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2018年9月20日

ワーキングマザーの経験談~出産から幼少期~

女性にとって出産は人生の大イベント。無事産まれてゴールではなく、そこからがスタートです。

人生の選択

お腹の中に我が子の存在がいることを知った時、喜びを感じながらもはじめての赤ちゃんとの生活に不安を感じることがあると思います。出産後、お仕事に復帰後することを決めている場合は、出産からから復帰までの計画を職場と調整し、そのために保育園探しなど考えておかなくてはいけないことがたくさんあります。

 

私は二人の子どもを授かり、仕事を続けながら現在も働き続けています。経験の中で感じたことが、これから出産されるかたの少しでもお役に立てば嬉しいです。

 

私の中で結婚や出産を期に仕事を辞めるという選択はありませんてした。
勤めていた職場は産前産後休暇、育児休業、育児短時間勤務の制度を利用できる体制が整っていましたし、復帰後は子どもの都合による遅刻や早退も、上司や同僚の理解や協力体制もしっかりしていました。

育児休業中に通った子育て広場のママたちの話を聞くと
「妊娠の報告をした途端に、なんとなく退職の空気が流れる。」
「復帰後、保育園からの呼び出しで早退することを許されず両立できなかったので退職した。」
など、自身の待遇が当たり前でないことを知りました。
子育てと仕事の両立ができるかどうかは、職場選びから始まっているのかもしれません。

とはいえ、新卒で就職活動するときに、そこまで考えることはできないですよね。
私の知り合いで、育児休業の後に仕事に復帰するつもりだったけれど、産まれて一緒に過ごすうちに子どもとの時間を大切にしたいという気持ちになり、退職を選択された方もいます。

 

ワークライフバランス

直訳は「仕事と生活の調和」ですが、仕事の責任を果たすと共に家庭も充実させるためにどちらも犠牲にしない。という考え方です。
一人目の育児休業から復帰した時は元の配属先には戻れませんでした。育児短時間も取らせていただきましたし、担当を持って期日までに仕上げる仕事でしたので、自分の現状でやりとげるのは難しいと私自身も納得した上で、もし急にお休みをいただいても差し支えないようなポジションで仕事をさせてもらうことになりました。

やりがいという面では物足りなさもありましたが、二人目を授かりつわりも酷かったので、配属先に配慮いただいたことは私にとってもよい選択だったと思います。

なにより職場の方のあたたかさを感じたのは、二人目の妊娠でつわりが酷くなり、急に一か月以上も休んだときです。
一週間、もう一週間と休みの延長の連絡をするたびに、私の不安は大きくなるばかりでした。正直、誰でもできる仕事をしていた時期だったので、戻ってももう居場所なんかないのではないか・・・
休みあけの出勤初日、私のデスクには仕事が用意されていました。誰も何も言わなかったけれど、それは後回しにしても差し支えのない雑用をとっておいてくれたのがわかりました。

当時、管理職として働く女性から話を聞く機会がありました。
その方は職場で初めて産前産後休暇をとり育児休業や育児短時間はとることができなかったそうです。ご主人は奥様が働くことに消極的で育児や家事は手伝ってもらえず、今思えば綱渡りみたいな生活だったと話されていたのが印象的でした。

一人目を授かったとき、職場の先輩から「権利は主張してもよいけど当たり前と思ってはダメ。感謝の気持ちを忘れずにね!」とアドバイスされたことがあります。

制度が整って育児と仕事の両立を推奨する時代ではありますが、周りの理解があっての制度ということを忘れてはいけないのかもしれません。

 

家族の協力

私の場合、主人(最後まで読むとわかるのですが元主人です)の勤務先も子どものことで休みをとることに理解がありました。しかし遠方だった為、急な呼び出しなどのお迎え等は私が行かなくては行けませんでしたが、何日か休まなくてはいけないときは交代で休みをとったりしていました。

私の両親が市外に住んでいて、どうにもならない時は私と長男が里帰りをして、実家から通勤することもありました。そんなことをしながら、一人の時はどうにかなったのですが、下の子が産まれて二回目の仕事復帰をしたあとは、そうもいかなくなってしまいました。

まずは病気を含む子どもの都合で休むことが二倍とはいかないにしても増え、実家にお世話になるとしても時差で病気になったりするので、年少だった長男が元気な場合、保育園の行事前は練習などがあるので、下の子の病気で三人で実家に帰るのは難しくなります。下はまだ一歳児だったので、さすがに一人で預けるのは難しくどんどん私の有給休暇が少なくなっていきました。
年間の見通しがたたなくなり、長男が病気になったときは家庭内感染を防ぐ為にも長男だけ実家に預けるという対応をしはじめました。病気の長男を一人で預けることに、私も心が痛みましたがその時はそれが最善策だと思っていました。そう思うようにしていたのかもしれません。

しかし、何回か実家に一人で預けたあと、当時三歳の長男から
「もうババのところに一人で泊まりたくない」
といわれた時にはハッとしました。そして、これは最善策ではないと確信しました。

その後は乗り気ではない主人を説得し、やっと入れた第一希望の認可保育園を退園。私の実家の側に引っ越しました。転居先では保育園に入れず幼稚園へ、下の娘は幼稚園に入るまで私の母が面倒見てくれました。(幼稚園や保育園についてもお話したいことは山ほどあるのですが、それはまた別の機会に)

夫婦二人で出来るところまでやってみましたが、限界があったのも事実です。
幸い私には近くでサポートしてくれる親がいましたが、そういう人ばかりではないのも現状だと思います。
また、我が子は二人とも風邪などの病気にはなりましたが、入院治療や継続して行う持病はないので、今も仕事を続けることができているのだと思います。

これは産まれてみないとわからないことなので、家族の協力があっても必ず仕事が出来るとは限らないのかなと感じています。

 

その時のベスト

今、長男は小学校三年生で下の娘は小学校一年生になりました。
訳あってシングルマザーになったので、仕事を辞めるという選択はない状況です。今も私の母が日中の子どもの世話をしてくれています。

いまは、産前産後休暇や育児休業をとらせてもらい、待遇のよかった職場を辞めて転職しました。
本当にお世話になった職場ですが、実家の近くに引っ越したことにより通勤に時間がかかることと、高齢化していく私の母と小学生になった子どもたちとの生活のためには、将来的にも自宅の側の職場がよいのではと思ったからです。
子どもたちは成長と共に、病気にかかることは少なくなりましたが、精神的なフォローや見守りの意味でもコミュニケーションをとる時間が必要だと感じています。

転職後、中学生からがお金がかかるよと先輩ママたちの話を聞き、将来の金銭面のことを考えて収入を増やすことをふまえてスキルアップに重きをおいてしまった時期もありましたが、今は少し仕事を縮小して子どもたちとの時間を優先するようにしています。

子どもたちが私から離れていく日もそう遠くないでしょうから、ありがちな表現ですが「時間はお金では買えない」。あの時に戻りたいと思っても戻れないてすからね。
不安がないと言ったら嘘になりますが、今は最低限の収入でもいいかなと思うようにしています。

今のベストを見極めるのは難しいし、ベストだったかは後になってわかることかもしれません。

一人目を授かってから色々調べて、計画的にすすめてきたつもりですが子育ては予測不可能なことばかりでした。子どもの成長とともにまだまだ試行錯誤が続くのだと思います。
私自身も先輩ママからアドバイスをもらったり、経験談を聞いたりするのですが、一人一人環境が違うので情報は参考までにするようにしています。

決めるのは自分です。

小学生になってからも色々あるのですが、それはまたの機会にお話しますね。

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