おばあちゃんとママの付き合い方

世代や年齢によって子育ての考え方は違います。
当たり前ですが、現役世代の子育て観とおばあちゃん世代の子育て観は、大きく異なっています。

ママの中には「どうしてわかってくれない!」ということを、ついおばあちゃんに言いたくなることもあるでしょう。

今回はそんなおばあちゃんとママとの付き合い方の心得をご紹介します。

子育てに「正しい」は、ない!


画像出典:PhotoACより

子育ての考え方が世代によって異なるのは、それぞれの生きた時代ごとに子育てのカタチが変容しているからでもあります。

意外に思われるかもしれませんが、子育てにはその時代の思想や社会全体のカタチが映し出されているのです。

だから、どっちの言い分も正しいし、間違っているのかもしれないのです。

おばあちゃんの考え方を変えるのは至難の技です。
だからママとしては、おばあちゃん世代との子育ての考え方の違いを”面白がる”ぐらいの気持ちでお互いに話し合うようにすると、トラブルを防ぎやすくなります。

祖父母世代の子育て方に納得できない場合は、どうすれば良い?

今の時代とおばあちゃん世代では、科学や医学に関する定説や解釈が異なっていることが多々あります。

そして、どうしても祖父母世代の方と意見が食い違ってしまうことってありますよね?

そんな時は「アナタが言うことは間違っている!」と言い切るのではなく。病院や保育園の先生などの”第三者が言っていたこと”という体で、やんわりと自分の意見を伝えるようにしましょう。

「絶対にダメ!」という言葉は余計に相手の反発を招いてしまいます!

おじいちゃん、おばあちゃんが善意でやってくれたことや教えてくれたことの中には「やめて欲しい」ということがあるかもしれません。

そういう時に「二度とやらないでください!」「絶対にダメです!」という言い方をしてしまうと、幾らおじいちゃん、おばあちゃんとは言え傷ついてしまいますし。関係が悪くなってしまうこともあります。

子どもと接するのと同じように、まずは話を聞いてあげる。
その上で「ありがとうございます!でも、●●は保育園の先生に言われて~」というように、共感してあげて、第三者の意見として自分の意見を伝え、最後にまた感謝する――というように、あえて耳を傾けてあげるようにすると、良好な関係を築きやすくなります。

おばあちゃんたちの気持をわかってあげると気が楽かも?

おじいちゃん、おばあちゃんの子育ては、たしかに古いのかもしれません。

でも、パパやママに対してのアドバイスや子どもに対する「なにかしてあげたい」という行動には、思いやりの心や愛情が溢れています。

だからこそ、自分の意見と違ったり、考え方が違っていたりしても、まず受け入れてあげて、その「なにかしてあげたい」という気持ちに素直に「ありがとう」と伝えてあげてくださいね。

ちょっとしたことかもしれませんが、その心遣いがお互いの人間関係をスムーズにしますよ!

[参考1]『おばあちゃんに聞いてみよう!』|すくすく子育て

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