スペイン人と結婚し。現在、海外で2次の母(現在2人目妊娠中)として奮闘中の20代ママです。
スペインの出産事情は日本と違うし、言葉が通じないこともあって、本当に大変…。

そんな私の海外での出産経験を今回はご紹介したいと思います。

 

スペインでの妊娠発覚! 病院の対応は日本と大違い?

妊娠が発覚して、まず行ったのが自宅近くにある地域病院です、日本と違ってスペインの地域病院では全て無料で診察してくれます。
ただ、全部の検査が地域病院で行えるわけではなく、エコグラフィーや血液検査などは出産設備のある大学病院で行わなければなりませんでした。

全てが初めてで、産婦人科の先生が質問してくるスペイン語が理解できずただ頷くことも大きく彼や彼の家族に助けてもらうことも多かったです。やっぱり外国語の壁って、小さくありません!

 

やっときた陣痛だけど、眠れない!

予定日からすでに1週間経ったのにお腹には何お痛みも感じず、毎日家の階段を登ったり降りたり、日が落ちたら散歩に行ったりなどいつものように動き回っていました。

何度も病院に呼ばれ「3日以内に自然に陣痛が来なければ誘発剤を使いましょう」と言われた日の夜、お腹に痛みを感じました。

不規則ではありましたが深い眠りにはつけませんでした。
次の日朝一で病院行き出産待機室まで車椅子で移動しました、そこは2人1部屋です。
そこでもベッドに横になるわけではなく廊下を行ったり来たりしました。

 

動いちゃダメの無痛分娩

子宮口が5cmほど開いたところで分娩室に移動になり、すでに痛みは結構ありました。
スペインでは無痛分娩がお産に使われることが多く、麻酔師がすぐに背中に注射をしてくれるのですがこれがまた辛い。

ベットに腰掛けた状態をキープしなくてはいけず、陣痛が来ても微動だにしてはいけません。
背中のどこに打たれるかわからず頭の角度まで決まっていて大変でした。

ですが薬が効いてきたらさっきまでの痛みが嘘のように何も感じません。
喋ることもできるし意識もあるのですが、陣痛がきているとわかるのはお腹に巻きつけたベルトを通して随時波を描いている機械だけです。

 

体力の限界から緊急帝王切開に…

すでに分娩室に入ってから14時間ほど経過していました。
すでに人工的に破水していて、子宮口も8cmほど開いており準備万端だったのですがなかなか胎児が降りてきませんでした。
もともと立会い希望だったので彼も一緒に分娩室入ったのですが、相当眠かったのか簡易イスをどかして床に寝ていました。

最終的に破水させてから時間も経っているのと私の体力が限界だったため緊急帝王切開へ。
オペ室に運ばれ、先生に「切るからねー」と笑顔で言われてからの記憶がありません。

目が覚めた時は酸素マスクなどしていて驚いてもいましたが、本当にいろんなことが一度に過ぎて感無量でした。
その後、彼が赤ちゃんを抱いて来てくれて無事会うことができました。

 

出産を乗り越えて思ったこと

妊娠がわかってから10ヶ月、やっと会えた我が子。
初めてだらけの出産に身内が近くにいない不安もたくさんありました。

これから出産を控えている妊婦さん、ましてや日本を離れてなどそれぞれがいろんな環境にいて事情を抱えていると思います。私の出産経験が少しでも役立てばと思います。

 

1歳7ヶ月の娘を持つ海外在住、20代ママです。
「海外に住んでいるから」「両親がどちらかが外国人だから」という理由があれば、簡単に子どもがバイリンガルになれると思われている方は多いと思います。
ですがそれは大きな勘違い!

子どもは住んでいる国の言葉を1番に覚えやすいのです。
つまり、海外住の子どもは日本語を覚えるのが難しい!
そこでわたしが実際にやっている海外でも日本語を覚えさせる方法をご紹介していきたいと思います。

もちろん、逆の方法をすれば、日本にいても英語やその他外国語を子どもに覚えさせることは可能ということ!

 

子どもには日本語オンリーで接する

娘が生まれてからわたしと子どもとの間は日本語オンリーと決めています。
「おはよう」から「おやすみ」まで、家族での会話が現地の言葉になってしまっても、子どもに話しかける時は日本語で目を見てしっかり話します。
1歳くらいまで言葉を話すことは難しいので、不安に思うかもしれませんが1歳半頃になるとちゃんと日本語も外国語も理解しているのがわかります。
日常的に使うフレーズなどはまだ話せないものの、行動で示してくれます。
娘は食べることが大好きで、日本語で「ご飯」と聞けばキッチンに走って行き、同じく日本語で「ヨーグルト」といえば冷蔵庫を叩きます。

日本語の環境作りが1番大事!

まず大事なのは、家の中だけでも日本語を聞ける環境を作ってあげること。
私との日常会話だけでは日本で育っているお子さんに比べたら本当にわずかです。
ですから、いかに日本語をたくさん聞いているかが鍵となります。
極論を言うと、幼稚園や小学校に入れば、イヤでも現地の言葉は自然に身につきます。

娘の場合、生後2、3か月くらいからジブリをよく見せていました。
最初はただ日本語を聞かせたかっただけなのですが、成長するにつれ内容を理解するようになり、今では最低でも1日2回は見ています。現地のアニメなどを見せると、むしろ怒るくらいジブリが大好きです。

 

育児グッズ、特に絵本が大活躍!

バイリンガル教育に大活躍なのが「絵本」です。
お腹にいる頃からお母さんの声を聞いている赤ちゃんはその声に敏感です。きっとお母さんの声が安心するんでしょうね。
寝る前などに毎日、絵本を読んであげるとそれが睡眠へのルーティーンになり一石二鳥になります。

我が家では、出産祝いに頂いた『おやすみロジャー』です。
小さい月年齢から読み聞かせしていると習慣づいてくれるので落ち着いて聞いてくれます。
大事な親子のコミュニケーションの時間にもなるので寝る前など時間があるときにオススメです。

1人遊びができるようになってくると、日本語をしゃべるおもちゃなどもいいかもしれませんね。

 

目指せバイリンガル

小さい時からしっかりと日本語を聞かせる環境づくりをすることで、子どもは日本語に対応する力を身につけていきます。

お母さんが積極的に母国語で話しかけて、母国語を聞かせ、話すことによって物心つく頃にはスムーズに母国語で会話ができるようになります。

住んでいる場所の言葉は、放って置いても覚えます。だから、まず教えたい言葉をしっかり教えることが大事なんですよ!

 

海外で出産から育児をしている20代ママです。
日本にも「お古」という文化がありますが、あまりポジティブな意味では使われませんよね…。

でも海外では「お古」が素晴らしいものだと認知されています!

そうお古は海外でも人気のトレンド育児法なんです。これを読んでいただいて、お子さんにかかる洋服代などのお悩みが少しでも解決してくれると嬉しいです。

 

子どもが小さい時ほどお古が大活躍!

現在1歳半の娘を育てています。彼女の持っている服の8割は、いとこや知り合いからの”お古”です。

しかも服だけでなく、主人のお母さんが孫たち(娘のいとこ)に使っていた新生児用の洋服からベビーベッド、爪切りに至るまで全部くださいました。

(娘は主人のお母さんの7人目の孫になのにも関わらず!)

1歳になるまでの期間は特にすごい成長スピードなので、先週使っていた服がもうきつくなっていたりなどよくありました。

その上、赤ちゃんはウンチ漏れやミルクを突然吐いてしまったりと洋服の量もかなり必要です。でもお古が大量にあるから、すっごく心強い!

正直に言うと、1人目の子どもというのもあり、何度もデパートに行き、新しいものを買いたい気持ちもありました。
でも、子どもの成長と共に、あっという間に入らなくなる服たちを見て新しい服代をオムツ代に回すことができ、経済的にもだいぶ助かりました。

靴などもファーストシューズだけは靴屋さんで採寸してもらって購入しましたがセカンドシューズ以降はぜーんぶお古です。

お出かけ用の靴も貰い物ですが新品に近かかったため、ありがたく使わせてもらっています。

 

まだまだある我が家のお古たち!

お古のおもちゃなども大活躍です!

1歳半の娘の集中力はもって5分弱。すぐ立ち上がっては違うものを取りに行ったり、取りに行く前に違うもので遊んでいたりです。

だから、バリエーション豊富なお古なおもちゃが大活躍!

使わなくなったお人形たちや車や戦闘モノのおもちゃなど大量のお古のおかげで、家にお友達が来た時など男の子も飽きることなく、遊んでくれます。

ただし、口に物を入れる年齢なので、お古に関しては消毒したり、洗濯できるものは1度洗ってから渡しています。

他にも、自転車の後ろに取り付けるイスやヘルメットも全部お下がりです。非常に助かっています!

 

お古は強い味方

洋服代やオムツ代、考えるだけですごい出費ですよね。

日本にいる時は「子どもにお古って…」ってとネガティブなイメージが強かったのですが実際もらえるとありがたものです。

お古がたくさんあるこどで服のコーディネートの幅も広がるし、お友達と同じ服になることも防げます。

現在2人目妊娠8ヶ月ですが、もちろん次の子にもお古を着せる予定です。

お古が持つ、パワーは私たちが思っている以上に計り知れません。

もし「お古だから…」とネガティブに考えているのなら、今回の記事を読んでむしろお古を有効活用させることを考えてみませんか?

海外在住の私が日本へ一時帰国の際、自分の家族(父、母、妹)と記念に生後8ヶ月(お座りができて腹ばいし始め頃)の娘を連れ東京ディズニーランドに行きました。

いやーやっぱり、東京ディズニーランドは楽しい!世界一、いえ宇宙一!

でも、東京ディズニーランドを目一杯楽しむなら万全の準備が必須。

今回は私が旅行した時の持ち物や、1日のプラン、1歳未満でも楽しめる攻略方法をご紹介したいと思います。

赤ちゃん連れでのディズニーをお考えの方の参考になると嬉しいです。

 

赤ちゃんとディズニー 〜持ち物リスト〜

私が行ったのは5月の後半で天気は真夏ほどではありませんでしたが、ほとんどの人が半袖で過ごすような暑い日でした。

主な持ち物としては、ベビーカー持参
<リュック>
・オムツ(10枚ほど)
・おしりふき
・着替え(上着も含む)
・日傘
・抱っこ紐
・おやつ
・ストロー付きマグ
・離乳食3食分とデザートはキャップ付きジュレ

なお、ブランケットなどはベビーカーの下に収納したり、なるべくリュックを軽くすると疲れが少し軽減します。

 

開演前までにプラン作りと場所確認!

ポイント1「赤ちゃんは最後に合流」

車で行ったので、まず私と妹が先に行き列に並んでおき開園近くになって後から赤ちゃんを連れて合流などすると赤ちゃんが退屈せずに済みます。

しかし、あまりギリギリにすると人がたくさんいる上に、開園時間が早まったりと変更もあるため気をつけてください。私たちもそれで少しバタバタしてしまいました。

 

ポイント2「予めマップで場所を確認」

並んでいる最中などにベビー室がどこにあるかなどをマップで確認しておくと、いざという時に慌てずに済みます。

オムツ替えシートなどはどこのトイレにも付いているので問題ありませんが、簡易な物なので荷物の置き場所に困ったりなどもあったので、赤ちゃん連れの方は「ベビー室」の利用をお勧めします。

 

ポイント3「乗れるアトラクションを調べておく」

赤ちゃんと一緒だと乗れないアトラクションも出てくるので、何に乗るかなども、予め決めておきましょう。

私の場合は、娘は1人でお座りができるという条件に当てはまっていたため、絶叫系以外はほとんどクリアでした。

また後に残しておくと赤ちゃんが疲れて寝てしまう場合があるので、1番乗りたい乗り物は午前中に済ませてしまうことをオススメします。

 

ポイント4「協力プレイで時間を有効活用」

キャラクターとの記念写真を撮ろうと決めていたので、パパグループとママグループの2組に分かれて交代で並んだりして、その間に娘を日陰でお昼寝させたりしていました。

このように、あえてグループ分けをすることで、待ち時間も有効活用できるようになります。

 

ポイント5「お昼ご飯は作戦タイム」

お昼頃、母とベビー室で離乳食を食べさせたりオムツを替えたりと少しの間現実に戻りますが…この時間もムダにはしません。食事中にそれぞれが乗りたいアトラクションを決め、ファストパスを取りに行ってもらうなど、効率的に時間を使いましょう。

ちなみにお昼ご飯は赤ちゃんが寝たタイミングでレストランに入ると、休憩も取れます。
ファストパスの時間を確認したり、その後のプランも少し話し合うこともできますよ!

 

イッツアスモールワールドは赤ちゃん連れには最高!

いろいろ娘と乗った中でも1番喜んでいたのはイッツアスモールワールドでした。
ファストパスを使って乗ったのですが、少しの待ち時間があっても音楽や色合い、壁一面の絵が娘の興味を引いてくれたためキョロキョロしている間に乗車できました。
乗車中も途切れることのない優しい音楽やたくさんあるお人形たちに笑顔があふれている娘を見てとても幸せな気持ちになりました。

リニューアル後というのもあり、私たち大人も好きなキャラクターの人形を探すこともできとても満足です。

少し疲れてきた時や赤ちゃんがぐずってきてしまったときなどは、イッツアスモールワールドに足を運んでみてください、幸せな気持ちで満たされるでしょう。

 

パパもママも、そして赤ちゃんもお疲れ様でした

娘との初めてのディズニーは大きな問題なども起きず、大成功に終わりました。
赤ちゃんメインのディズニーにはなりますが、工夫をすれば大人もお姉ちゃんたちも十分に楽しむことができます。

ある程度の疲労と我慢は必要かもしれませんが、夢の国に入れば少しは育児の疲れも癒されます。

赤ちゃんとのお出かけを考え中の方は、今回の記事を参考にぜひディズニーもお出かけ候補の1つにしてみてください。

 

娘が1歳を迎えて、旦那さんの身内やお友達を呼んで盛大にお祝いしました。
まだ離乳食を食べていた娘に作ったバースデープレートや特別な行事などを紹介したいと思います。

これから1歳迎えるお子さんをお持ちの親御さんに、少しでも参考になればと思います。
ちなみに私たちは海外在住のため、海外と日本のハーフバーションでお祝いしました。

 

お誕生日にはスペシャルケーキ

1歳頃だと離乳食も後期に入り、食べられるものが増えてきた頃ですね。
けどまだまだ素材の味を生かしたメニューが多く、塩や砂糖などを多く含んだお菓子やケーキなどをあげるお母さんは少ないと思います。
それでもお誕生日に欠かせないのはやはりケーキです。うちではどこのスーパにも売っている材料で簡単に2段ケーキを作りました。

うどんなどを入れる器と丸いコップを使って薄切り食パンを切り抜きます。
そこに離乳食初期からでも食べさせられる、バナナとイチゴをつぶして食パンと交互に塗り合わせていきます。
例)食パン>バナナ>食パン>イチゴ
土台となる具材をすでに挟んでいる大きい方の食パンに、水切りしたヨーグルトを生クリームのようにコーティングしていきます。
その上に同じように小さい方の食パンも乗せたら離乳食用のケーキの完成です!

 

はらぺこさんバースデープレート

せっかくなら離乳食も可愛く……と言うことで、キャラクタープレートを作りました。

作り方はいたって簡単、ご飯にふりかけをかけて体を作り、顔は1歳からでも食べられるケチャップを使って色付けしました。
目はスライスチーズを小さく切って触覚など細かいものは海苔を使っています。

卵焼き器で薄焼き卵を1枚作って、半分にして折れている側にハサミで切り込みを入れるだけです。あとは切り込みを入れて焼いたウインナーに巻きつければ完成です。
余った卵で卵焼きを作り、チーズと海苔でハチさんも作りました。

かぼちゃを茹でて潰し、薄くスライスしたズッキーニを編み物のようにして包めば、ちょっとおしゃれになります。
色合いのためケーキで使ったイチゴなどを置いてみたらデザイン性バツグンですね。

ここまでは日本と同じですが、次からは海外ならではの「定番お誕生日イベント」をご紹介します。

 

海外の”新”定番『ケーキスマッシュ』

お誕生日当日は事前に予約しておいた写真スタジオで海外の新定番『ケーキスマッシュ』をしました。

普通の記念写真もとても素敵ですが、お子さんが初めて見るものに興味を示し、じっと見つめてから触ってみたりまた新しい一面を見ることができますよ。もちろん最後は豪快に食べ始めますが……。

お家だと汚れなどが気になってなかなかさせてあげらませんが、スタジオなら環境も整っているので掃除のことを考えなくって済むので、オススメです。
娘の時は撮影後用に予めベビーバスが用意されていたので、キレイな状態で自宅に帰ることが出来ました。

 

お誕生日会(余談)

お誕生日当日に、旦那さんの親戚やお友達などを呼んでお祝いしました。
娘のいとこだけでも7人いるのですが、その他にも旦那さんのいとこの子どもやそのおじいちゃんおばあちゃんだけでなく。
どこ繋がりの親戚かもちゃんと聞かないとわからないほど、遠くの方の親戚まで来てくれて最終的にすごい人数になりました。

日本だと本当に身内だけのイメージが多いですが、さすが海外は、スケールが大きく遠い親戚までわざわざ娘の誕生日のために来てくれました。

これからお子さんのお誕生日をどうしようか悩んでいる親御さんのアイデア製作に役立っていただければと思います。
お子さんと素敵な日を過ごしてくださいね。