立ち合い出産を断念したその理由は?

3人目の出産は長女・次女の学校行事への対応が問題。

長女・次女は2歳差。
長女の出産の時は出産だけに集中できたし、次女の出産の時は長女はまだ未就園児だったので実母の家に預けて出産に挑むことが出来ました。

でも年の離れた兄弟の場合、そうはいきません。

12月に出産予定日だったのですが、この時期幼稚園も小学校も子どもたちが楽しみにしている行事が盛り沢山です。
運動会や文化祭、音楽発表会など大きなおなかを抱えてどこまで参加できるのかも心配ですよね。

また、いざ陣痛が来た時に学校に通っている子どもたちをどうするのかも重要な問題になります。病院へは連れて行くのか、ママ友の家に預けるのか、パパが事前に産休を取るのか。行事や学校は休ませるのか考える必要があります。

予定日前後にある幼稚園・小学校の行事にドキドキ。

まず、臨月に入った途端音楽発表会がありました。

臨月に入っていたこと。3人目だという事でママ友さんたちには『大太鼓の音で破水しちゃったらどうするの?』と心配されていました。
音楽発表会は平日だったのでパパは仕事で見に行くことが出来ず、長女が木琴を演奏する姿をしっかりビデオに収めなくては!と欠席することは考えていませんでした。実際、何の問題もなく出席出来たので良かったです。

その後も幼稚園のオペレッタや文化祭などもあったので10月・11月の出産は上の子たちのイベントの参加が大変だと身をもって体験しました。

私自身は妊娠糖尿病で食事制限があったもののほかには何も問題がなかったこと、学校と家と病院が近いことから行事にはすべて参加することが出来ました。
もちろん無理はいけません。ご自身の体調と病院の先生に相談しながら無理のない範囲での参加をお勧めします。

出産前は幼稚園や学校にも連絡をしておこう。

出産が近くなったら幼稚園や小学校の先生にもその旨伝えておきましょう。

いざ陣痛が来たとなったら、陣痛タクシーで小学校・幼稚園をまわってから病院に連れて行こうと思っていました。

しかし、何かあったときのために幼稚園には同じクラスのママ友さんにお迎えをお願いする可能性があること。急にタクシーでお迎えに行く可能性があることを伝え担任の先生以外にも周知していただくようにお願いしていました。

結局、幼稚園には休まず早退もせずに通えましたがもしもの時のために必要な連絡事項だったと思っています。

いざ陣痛が始まったのは予定日当日の夜中。

長女は予定日当日産まれ。次女も予定日の翌日産まれです。
きっと第3子も予定日周辺での出産になるのではないかと思っていたので予定日前日から家族みんなでドキドキ。スクワットをしたりお庭の草むしりをしたり、焼肉をしたり、栄養ドリンクを飲んだりして陣痛に備えていました。

そして予想通り夜の0時をまわったころ陣痛のような痛みが。まだまだ弱い痛みでしたが3人目でスピード出産の可能性があるので子どもたちを起こして病院へ向かうことにしました。
この時まだ10分間隔になっていませんでした。

思っていたよりも子どもたちがグズグズせずに着替え、おやつを鞄に詰めて病院に行く準備をしてくれました。

しかし、予定日当日は次女が楽しみにしていた幼稚園の餅つき大会。大人からすると文化祭や運動会ならともかく餅つきくらいだったら出産に立ち会ってくれるだろうと思っていましたが、子どもってそう大人が思ったようには行動してくれないんですよね。

夜中の病院につくとやっぱり怖がる子どもたち。出産は1人で望むことに。

子どもたちが自宅にいる間に陣痛が始まったら出産に立ち合ってほしいと思っていた私はできるだけ一緒に検診に行くようにしていました。助産師さんや看護師さんたちとも仲良くなっていた子どもたちですが、やはり夜中の病院のいつもと違った様子に怖がり始めてしまいました。おやつを食べさせても落ち着かずオロオロ。すっかりママっ子になってしまいました。

陣痛はそれほどではなかったのですがママ・ママしつこい子どもたちに気を取られ、陣痛が弾いてしまうような気配すら感じ始めた私。
このままじゃ出産はだいぶ長引きそうだし、子どもたちのグズグズに付き合ったまま何時間もこの痛みに耐えるのは辛いと思い、子どもたちを連れてパパも一回家に帰すことにしました。

しかしバイバイした直後、私もお腹の子もほっとしたのか急に強い陣痛がやってきてあっという間に全開・出産となってしまいました。その間たったの15分。

産まれた直後の妹を見てほしいと思って電話をしたものの電話での第一声が「餅つき大会があるからまた明日。」というものでした。
パパもホッとしたのか爆睡。そのあとは幼稚園の餅つき大会のお手伝いに行っていたようで夕方娘たちが学校から帰ってくるまで病院には来てくれませんでした。

第3子の出産は産後も里帰りできず上の子たちの学校行事優先の日々。

第3子にもなると産後もゆっくりすることは出来ません。子どもたちも学校があるので里帰り出産もできません。我が家の場合、実家がそれほど近くないので里帰りしてしまうと子どもたちは学校を休まなくてはいけなくなってしまうからです。

私の場合は妊娠糖尿病があったので産後もしばらくは安静にとのことだったのですが、幼稚園・小学校と行事が倍になっているので忙しい毎日。

特に秋・冬は子どもたちが楽しみにしている学校のイベントが多いんですよね。産後も懇談や参観・クリスマス会とイベントは目白押しでした。

今でも子どもたちに立ち合ってもらって出産していたらへその緒を切ってもらったり感動的な瞬間を見ることが出来たのかな?と思うことはありますが、子どもがいないから大きな声を出したり集中してお腹の赤ちゃんに意識を向けることが出来たのかな?と思うと結果的にこれでよかったんだと思っています。

この記事を書いた人

TOPICS