子どもに『ごめんなさい』を言わせるより大切なこと
こんにちは、保育・子育てアドバイザー上野里江です。
外出自粛が長引く中
お家で過ごす子どもたちの姿に
ストレスを抱えるママの声を耳にするこの頃
兄弟ゲンカが増えた
約束を守らない
ダメ!って言ってもやめない
そんな子どもの姿は
イラッとしますよね…
兄弟ゲンカの後など
「ちゃんと謝りなさい!」「ごめんなさいは?」
そう言いたくなる気持ち
よ~く分かります!
でもね
子どもたちは、ママを怒らせようなんて思っていないし
悪いことをしているわけではないのです!
行動の元になるのは感情なのですが
今、自粛生活が続く中
不安や不満といったマイナス感情が増えていることから
ケンカや反発、といった行動が起きているように思います。
そう
ケンカするのもイライラするのも、感情に理由があるのです。
大人も子どもも先が見えない不安を抱えている今
一番欲しい感情は、安心感ですよね。
そんな今、子どもに「ごめんなさい」を言わせるよりも大切なのは
ケンカの理由を聞いてあげること
不安や不満を抱えた子どもの気持ちを分かってあげること
ケンカも反発も悪いことじゃないから…
「ごめんなさい」が言えなくても
何とかしようとしなくて大丈夫!
不安が安心に変わると、子どもの様子は変わるから…
感情には良い感情・悪い感情というのはないので
子どもの今の感情をそのまま受け止めてあげてくださいね。
ママが自分を見てくれている、ママは分かってくれている、という
安心感が生きる力になっていくから…。
今、子どもと過ごすお家時間が、親子の絆を育む時間になりますように!