創造するゲームが大好きな兄妹に!触れる図鑑「宝石発掘」!
小学4年生、2年生の兄妹は、ゲーム大好きな現代っ子。特に夢中になっているのが、ブロックを集めて好きな家などを作るゲーム。親としては他のことにも熱中してほしいものですが、今の興味に関連したものから新しい遊びにチャレンジしてもらえたら親も子どもも嬉しいですよね。そんな、某プログラミングゲームに夢中の兄妹に、ぴったりなキットを見つけました。それが、触れる図鑑「宝石発掘」です。ゲームの中でも登場する宝石に、二人は興味津々。「今すぐやってみたい!」「はやくやりたい!」の大合唱が始まりました。宝石は3つ隠されているそうですが、果たして何が入っているのでしょう。さっそく掘り出してみましょう!
見つかった瞬間歓喜!宝石がどれなのか探す楽しさも
こちらは、ブロックの中に3つの宝石が入っていて、それを木づちでたたいて探すことができるキットです。用意するものは、新聞紙程度で大丈夫。ブロックの破片が飛び散るので、新聞紙やシートなどを敷くのがおすすめなのだそう。やってみたところ、新聞紙1枚を広げる程度のスペースがあれば十分でした。
説明書を2人でよく読んだら、さっそくスタート。まずはお兄ちゃんから始めます。鉱物入りのブロックにタガネをあてて、木づちでたたいて崩していきます。飛び散った破片は妹がブラシで掃く…これを繰り返し行います。あんなにケンカするのに、連係プレーは完璧。これが兄妹ですよね。
どんな感じで宝石が出るのだろう?とワクワクと少しの緊張が入り混じって部屋中がし~んとなり、コンコンコンと木づちをたたく音だけが響きます。
小学4年生のお兄ちゃんは、力が強く、すぐに宝石を見つけることができました。少し掘って見つからないと次のスポットにうつることでサクサク、スピーディに。タガネをブロックに押し当てるときに、硬い部分が見つかったら、ゴールはすぐそこ!2人はのぞき込むように小さな宝石を見つめ、「これ、宝石だよね?」「すごいね」と大興奮です。気になっていた、グリーンアベンチュリンを無事にゲットできてうれしくて仕方がないようですよ。
続いて妹が挑戦。力が弱いのか、慎重になりすぎているのか、なかなか見つけることができません。お兄ちゃんはものの5分くらいで発見できましたが、妹はもう少し時間がかかりました。ただし“見つからない”工程も楽しんでいるようで、もくもくと熱心にブロックをたたき続けているのが印象的。
見つけたら、満面の笑み!よかったですね。
宝石を見つけた後もずっと遊び続けられる!
約30分、全部で3つの宝石を見つけることができました。少し似た色もあり、どれだろう?とパッケージとにらめっこする場面も微笑ましい光景でした。お気に入りのケースに入れて全部“自分のもの”にしたのは、妹の方です。
面白かったのが、妹が、宝石をすべて探し終えた後もブロックを壊して遊びたいと言っていたこと。砂遊びの延長のようで楽しめるのか、結果的に、はじめてから小一時間くらいは遊んでいたかと思います。手は真っ白、洋服までブロックの破片が飛び散っていましたが、破片を寄せたり山のような形にしてみたり、最後まで遊び尽くしてくれて親としては満足です。何より、親の手助けなしで最初から最後まで集中して遊んでくれたのはありがたかったです。子どもと過ごす時間の長い夏休みに、コーヒーをゆっくり飲む時間と、心の余裕ができました。
ゲームのような体験をリアルにできた、なんて高尚な感想はありませんでしたが、子どもの好きな“探し当てる楽しさ”をこんなに簡単に体験させることができて満足です。またやってみたいと言い続けているので、しばらくブームが続きそうです!