親子の時間研究所

−時代を超えた名作絵本−とらっく とらっく とらっく 

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【とらっく とらっく とらっく】
渡辺茂男 / 作
山本忠敬 / 絵
福音館書店 / 出版

 

 

時代を超えて愛される絵本

この絵本を見つけたのは、とある古本屋さんでした。
乗り物好きな息子に何か良い本はないかと探していたところ、表紙のレトロなトラックの絵に惹かれ、手に取りました。

なんと、初刷りは1966年!50年以上も前のことです。
とても古くから、子供たちに親しまれている絵本なのですね。

古本屋にあったということは、一度人の手に渡ったものなのでしょう。
しかしとても綺麗な状態で、以前の持ち主がとても大切にしていたことが伝わってくるようでした。

 

絵本の内容は、トラックの一日の仕事の様子を描いたものです。
荷物を積み、道路を走り、遠くの街へと運びます。
道中、様々な出来事に出会い、ハプニングにも見舞われます。

普段の生活の中でトラックを見かけても、
その行く先や、どんな道を通ってきたのかまで考えを巡らせることは、なかなかないと思います。
描写は多少古い部分もありますが、
子ども達にとっては、大人の仕事の世界を少し知るきっかけになるかもしれません。

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臨場感あふれる描写

この絵本のオススメポイントは、なんといっても臨場感あふれる場面描写です。
高速道路でのスピード感や、上り坂でタイヤがぐっと地面を掴むような感覚、途中休憩で時間がゆっくりと流れるような感じまで、わかりやすい言葉と巧みな文章で、リアルに伝わってきます。
読んでいるこちらも、思わず声に力が入ります。子供達は「次は何が起こるのだろう」と目を輝かせ、ワクワクしながらページをめくるのです。

この本は横長の構図になっていて、基本的に画面の左から右へと車が走る様子が描かれています。
レトロでとても味わいのある絵も、文章の描写を助けています。
トラック以外にも様々な車が登場するので、子供達は飽きることがありません。
古くからある絵本なので、現在の車のデザインとは多少違う部分もありますが、
それがまたクラシカルで格好良いのです。
車好きなお子さんにはたまらないと思います。

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標識の勉強にも

最後のページに、道路標識の一覧があります。
全ての標識が掲載されているわけではなく少数ですが、「一時停止」「歩行者横断禁止」など、
子供にも知っておいてほしい意味合いのものがセレクトされています。
色やデザインである程度分けられているので、小さなお子さんにも覚えやすいと思います。

我が家の息子は、外出時に「あ!止まれだよ!」と一時停止の標識のところで止まったり、
見たことのない標識を見つけると「あれはなんて書いてあるの?」と聞いてくるようになりました。
標識は似たようなものが数多くあるのでいざ覚えようとすると大変ですが、
興味を持つようになると、覚えるスピードが全然違います。
絵本を読みながら、楽しく覚えられると良いですね。

 

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