ハサミデビューの前にオススメな絵本
みなさんのおうちでは、何歳からハサミデビューさせていますか?
おうちでパパやママが何気なく使っているハサミ。
子供は知らず知らずのうちに、大人が使っているところを見ていて、
ふむふむ、あーやって使うと穴が開くんだなとか、紙が切れるんだな
とか学んでいるんですよね。
2歳の息子は、ハサミもパンチもどんな道具か、中途半端に面白い部分だけ分かってしまったので、触りたがって仕方がありません。
私が使っているところを見つけると、「ハサミ~!」と近寄ってきて渡すまで離れません。
そのまま片付けようものなら、床に転がり大泣きしてそのあとが大変。
危険な物なんだということを、どうやってわからせようか?と思案中だった時に見つけた絵本が、『わにわにのおおけが』です。
わにわにのおおけが
【わにわにのおおけが 】
小風 さち/文
山口マオ/絵
福音館書店/出版
ワニワニさんが、たまたま見つけたハサミとノリと紙で工作を始めるのですが、途中ハサミで指を少し切ってしまいます。
その場面で、大げさに痛がるワニワニを演じて、ハサミは楽しいけど危ない物なんだということを伝えるよう意識して読み聞かせしてみました。
その結果、手にしてほしくない物を持った時、今までなら返してと言っても、おもしろがって持って逃げ回っているところを、無理やり奪い取るパターンでしたが、「ワニワニみたいに、イタイイタイするよ?危ないから返して」というと、素直に自発的に返してくれるようになりました。
ワニワニ効果、恐るべし!
工作してみよう!
絵本の中では、切る⇒貼る⇒塗るの作業が出てきて、最終的に携帯電話が出来上がります。
簡単な工作なので、段ボールや厚紙・色鉛筆などを使って、絵本と同じように子供と作ってみるのも面白そうです。
絵本であらかじめストーリーがわかっている分、何を作ろうとしているのか?理解してから取り組むので、漠然と作り始めるより集中しやすいのではないでしょうか?
わにわにシリーズ
『わにわにさんのおおけが』は、わにわにシリーズ4作目で、その他にも、
・『わにわにのおふろ』
・『わにわにのごちそう』
・『わにわにのおでかけ』
・『わにわにとあかわに』など、福音館書店さんから出版されています。
絵本で子供に伝えると、ストレスなく伝わるのでオススメです!