小さい子どもと2人でお出かけや旅行に必要なこと
乳児を連れて里帰りをしようとした時、行く前から泣かないかしら?周りの人の迷惑にならないかしら?と不安になります。
我が家には小学6年生と2年生の兄弟がいます。お兄ちゃんは小さい時、何度も2人きりで新幹線に乗りました。
パパがいればそれだけで心強いのですが、地元が一緒なので一足先に帰り、両方の実家に長くいられるようにするためにそのようにしていました。
幼いわが子を連れて、2人で長時間の移動を何度もした体験をお話しします。
困っているママのお役にたてたら嬉しいです。
前準備をしっかりと
初めて新幹線に2人で乗ったのはまだお兄ちゃんは乳幼児でした。おっぱいを飲んでいた頃で、何時に新幹線のチケットを取るか、物凄く考えてからお昼寝の時間に合わせて取りました。
持ち物も、授乳用のケープを忘れずにバックへ入れ、ベビーカーが置けるように最後尾の席を取りました。いざと言う時はデッキでお兄ちゃんをあやすつもりで段取りをしていました。
新幹線でお昼寝ができるように、それまで寝させずに乗り込み、ぐずる前に授乳ケープでおっぱいをあげながら無事新幹線に乗っている間寝てもらうことができました。
心配をしていたけれど泣くこともなく、デッキへ出ることもなく、初めての新幹線はいい子でいてくれました。
じっとしていられない時期は新しいおもちゃを持ってって
自我が出て来て我慢もできない1歳から2歳頃、また一足先に実家へ帰るべく2人で新幹線に乗ることとなりました。
さて、その頃には授乳も終わり、お昼寝にすんなり入ってくれればいいのですが、眠る前にぐずることも少なくない時期でした。
とりあえず、お昼寝の時間を見計らって新幹線へ乗車しました。乗車時間1時間半。なんとか無事に過ごせるように頑張りました。
事前に準備しておいたのは、新しいおもちゃ。
飽きてきた頃に、車が好きなお兄ちゃんに小さな車を1つ渡します。
すると、窓の少しのスペースで静かに遊び出しました。ですが子どもなので飽きるのも早く、飽きてきた頃に重ねて遊ぶ新しいおもちゃをまた1つ。少し考えながら遊ぶことが楽しい時期でもあったのか、大人しく遊んでくれました。
そして、だんだんと眠くなってきた頃を見はかって、いつも寝るときに握っている大きめのタオルを掛けてあげると、赤ちゃん煎餅をガジガジかじったままゆっくり眠りました。
今思うと、話さなかったのではなく、言葉の遅かったお兄ちゃんは話せなかったので黙々と遊んでくれていたのではないでしょうか。
小さい子どもとのお出かけは、親も周りにとても気を使います。
普段の生活でも、小さい子どもを連れておでかけをするときはとても気を使いました。
泣かせないように、騒がないように。とても神経を使います。
それが旅行となると不安は増すばかり。どんなに十分に用意をしても安心はできません。
幸いにも、お兄ちゃんは大人しい子どもだったので、私と2人で新幹線に乗る時に大変なことはありませんでした。
それでもパパも含めて帰省するときは、お昼寝の時間に合わせて、という訳にもいかず、ぐずるとどちらかがデッキであやしていました。
新幹線はまだ逃げ場があるのでどうにかなりますが、飛行機は本当にドキドキしました。行きも帰りもお昼寝を飛行機でさせるため、乗る時間を調整しました。
耳抜きが上手くいかず泣く子どももいると聞いていたので、離陸直後から授乳をして眠りに誘うようにしました。
電車や新幹線で泣いている子どもを見ると、大変さがわかるのであやしているお母さんが心配になります。でも、なかには子どもが嫌いな人もいて、心ない言葉をかけられることも少なくありません。
実際私も、里帰りした地元でバスに乗り、泣かせてはダメだとあやしていた時に赤ちゃんの笑い声がうるさいと、老年の女性から言われたことがありました。
普段の生活でバスに乗っていても、「赤ちゃんかわいいわね」とお菓子を頂いたり、他の人にプレゼントをするはずだったものを頂いたり、温まる経験しかなかったので、その時はとても悲しい気持ちになりました。
ママ友でも、何も言われたことがない人の方が珍しいほど、何かしら冷たい言葉をかけられています。
普段から気を付けているからこそ傷つき悲しくなったりもします。
女性専用車両のように、子どもも乗っています車両ができたらなと思う日々でした。
小さい子どもを連れての移動は、ママにとってもストレスになることもいっぱいです。
事前の準備で、子どもがおとなしくできる様な環境を作ってからお出かけするといいと思います。