歯科医に教えてもらった!子どもの歯磨き粉の選び方

歯磨き粉には沢山の種類がありますよね!

市販の物から歯科に置いてある歯磨き粉、選ぶのに迷いますよね。
歯科医が推薦する歯磨き粉は良いのもわかっているけれど、値段が高いのも事実ですよね。

そこで、実際に歯科医の方に聞いた『歯磨き粉の選び方!』をご紹介します。

 

市販の歯磨き粉の選び方や基準は?

A:明確な基準はありません。
子どもには子ども用の物を選ぶ事が大切です。
大人用の歯磨き粉には、泡立ちをよくする発泡剤と研磨剤が多く含まれているため、避けましょう。
子ども用の歯磨き粉には、刺激も弱めに作られておりデリケートな乳歯に考慮してあります。
また、万が一飲み込んでしまっても害がないような成分で作られています。

フッ素がいいと聞きますが?

A:はい。ですが多ければ良いわけではありません。
多すぎるとお腹が痛くなったり緩くなったりしてしまします。
毎日使う物なので、フッ素入りの物の方が歯のコーティング(虫歯予防)には最適ではあります。
子どもの歯磨き粉のフッ素量は、500ppm~1000ppmぐらいの物であれば安心して使って頂いて良いかと思います。
フッ素があえて入っていない物もありますので、購入の際には成分表をチェックすることをお勧めします。

 

歯科医院で売られている物の方がいいのですか?

A:実は、そうでもありません。
歯科医で販売されている歯磨き粉は、そこの歯科衛生士さんやスタッフが使って良いと思うものが売られているケースが多いと思います。
また、市販では売れないフッ素の量が高いものや発泡剤が少ないもの、清涼剤が少ないものが売られています。
子どもの歯磨き粉では、子どもが嫌がらない歯磨き粉の味と安全性そして、フッ素量の良さがあるものが揃っていると思います。
子ども用では歯磨き粉も重要になりますが、仕上げ磨き用のフッ素がありますのでそれを使う方が虫歯予防に効果的です。
かかりつけの歯科医で相談してみるのもよいかと思います。

歯磨き粉でもアレルギーがあるのですか?

A:フッ素にも色々な種類があります。
成分表示の欄に「モノフルオロリン酸ナトリウム」「フッ化ナトリウム」「フッ化第一スズ」と書かれています。
これすべてがフッ素(フッ化物)成分です。
しかし、その中の「フッ化第一スズ」が含まれている物は、金属アレルギーがある方には注意が必要になります。
必ず、一度製品表示の欄はチェックしてみましょう。

 

まとめ

実際に歯科医の先生に聞いてきましたので、市販の歯磨き粉でも大丈夫なんだと感じてくれたらうれしいです。

先生のお話しを参考に、子どもが虫歯にならないようにフッ素が入っている良い物を選びたくなりますよね。
現在ご家庭で使用している子どもの歯磨き粉が500ppm~1000ppmなのか、まずは確認してみてはいかがでしょうか!

歯磨き粉選びの参考になれば幸いです。

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