新型コロナウイルス感染症のせいで、一時公園の遊具すら使えなくなったのは、記憶にたらしいところでしょう。

今でもソーシャルディスタンスを守るために、子どもたちは以前のような遊びが出来なくなっています。
そして、大人と同じく、外で遊ぶことが出来なくなった子どもたちはストレスをつのらせてしまっているのです……。

中にはそのストレスのせいで、身体に悪影響が現れてしまう子どももいるほど。

では、そんな子どものストレス解消してあげるには、どうすれば良いのでしょうか?

ボディタッチで子どもの心を安心させて!


画像出典:PhotoACより

大人だって、ストレスがたまりすぎるとイライラしたり、人にあたったりしたくなります。
逆に言えば、子どもがストレスによってイライラして攻撃的になるのは”正常な反応”と言えるのです。

このコロナ渦が収まるか、或いは――悲しいことですが、この状況に慣れていけば、子どもたちも平穏を取り戻します。

今、現在進行系で子どもがイライラしているときには、子どものイライラに寄り添ったり、ボディタッチをしたり、ギューと抱きしめてあげたりすることを繰り返すと、子どもの心も少しずつ安心して行きますよ!

なかなか公園や遊びに行けない子どものストレスをやわらげるには?

このご時世に、なるべく外に子どもを連れて行きたくない、という方も多いでしょう。
子どもに「今は公園に行けないから」と言っても、なかなか理解はしてくれません。

でも、公園で出来ないことは他のことで代用することが出来ます。

アナタのお子さんは、公園でどんなことをしたいのでしょうか?

まずは、子どもに「公園に行って、何がやりたいのかな?」と聞いてあげて、子どもがやりたいことを「公園以外で代用する」ようにしてみるという方法もあります。

例えば……

・楽しく身体を動かしたい! → お家で出来る運動や遊びを一緒に考える
・友だちに会いたい! → オンラインで友だちとおしゃべりしてみる
・外に出たい! → 公園の代わりに近所を散歩してみる など……

というように、子どもの「公園でやりたいこと」を細分化して、子どもが公園でどんなことをやりたいのかを一緒になって考えて、そのやりたいことの代わりになることをすると、子どものストレスも解消されやすくなりますよ!

「いつかこの状況もちゃんと終わるからね」と言い聞かせてあげることが大事です!

大人だって、いつまでこんな状況が続くのか、正直不安です。

しかし、明けない夜はないように、コロナ渦もいつかはきっと終わりが来るのです。

だからこそ子どもに対しても「いつまでも続くわけじゃない。必ず終わりが来るよ」と言い続けてあげることで、子どもも「そうだ、いつかは終わるんだ」と思って少し気持ちが楽になります。

そして、いつかはコロナ渦も本当に終わりが来ます。
その時が来るまで、もう少しだけみんなで一緒に頑張って行きましょうね。

[参考1]『子育て家族のメンタルケア』|すくすく子育て

「しつけ」って、具体的にどうすれば良いのか悩んでしまいますよね。
厳しく言って聞かせるのが良いのか。子どもの成長を促すように、あえて何も言わないのか……。

今回は親子のコミュニケーションが潤滑になり、さらに語彙力も上がる「共有型のしつけ」についてご紹介します。

「共有型のしつけ」と「強制型のしつけ」

画像出典NHK|すくすく子育て 「私、口出ししすぎ?」より

しつけには、大きくわけて「共有型のしつけ」と「強制型のしつけ」の2つがあります。

  • ・共有型のしつけ……子どもと一緒に体験しながらしつける
  • ・強制型のしつけ……大人の意見や主張を押し付けるしつけ

共有型のしつけと強制型のしつけの大きな違いは「子どもとのコミュニケーションを大切にするか」です。

共有型のしつけ

共有型のしつけは子どもと一緒に体験しながら、学びながら、子どもに考えさせるしつけの方法です。

例えば、子どもと一緒に楽しい時間をすごしたり、子どもが喜びそうなことを考えて、子どもの個性に合わせたコミュニケーションをしていくことが共有型のしつけです。

親子間でしっかりコミュニケーションを取ることによって、子どもは”自分で考える力”が伸びて、学習能力や語彙力が伸びていきます。

強制型のしつけ

共有型のしつけに対を成す、強制型のしつけは親が子どもの気持ちを無視して”大人の基準”でルールを作り。そのルールを子どもに押し付けるタイプのしつけです。

ルールを押し付けて、何度も子どもが言うことを聞くまで言い聞かせたり。さらに子どもがするべきことをするまで、何度でも同じ指示をする強制の型しつけでは、子どもが自分で考えるチャンスが減ってしまいます。

そして、強制型のしつけは子どもの考えるチャンスを結果的に奪ってしまうため、共有型のしつけに比べると、語彙力が上がらなくなってしまいます。

考えるチャンスがあれば、子どもは伸びる!

学習塾に行っているからといって、必ずしも子どもの語彙力が伸びるわけではありません。

子どもの能力が伸びるためには覚えることよりも「これは何だろう?」と考えるチャンスの方が大切です!

だからこそ、子どもが自分で考える「共有型しつけ」でなるべく子どもに”考える余地”をあげるようにしてくださいね。

[参考]『私、口出ししすぎ?』|NHK すくすく子育て より

コロナで時差通学や自宅でのオンライン授業が増えてはいます。
ただ公共交通機関が使えず、自転車や自家用車での通勤・通学が増えたことで「子どもの巻き込み事故」も増えているって、ご存知でしたか?

休校中の子どもが交通事故に巻き込まれるケースが増えている!?


画像出典:PhotoACより

コロナ禍で、子どもが外に出なくなったことで、交通事故は減っているように感じてしまいますが、普段運転しない人やストレス発散で運転する人が増えて「悪質な交通事故」は増えていると言います。

関東よりも、先に緊急事態宣言が解除された大阪では、平成以来、交通事故件数が最少となりましたが、逆に死者数は増加しています。

つまり「子どもの命に関わる交通事故」が増加傾向にあるということであり、子どもたちはコロナだけでなく、交通事故からも身を守る必用があるということです。

車だけじゃない!自転車に巻き込まれる事故も

新型コロナウイルスの影響で、公共交通機関を利用する人は減少していますが、通勤通学のために自転車を利用する人は逆に増えています。

自転車を利用する人が増え、交通違反をする方も増えてしまった結果、子どもが巻き込まれてしまうケースもあり、注意が必用です。

また子どもが自転車で危険運転をして車との接触事故を起こしてしまうこともありますし。逆に自転車に乗る子どもが被害者ではなく、加害者になってしまうケースもあるため、コロナ禍な状況で自転車を使って移動する場合は、今まで以上に親の注意が必用です。

親も子どもも車・自転車の運転には注意をしよう!

コロナ禍の状況で、普段子どもがいない時間に子どもが出歩いていたり、子どもたちが自転車で走り回ったりしています。

そういった状況で交通事故の加害者にも被害者にもならないように、親子でしっかり交通ルールを確認し直し、痛ましい事故を減らすようにしてくださいね!

自転車を使った宅配サービスが増えたことにより、スピードを出す自転車に子どもが巻き込まれてしまうケースも報告されており、歩行者も必ずしも安全とは限りません。

こんな時期だからこそ、改めて交通ルールをしっかりと守り。親も子どもも、自分の身はしっかり自分で守るように心がけてください。

[参考1]『コロナ禍の重大事故を1件でも減らしたい! わが子を失った遺族らが国へ緊急対策を要望』|ヤフーニュース より
[参考2]『コロナ禍、自転車に注意 子供巻き添え、違反相次ぐ』|日本海新聞 より
[参考3]『遺族も警鐘、コロナ禍で「悪質交通事故」が急増中』|JBpress より

トイレトレーニングをはじめたは良いけれど、うまくトイレトレーニングが出来ない!

そんな時、ママは子どもにどうやって寄り添えば良いのでしょうか?

子どもの「トイレ」のタイミングに合わせるには?


画像出典:PhotoACより

大人と違って、子どものトイレのタイミングは分かりづらい。
いつもの時間におしっこが出るわけでもないし。まるで気まぐれのようにおしっこをしたくなることだってあります。

そんな時は次のことを記録して、子どもの「おしっこに行きたくなる時間」を把握するようにしてください!

  • 1.最初にオムツを替えた時間を記録する
  • 2.30分ごとにオムツの中をチェック
  • 3.次のおしっこをしたときに時間の間隔を記録

例えば9時にオムツを変えて、11時におしっこが出ていれば「2時間間隔」でトイレに行く必要があるという計算になります。

もちろん、多少時間差はありますが、排尿間隔を予め調べて記録しておくことで、子どものトイレに行くタイミングを把握しやすくなり。おトイレでの失敗も減らせます!

トイレだけでなく「おしっこをするまでの動作」も褒めてあげよう!

大人からすると、おしっこをするためにズボンをおろしたり、便座を上げたりする行為は当たり前の、ある種、無意識に行っている行為です。

でも、子どもからすると「トイレに行く → トイレに座る → おしっこをする → おしっこを流す」という一連の行為は、複雑な行為の繰り返しです!

だからママはおしっこの成功、失敗だけでなく。「トイレをするまでの動作」も褒めてあげることで、子どものモチベーションを維持しやすくなります。

そして、結果として子どもはトイレトレーニングに成功しても、失敗しても「できることが増えた!」と自分自身に自信を持つようになるのです。

遊び感覚でトイレトレーニングをするのも大事かも?

トイレになれない子どもにとって、トイレに行くということは、まだまだ重労働。

そこでおしっこをするときに「的(まと)」を作って、そこを狙っておしっこができるようにしてあげたりして、おしっこをすることを1つの”遊び”にしてしまうというのも1つの手ですよ!

[参考]『トイレでおしっこできるといいな』|NHK すくすく子育て より

子どもと仲良く過ごしたいけれど、子どもの将来のことを考えると「しつけ」はしていかなければいけません。

改めて考えると、しつけって結構大きな負担ですよね……!

そもそも、どうしてしつけをするの?


画像出典:PhotoACより

当たり前のことですが、なぜそもそも「しつけ」をするのでしょうか。

しつけは子どもに厳しくするわけではありません。
しつけをすることによって、子どもは社会の一員としてのルールを身につけます。

しつけとは

  • ・子ども自身のため
  • ・周りの人と生きるため

に行う、子どもの将来のための行為なのです。

そして、しつけもは「子どもの自立するための下支え」となります。
なぜなら、しつけもされず、傍若無人になった大人は周りの人と生きることができないし。それが原因で自分の首をしめることになってしまうから。

だからこそ、ときにしつけは”子どものために”厳しく行う必要があるのです。

しつけは何歳から、始めれば良い?

「まだ赤ちゃんだから」「もう大きいから」としつけをする判断は、もしかすると人それぞれかもしれませんね。

でもコミュニティのルールを「しつけ」として子どもに教える、伝えることに「早すぎる」はありません。

たとえ、まだまだハイハイすらできない赤ちゃんだったとしても危険なときは、きちんと叱らなければならないし。TPOを守れないときは、優しく、そして繰り返して諭してあげる必要があります。

しつけは「何歳から始める」ではなく。しつけは「年齢に関係なく必要なときにする」というのが大事です。

危険なときは年齢・場所に関わらず、きちんとしつけを!

例えば、外に出て危険なものを口に入れようとした。

こんなときは優しく諭している暇なんてありません。子どもを守るため、子どもに「それは危険なことなんだ」とおぼえさせるために、家の外であったとしても子どもが危険なときは年齢も、場所にも関わらずきちんと言い聞かせる必要があります!

外で子どもを叱るときは、どうしても他人の目が気になってしまいますが「他人の目を気にして叱らない」のではなく。「子どものために叱る」ということで、本当に子どもを危険から守ることができます。

そして、そういう子どものために真剣に怒るという行為は、他人からしても美しいものに見えるのです。

しつけに早すぎるはありません!

「まだまだちっちゃいから……」としつけをして良いのか迷ってしまうこともあるかもしれません。

でも、しつけに年齢は関係ありません!
必要なときに、その都度注意するのがしつけなんです。

ただし、必要以上に厳しく叱る必要はないので、その匙加減は実際に子どもと触れ合いながら、親も勉強していくしかないのかもしれませんね。

[参考]『しつけの悩み』|NHK すくすく子育て より

新型コロナウイルスに万が一、感染してしまったら、当然ですがお仕事は出来ません。

コロナウイルスに感染して、それでも仕事が出来ないと生活ができないと不安になってしまう方が多いかと思います。

そんな方も「傷病手当金」で家計の負担を低く抑えることが可能です!

新型コロナウイルスに感染したら「傷病手当金」がもらえます!


画像出典:PhotoACより

新型コロナウイルスに感染してしまい、会社を休まざるを得なくなった。
そういった方のために「傷病手当金」が適用されます。

傷病手当金は、本来ケガや病気で4日以上会社を休むときにその間の収入が無くなったり十分な収入が得られなくなったりした際に、公的医療保険からもらうことができる手当のことです。

今回の新型コロナウイルスに感染した場合だけでなく”感染が疑われる場合”も手当をもらうことができます。

なお傷病手当金の金額に関しては、収入によって決まります。
個人差が大きく、計算方法がややこしいため、ここでは金額に関する記述を省かせていただきます。

「傷病手当金」の対象者

  • ・新型コロナウイルスに感染して療養のために4日以上働けなかった
  • ・新型コロナウイルスの感染が疑わしく、4日以上働けなかった※

※感染が疑わしく、自宅で休んでいた場合など

新型コロナウイルスに感染し、4日以上入院した場合だけでなく。実際に感染が疑わしく、4日以上自宅療養した場合でも傷病手当の対象となります

ちなみに、このときに新型コロナウイルスに感染しておらず、ただの風邪だったとしても傷病手当の対象となるのでご安心ください。

また「医師の意見書」がない場合でも、アナタが働けなかったことを照明する「事業主の書類」があれば支給の対象となります。

「傷病手当金」の申請

「傷病手当金」の申請は、あなたが働いている会社を通じて行われます。

つまり、アナタが直接申請するワケではなく、会社を経由しての申請となります。

また申請に必要な書類などに関しては、勤務先や加入している公的健康保険にお問い合わせください。

コロナに感染しても休んだ分、ある程度の手当が支給されます!

新型コロナウイルスに感染して、たとえ会社を休まなければならなかったとしても、傷病手当によってある程度のお金が支給されます。

だから、感染を拡大させないためにも「もしかして感染したかも?」という感染の疑いがある時点であっても、しっかりと療養するようにしてくださいね。

[参考1]『新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給について』|厚生労働省

[参考2]『こんなときは どんな支援が?』|NHK

子どもは少しずつ身体だけでなく、言葉の使い方も成長していきます。
ただ知らぬ間に「こんな言葉、どこで覚えたの!」というような言葉を覚えてしまうことも。

今回はそんな子どもの言葉の成長についてお話します。

上手にお話できない。でも、それも個性かも!


画像出典:PhotoACより

子どもは、いつの間にか喋れるようになっています。
最初の「あ」とか「ま」とかそういった言葉を話せるようになるまでには、実は個人差が大きいってご存知でしたか?

次のような割合で言葉を覚えると言われています。

◆一語を話す時期の割合

  • ・9.2ヶ月で一語を話す……25%
  • ・12ヶ月で一語を話す……50%
  • ・17.6ヶ月で一語を話す……90%

◆二語を話す時期の割合

  • ・19.7ヶ月で一語を話す……25%
  • ・22.7ヶ月で一語を話す……50%
  • ・2歳5ヶ月で一語を話す……90%

また子どもが話す言葉の発達に、基準はあまりありません。
言葉を話す方には個人差があるので、仮に1歳を過ぎでも一語も話せなかったとしても、心配する必要はありませんよ!

子どもの発達をどうやって確認するの?

まだまだ小さなお子さんは、言葉を話すときと話さないときの差が大きく、親としては「本当に喋れるのかな?」と不安になってしまうことがありますよね?

そんな時は次のことをチェックして、子どもの反応から言葉の発達を確認してください。

  • ・耳が聞こえているかどうかをチェック
  • ・言っていることに注意が向くか
  • ・指差しをしたときに子どもも反応するか

例えば、子どもや自分の名前、おもちゃなどを指差して「これなに~?」と質問をして、子どもが反応しているようならば言葉を理解していること、話せるレベルまで成長していることを実感できます。

今はまだ話せなかったとしても、そのうち話せるようになるでしょう!

子どもの成長は個人差が大きく、大人からすると思った以上に成長が遅いと不安になってしまいますよね。

でも、子どもの身体の成長、脳の成長、心の成長には個人差があります。

今は話せないかもしれませんが、数日後には話せるようになっているかもしれないし。数カ月後にはアナタがびっくりするようなことを言い出すかもしれません!

だから、小さなお子さんが今は話せなかったとしても「言葉の成長が遅い個性だから、今は喋れなくってもしょうがない」とポジティブに考えるようにしてくださいね。

[参考]『知りたい! ことばの育て方』|NHK すくすく子育て より

子どもは知らずしらずのうちに、親が使っている言葉を覚えてしまいます。
言葉を成長させるために、正しい言葉の使い方って、あるのでしょうか?

赤ちゃん言葉は続けて大丈夫?


画像出典:PhotoACより

赤ちゃんが可愛いあまり「●●でちゅね~」とか「●●だよね~」と赤ちゃん言葉を使ってしまいがちですが、これは大丈夫なのでしょうか?

実は赤ちゃん言葉は、まだ口がうまく回らない赤ちゃんも話しやすい「ぱぴぷぺぽ」「ばびぶべぼ」「まみむめも」という言葉が使われているため、赤ちゃんにとって”マネしやすい言葉”なんです。

だから、まだまだ言葉を理解したり、話すのがむずかしい赤ちゃんに対しては、赤ちゃん言葉を使ったほうが良いでしょう。

ただし、無理に赤ちゃん言葉を使う必要もありません!

大事なのは言葉使いではなく「赤ちゃんに寄り添った話し方」が大切です。

絵本はむしろ繰り返し読んだ方が良い!

赤ちゃんは、毎日読み聞かせをしてくれる絵本からも、言葉を覚えていきます。
親としては、ついつい「いろんな言葉を覚えて欲しいから」といろんな絵本を読み聞かせてしたくなりますが、絵本の読み聞かせのコツは「赤ちゃんが読みたい本を読んであげる」ということです。

もちろん、赤ちゃんが他の絵本を読んでほしそうなら、他の絵本を読んであげればOK!

また言葉を覚えてもらうためではなく、赤ちゃんと心の交流のために絵本を読むぐらいに考えた方が良いかも?

テレビは大きいな影響はないけれど……

テレビから流れるいろんな映像や言葉使いは、赤ちゃんにとって刺激的です。
決して、テレビの映像や言葉が悪いワケではありませんが、テレビをつけっぱなしの状態で、子どもの注意がそれてしまったら、子どものコミュニケーションの低下が懸念されます。

ただ、親子でテレビやユーチューブなどを見て「楽しいね!」「面白いね!」とコミュニケーションを取ることは良いことです。

あくまで「テレビのつけっぱなしは良くない」程度にとらえて、親子でコミュニケーションを取るようにしましょうね。

言葉の成長には、親子のコミュニケーションが大事!

子どもは、いろんなことを親や周りの人をマネしながら覚えていきます。
もちろん、それは言葉使いも同じです。

そして子どもが「マネるチャンス」をいっぱい作ってあげるためにも、親子でいっぱいお話しながらコミュニケーションを取るようにしてくださいね。

[参考]『知りたい! ことばの育て方』|NHK すくすく子育て より

新型コロナウイルス感染症に便乗した「コロナ便乗詐欺」が増えています。
特に1人に10万円が支給される特別定額給付金を狙った詐欺が全国的に増加傾向にあります。

家族を守るために必要となる、大切なお金を守るために特別定額給付金に関する詐欺の手口を知っておきましょう!

アナタへの特別定額給付金は狙われている

画像出典:PhotoACより

特別定額給付金を狙った詐欺は次のようなケースが新たに報告・警告がされています。

  • ・「給付金を支払うからURLにクリックして個人情報を入力して」というメールが届く
  • ・電話キャリアになりすまして「詳細はURLへアクセスしてください」と特定のサイトに誘導する
  • ・市役所職員を名乗る男性が訪れ、キャッシュカードなどを騙し取る
  • ・マイナンバーの申請手続き、代行費用としてお金を請求する
  • ・給付金の申請のためと偽りATMへ誘導し、お金を振り込ませる
  • ・給付金の申請書類を偽造し、個人情報を盗み取ろうとする

期限が設けられていたり、家に詐欺師が訪れるケースも

特に注意したい事項としては特定のサイトに誘導されると、そのサイトの中で「申請期限が●月●日の23時59分迄」と偽りの期限を設けられていることがあります。

当たり前ですが、市町村がこのような期限を設定することはありません。

また「担当者が直接お伺いするので~」と連絡をしてきた人の自宅に詐欺師が押しかけてこようとするケースも報告されています。

このケースでも同様に、市役所の職員等がアナタの家に直接訪れて、給付に関する手続きをお願いすることはありませんのでご注意ください!

特別定額給付金に関するメール、電話は、全部詐欺!

5月10日現在、1人につき10万円が支給される特別定額給付金の給付はされていません。
やっと一部の市町村によって、オンラインでの申請や申請用紙が届くようになった程度です。

だから、まず覚えて欲しいのは「特別定額給付金に関する話は全部詐欺」だということです。

今回の給付金に関しては、代理手続きも一切不要ですし。審査もありません。
今、日本に住んでいる人で住所がある方は、申請をすれば世帯主の口座に1人につき10万円が給付されるようになっているので、特別定額給付金に関する電話やメールは全部詐欺だと思って無視をしてくださいね!

[参考1]「特別定額給付金」への便乗詐欺に要警戒 キーワードは「三近」|ヤフーニュース

[参考2]万円給付詐欺メール、手口は福井県内に届く、県警が注意呼び掛け|福井新聞

新型コロナウイルスで社会が混乱している状況を悪用した、コロナ便乗詐欺が増えています。

電話やメールでの「詐欺」も数多く報告されていますが、実際に自宅に押しかける”訪問詐欺”も報告されており、特にお子さんが留守番をしている家庭では、注意が必要になります!

コロナ便乗訪問詐欺の手口


画像出典:PhotoACより

電話やメールだけでなく、実際に次のような職業を名乗り、自宅に訪問し個人情報を盗み取ろうとしたり。キャッシュカードなどを盗み取ろうとするケースが報告されています。

  • ・市役所職員などを偽り「給付金or助成金の手続きをしてください」と個人情報やキャッシュカードなどを盗み取ろうとする
  • ・下水道業者を名乗り「下水道からコロナウイルスが検出されて、下水管の消毒に費用が必要だ」とお金をだまし取ろうとする
  • ・工事業者を名乗り「水道管にウイルスがついているから交換したほうが良い」と工事費用をだまし取ろうとする

市役所職員などが、わざわざ自宅に給付金や助成金、補助金などの手続きをしに訪れることはありません。

また日本国内では下水道からの新型コロナウイルスに感染するケースは報告されていません。

在宅中の人を狙った詐欺も横行しています!

新型コロナウイルスとは全く関係のない、在宅中を狙った詐欺も報告されています。
工事業者を名乗り、配電盤を見せて欲しいと家に入ろうとする詐欺や不要なものを売りつけるという「悪質商法詐欺」も報告されており、家にいる人をあえて狙った詐欺にも注意が必要です。

特に子どもだけで家にいる場合は、なおさら詐欺の被害にあいやすく。当然、それ以外の犯罪被害にあってしまう可能性もあります。

子どもだけで留守番をする際には「誰か来ても無視をする」という対策が必要です!

訪問詐欺は、向こうからやってくる……!

テレワークや自粛生活中の人を狙った訪問詐欺は、大人であってもなかなか対策が難しい状態です。

「おかしいな?」と思ったら、すぐに警察に相談することとどのようなコロナ便乗詐欺があるのかを知っておくことが、1番の防犯対策になりますよ!

[参考1]『新型コロナウイルスに便乗した不審な業者や悪質商法等にご注意ください』|八尾市

[参考2]『<新型コロナ>便乗犯罪に警戒 詐欺など、相談1万件突破』|東京新聞