”石を磨く体験”で得られる経験 石磨き【触れる図鑑シリーズ】

子どもってキラキラしているものや、色のついている石を見つけると拾ってきてしまうことがありませんか?いつも見ているものと違うと、特別に感じてしまいますよね。
今回は”色のついた特別な石”について、触って知識を得られる図鑑をご紹介します。

誕生石やジュエリーなどで耳にしたことがあるかもしれない、アメジストやトパーズなどの天然石。これらはカラーストーンと呼ばれ加工を施してキラキラと輝くため人気があります。ですが天然石すべてが初めから光り輝いているわけではなく、表面が曇っていたりごつごつしていたりするのがほとんとで、職人の手により研磨とカットを行うことにより、私たちがよく知るカラーストーンとなります。
今回ご紹介する「触れる図鑑 石磨き」は、実際の天然石を自分で磨き、ざらざらしている石をツルツルにすることができるセットなのです。

石を磨くってどういうこと?

この本には、2種類の異なる色の天然石、専用の金属やすりと紙やすりが入っています。石を磨くには段階があり、荒く削った後にピカピカにするための磨きをします。根気よく根気よく!石を磨いていくことで石の表面はだんだんと変化していきます。

また2つの異なる天然石は硬度という石の硬さを示す数値が違うので、どちらが硬い石なのか?を実際に体験しながら確認することができます。「どっちの石がはやく削れるのかな?」と作業を時には手伝いながら、お子さんと一緒に削れる具合や時間を見ながら挑戦してみるのも面白いですよ。そうすることで”一緒に頑張って磨いた特別な石”が出来上がります。

磨いた石の知識も得られる

自然の力で生まれる天然石はとても不思議なもので、採掘されたときにすでにキラキラしているものもあれば、美しい色や形や模様をしているものもあります。
実際に磨いた石を元に、天然石の面白さを知ることができるのが「触れる図鑑 石磨き」に付いている鉱物図鑑です。磨く2種の天然石をはじめ大人が一度は見たこともあるかもしれない有名な天然石も紹介してあり、親が読んでも思わず「へぇ!」と言ってしまうような情報がたくさんあるので、知識が豊富なお子さんにもきっと楽しんでもらえる内容になっていて、内容を覚えるだけでも石博士になれそうです。
また天然石は世界中で古くから用いられて様々な歴史があります。クレオパトラが持っていたものや、日本の神社に納められているものなど様々あり、石の歴史を知ることで世界の歴史に興味を持つきっかけにもなるかもしれません。

”石を磨く体験”を親子で

「触れる図鑑 石磨き」は実際に手で磨いて変化していく様子を体験したからこそ味わえる、最後にピカピカになった石を手にした時の達成感を得ることができます。そして普段見かけることのないピカピカの石を持っているという事、なによりそれが自分一人でまたは親子で一緒に削った”特別な石”だということが、経験として子どもの中に残っていくことなのだと思います。
それが楽しかったことなのか、大変だったことなのか、はたまた疲れたことなのか。それぞれ感じることは違いますが、それでいいと思うのです。大切なのは経験しなければ得られないという事なのです。
私も一人の子育てをする親として、このようなたくさんの経験を一つでも多くさせてあげたいなと思っています。

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