雛人形どんなのがいい?
雛人形の種類って沢山ありますよね!高価な物なのですごく悩んだりします。
今回は 雛人形の種類と選ぶPOINTをご紹介します。
雛人形の種類
雛人形の種類にはまず大きく分けて作り方の違いが2つあります。
◆衣裳着人形(いしょうぎにんぎょう)
雛人形と言えば思い浮かべるのがこのお人形です。
十二単を着てとても豪華なお人形です。
特徴
- ミニチュアサイズの着物を着ている事
- 顔の作りが面長で大人びた美形
- 豪華で見栄えがよい
- 大きめのお人形が多いい
◆木目込み人形(きめこみにんぎょう)
丸みがあり かわいい感じ。
体となる木に溝を作り そこへ着物となる布を入れ込んで作るお人形です。
特徴
- 着物は木の溝に入れ込んで着せる
- 丸顔でほんわかしたとても可愛いく 親しみやすい
- 着物が 着崩れしにくく 軽くて丈夫
- 小さめのお人形が多いい
次に飾り方にも大きく分けて2つあります。
●多段飾り(七段・三段・二段)
- 七段かざり:親王・三人官女・五人囃子・二人随身・三人仕丁の合計15人
- 三段かざり:親王・三人官女・五人囃子の合計10人
- 二段かざり:親王・三人官女の合計5人
☆雛人形の呼び名☆
- 親王(しんのう) ・・・男雛・女雛
- 三人官女(さんにんかんじょ) ・・・親王に使える女性
- 五人囃子(ごにんはやし)・・・楽器を演奏し歌う若者
- 二人随身(ににんずいじん)・・・右大臣・左大臣と呼ばれ警護する男性
- 三人仕丁(さんにんしちょう)・・・雑用係
●平飾り(親王のみ・平台に5~15人)
文字通り 段になっていない雛人形です。
- 親王のみ:男雛・女雛だけの飾りが多いいようです
- 多段飾りと同じお人形が平台に乗っている飾りです
- ケース飾り:ガラスやアクリルのケースに入ったものあります
●出飾り
2段または3段の形状で塗装仕上をしてある木製段の上に雛人形をのせた飾りを、出飾りと呼びます。よって出飾りとは段飾りの一種です。
基本的に「親王」「三人官女」の5人の人形を木製段の上に飾る飾り方を出飾りと呼びます。
☆近年では、立雛(たちびな)もあります。
立っている夫婦雛の総称で、紙雛ともいいます。
立ち姿の簡単な雛人形で、雛人形の起源である祓の形代から人形化したもの。神雛ともいいます。
座り姿の親王飾りに対して、立ち姿の親王飾りは立親王飾りと呼びます。
雛人形の選び方のPOINT
お人形の種類と 飾り場所・収納を決めたら次は購入ですね。
沢山のお人形の中から決めるのは迷いますよね。POINTを押さえながら決めましょう。
POINT1:予算を決めましょう。
これは大事な事。価格がいいのが良い事ではありません。
POINT2:お人形の顔立ちの好みを探そう。
お子さんの身代わりに厄を背負ってくれる意味合いもある雛人形には
愛情や理想のお人形にしましょう。
POINT3:衣裳
シックな着物もあれば 豪華な着物もあります。これも好みで探しましょう。
POINT4:全体のバランス
飾りからお人形含めたトータルをみていきましょう。
※雛人形は人生で長い付き合いのお人形なので 万が一壊れてしまったりした場合
対応できるお店での購入も一つのPOINTです。
POINTを踏まえてお人形選びを楽しんでみてください。
まとめ
雛人形は安い物ではありません。買い替えることもあまりありません。
購入の際は焦らず じっくりと色々なお人形を見てきめましょう。
気に入ったのお人形が見つかるといいですね!