季節も変わり、新型コロナウイルスと共存する生活に私たちも慣れてきた感があります。
このまま少しずつウイルスの猛威が収まってくれれば――と誰もが祈っていますが、果たしてこのままコロナ渦は沈静化するのでしょうか?

今だから知りたい、新型コロナウイルスの第二波についてお話します。

専門家の話では第二波は「来る」との声


画像出典:PhotoACより

100年前に日本を襲ったスペイン風邪、そのスペイン風邪の毒性は第一波よりも、第二波、第三波の方が多くの死者を出したとされています。

そして、専門家の中でも新型コロナウイルスの第二波は「来る可能性が高い」と考えられています。

その根拠として「陽性の患者数が依然として10名以下にならない」ことや「ウイルスが強毒化する可能性がある」ことなどがあげられます。

(※一部の専門家の意見では4~5月の段階の感染者数が増えたことが第二波だと考えている場合もあります)

第二波に備えて私たちができることとは?

新型コロナウイルスの第二波が来る可能性が高い。多くの専門家たちが警告をする中で、私たちは第二波に対して、どう備えれば良いのでしょうか?

第二波が起きたとしても私たちが”やるべきこと”は変わりません。
基本的には次のことを引き続き注意することで、第二波、第三波が来たとしても子どもたちの健康を守りやすくなります。

  • 三密を避ける
  • 手洗い、うがい
  • マスクをする

また新型コロナウイルスに感染したとしても、コロナウイルスが発症しないように、親子でしっかりと睡眠を取り「免疫力を高める」ということも大切です。

今のうちにマスクを買いだめしたり、第二波の備えは必要かも?

果たして、第二波が来るのか。そして、第二波が来たときにウイルスがどれだけ強毒化しているかは、もはや誰にもわかりません。

しかし、私たちには第二波に備える時間があります。

今のうちにマスクを買いだめしておいたり、第二波が来ても生活ができるように食料の備蓄や家電の充実、ライフスタイルの変化などを今のうちに進めていく必要があるかもしれません。

そして、この備えは決して無駄にはなりません。第二波がなかったとしても、それらの備えはいずれ役に立つであろう日が来るから。

一番良いのは第二波も、第三波も来ず。今までのような日常が戻ることですが――ワクチンができるまでは、私たちは新型コロナウイルスと共存する生活を過ごすしかないようです。

[参考1]『新型コロナの“第2波”に備えて…医療従事者が提唱「昔の日本の生活様式を取り戻す感覚で」』|ヤフーニュース

[参考2]『秋に猛毒化?「コロナ第2波」正しく迎え撃つ方策』|東洋経済ONLINE

これから季節は夏。特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合、洗濯をする機会が増えてお洗濯が大変になりますよね!

そして、これまでの夏と違って洗濯の際にも「コロナ対策」を考えなければならない時代になってしまいました。

洗濯が増えるこれからの季節、そしてこれからのウィズコロナ時代に合わせた洗濯って、どうすれば良いのでしょうか?

安全に洗濯するための3つの新ルール


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  • 1.洗濯をする際には使い捨ての手袋をする
  • 2.洗濯する前の服、洗濯後の服を振らない
  • 3.洗濯かごやバックを消毒する

1.洗濯をする際には使い捨ての手袋をする

新型コロナウイルスの感染を予防するためにも、外で着たものはなるべく早く洗濯をした方が良いでしょう。
アメリカ疾病管理予防センター(CDC)では、洗濯の際にできるのであれば使い捨ての手袋を使って、新型コロナウイルスからの感染を予防することを推奨しています。

2.洗濯する前の服、洗濯後の服を振らない

洗濯物をする際には、洗濯する前と洗濯して乾かした後の衣服を決して振らず。衣服についたウイルスを拡散させないようにするべきだとされています。

3.洗濯かごやバックを消毒する

外から汚れやウイルスが付着した洗濯物を入れた洗濯かごやバックにも、新型コロナウイルスが付着しているかもしれません。

念には念を入れて、洗濯かごやバックも一度消毒し、安全な状況を作るようにしてください。

新型コロナウイルスに有効と見られる「家庭用洗剤リスト」が公開されています!

新型コロナウイルスは人間から離れた場所であっても、長時間強い感染力を維持することが判明しています。
例えば服についているプラスチックやスチール(ボタンやジッパーなど)の表面上で最大3日間は生存すると考えられており、注意が必要です。

ただし、服についた新型コロナウイルスから感染するリスクは、飛沫感染よりもずっと少なく、神経質になる必要はありません。

また経済産業省では、新型コロナウイルスに有効と見られる「家庭用洗剤リスト」が公開されており、より安全に洗濯をしたいママはコチラのサイト(クリックしてジャンプします)から確認できます。

[参考1]『コロナ感染リスクを下げる正しい「洗濯の仕方」』|東洋経済ONLINE

[参考2]『経産省/新型コロナウイルスに有効な「家庭用洗剤リスト」公表』|流通ニュース

小さな子どもは、大人と違ってすぐに友だちになります。
「でも、うちのこ引っ込み思案だから心配で……」というママは多いはず。

今回は初めて幼稚園や保育園に行くときに、うまく友だちができるかどうか今回はそんな子どもと友だちの関係に関して、お話します。

子どもに友だちができるか心配……


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引っ込み思案の子どもだと、うまく友だちができるかママとしては不安に思ってしまうことがありますよね。

いきなり友だちは出来ないし。意外に思われるかもしれませんが幼稚園で子ども同士がすぐに仲良くなることって、実は珍しいことなのです。

なぜなら子どもたちは一人ひとりが幼稚園での生活に慣れることにいっぱいいっぱいだから。

だから幼稚園や保育園に行ってすぐ友だちが出来なかったとしても、あまり心配しないでくださいね。

また少しずつ時間が経てば、子どももママのいない生活に慣れて来て、自然と友だちもできるようになりますよ!

子どもの性格によって友だちの出来やすさも違います!

子どもは一人ひとり個性があるし、子どもの個性は千差万別!
ママが不安に思っていても、本人は意外とケロッとしているのかも。

小さな子どもの場合、他の子どもが遊んでいるのを見ているだけでも「自分も友だちと一緒に遊んでいる」と感じることがあり、楽しそうに友だちと遊んでいなかったとしても、必要以上に不安になる必要はありませんよ。

また子どもの中には人見知りする子もいます。無理に「友だちと遊びなさい!」と行ってしまうと、子どもにとってプレッシャーになってしまうし。子どもの性格がすぐに変わることはありません。

ママとしてはモヤモヤするかもしれませんが、その子なりの成長を待っていてあげてくださいね。
(もちろん、時には助け舟を出してあげることも必要かもしれませんが)

時間が経てば自然と友だちと仲良くできているかもしれませんよ?

大人ですら、新しい職場やコミュニティにいきなり、ぽんと放り出されて友だちを作るのはかんたんなことではありません。

ましてや、大人以上に人生経験が少ない子どもたちが「同じ幼稚園、保育園にいるから」というだけで友だちになるのは、難しいことでしょう。

でも、そんな子どもたちも1日が経ち、1週間、1ヶ月がすぎると自然と友だちが出来ているもの。

親としては何かと心配かもしれませんが「この子はきっと大丈夫」と友だちと仲良くできると信じて、今はやきもきしながらもやさしく見守ってあげてくださいね。

[参考1]『はじめての友達』|すくすく子育てS

新型コロナウイルスの感染予防として、三密を避けること。
特に人と人との距離を取る、ソーシャルディスタンスが重要になっています。

大人もそうですが、子どもは日中登下校時に密になりやすく。子どもと子どもとの距離を取るために、傘を使って一定の距離を保つ、という方法も熱中症予防も含めておすすめです!

メリットいっぱい? 傘さし対策


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小学校ですでに、傘さし登下校をされているご家庭も多いかもしれませんね。
登下校中に傘をさす「傘さし登下校」には、実は次のようなメリットがあります。

  • ・自然と子どもどうしの距離が開ける
  • ・体感温度が5~10度下がって熱中症対策に
  • ・紫外線をカットして日焼けしにくくなる

大人も美容のために日傘をさしますが、今年は感染予防のためにも子どもも日傘をさして登下校させたほうが良さそうです。

また子どもの「日焼け」が気になるママも「日焼け止め+日傘」で、子どもの焼けやすい肌を守ることができますよ!

登下校時のマスクは臨機応変にはずして!

文部科学省が22日に発表した「学校における新型コロナウイルス感染症 に関する衛生管理マニュアル」では熱中症などの健康被害が発生する可能性が高い場合は、マスクを外すようにと提言しています。
(ただし、マスクを外す際には換気や児童生徒等の間に十分な距離を保つ配慮が必要)

また夏場のマスクは地面からの照り返しの影響を強く受けやすく。マスクを着用し続けると、逆に熱中症になるリスクが上がる可能性も懸念されています!

人がいる場所では感染予防の観点から、マスクはつけたほうが良いですが、周りのお友だちと十分な距離を取れる場所では、マスクを外して身体の中の熱を下げるように子どもに伝えておいた方が良いかもしれませんね。

傘さし対策でコロナも熱中症も対策しよう!

小さな子どもにとって、傘をさして登下校するのは、なかなか大変です。
最近では、子ども向けの軽い素材で出来た傘も販売されており、この折に親子揃って通勤通学用の日傘を購入されてみても良いかもしれませんよ!

ただし、自転車通学時の傘さし運転は危険なのでやめましょう。

[参考1]『登下校中のマスク、文科省「暑い日はむしろ危険」 児童間距離確保に「傘」利用も』|毎日新聞

[参考2]『登下校にマスクは熱中症の危険性。「傘さし登校」でリスク回避へ』|gooニュース

新型コロナウイルスのせいで、思うように外出することができず、親子ともにストレスが溜まってしまいますよね。

どんなに子どもが大好きなママといえど家でずっと子どもと過ごすのに疲れてしまっているのではないのでしょうか?

このご時世では、どうやって子どもが家にずっといることと向き合えば良いのでしょうか?

ずっと家にいる子どもたちに対する不安


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家にずっと子どもがいると、ついつい不安になったり、目くじらを立てたくなったりしますが、どうすれば良いのでしょうか?

子どもが自宅にいるときの次のママの不安に対してお話します。

  • ・同じ遊びばっかりする
  • ・家でずっと動画を見ている

同じ遊びばっかりするけど、大丈夫?

小さな子どもは同じ遊びばっかりしようとします。
親からすると、他の遊びもやってほしい……と思いますが、もしかすると子どもたちは同じゲームを繰り返すことで、いつも違う発見をしているのかもしれません。

もし、子どもたちが同じ遊びをしていたとしても、目を輝かせているようならそれは何かを学んでいるのかもしれません!

家でずっと動画ばっかり見ていて大丈夫?

子どもは刺激が強いものを求める傾向があるため、いろんな動画を見回っているのかもしれません。

ただ確かに動画をずっと見ていると、子どものコミュニケーションが下がってしまう懸念があります。
だから、なるべく親子で動画を使って「この動画、●●がすごいね!」「この●●面白ね!」と親子で動画を楽しみながら、親子で会話をして子どものコミュニケーション能力を伸ばすように意識しましょう。

家にいることを肯定的にとらえて見よう!

「家にずっといて、子どもの発達に悪影響があるのでは」とママとしては、家に子どもがずっといることを不安に思ってしまいますよね。

ただ、この家にいる時間を難しいかもしれませんが、これを「チャンス」と捉えて「今まで出来なかったことをできる機会」と考え方を転換してみるのも1つの手かもしれません。

ちょっとしたことですが、ネガティブに考えるよりも、ポジティブに考えることで子どもの能力を伸ばすことにきっとつながりますよ!

[参考1]『おうち時間の過ごし方 Q&A(1)遊びのバリエーション』|NHK すくすく子育て より

[参考2]『おうち時間の過ごし方 Q&A(2)
子どもの気になる変化』|NHK すくすく子育て より

夏になっても新型コロナウイルスの猛威はとどまるところを知りません。
緊急事態宣言こそ撤回されましたが、私たちは否応なしに「ウィズコロナ」を意識して生活をせざるを得なくなってしまいました……。

そして、夏に気になるのはコロナだけでなく”熱中症対策”もです!

コロナ禍でもエアコンは適切に使って!


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日本救急医学会の2015年のデータによると熱中症が最も多く発生した場所は室内でした。
意外に思われるかもしれませんが、室内にいるほうが熱中症になりやすいのです!

だから厚生労働省でも、コロナ予防と熱中症対策として次のことを提唱しています。

  • ・屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合は、マスクを外す
  • ・強い負荷の作業や運動は避けこまめに水分補給
  • ・冷房時でも、こまめに換気して空気を入れ替える

マスクを使っていると、どうしても身体の中に熱が溜まってしまいやすく、熱中症になりやすくなってしまいます。
特に子ども大人以上に体温調節が難しいため、人がいない場所ではマスクを外して体温を下げるようにしてください。

エアコンで空気を入れ替える際の4つのポイント

エアコンを使っていても部屋の中の空気を入れ替えて、ウイルスを外に追い出すことが重要です。
その際に、次の4つのことを意識してくださいね!

  1. 1.風の入口と出口を作り「換気経路」を作る
  2. 2.複数の窓を開けて空気をより多く入れ替える
  3. 3.換気扇や扇風機、サーキュレーターなどで空気を回す
  4. 4.空気を入れ替える際には室温を高め(28度程度)に設定する

1時間に1回程度、1~2分程度で空気を入れ替えるだけでも部屋の中の空気は十分入れ替わりますよ!
また空気を入れ替える際にもエアコンはつけっぱなしにしておいてくださいね。

なお空気を入れ替える際に、室温を高めに設定することでエアコンの負担を減るので、気になる電気代も節約することができますよ!

コロナも熱中症もしっかり予防を!

新型コロナウイルスも恐ろしいですが、熱中症も命に関わる危険な病気です。
今年の夏は、コロナ予防もしつつ、熱中症対策もしっかりして、子どもを守らなければいけない、ママたちにとって大変な夏になりそうです……!

[参考1]『マスク着脱や冷房時の換気「新しい生活様式」の熱中症予防呼びかけ』|ヤフーニュース

[参考2]『夏の換気、効率的に 新型コロナ対策で熱中症リスク』|ヤフーニュース

新型コロナウイルスで自粛生活が続き、心身ともにクタクタになっているのは大人だけではありません。

子どもだってそうです。しかも、夏が来ても子どもたちの自粛生活は変わりません。

親も子もそれぞれ自粛疲れ中ですが、多くの子どもたちには良くない変化が現れているようです……。

子どもたちに広がる自粛疲れの具体的な例


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子どもたちの間でも、大人と同じく自粛疲れが広がっています。
具体的な子どもたちのストレスが、次のように表面化しているようです。

  • ・泣いたりぐずりやすくなっている
  • ・怒りやすくなっている
  • ・集中力ややる気がない など

端的にいえば、多くの子どもたちが自粛によって「情緒不安定になっている」のです。

また子どもたちの中では、最近自粛疲れのストレスが原因と見られる、いろんな病気も問題になっているようです。

自粛疲れが原因と思われる子どもたちの病気

  • ・過敏性腸症候群(便秘と下痢を繰り返す病気)
  • ・帯状疱疹(赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状があらわれる病気)
  • ・不眠症
  • ・円形脱毛症

自粛疲れによってストレスが溜まった子どもたちのストレスは、上記のような病気として身体に現れることがあります。

子どもは、大人よりもストレスをコントロールできず。また自分の不調をなかなか言葉として表すことが出来ません。

子どもたちの態度がいつもと違う、身体になにか出来物や変わったことがあったら、それは自粛疲れが原因かもしれません。

この場合、薬だけでなく。根本的なストレスを解消することが病気を治すことにつながります。

自粛疲れの子どものストレスをやわらげるには好きなことをさせるのが1番!

学校が始まっても、以前のような生活は未だに戻って来てはいません。

しかし、だからこそ子どもたちが好きなことをやらせてあげるのが大切です。

また子どものストレスを溜めないためにも、ママとしてはストレスが溜まるかもしれませんが、あえて厳しいことを言わない、ということも心がけた方が良いかもしれません!
(パパもママもストレスが溜まっているから、難しいですよね……)

[参考1]『子どもたちに広がる「コロナ疲れ」、親ができる対処法を小児科医に聞いた』|マイナビニュース

[参考2]『コロナ禍でへとへとな子どもが急増中!! 今から始めたい、夏に負けないカラダづくり』|ヤフーニュース

新型コロナウイルスのせいで、私たちの生活は一変しました。

そして、子どもたちの生活だけでなく、子どもたちの心も変化しています。

これからの子どもたちの健やかな成長のためにも、子どもたちの心を守るために、パパとママは子どもにどう接すれば良いのでしょうか?

子どもたちの環境は変化しているけれど、唯一変わらないのは「親」という環境


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世界は一変し、子どもたちは台風や災害でもないのに外に出ることが出来ません。

大人は「コロナウイルスのせいで外に出ることが出来ない」と頭で理解出来ます。

しかし、子どもたちは新型コロナウイルスの怖さや外に出ることが出来ないことを漠然としか理解出来ていません。 特に乳幼児の場合は「どうして、外に出られないの?」と不思議に思っているし、ストレスも溜まっているかもしれません。

子どもたちは「コロナ禍」という環境に振り回され、ストレスを感じています。

しかし、このコロナ渦の状況であっても、変わらないものが唯一あります。
それが「パパとママがいる」という環境です。

子どもたちはパパとママがいることを喜んでいるのかも?

「パパとママが家にいる」という環境は、子どもたちの精神の衛生には不可欠なことです。

なかなか外に出られなかったとしても、小さい子どもたちにとっては「近所を散歩する」というだけでも十分外出した気分になります。

だから、パパとママが子どもたちと少し近所を歩く、公園に足を運んでみる、これだけでも子どもたちにとっては嬉しい出来事なのかもしれません。

また最新の研究では、子どもが新型コロナウイルスに感染したとしても発症しないか、軽症であることが多いとされています。

「手洗い」「うがい」などの基本的なコロナ予防をしていれば、子どもたちの命を十分守ることができるでしょう。

親の影響をダイレクトに受ける子どもたち、親はなるべく元気な姿を見せてあげて!

外出できない状態での子どもたちの心の動きは、親の心理状態に大きな影響を受けやすいことが研究論文で発表されています。

子どもの不安やうつの気分は、親の気分やうつを反映していることが多く。親が楽しくふるまっていると小さい子どもはそれほどストレスを感じていないとされています。

この状況化でパパもママも不安かもしれませんが、頑張って子どもたちの前だけでも明るく振るまうことで、子どもたちの心を守ってあげてくださいね。

[参考1]『新型コロナウイルスとこれからの子育て(3)「子どもを守らなくては」と心配するパパ・ママへ』|NHK すくすく子育て より

子どもには好ききらいせず、いろんなものを食べ欲しいけれど、特に食べてくれないのが「お野菜」ですよね。

小さいときは特に野菜嫌いなお子さんが多いですが、それにしてもなぜそんなにお野菜を嫌がるのでしょう?

子どもが野菜を嫌がる理由


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子どもが野菜を嫌がる理由は、子どもにとって野菜の味は「美味しくない」「食べづらい」からです。

まだまだ理性ではなく、本能でものごとを判断することが多い小さな子どもにとって野菜特有の「酸味」「苦味」は「腐敗」「毒」に、それぞれ感じてしまいます。

ちなみに、子どもにとってそれぞれの味覚は、次のように思っていることがありますよ。

 

  • ・甘み → エネルギーをもっている
  • ・うまみ → タンパク質をもっている
  • ・塩味 → 塩分をもっている
  • ・酸味 → 腐敗している
  • ・苦味 → 毒を持っている

 

お野菜も食べやすくしてあげて!

また、まだ口が小さく、歯も歯茎も発達していない子どもからすると野菜は繊維が多く上手に食べることができません。

食べづらさを少しでも和らげることで、子どもがお野菜を食べやすくなります。

 

  • ・トマト → 皮をむく、とろっとした部分を乗り除く
  • ・ブロッコリー → 小さく切ってとろみをつける
  • ・ピーマン、にんじん → 細かく切る

 

また一度に食卓に、あれもこれもとならべるのではなく、フルコースの料理のように「まず食べさせたいもの」から順番にお料理を出すようにすると、苦手なお野菜がまず最初に出るので、お肉やお魚、果物よりもお野菜をまず最初に食べやすくなりますよ!

野菜不足は腹痛や便秘の原因になる?

大人の場合は、野菜不足が続くと腹痛や便秘の原因になることがあります。
これは野菜に含まれる「食物繊維」に整腸作用があるからです。

それでは子どもの場合は、というと一概に野菜不足だけが腹痛や便秘の原因になるワケではありません。

子どもは大人以上に汗をかくため、水分量が少なく。硬い便になり、食物繊維をしっかりとっていたとしても、水分量が足りないから腹痛や便秘になることもあります。

「野菜+水分」をしっかり取らせることで、腹痛や便秘を予防しやすくなりますよ。

野菜を食べたら、吐いたりするけど……

苦手な野菜を子どもが食べて、吐いてしまったり、吐きそうになってしまうことがあります。

そんなときは必要以上に無理強いをせずに、食事の時間にタイムリミットをもうけて、その時間までに食べられなかったら取り上げるようにしてあげてください。

食事の時間が苦痛になってしまうと、子どもが野菜以外のものも食べれなくなってしまうことがあります。
また少しずつ励ましながら、食べさせるとちょっとずつですが、食べてくれることがありますよ!

成長することで食べられるものは増えてきます!

子どもの味覚は少しずつ成長します。
年齢によって食べられるものは変わっていくので”今”食べられないとしても、数カ月後にはケロリとした顔で食べているかもしれません。

野菜が食べられるような年齢になるまで「待つ」というのも必要なのかも?

[参考]『困った! 子どもの偏食』|NHK すくすく子育て より

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常を取り戻しつつありますが、依然として新型コロナウイルスによる感染者は減りこそすれ、なくなってはおりません。

ただ、子どもがコロナウイルスに感染した場合は重症化はマレなため、感染予防は必要ですが、あまり神経質にならないほうが良いかも?

コロナに感染しても小児が重症化するケースは少ないようです!


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新型コロナウイルスに感染すると、最悪の場合命の危険性がありますが、子どもの場合は、軽症で済むケースが大半をしめています。

2020年5/6に発表されたデータでは次のようになっており、数字上で見ても10歳未満、10代の感染者および、重症化率が低いことがわかります。

年齢階級別陽性者数(5月6日18時)
10歳未満 253
10代 356
20代 2446
30代 2257
40代 2431
50代 2546
60代 1736
70代 1490
80代以上1513
不明 24
調査中 219
非公表 29

年齢階級別死亡数・重症者数(5月6日18時)
年齢階級 死亡 重症
10歳未満 0 1
10代 0 1
20代 0 4
30代 2 7
40代 8 31
50代 16 50
60代 42 92
70代 100 82
80代 219 32
不明・調査中・非公表などが3

死亡率(%)
全体 2.5
10歳未満0.0
10代 0.0
20代 0.0
30代 0.1
40代 0.3
50代 0.6
60代 2.4
70代 6.7
八十代以上 14.5

[引用]『新型コロナウイルスを年齢で見る』|衆議院議員河野太郎公式サイトより
※全角文字を半角に変換

年齢や持病によっては小児でも注意すべき場合も!

政府が発表しているデータを見てもお分かり頂けるように、小児が新型コロナウイルスに感染する割合も、重症化する割合も大人に比べるとぐっと低いことが伺えます。

ただし、日本小児学会では次のようなお子さんは、比較的症状が重くなる可能性があるため注意が必要だとしています。

 

  • ・2歳未満の子ども
  • ・小児ぜんそくなどの合併症を持っている子ども

 

小児ぜんそくを持っているお子さんでも、すべてのお子さんで重症化しやすいワケではありません。
基礎疾患ごとに新型コロナウイルス感染症のリスクや対応は異なります。

「うちの子の場合は、どうすれば良いの?」と不安な場合は、かかりつけの医師に相談をするようにしてくださいね。

小児は重症化しないけれど、大人はそうはいかない!

先に引用したデータを見て頂いてもわかるように、10代未満の感染者数は200人以上います。
この200人の中の9割は4月になって感染が確認されており、実は小児の新型コロナウイルス感染者数は増加傾向にあります。

子どもは重症化こそしないものの、新型コロナウイルスに子どもが感染し。そのウイルスが家庭内で蔓延してしまった場合は、ママやパパはもちろん、免疫力が低下しているおじいちゃんやおばあちゃんまでもが、新型コロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。

そう、子どもだけでなく”家族みんなを守るため”にも、子どもの新型コロナウイルスへの感染は予防しなければならないのです。

家族みんなでコロナ対策を続けよう!

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスのワクチンが生まれたワケではありません。

第2波のリスクも以前としてあり、今までやってきた新型コロナ対策をこれからも続ける必要があります。

先程「子どもから大人に新型コロナウイルスが感染する可能性がある」と論じましたが、これは当然逆の「大人から子どもに新型コロナウイルスに感染する可能性がある」ということでもあります。

引き続き、アナタと子ども、家族を守るために新型コロナウイルス感染予防対策を続けてくださいね!

[参考1]『新型コロナウイルス感染症に関するQ&Aについて』|日本小児学会

[参考2]『コロナ感染が子どもに拡大、わが子の命を守る心得を東大病院医師が指南』|ダイアモンドオンライン