親子の時間研究所

夫が突然育児過干渉に…これって産後うつ?!

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産後うつってママだけのものじゃなかったの?!

赤ちゃんを産んだばかりのママに現れる病状である産後うつ。
産後ママの7人に1人はその状態に陥り、長い人では1年近くこの状態が続くと言われています。

産後うつは、産後の急激なホルモンバランスの乱れで不安定な状態のなか、慣れない育児による睡眠不足や、うまくできない家事への罪悪感が加わると発症しやすいと言われていて、典型的な症状に

1、わけもなくイライラして落ち着かない
2、気分が落ち込んで涙が出てくる
3、周りにつらく当たってしまう
4、漠然と不安になる等があります。
最近では産後うつに関するニュースを見聞きする機会も増え、ママ達にとっては馴染みのある病状となりました。

この「産後うつ」、ママ特有の病状だという認識の人がほとんどではないでしょうか?
「産後、奥さんの性格が変わってしまった」とパパがぼやくなんてよく聞く話。それが我が家では、まさかの「パパ」に産後うつ症状が現れたのです!

慣れない育児でパパがおかしくなっちゃった!

筆者は里帰り出産でしたが、実母から「自宅に帰れば親の助けがないのだから、育児に自信が持てるまで実家にいなさい。」との心強いアドバイスをもらい、産後の二ヶ月を実家で過ごしました。
そのおかげで産褥期には自分の体の回復を第一に、赤ちゃんのお世話は複数の大人でできたので、気持ちに余裕ができました。

予定通り、自宅に帰る頃には新米ママながら育児に自信が持てるようになっていました。さらに、自分の調子を良い状態に保てるように、育児に対していい意味で「適当にする」ことも出来るようになっていたのです。

ところが、パパは赤ちゃんが誕生してから2ヶ月もの間離れていたこともあって、赤ちゃんとの生活をイメージできずにいました。
それに加えてその自信はどこから湧いてきたのか、事前に父親学級に参加することもなく自ら育児について調べて情報を得ることもしませんでした。
その結果、自宅に赤ちゃんがやってきたその日から、文字通り手探り状態で「パパ流」の育児がスタートしたのです。
それでも一生懸命に家事育児に参加し「俺のやり方が正しい!」と筆者の育児の様子を見ては否定し、自分の子育て論、育児方法を強要するようになったのです。例えば‥
1、1才までは電車もバスも禁止!タクシーで移動すること
2、どんな菌が漂っているかわからないから図書館も育児支援センターも連れていってはいけない
3、外出は一日3時間以内 等。
赤ちゃんの誕生までは温和で寛容だった性格もまるで人が変わったように変わってしまいました。
突然、理不尽に怒りだすようになったり、私の行動で気に入らないことがあれば妄想を膨らませては問い詰めたり当たり散らしたりするようになったのです。


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今思えば、パパだって初めての育児でパニック

当時のパパは育児に対して全く自信がなかったのでしょう。
それを強がって隠したいがために筆者を否定し、持論を展開して私をねじ伏せて少しでも優位に立つことで「俺は育児を問題なくできる」と認めさせたかったのだと思います。
でも育児に自信がないのはパパもママも同じ。それでもお互いを認め合って一緒に頑張っていくのが育児です。
当時のパパはそんなことも考えられない程に慣れない環境(これまで大人2人だったのに新たに赤ちゃんが加わる)に戸惑い、余裕をなくしてしまいました。

その結果、「産後うつ」にみられるような症状が出現したのだと思います。
一方筆者は、産後うつにはならなかった代わりにパパの「産後うつ」に1年程付き合うことになりました。

これから赤ちゃんが生まれるパパママに伝えたいこと

ママは、頼れる先があるなら実家や行政や民間サービスを最大限に頼って育児に自信が持てるよう準備をしてほしいです。
筆者の経験ではワンオペでも大丈夫!と思えるようになるまでは2ヶ月要しました。自信が持てるようになると心に余裕ができてパパにも赤ちゃんにも優しく対応できます。
ただ、その間もパパのことを忘れないで。パパも育児初心者、何もかもが不安で仕方ないのです。
筆者は妊娠期間を通して一足お先に育児に向き合う心の準備ができていたかもしれません。さらに産後の手厚い実家のサポートがあったおかげで徐々に、着実に育児に向き合えていました。ですがその期間中のパパの育児に対する心構えは置いてけぼり。そうすると疎外感が生まれて素直に育児に臨めなくなってしまうこともあります。

我が家のように育児のスタートダッシュに差があった夫婦は、まずはママが「私もわからないから一緒にやろう?」とパパと同じ目線になって声をかけてあげてください。そして、どんなことでもいいです、それこそミルクを上手に計量できただけで大げさに褒めてあげてください。
男性は、やっぱりどこかで勝ちたい、優位に立ちたい気持ちを持ち続けて生き物。実際は、育児に勝ち負けなどないのですが、認められることで少しずつ自信をつけます。自信がつくまでは意見を聞き入れなかったり個人プレイをしたりしてしまうかもしれません。でも、1年も経てば慣れて変わっていきます。

もう別れる!と思う程耐えられないパートナーの悪態もあるでしょう(実際、筆者は子供が1才になるまで何度となくありました)。それでも、乳児のお世話をしていると猫の手も借りたい時が必ずあります。1人より2人いてよかったと思える日もあります。

慣れない育児に戸惑った頃が、夫婦にとっていつか笑って話せる良い思い出となりますように。
かけがえのない一日一日を過ごしていきましょうね。

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