子どもが友だちに気持ちを伝えられない

子どもが友だちと遊んでいたら、遊んでいたおもちゃをとられたり、場所を奪われてしまったり。
親からすると「なんで、こんなことされているのに怒らないの!」と逆にこっちが怒りたくなることってありますよね。

そんな時、親は子どもの気持ちを代弁するべきなのでしょうか?

まず、自分の子どもの反応を伺ってみよう!


画像出典:PhotoACより
1~2歳の子どもは、まだ人間関係を構築できるほど発達しておらず、仮に他の子どもにおもちゃをとられたとしても、理解していない可能性があります。

2歳ぐらいの子どもの場合、そもそも自分の手元にあったおもちゃや自分がいた場所に対して「自分のものだ」と所有感を感じているか、どうかすらわかりません。

もしかしたら、当の本人はお友だちにおもちゃや場所をとられたことにすら、気づいていないのかも……!

親から見た価値観では「イジワルされた!」と腹が立ちますが、肝心の子どもが気づいていないのなら、方って置いてあげても良いかもしれません。

ただし、子どもの方が嫌そうな顔をしていたり、悲しそうな顔をしていたら、その時は親が前に出て子どもの気持ちをイジワルした子どもに代弁してあげる必要があるでしょう。

子どもの気持ちを代弁する時は、どうすれば良いの?

アナタのお子さんのおもちゃや場所を取ってイジワルした子どもは、実はイジワルしたことに気づいていないかもしれません。

子どもの社会性は”教えられないと育たない”のです!
だからイジワルした子どももイジワルした事に気づいていないのかもしれません。

だから、イジワルした子どものためにも「そんなことしたら悲しいんじゃないかな?」「そんなことしたら悔しいんじゃないかな?」とアナタがイジワルされた子どもの言葉を代弁してあげて、子どもの気持ちを教えてあげてくださいね。

子どもは相手の気持ちも、自分の気持ちも小さいうちはわからない!

私たちは、当たり前ですがすでに大人だから、他の人に物をとられたら「とられた、ムカつく!」とかイジワルされたら「なんでこんなことするの!」と憤ったりすることがありますが、子どもはそれにすら気づきません。

そして、それはイジワルした子どもの方もそうなのです。だから、親や大人である私たちは子どもたちに社会性を教えるためにも、子どもの気持ちを代弁して教えてあげる必要があるのです!

そうすることで少しずつ子どもたちは相手の気持ちや自分の気持ちを理解し。人間として成長していくのです。

[参考1]『質問スペシャル2017(1)』|すくすく子育て

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