避難所での心構え
地震や台風などで、子どもと一緒に避難しなければならなくなった。
そんな時に大人だって不安ですが、子どもたちはもっと不安です。
仮に、子どもと避難所生活になった場合は、どんなことに注意し。子どもに対してどんな心のケアをしてあげれば良いのでしょうか?
避難所生活では柔軟な思考と臨機応変さが必要
画像出典:PhotoACより
万が一の際に、避難所での生活になったとしても「こうすれば良い!」というルールはありません。
日常の常識にとらわれず、今の状況で「何ができるのか?」を考えて臨機応変に対応するように心がけましょう。
また避難所で子どもが泣き出したり、癇癪を起こしたりしてしまうことがあります。
でも、この避難所で1番不安なのは、子どもたちかもしれません。
避難所にいるときは子どものことを優先してあげてください。
周りの人の視線も気になるかもしれませんが、無理に泣くのをやめさせたり、我慢させたりしないほうが良いですよ。
そして、ママたちも避難所での生活に能動的に関わるようにしてください。
周りの人にために動くことで、周りの人たちだけでなく、アナタ自身の精神衛生を落ち着かせることにもつながります。
不安点な子どもの心に寄り添ってあげて!
避難所で不安な子どもの心に寄り添ってあげることが重要です。
子どもの不安定な状態でママたちも不安かもしれませんが、心配しすぎてあれこれ気を回すよりも、親がそばにいて抱きしめてあげる。
「大丈夫だよ」となんども声をかけてあげて、子どもの話に共感してあげる――など、それを繰り返すと子どもの不安な心も少しずつ解消されていきます。
コロナ渦での避難所生活に備えるべきものは?
コロナ渦の中で、否応なく避難所生活を強いられる可能性があります。
もちろん、自治体も新型コロナ対策をしっかりと行いますが、それでも自分たちの健康は自分で守る備えも重要です。
例えば防災バックの中に次のようなものを入れておくことを検討されても良いかもしれません。
◆コロナ渦で避難所生活に備えたいもの
・マスク(タオル等)
・石鹸、アルコール消毒液(ウエットティッシュ等)
・体温計
・持病薬
・スリッパ
・ビニール手袋
など……
避難所での過ごし方を知っていれば万が一のときも安心かも?
自然災害はいつ訪れるかわかりません。
そして、今はコロナ渦です。今までの防災グッズは不要と思われていたものも必要になってきます。
万が一はいつ訪れるかわかりません。
だから今のうちに避難所で生活することも踏まえて、しっかりと準備を行っておいてくださいね。