発達障害 「注意欠如・多動症(ADHD)」とは?症状など徹底解説より

上記の画像にある症状のうち、それぞれ9項目のうち6項目が当てはまる。
また、その症状が6ヶ月以上続いている、日常生活や学校生活に悪影響を与えている――という場合はADHDの可能性が高いので1度病院へ受診し、治療を受けるべきかどうかをハッキリさせた方が良いでしょう。

「注意欠如・多動症(ADHD)」は生きていることが苦しくなってしまうことも!

「注意欠如・多動症(ADHD)」の子どもは、先生からの注意を守れなかたり、忘れ物が多かったり……と学校内や友達だちとの間でトラブルが起きやすく、自分に対して自信を持てなくなりがちです。

その”自分に自信が持てない”という状況が続くと、うつや不安障害といった二次障害を引き起こしてしまうことがあります。

しかし、ご安心ください。子どものADHDは治療できます。
ADHDは投薬治療でも効果があり、また行動療法もADHDの症状を和らげる効果が期待できます。

「もしかして、うちの子ってADHDなんじゃ……」と不安に思っているのなら、一度専門の医療機関へ受診し。子どもがADHDではないかハッキリさせることをおすすめします。

 

日本は子どもが少なくなってしまった、少子化社会。
ただ改めて親になって周りを見渡して見ると……以外にひとりっ子って、少ないような?

ママともの話を聞いてみると「もう1人に欲しい」との声もチラホラと。
実際のところみんな、どれくらい子どもが欲しいのでしょうか?

アンケートでは8割以上のママが子どもは2~3人欲しいと回答!

画像出典:PRTIMES:ひとりっ子ママ・複数子ママ調査より

「博報堂こそだて家族研究所」が20代79名、30代289名、40代以上171名の合計539名に行ったインターネット調査では、8割以上のママが子どもは2~3人欲しいと回答していました。

あくまで”希望”ではあるものの、多くのママたちが余裕があれば「子どもが2人以上欲しい」と考えているよです。

もしかすると、日本の未来は子どもが増えているのかも……?

現実は「ひとりっ子」にせざるを得ない理由がある!?

多くのママたちが「子どもは2~3人以上欲しい」と回答しているものの、実際に子どもを生む人数は「子ども1人を予定、希望している」と回答したママが50.7%と全体の約半数がひとりっ子を予定、希望しているようです。

画像出典:PRTIMES:ひとりっ子ママ・複数子ママ調査より

ちなみに「子ども1人を予定、希望している」という理由の第1位は「経済的に余裕がないから」でした。

このアンケート結果から理想は子どもが2人以上欲しいけれど、お金がないから2人目を生むのが不安だ――と考えているママたちが多いことが浮き彫りになりました。

子どもを生むって、いろいろ考えちゃいますよね……

「子どもがもう1人欲しいけど、経済的に余裕が……」とお金に関する悩みを抱えているママが多いということが「博報堂こそだて家族研究所」のアンケートではっきりしました!

子どもがいるって素敵なことですが、親としては「お金」のことをどうしても考えてしまいますよね。

望むべくんば、これからの日本では子育てにかかる費用が安くなり、ママたちがお金のことを来にせず2人目、3人目が産める環境になることでしょう。

幼稚園に行くと風邪を引きやすくなるのはなぜ? 予防摂取の回数はワクチンによって違うってホント?

小さな子どもは免疫力が低く、いろんな病気になりやすいですよね。

風邪になっただけですら、ママにとっては心配事なのに「おたふく風邪」や「水疱瘡(みずぼうそう)」になったら、超心配!

今回は、そんな子どもを狙う「感染症」について改めてご紹介します。

幼稚園・保育園に通うと風邪や感染症になりやすいって、知ってた?


画像出典:田辺三菱製薬ワクチン.net:あるある!子どもと感染症より

幼稚園や保育園に通い出してから、風邪やいろんな病気になることが増えた――と感じたことありませんか?

実は幼稚園や保育園に通う子どもと、そうでない子どもを比べた時に、幼稚園や保育園に通う子どもそうでない子どもに比べると約2倍感染症(いわゆる風邪)にかかりやすいといわれています。

これは幼稚園、保育園などの集団生活をはじめる前は感染症に対する抵抗力が弱いからです。
「えっ、それじゃ幼稚園や保育園に通わせない方が良いの?」と思ってしまいがちですが、予防接種を行うことでそもそもの感染症の発症率や重篤な症状を抑えることができるようになります!

予防摂取は1回で良いの? ワクチンによって摂取回数は異なります!

子どもの感染症への発症率や重症化を避けるために予防接種を行いますが、予防接種の内容によっては複数回ワクチンを摂取する必要があります。

例えば「おたふく風邪」の場合は2回。「日本脳炎ワクチン」は合計4回(基礎免疫初回2回、追加1回と9歳で4回目)とワクチンの摂取回数や時期も大きく異なります。

ちなみにインフルエンザワクチンは、毎年1~2回のワクチン摂取が推奨されています。

感染症はワクチンで予防!しかし、風邪の予防は難しいです……

小さい子どもは大人以上に病気になりやすく、集団生活をスタートすると、さまざまな感染症にかかりやすくなります。

特におたふく風邪や水疱瘡など、重症化すると危険な感染症に関しては、事前にワクチン摂取を行いお子さんの命を守るようにしてください。

ただ、それらの病気と違って風邪の予防は難しい!
お子さんの感染症リスクを減らすためにワクチンはもちろん、家に帰ったら手洗いうがいもしっかりするようにしてくださいね。

「子どもの夏休みの宿題が終わってない!」と怒り心頭になった経験ありませんか?

「株式会社イオレ」が行った夏休みの宿題についてのアンケートによると、回答者の8割以上が「なんらかの夏休みの宿題を手伝ていた」という結果が判明しています。

親子を苦しめる夏休みの強敵は「自由研究」と「工作」だった!

画像出典:PRITIMES:「夏休みの宿題」ついつい手伝ってしまうのは親の本能?最後まで残るのは毎年❝読書感想文❞!

同アンケートの「夏休みの宿題でついつい手伝ってしまう宿題は何ですか?」という質問に対する回答で1番多かったのが「自由研究」、ついで「工作」「読書感想文」と言う順でした。

最近では子どもの自由研究向け商品やユーチューバーが自由研究におすすめな実験などを紹介していますが、今も昔もどうやら夏休みの宿題の中で「自由研究」に苦しめられるお子さんは少なくないようです。

ちなみに最後まで残るの夏休みの宿題は「読書感想文」なんだとか!

画像出典:PRITIMES:「夏休みの宿題」ついつい手伝ってしまうのは親の本能?最後まで残るのは毎年❝読書感想文❞!
夏休みの宿題には、いろいろなものがありますが最後まで残る宿題は、なんと「読書感想文」がダントツの1位、ついで2位が自由研究という結果になりました!

自由研究も読書感想文も、子どもだけではなかなか終わらせられない、親子を悩ませる”強敵”みたいです。

夏休みの宿題は計画的に終わらせよう!

改めて思い返すと、子どもの頃の夏休みの宿題って多かったですよね~!
今の子どもたちは夏休みの宿題だけでなく、塾の宿題もやらなければならないことが多く、ママ世代の頃よりも夏休みの宿題が大変になっているのかも。

ただ、はっきりと言えることは楽しい夏休みを過ごしたいなら、夏休みの宿題は計画的に終わらせることで、ママも子どももストレスから開放される、ということですね。

子育てって、正解がないからこそ難しい。
とくに子どもの勉強に関しては、さまざまな情報が錯綜しており、何が正しいか本当に悩んでしまいます!

なんと株式会社アルファコーポレーションが行った中学生~成人未満のお子さんがいらっしゃるお母さんを対象に「過去の子育てについての振り返りと意識調査」を実施した結果、8割近くのママがお子さんの教育について「心配」「不安」と回答されていました。

ママたちが不安になった子どものポイントは、どこ?


画像出典:PRTIMES:8割近くの先輩ママが、心配・不安だったと振り返る子育ての内容とは!?「勉強学習」と「能力」、それぞれに必要な対策は●●だった!

8割近くのママたちが、お子さんの教育の中で不安になった主なポイントは「読み書き、計算」「コミュニケーション能力」「日常生活」「理解力」の4つ。

子育てが終わった世代に対するアンケートですが学習能力だけでんかう、子どものコミュニケーション能力を心配されていた先輩ママも、かなりの数いらっしゃったようです。

先輩ママたちが思ったこと。それは勉強よりも能力が大事!


画像出典:PRTIMES:8割近くの先輩ママが、心配・不安だったと振り返る子育ての内容とは!?「勉強学習」と「能力」、それぞれに必要な対策は●●だった!

同じアンケート内で先輩ママたちが、実際に子育てを振り返り思ったことが「勉強よりも能力が重要だった!」ということでした。

現役ママたちからすると「勉強よりも、能力が大事なの?」と思ってしまいがち。

しかし、ノーベル経済学賞受賞のジェームズ・ヘックマンの研究によると「幼児期に非認知スキル(忍耐力・生活習慣・手先の器用さなど)を高める教育を受けると、成人後もその効果が続き、社会的な成功や健全な生活につながる」という結果が出ており、学習教育よりも、まずスキルを養うことのほうが、後々の子どもの人生において役立つことが判明しています。

勉強よりも、先にコミュニケーション能力や生活スキルを身につけることだ大事かも?

多くのママたちを悩ませる「子どもの勉強学習」。
しかし、子育て後のママたちは勉強よりも、個人の能力を身につけることのほうが、後々の子どもの生活にプラスにつながると考えているようです。

確かに大人になってから、勉強よりも、忍耐力や規則正しい生活がおくれるか……の方が大事に感じることが多いかも?

お子さんの学習教育も大切ですが、それ以前の忍耐力・生活習慣・手先の器用さなどを育む「非認知スキル」を高める能力開発も同じぐらい大切ですよ!

英語を勉強するのは早ければ速いほど良い――と言いますが、果たして本当なのでしょうか?

小さなお子さんの英語学習について、今回はご紹介させて頂きます。

英語学習は焦る必要はない?9~10歳までは日本語をしっかり!

画像出典:NHK:英語 始めたほうがいい?

英語学習は早ければ、速いほどよいと勘違いされがちですが、実際に英語を効率よく身につけられるようになるのは、9、10歳以降からだとされています。

小さな子どもは9~10歳まで、日常話すことばを身につけるなど読み書きの基礎をひと通り習得し、母語(子どもが最初に接する言語)で作文やより高い読解力を身につけ、母語の基礎を学びます。

そして、その基礎を学んだ段階で同時に英語を学ぶことで、学習効率が良いとさまざまな研究で言われています。
だから、無理をして英語を早い段階から勉強させる必要は、どうやらないようです!

また、カナダの研究では「9歳まで母語のみを学習し、その後外国語を勉強し出した子ども」と「小さい頃からバイリンガルな環境にいた子ども」を比較した結果、なんと「9歳まで母語のみを学習し、その後外国語を勉強し出した子ども」の方が外国語を習得するのが早かったという研究結果があります。

残念ながら「英語を小さい時から勉強すれば、英語力が上がる」とは限らないようです。

英語を学ばせたいなら、とりあえず焦らず楽しみながら勉強させる環境を!

「小さいうちから英語を勉強させて、海外でも通用する人間に!」と親御さんは、ついつい考えてしまいがちですが、ご紹介したように早くから英語を勉強したとしても、必ずしも結果が伴うとは限りません。

「英語を学習させたい!」と思うなら、まずは焦らず、小さなお子さんが嫌にならないように「英語って、楽しいな!」と思える環境づくりが大事です。

大人と同じく、子どもも「興味を持って取り組む」ときが1番伸びる時なんですよ~!

子どもが多いと家の中がにぎやかになる分、子育ての悩みも増えてしまいますよね。

同じ子どもでも、上の子と下の子では性格がぜんぜん違う、なんてこともままあることで……。
そんな兄弟(姉妹)の子育てに関する悩みにお答えします!

余裕を持って兄弟、姉妹を育てるには、どうすれば良い?

画像出典:NHK:きょうだいの子育て

目を離すとすぐに2人でケンカしたり、一緒に騒いだり。ダメだダメだと思っていても、どうしてもイライラしてしまうことってありますよね?

理想の子育ってもしかしたら、喧嘩したり、悪さをしても優しく怒ることかもしれません。でも、親だって人間ですから、イライラするのはむしろ”当たり前”です。

だから余裕がない自分を責めないでください!

また「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから、しっかりしなさい!」と、上の子にきつくあたってしまいがちですが、お兄ちゃんだってまだまだ子どもなんです。

お兄ちゃんやお姉ちゃんに期待をする気持ちはわかりますが、まずは「まだまだ子どもだからしょうがない」と出来ないことを無理に責めない気持ちでいることも重要です。

喧嘩は止めた方が良い?「アナタが悪い!」はNGかも?

どんなに仲が良い兄弟、姉妹でも喧嘩はするものです。そんな時に無理に間に入って喧嘩を止めるよりは、しっかりみんなでコミュニケーションを取るのが大切です!

子どもの喧嘩の多くは、コミュニケーション不足が原因です。親として、ひどくなりそうな喧嘩の時には仲裁に入ってあげ。それぞれの足りないコミュニケーションを親が橋渡し役となって、原因を解決することが大事。

逆に「いいかげんにしなさい!」や「お兄ちゃん(お姉ちゃん)が謝りなさい!」というような、お兄ちゃんやお姉ちゃんばかりに怒るやり方は兄弟、姉妹の関係にしこりを残してしまうかも。

弟、妹が生まれるということは、お兄ちゃん、お姉ちゃんの成長のチャンスでもある!

下の子が生まれると、どうしても上の子に構う時間が減ってしまいます。
でも、上の子が「僕がお兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから、いろいろ教えてあげる」とポジティブな我慢をしているようなら、ママはひとまず安心して大丈夫。

これから仲良く遊ぶ時もあれば、喧嘩をする時もあるでしょう。でも、上の子は上の子なりに、下の子が生まれたことで「兄」「姉」として成長しようと頑張っているんです!

でも、上の子のそんな成長に甘えてばかりもいけません。たまには下の子だけでなく、上の子にもかまってあげて、うま~くストレスを発散させてあげることも大事。

子育てって難しいし、子どもが増えるとそれだけ大変なことも増えますが、幸せだって2倍です!

どうか無理せず、今だけの兄弟・姉妹がいる幸せな時間を楽しんでくださいね。

本屋さんにいくと、本当にいろんな絵本が置いてあり、どれを選んで良いか迷ってしまいますよね?

大人からすると似たような絵本であっても、子どもによっては捉え方が違うようで、同じ本を何度も繰り返し読みたがったり、なぜか気に入らなかったりすることがあります。

今回はそんなお子さんの絵本を選ぶときに役立つ情報をご紹介します!

年齢はあまり関係ない?子どもが楽しい絵本が大事かも!

画像出典:NHK:どう選ぶ?子どもの絵本より

本当にいろんな絵本が本屋さんには置いてありますが、まず絵本を選ぶ基準として「年齢表示」があるかと思われます。

「●歳からのお子様にオススメです!」と書いてあるような絵本って、少なからずありますが、絵本の年齢表示はあくまで”目安”です。年齢表示より実際の年齢が上でも、下でもお子さんは楽しめます。

だから、年齢に関する表示は大人がそこまで気にする必要はないようです。

言葉のリズムやシンプルな絵本は小さな子どもにとってわかりやすい?

年齢に関係なく、絵本を選ぶ場合、何を基準にして選べば良いのでしょうか?

お子さんによって、もちろん好き嫌いはありますがまだ小さなお子さんの場合は「言葉のリズムが面白いもの」「絵柄や内容がシンプルなもの」の方が面白く感じてもらいやすいようです。

例えば「ぷるるる」や「どっこいしょ」などのフレーズが続く絵本の場合、その”音”を聞いてお子さんは喜びます。

また大人のように視覚や理解力が発達していない小さなお子さんの場合、色がいっぱいの絵本や登場人物が多いような絵本は、理解が難しく飽きられてしまう可能性があります。

親子でコミュニケーションが取れる絵本選びも大切です!

絵本は小さな子どもの学習効果があるだけでなく、親と子のコミュニケーションの1つです。

絵本を選ぶときには先にご紹介した「年齢」「言葉のリズム」「内容のシンプルさ」だけでなく。「子どもと楽しく絵本が読めそうだ」という親子のコミュニケーションという観点からも、絵本を選んでみるのもオススメですよ。

「うちの子、まだ小さいけどどう遊ばせて良いのかわからない?」「今の時期からしっかり勉強させなきゃ!」と0~2歳ぐらいの子どもの遊び・学びに悩んでいるママって、少なくありません。

そこで今回は0~2歳の子ども向けの「学びにつながる遊び」(出典:NHK「学びにつながる 遊びって? ~0・1・2歳 編~」より)について解説します!

赤ちゃんにとっては「いたずら」も「遊び」かも知れない?


画像出典:(出典:NHK「学びにつながる 遊びって? ~0・1・2歳 編~」より)

「赤ちゃんは、何もわかっていない」と言われることもありますが、生まれたての赤ちゃんでも、自分で遊んでいるんです!

自分の手を顔の前にかざす、光を見て笑う……など、ちょっとしたことも「遊びの予兆」だったりすることがあります。

大人からすると「いたずら」にし見えないようなことも、全てが”はじめて”の赤ちゃんにとっては、遊びでもあるし、学びでもあるのです。

「いたずら」に見える遊びも、しっかり学びになっています!


画像出典:(出典:NHK「学びにつながる 遊びって? ~0・1・2歳 編~」より)

例えば、テイッシュやトイレットペーパーを散らかす、お皿を落としてみる、などいたずらにしか見えないこれらのことは、赤ちゃんにとっては「それが出来ることが嬉しくって」何度も繰り返している「遊び」です。

そして、そのこのいたずらにしか見えない遊びによって赤ちゃんの好奇心が刺激され、自分でいろんなことにチャレンジしていく主体性のある子に育つと考えられており、いたずらも先にも触れたように「学び」なんです。

・縦の発達……少しできるようになったことを、もっとうまくできるようになるまで試行錯誤を重ねること
・横の発達……できるようになったことを土台に、もう一段上のスキルを身につけること。新たなことへチャレンジ

また子どもの発達には「縦の発達」と「横の発達」の2種類があり、上の図のように赤ちゃんはいたずらをしながら、少しずつ成長していきます。

「いたずら」も「遊び」「学び」と思うとストレスが和らぐかも?

赤ちゃんのイヤイヤや大人を「イラッ」とさせるいたずらは、当の本人にとっては遊びだし、学びなんです。

だから大目に見て――というのは難しいかもしれませんが、少なくとも「ああ、このいたずらはこの子が一生懸命勉強している証拠なんだな」と思えれば、育児のストレスは減らせるかも知れませんよ~!

やっぱり、子どもにはすくすくと楽しく成長して欲しいですよね?

今回は、そんなママに知ってほしい3~5歳のお子さん向けの「遊びにつながる学び」(出典:NHK「学びにつながる 遊びって? ~3・4・5歳 編~
」より)
について、ご紹介します。

「ただ遊ぶ」でもない、「ただ学ぶ」でもない。遊びにつながる学びって、一体どんなものなのでしょうか?

ヒーローごっこやおままごとは、立派な「遊びにつながる学び」です!


画像出典:illustimage.comより

「うちの子、ずっとヒーローごっこで遊んでばかり……」と悩んでいる男児のママは、意外に多いかも知れませんね。

実は「ヒーローごっこ」や「おままごと」に代表される『ごっこ遊び』は、次のような”学び”の効果があります。

・見えないものを想像する
・別の用途のものを何かに見立てる
・自分ではない誰かになりきる

このように子どもはごっこ遊びを通じて、想像力を育んでいるのです。
ヒーローの声やママとしての振る舞いを演じることによって「表現力」や「社会性」も知らずしらずのうちに、学んでいるんですよ~!

公園や遊び場は子どもの成長につながる大事な場所


画像出典:illustimage.comより

公園やちょっとした遊び場での遊びも「学び」に、しっかりなっているんです。
広々としたところで、異なる年齢の友だちと遊ぶ。そのためには「自分で考えて遊びを展開する」という思考力が必要です。

また年上の子どもの遊び方を見て「自分もやってみたい!」と動機づけられることもあります。

大人の関わり方も、大切です!

子どもが遊んでいるとき大人も遊んでいる子どもと関わることで、子どもの学びが増えることがあります。

一緒に遊んで社会のルールを教えてあげる。子どもが考える姿を楽しそうにじっと見守り、ときには助言して発想を補ってあげる……など、大人の”ちょっと”の介入で子どもの学びが大きくなることもあるんですよ~!