☆絵本には魔法のパワーがある☆
毎日の生活の中で,仕事に追われ家事に追われなかなかゆっくり子どもに向き合っているか自信がないと感じている人は少なくないと思います。
子育てをする中で,日々時間に追われ,とにかく早く寝かせることにとらわれてしまい,就寝時間が近くなるほど子どもへの対応や言動もドライになってしまうこともあるかもしれません。
・・そして,寝顔に懺悔。
こうした生活をどうにかしたい!もっと子どもと過ごす時間を愛おしくしたい!
子どもとコミュニケーションをとる方法は,いろいろあると思います。ここで紹介したいのが,すぐにでもはじめることのできる絵本の読み聞かせです。
☆絵本の読み聞かせはいいことだらけ☆
忙しい中で,毎日の日課にしてしまっては,少し負担が大きくなってしまうので,時間がある時や最近少し叱ってばかりだなと感じた時だけでも効果は抜群です。
1.コミュニケーションが深まり親子の絆が増す
読み聞かせをすると同じ時間を親子で過ごすことになります。一緒にお話を考えたり絵を見たり会話が増え,温かい時間になるはずです。また,膝に乗せたり一緒に寝転んで読んだりと,スキンシップやコミュニケーションが増すことで,「オキシトシン」という別名「愛情ホルモン」とも呼ばれるホルモンが分泌されるそうです。このホルモンは,子どものIQやストレス耐性をアップさせるだけでなく,読み聞かせた親の幸福感を感じさせてくれるそうです。
2.主体性を育む
寝る前に絵本を読むためなら,子どもたちは進んで寝室に行き,親も叱らなくてもすんでしまうという魔法のような効果があります。自分で考え,自分で行動することが少しずつできるようになっていってほしいものです。
3.想像力・知的好奇心が育つ
子どもたちは,絵本を読むことでわくわくどきどきして,お話の続きを想像したり登場人物になって物語を読み進めたりすることができます。また,「なぜかな」「ここがおもしろい」と感じることで知的好奇心が膨らみ,楽しい遊びにつながっていくこともあります。
そんな時間が持てるおすすめ絵本を紹介します!
☆おすすめの絵本1☆ ~おやつができた~
『しろくまちゃんのほっとけーき』
わやかま けん作
こぐま社 出版
大人気しろくまちゃんシリーズ!このこぐまちゃんの表情に心惹かれてしまいます。今にもいい香りがしてきそうです!絵本に出てくる擬音語も楽しいです。
姉:「『ぴちぴち』言ってきたよ。」
弟:「『ぴちぴち』じゃなくて、ぶつぶつだね。」
弟:「すごい!こぐまちゃんの絵本がレシピになった。」
☆おすすめ絵本2☆ ~ジュース屋さんオープン~
『ポコポコミックスジュース』
さかい さちえ作
教育画学 出版
可愛い果物がたくさん出てきて,「どれが好き?」ページをめくる度にそんな会話になってしまいます。ミキサーから長いホースが伸びているページは,子どもたちは一生懸命たどっていました。最後に待っているカラフルでキラキラしたジュースが何とも言えない美しさです。
ジュース屋さんごっこだってできちゃいました。