ユニット折り紙で作る!多面体コンペイトウの作り方

折り紙を組み合わせて作る素敵な多面体のユニット折り紙。
綺麗で可愛い作品が作れると人気ですが、難しそうでなかなかチャレンジできずにいる人も多いと思います。

コツがわかれば簡単に楽しめますので、図解と動画で分かりやすく説明していきます。

折り紙を自由自在に折ってユニット折り紙を作りませんか!

 

ユニット折り紙とは

ユニット折り紙は、紙を折り曲げることで比較的簡単な構造(ユニットまたはパーツ)を多数作り、これを組み合わせて形を作るタイプの折り紙作品です。多面体折り紙ともいいます。

組み合わされるパーツの枚数は、作品によって2枚から数万枚まで千差万別です。
パーツを組み合わせる方法には多くの場合、紙を折って生じる重なりの隙間(ポケット)に継ぎ手を差し込み、全体を紙の摩擦力で支えることが多いです。

また、同じパーツの枚数を変えて組むことによって、違う形を作ることができます。多数の紙を用いるため、複数の色の折り紙を用いて配色を工夫できるのもユニット折り紙の楽しみの1つです。

1960年代、ユニット折り紙は薗部光伸氏によって考案されました。「そのべ式ユニット」はシンプルな折り方ながら応用範囲が広く、ユニット折り紙の普及のきっかけになりました。

 

初心者向けのユニット折り紙 両三角錐

ユニット折り紙を始めたいと思ったならば、まず両三角錐からはじめてみることをおすすめします。
両三角錐が基本の形となりますので、まずはこの折り方をマスターしましょう。

〇パーツの作り方
両三角錐組み立てのためにパーツをつくります。

手順(絵に沿って説明します)
1.縦横半分に折り目をつけて戻します。
2.折って戻します。
3.折って戻します。
4.点線で折ります。
5.点線で折ります。
6.点線で折ります。

7.中に差し込みます。
8.向きを変えます。
9.点線で少し後ろに折ります。
10.出来上がりです。

両三角錐はパーツが3つ(折り紙が3枚)必要なので同じような手順で残りの2つをつくります。

〇両三角錐の組み立て方

手順
1.3つのパーツがあるか確認をします。
2.絵のように差し込みます。
3.絵のように差し込みます。

4.絵のように点線で後ろに折ります。
5.裏返します。
6.差し込みます。

上記で紹介した手順は薗部式です。

 

ユニット折り紙をはじめたきっかけ

私は、小学校3年生の時上級生がプレゼントしてくれた両三角錐を分解して作り方を学びました。
私も上級生みたいにユニット折り紙をつくってみたいと強く思うようになりました。
両三角錐なら使う折り紙が3枚だけなので他のユニット折り紙にくらべて作りやすいと思いました。
両三角錐は私がユニット折り紙ではじめてつくったものです。

当時、私が学んだ両三角錐の折り方です。

ユニット折り紙のやり方は人それぞれです。やりやすい方法で挑戦してみてください。
手を動かしますので脳の活性化につながります。

図解に動画でコツはつかめたでしょうか?

まずは基本の三角錐から始めてみましょう。
ゆっくり作ればお子さんでも十分楽しめます。

親子で一緒に体験するのも良いでしょう。

 

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