親子の時間研究所

完璧に囚われていた子育て

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母性を産み落とした出産

初めての妊娠で葉酸サプリメントを飲む、腹帯をつける、アルコールやなまものを控えるなど。
妊娠して初めて知ることばかりでかなり戸惑いました。自分の人生の中でこんな自分自身に制限を課したのは初めてです。

もちろんつわりも人並みに苦しみましたし、お腹が大きくなって足がつったり動きにくくなったり。今まで普通に過ごせていたことが全くできなくなって、早く妊娠期を終えたい!早く赤ちゃんを産みたい!と早く産むことを考えていました。
いざ出産になると陣痛はめちゃくちゃ痛いし鼻からスイカどころの話じゃない・・・。そう思いながら何時間も痛みに耐えて無事出産することができました。

赤ちゃんは宇宙人

いろいろな不便や苦しみを乗り越えて、最後の最後で最大の痛みを伴って産んだ赤ちゃん。
友達からダンプに轢かれた時の痛みと言われていましたが、きっとダンプに轢かれて生きていたらこれだけ心身ともにダメージを受けるのだなと思いました。そしてなぜか私は産んだ瞬間、もうこれで痛い思いをしなくていい、お腹に赤ちゃんがいないから自由だという気持ちでいっぱいで、我が子のことなんてこれっぽっちも考えていませんでした。

それからが地獄の日々の始まりでした。
おっぱいが張って鋼鉄のように固くなり痛みで一睡もできず、母子同室で泣くか寝てるかの赤ちゃんに戸惑い、何もできないまま退院。母乳は自然と出ると思っていたのに全く出ず、ほぼミルクで育てることになりました。

暗黒の育児

母乳がでないことに母親失格だと自分を責め、人に大きいねーと言われればミルクのあげすぎだと落ち込んだり。離乳食は全部手作りしなければ!と育児本通りのスケジュール、レシピを守り・・・。
起こす時間、寝る時間、ご飯の時間を毎日同じにして生活リズムをつけてあげなくちゃと、外出することも億劫になりました。

何もかもちゃんとやらなければ母親失格だと自分を追い込み、少しでも上手くいかないと落ち込んだり主人に八つ当たりしたりしました。
日中2人きりで赤ちゃんが泣き止まないとき、ベランダから2人で飛び降りたら終わるのかなとふとよぎったことがあります。

このとき私は産後うつだったのだと思います。それ以来、死ぬことだけは考えてはいけない!と毎日必死に頑張りました。

周りの協力が必要

私の場合、義両親との関係は良くないので頼れませんでしたし、実母は精神的な病を患っていた為、助けてほしいと言えませんでした。

すべてが初めての育児で誰にも頼ることができず、新生児相手にどうすればいいのか分からず毎日暗黒の育児をおくっていました。

当時は本当に本当に苦しかったです。
その時は我が子を愛せず、ただ母親の義務として育てていたのでいつしか笑うことも忘れ、寝ているわが子を見ながら毎日自分が泣いていました。

きっとあと少しで虐待や育児放棄、無理心中など悲しい結末になっていたのかもしれません。
これから出産をする妊婦さんたちは私がやらなきゃと1人で抱え込まず、どうにかして周りの人に頼ってほしいです。市町村のサポートや助産師外来など、身内以外にも助けを求めることができますからね。

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