ママ友との叱り方の違いに悩んでいませんか?

児童館、公園、幼稚園などで子どもを遊ばせていると叱り方の違いに頭を抱えてしまったことはありませんか。私はその1人でした。もし、子どもの叱り方に悩んでいる方はぜひこのコラムを読んでみてください。

今回は私の体験談をもとに、子どもの叱り方の違いの悩みを解決する方法をお話したいと思います。

叱り方に困ったエピソード

子どもが生まれて半年を過ぎた頃のお話しです。

ねんね期に児童館で出会い連絡先を交換して平日は児童館などで会うようになったママ。ねんね期はまだ子どもが動かないので、ママ同士がおしゃべりするだけで楽しい時間だったのですが、子どもが動き出すようになってから大変でした。子どもの叱り方で価値観の違いが出てきたのです。

言っても分からないと主張するママ

長女が高いところに昇るなど危ないことをしていました。その時、私は「怪我するから、昇らないで」と注意しました。

しかし、一緒に遊びに来ていた叱らない方針のママ友の1人が「言っても分からない時期だから怒ったらかわいそう。子どもはのびのびさせた方が良いよ」と指摘されました。

やめてほしいならきっちり叱りなさいと言うママ

別の日、長女が同じように高いところに昇っていました。私は前回ママ友に言われたことが頭に引っ掛かり、叱らずに長女を高いところに昇らせないようにしました。

長女は昇りたい。しかし、ママは昇らせてくれない、やっとの思いで昇ったらおろされる長女の中で葛藤があったのだと思います。何回も私が長女を昇らせないようにしてたらとうとう長女は大泣きをはじめました。

すると、前回とは別の叱るママが「やめてほしいときはきっちり叱らないと駄目」と注意されました。

パニックにおちいる私

子どもを叱ったら他のママから叱るなと指摘されるし、叱らなかったらまた別のママから指摘されるし、どうしたら良いのかわからない。まだ、その時は子育てをはじめて半年で叱り方は人によって違いがあるなんて思ってもいませんでした。

人によって違うことを言ってくるので私はどうしたら良いのかわからなくなり悩み、児童館に行くことが苦痛になり次女を、妊娠ことをきっかけに児童館に行かなくなりました。

ママ友がほしい

長女が生まれた時、はじめての育児で混乱することが多くとにかくおしゃべりできる人がほしかったです。

家に長女と二人っきりでいると常におっぱい、おっぱいと泣かれ、苦痛でした。外に出て他のママとお話をしていると気がまぎれるし、長女も家に2人きりでいる時より、あまり泣かないでいてくれました。

おっぱいを長い時間離さない。これて大丈夫?

外で長女がおとなしくしてくれるので、とにかく外へ行き話し相手になってくれる人やママ友を求めました。

ママ友をたくさん、作ろうと市役所のイベントや児童館などのイベントに積極的に参加していました。

私が、叱り方の違いに混乱した時、せっかくできたママ友に嫌われたくない、児童館にくる親子と仲良くしたいと言う思いがありました。

ママ友に嫌われたくないがために、自分を叱り方に対する考えを持てないで、周りの人の意見に流されていたことが深刻に悩んでしまう原因だったと思います。

ママによって叱り方の価値観が違う

長女が幼児教室や幼稚園に通うようになって、ママによって悪いことや危ないことをしたらきつく叱る人、おだやかに叱る人、子どもを叱らない方針でいる人などさまざまな人がいることに私自身気づきました。

なので幼稚園放課後の園庭開放で、叱る人と叱らない人でトラブルになる話はよくあります。

子どもを叱るママの意見、叱らないママの意見をくわしく聞くとどのママの意見も理解出来るところはあります。

ママによって叱り方が違うことは当たり前。その上で、自分に近い叱り方の価値観を持っているママは誰かということを知っておくこと、自分と全くちがう叱り方の価値観を持っている人が誰か、今後、子育てをすることに重要なのではないでしょうか。

相手の意見をしっかり聞けばトラブルに発展することも減ると思うのですが、大体の場合はその前に「この人は教育をしない」など、価値観が違う人「悪」だと決めつけてしまいます。そして価値観の差によるトラブルも起こってしまうことが多いのが現状です。

私がやっている叱り方の違いの悩みの解決策

1.自分の考えをしっかりもちさりげなくアピール。
私は、子どもが悪いことや危ないことをしたら叱ると言うことを、さりげなくアピールします。幼稚園や公園などで子どもが悪いことをするとその場で叱ります。児童館の時と状況が違っていて知らない人が多いので、知らない人に私は叱りますと、子どもを叱ることをアピールします。周りのママは、私が子どもを叱るのを見てこのママは私と同じ意見、違う意見であるか見極めてもらうように持っていきます。
もし、叱らないママが子どもを叱ることを指摘してきたら私は子どもを叱ると言うことをきちんと伝えるようにしています。

2.こういう考えもあると受け流す。
子育てをしているとどうしても価値観が違うママが出てきて嫌な思いをすることがあります。しかし、相手の価値観を否定しないで、この人はこういう考え方をすると受け流します。この人とは価値観が違う、合わないと思いましたら、無理に会話をせずあいさつと必要な会話だけにとどめています。

3.ある程度距離をとる。
よく私がやる方法です。あいさつと必要なことだけ話して距離をおきます。そうすることによって叱り方の価値観の違いで悩んでいたことがうそのように解決に向かいました。

叱り方の違いで起きる一般的なトラブルの対応策

1.距離を置く
叱り方が異なる場合は、距離を置くのもひとつの手です。私もトラブル回避のためによくやります。

叱らないママには、遊びがエスカレートしてけがをさせられる可能性もある場合でも「わが家は叱らないで育てる方針だから、うちの子に注意しないでね」と言って来る人もいます。

子どもを叱るママ、悪いことをしたら子どもを叱ってほしいと考える人は見ていてイライラしますよね。

叱らない家の子どもがあまりにも遊びがエスカレートして、その子をその子以外のママが危ないからやめてねと注意したら、その後関係が悪化したという話も幼稚園でありました。

おそらく、叱らないママにはうちの方針に口出ししないでほしいという思いがあります。相手の子どもと親にイライラしたら、距離を置くことが1番であると私は思います。

2.周りのママにやんわりと伝える
何の前触れもなく他人の子どもを叱ると、「どうして我が子が叱られるの?」と疑心暗鬼になる可能性があります。叱る方針でいる人は、まず優しい声で「あぶないからやめようね」と言い、相手のママは「うちの子が悪いことをしたら、遠慮しないで叱ってね。」とひと声かけておくと良いでしょう。

普段ばったりで会ってお話という時があります。叱らない方針でいるママはその時がチャンスです。叱らない方針であることをやんわり伝えておきましょう。

もし、伝えたママが違う価値観の人でしたら、価値観の違いに気づき対応すると思うのでトラブルになる可能性は少なくなると考えられます。

3.第3者に間に入ってもらう。幼稚園、保育園、児童館職員など。
子育てをしていて叱るママ、叱らないママが一つの空間に集まることはよくあることです。特に叱るママにとって、叱らないママを見てイライラするかもしれません。

もし、自分の子どもが、けがするかもしれないと意見を感じる、叱らないママの子どもが自分の子どもの所有物を返してくれなくて困っているなら自分1人で解決することを考えないで第3者に間に入ってもらうのも1つの手です。

まとめ

もし、ママ友に嫌われたくないからと言って叱り方について周りの人の意見に振りまわされていたら私のように悩みが深刻になり児童館などの公の施設に行くことが嫌になります。まずは、自分の子どもが悪いことや危険なことをしたら叱るのか、叱らないのかはっきりしておきましょう。

ママ全員に嫌われないようにすることは難しいことです。価値観の違うママがいてイライラすることは当たり前です。

もし、自分と価値観が違う人がいたら、無理に付き合うのではなくあいさつと最低限度の会話にとどめ、距離を取るなどしてストレスをためないようにしましょう。

今、子どもの叱り方で悩んでいるママが少しでも楽になれたらよいなと思い、今回私の体験をもとにコラムを書かせていただきました。

ストレスをためないように自分らしい子育てをしてみませんか?

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