4年保育の幼稚園に通う娘がいる1児の母です。
まだまだ少ない子育て経験ではありますが、少しでも参考にしていただけるところがありましたら幸いです。

娘は、もうすぐ3歳を迎えます。
赤ちゃんだった娘がもう3歳になるんだという嬉しさと、とても長い時間を一緒に過ごしているようでまだ3歳なんだという驚きが半分半分といった感じの母の心境です。

今回は、我が家の娘を出産した時のエピソードをご紹介します。初めて経験する出産は、想像を超える出来事がたくさんありました。

「安産間違いなし!」のはずが

娘は、予定日を数日過ぎて生まれました。出産でお世話になった産院は、体重指導をしっかりしてくださる所だったので、妊娠が確定してから出産当日まで体重はプラス9キロの増加でおさめる事が出来ました。

実際は、悪阻がほぼなかった事で前半にたっぷり増量し、里帰り出産のために帰った実家の実母の協力でギリギリ乗り切れたのはここだけの話です(笑)

目立ったトラブルもなく、体重増加も指導されていた10キロ以内でおさえられたので、助産師さんからは「きっと安産間違いなしよ!」と言われておりすっかり安心していたのですが、実際は想像の何倍も何十倍も大変でした。

所要時間22時間41分

これは娘の母子手帳に書かれている、分娩にかかった“公式記録”です。22時間…長いと感じますか?「私はもう少しかかったよ」という方もいらっしゃるでしょうか?
昼過ぎから徐々に陣痛が始まり、夜中に病院へ向かいそこから2日以上寝ずの出産でしたので、体感的にはもっとかかったように感じました。

LDR(陣痛から分娩、回復まで過ごせる部屋)では終始、床を這いつくばっていました。陣痛でご飯も食べられず、トイレに行くのは膝をついて四つん這いで移動、ドラマで見るような神秘的に出産を迎えるシーンからは程遠く、唸り声に近い声を出しながら陣痛に耐える野性的な自分の姿を思い出すと、ただただ笑えます(笑)

”お腹”ではなく”腰”が痛い

陣痛の間隔を計っていた頃はお腹の痛みでしたが、気がつくと「腰が痛い」「腰が壊れる」と訴えていました。痛みに耐える時に使えるように丸めた毛布などもあったのですが、あまりの腰の痛さに全然毛布にしがみつく事が出来ず、お手上げ状態でした。

「お腹じゃなくて、腰?」と何度も不思議そうに聞かれましたが、その時は「初めての出産でパニックになっているから痛みの場所があいまいになっているんだな」と助産師さん達は思っていたようです。私自身もそう思っていました。

難産になった原因

骨折の古傷

私は出産する1年半ほど前、当時の職場でディスプレイを変えている際ダイニングテーブルくらいの高さから後ろ向きに転落し、尾てい骨を剥離骨折しました。
幸い、その後順調に回復したのですが、実は出産の時の腰の痛みは、この時の骨折の古傷が関係していたのです!治ったとはいえ一度は骨折した部分ですから、全く平気とはいかなかったのです。3キロ弱の赤ちゃんが通るのですから、想像を絶する痛みが出るのは当然です。

少々情報の行き違いもあり、出産の際に助産師さんに骨折経験がある事を把握してもらう事が出来ず、痛みのピークの時には娘がだいぶおりてきている状態だったので、結果的にそのまま自然分娩で産みました。
この場合、事前に情報の共有がしっかり出来ていると、状況によっては帝王切開での出産も検討されると、娘の新生児訪問で来てくださった助産師さんに教えてもらいました。

ほとんどの産院でバースプランや既往症の書類を書くと思いますので、これから出産される方は、事前に気になる事や心配な部分はしっかり記入する事はもちろん、特に伝えておきたい事は改めて自分の口で伝えてから出産に臨む事をオススメします。

ピアノとテニスで”軟産道強靭”に?

私は、学生時代から妊娠初期まで合わせて15年ピアノを習っていました。途中、受験などでピアノから離れた時期もありましたが、社会人になってから趣味の範囲でまた習い始めマイペースにやっていました。
また、テニスが趣味の主人の家族に誘われて、付き合っている時からテニススクールに通い始め、結婚後もしばらくテニスを楽しんでいました。妊娠がわかってすぐに退会したので、出産の頃にはすっかり筋肉が落ちたと感じていました。

そして迎えた出産、娘は“すぐそこ”にいるとわかるのになかなか会えず「もう生まれるよ」と言われてから、さらに8時間かかりました。
出産した後、母子手帳に書かれていたのが「軟産道強靭」、読み方は“なんさんどうきょうじん”と読みます。何やら強そうなネーミングです。

軟産道強靭とは、赤ちゃんの通り道となる産道の軟産道(筋肉などの軟らかい組織で出来ている部分)が非常に硬く、赤ちゃんが出てくるのを妨げてしまう状態の事です。
スポーツ選手に多いそうで、私の場合はテニスにプラスしてピアノでペダルを使うので、さらに筋肉がしっかりしていたと言われました。

軟産道強靭は、なかなか分娩が進まずに親子ともに大変な出産になる事も多いです。分娩が全く進まなかった場合は帝王切開での出産だったと説明がありました。
私は出産するまで軟産道強靭について知らなかったので、分娩が進まない事に終始とても不安でしたが、事前にこういうケースもあると覚えておくと、少しでも落ち着いて出産に臨めるのではないでしょうか。

甘く見てはいけない”へその緒”

”過長臍帯”で生まれた娘

娘は元気な産声をあげて生まれてきてくれましたが、へその緒が首に巻き付いた状態で生まれてきました。
なんと!へその緒が91cmもあったのです!へその緒は、通常50cmほどの長さなので、娘は2倍近い長さだったという事になります。
娘のように非常に長いへその緒を過長臍帯と呼びます。

妊娠後期、一時期「逆子かもしれない」と言われた事がありました。その後、逆子は自然に戻ったのですが、おそらく戻る際に首に巻き付いてしまったのだろうとの事でした。
過長臍帯の場合、娘のように首や体に巻き付く(臍帯巻絡)の他にも、臍帯に結び目が出来て血液が送れなくなる(臍帯真結節)などのトラブルが起きる場合もあります。

”過短臍帯”で生まれた母

反対に、非常に短いへその緒を過短臍帯と呼びます。
娘は”過長臍帯”で生まれましたが、母親の私は”過短臍帯”で生まれました。当時の話を私の母に聞きましたが、私のへその緒は20cmしかなかったそうで、さらに自然分娩だったのもあり、担当してくださった産科医の先生がとても驚いていたそうです。

過短臍帯の場合は、へその緒が短い事でなかなか下りてこられず出産に時間がかかったり、十分な長さがないため分娩の際にへその緒が引っ張られる形になりへその緒が切れてしまったり(臍帯断裂)、血液の流れが悪くなり赤ちゃんに十分に酸素がいかなくなる事で心拍も弱くなる(低酸素血症)などのトラブルが起きる場合があります。

私の母も、私も、それぞれ出産するまで赤ちゃんが過長臍帯と過短臍帯だという事はわかりませんでした。
しかし、過長臍帯も過短臍帯も、適切な対処を行えばトラブルを回避する事が出来ます。

ママと赤ちゃんの分だけ”ドラマ”がある

改めてこうして文字に起こしてみると、昨日の事のように陣痛の痛みや、終わりが見えずに果てしなく感じた分娩を思い出し「今まで生きてきた中で、出産が一番壮絶だった」と思うのですが、目の前の娘の姿を見ると、途端にその記憶は輝かしく貴重な思い出に変わるのです。

同じ日に出産しても、同じ病院で出産しても、全く同じ出産は1つもありません。ママと赤ちゃんの分だけ”ドラマ”があります。
どのドラマも、それぞれ素敵で誰も真似出来ません。世の中のママはすごい!と改めて思わせてくれます。

娘を出産した際、娘への溢れんばかりの気持ちの他に、母親に対して感謝の気持ちでいっぱいになりました。話では何度も聞いていましたが、母はこんなに大変な思いをして私を産んでくれたのだと身をもって実感する事が出来たからです。
これも、娘が私を母親にしてくれたから心から実感する事が出来たので、娘にはとても感謝しています。

いつもカップルのように「大好きだよ」「いつもありがとう」と伝えあっている親子なのですが、毎年お誕生日はいつもよりさらに感謝の気持ちを伝えるようにしています。
今年のお誕生日は、どんな風に娘にお祝いと感謝の気持ちを伝えようか、今からとても楽しみです。

 

 

こんにちは。この春、4年保育の幼稚園に通い始めた2歳の娘がいる1児の母です。
少ない子育て経験ではありますが、少しでも参考にしていただけるところがありましたら幸いです。

入園して約2か月、だんだんと幼稚園に慣れてきたようで安心していたのですが、先日、入園して初のトラブルがありました。今回は、そのエピソードです。

遅れてきたイヤイヤ期?

娘は現在2歳9か月、夏には3歳になります。わりと早い時期から言葉が出ていた子で、1歳半前から2語文も話すようになりました。周りに自分の要求が伝わりやすかったのもあってか、駄々をこねたり何でも嫌がるということもなく「2歳前後からイヤイヤ期が始まる」と聞いていましたが、娘にはあまり当てはまりませんでした。

もちろん、全く嫌がらないというわけではなく「イヤ!」という時は娘にもありますが、“○○だからイヤなの。だから△△したい”と理由を言うので、意思疎通はわりとスムーズに出来ていたと思います。

つい最近まで人見知りをする子だったので、幼稚園でお友達が出来るかなという心配は少しありましたが、まさかイヤイヤで心配することになるとは思っていませんでした。

先日お迎えに行った際、先生から「ちょっといいですか?」と何やら深刻そうに話を切り出されました。
娘が、最近何かとイヤイヤしていて心穏やかではないというのです。

お友達が近くに来ると両手を伸ばして拒否、おもちゃの貸し借りも嫌がり、なかなかお友達に貸すことが出来ず貸してもらう事も苦戦しているとの事でした。
娘は1歳8か月でオムツが外れているので、幼稚園では先生がトイレの付き添いをしてくれているのですが、ここ最近声をかけても「行かない」の一点張りだったようです。

家庭で娘と話し合いをしてみる事にしました。
理由はなんだろう?娘にそれとなく切り出してみましたが、何やらハッキリしません。

それどころか、何か1つやっては泣き、また何か1つやっては泣き…すぐにシクシク泣きだし、ふとした瞬間に急に怒り出すという情緒不安定な状態になったのです。それが2,3日続きました。

娘にもイヤイヤ期がきたのか?今までとは違う娘の様子に困惑しました。
気分を変えるために散歩に連れ出して公園遊びをしたり、一緒に歌ったり踊ったり、色々とやってみましたが、効果はその一時だけですぐにまた情緒不安定…の繰り返しでした。

出来ない、ではなく、知らなかった

情緒不安定だったのは週末で幼稚園がない時だったので、1日中娘のイヤイヤに付き合いました。娘と一緒に過ごしていると、少しずつ見えてきた事がありました。

娘は今現在1人っ子、親戚内の子どもたちは男の子ばかりで女の子は娘1人だけ、最年少なのもありとても可愛がってもらっています。

何も言わなくても、親戚のお兄ちゃん達はおもちゃをどんどん貸してくれて遊んでくれるので、娘が自分から「貸して」とお願いする機会も「どうぞ」と貸してあげるタイミングもほぼありませんでした。

娘は、いくつかあるものを分けるのは出来るのです。“はんぶんこ”も大好きです。
2つ以上あるものは、相手に貸しても自分の手元にも同じ物があるので何の抵抗もないのでしょう。とっても小さなビスケット1枚でも半分に割って分けてくれる事もあります。

順番を守って遊ぶ事も知っています。某教育テレビのおかげで、赤ちゃん時代から“じゅんばんばん”とおまじないのように言って順番待ちをしながら遊んでいます。

しかし、娘は“1つしかない物を貸し借りする”という経験がほぼなかったのです。

家では自分専用のおもちゃで遊べて、親戚のお兄ちゃん達と会うと自分がアクションを起こさなくてもおもちゃで遊べる。
キッズスペースに行った事は何度もありますが、たくさんおもちゃがあるので1つのおもちゃを取り合ったり、貸し借りの経験はありませんでした。

娘は、貸し借りを「出来ない」のではなく、そもそもやり方を「知らなかった」のです。

こんなに大切な事を、親として今まで気付けなかった事をとても反省しました。

本当は、お友達と仲良く遊びたい!でも、貸し借りの仕方がわからず、先生やお友達に上手く気持ちを伝えられない…娘はイヤイヤしていたのではなく、必死に悩んでいたのです。

少しずつ、少しずつ

週明けの登園日から、毎日少しずつ目標を決めてチャレンジしてみる事にしました。

チャレンジ初日は、お友達に「貸して」と伝えてみる事を目標にして見送りました。

「はじめから上手に出来なくても良いから、まずはお友達に伝える練習をしてみようね」と言って送り出しましたが、娘が保育中ずっと心配で仕方ありませんでした。

帰りには先生から「貸して~とキチンと言えていましたよ!」と嬉しい報告が聞けました。先生もとても喜んでくれて、娘も誇らしげでした。家に帰ってきてからも「キチンと言えたよ」と何度も嬉しそうに話していて、早速チャレンジの効果を実感しました。

次の日は、娘の方から「遊ぼうって言ってみる」と自ら目標を決めて教えてくれました。

最初は恐る恐る近づいてみたり離れたり…なかなかお友達を誘えなかったようなのですが、その後はじめてクラスのお友達数人と手を繋いで楽しくお散歩したそうで、先生もとても驚いていました。

それと同時に、トイレもまた普通に行くようになったようです。先生から声掛けしてもらう前に自分から「トイレに行きたい」と先生に伝えられるようになったと聞き一安心です。

あの情緒不安定だった週末が嘘のように、今はまた笑顔いっぱいの毎日を過ごしています。
最近「どうぞ」も無事に習得出来たようで、絵本やブロックなど色んなお友達に「どうぞ」と渡しているそうです。

「幼稚園楽しかったよ~!」から、お友達と遊んだ話や仲良く貸し借りしあえた事など、より詳しく話してくれるようになりました。
毎日お話の内容が充実していくのが親としてとても嬉しく感じています。

帰り道、お友達と「また明日ね」とハイタッチして帰る姿も見られ、とても微笑ましいです。

母親になって2年9か月、まだまだ経験不足だと実感しました。
これからも色々とあるでしょう。いや、これからの方がもっと悩む事がたくさんあると思います。でも、そのたびに娘と向き合いながら1つ1つクリアしていきたいと思っています。

失敗してもいい、間違ってもいい、でもチャレンジしてみよう!これからも、娘の背中を押してあげられる存在でありたいです。

こんにちは。この春から4年保育の幼稚園に通い始めた2歳の娘がいる1児の母です。
まだまだ少ない子育て経験ではありますが、少しでも参考にしていただける部分がありましたら幸いです。

我が家の娘は、今月で2歳9か月になります。トイレトレーニングが完了してこの春で1年が経ちました。1歳8か月でオムツを卒業しました。幼稚園面接の際、すでにオムツが外れていたので面接官の先生方に大変驚かれたのが今でも印象深く残っています。

1歳代でオムツ外れと聞くと、大変そうなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。適した季節、始めるタイミングや子どもの成長度合い…色々と考えると、何やらとても難しく感じてしまいますが、そんな事はありません。
1歳代でオムツ外れは十分に可能でした。

きっかけはオムツかぶれ

”春から夏の暖かい時期がトイレトレーニングに適している“と聞いた事はありませんか。気温が高いので子どももトイレに行きやすい事や、下着やズボンを汚しても洗濯してすぐに乾きやすい事などから適した時期と言われているのだと思います。

実際に娘がトイレトレーニングを始めたのも春先、ちょうど1歳半検診を終えた直後でした。マイペースな親子なので、約半年後の2歳のお誕生日を迎える夏頃に外れるのを目標にしてスタートしました。

オムツは生まれた時から特定のメーカーのオムツを一途に1年半使っていました。でも、特にこだわりがあったわけではなかったので、ある時お友達が使っていたメーカーのオムツを購入してみたのです。当時娘が大好きだったキャラクターのイラストが描かれていたので、娘は大喜びでした。

しかし、30分もしないで「おしりが痛い」と泣き出したのです。慌てて見てみると、おしりが真っ赤でした。オムツにかぶれてしまったようです。
そろそろトイレトレーニングをスタートする良いタイミングかもしれない、このオムツかぶれがきっかけでトイレトレーニングを始める決意をしました。

いきなり布パンツからスタート

さあ、トイレトレーニングスタートです。我が家は、初日から布パンツを穿かせました。先輩ママから“トレーニングパンツもあると便利”と聞いたので購入したのですが、トレーニングパンツでもおしりがかぶれてしまい、残念ながら一瞬でお蔵入りとなりました。

さて、いきなり布パンツからスタートして大丈夫なのか?と思うと思いますが、ご想像の通りはじめは失敗します。30分も経たずに…なんて事もありましたし、時には着替えてすぐにまた失敗する時もありました。

トイレトレーニングを始める時は、すぐに掃除がしやすいように、カーペットやラグを撤去すると良いと思います。我が家はマンション住まいなので、騒音対策の面で全く何も敷かないのは抵抗があったので、タイルカーペットに替えました。汚れた部分をすぐに外して洗えて衛生的ですし、劣化しても1枚数百円なので買い替えしても家計に優しいのでオススメです。

布パンツは、最初に10枚ほど用意しました。実は、トイレトレーニングの“成功のカギ”を握るのは布パンツ!と言っても過言ではないくらい、この布パンツ選びは重要です。

選ぶポイントとしては、
1. 子どもの好きなキャラクターのものにする
2. 子ども本人が選んだものを買う(もしくは、一緒に選んで買う)
3. 穿く時も、本人に選ばせる

「子どもの好きなキャラクターのものにする」というのは、なんとなく想像がつくと思いますが、大きなポイントは“買う時も、穿く時も本人に選ばせる”ということです。
これだけで我が家は、娘本人のモチベーションがグーンとアップしました。

トイレトレーニングがきっかけで、自分の選んだものを身に着けるようになった娘は、その後、自分で選ぶ楽しみを知った事でお着替えもあっという間にマスターしました。

どの場面でも、お子さんのやる気アップには「自分で選ぶ」がオススメです。

トイレトレーニングの進め方

まずは、半日パンツでいるところから始めました。失敗してもしなくても、半日経ったら終了しオムツを穿かせる…まずは、パンツに慣れるまでその流れを数日続けました。

半日ほぼ失敗しなくなったら夕方まで、夕方まで失敗せずに過ごせるようになったら寝るまで、少しずつ少しずつ、時間をのばしていきました。
2週間ほど経つと、娘は1日パンツで過ごせるようになりました。

ちなみに、娘は昼間よりも先に夜のオムツが外れました。寝る前にトイレに連れて行き、オムツを穿かせて寝せていたのですが、朝オムツが濡れていないので思い切ってパンツで寝かせてみると、おねしょもせずあっさりと卒業しました。

先輩ママのお子さんは、オムツ時代からうんちをするタイミングが大体わかっていたので、おしっこよりもうんちの方が先にトイレで出来るようになったそうです。

お子さんによって個人差があるので、お子さんの様子を見ながら出来そうなところから進めていくのも成功の秘訣だと思います。

では、どうやってトイレに慣れていったのか、という部分ですが、ここでのポイントは「成功経験を増やす」です。もちろん、最初から成功するのは難しいです。娘もオムツを卒業するまでに失敗を重ねました。
でも、この成功経験が、トイレトレーニング成功のキーポイントとなってくれました。

成功経験を増やすには“成功しやすいタイミング”を狙うのです。

大人でも、トイレに行きたくなるタイミングがあると思います。
朝起きてすぐ、食事後、水分を多めにとった後など…トイレトレーニングでも、このタイミングを意識してトイレに連れていきました。

成功を重ねると、トイレで用を足す感覚に慣れますし、成功した時の嬉しさを実感させてあげる事が出来るのでとても自信がつきます。

一度自信がつくと、トイレに行く楽しさを覚え、進んで自分からトイレに行くようになり更に成功経験が増える、というプラスのサイクルが生まれるのです。

1日中チャレンジするのは少ししんどい…今トイレトレーニングに行き詰っている…そんな時は、お子さんの成功しやすいタイミングの時だけでもトイレに行き、お子さんと一緒に成功経験を重ねてみるのをオススメします。

気軽に、気楽に

トイレトレーニングを始めて1か月弱で、娘はオムツを卒業しました。
途中、親子揃って重い風邪をひきトレーニングを一時中断したこともあったので、実質1か月もかかっていないかもしれません。

”つらい時は、やらない”今振り返ると、これも大事なポイントの1つだったと思います。
この時は風邪による体のつらさでしたが、もし気持ちの面でも同様につらさを感じたら休もうと最初に決めていました。

トイレトレーニングをする前、オムツを外すのは大変でつらいイメージを持っていました。
なかなか上手くいかずにすごく悩んだらどうしよう…とマイナスな事ばかり考えていたのです。

娘が1日1日どんどん成長していくことはとても嬉しいけれど、トイレトレーニングを始める時期がやってくることが正直恐怖でした。

いざ始めてみると何てことはなく、むしろ娘とゲーム感覚で楽しんでオムツを卒業出来たので取り越し苦労だったのですが、きっかけがなくまだ始めていなかったら今も私は不安を抱えていた事でしょう。

今、以前の私のように不安に思っていたり悩まれている方がいたら、まずは気軽に始めてみていただきたいです。肩肘張らずに、気楽な気持ちでチャレンジしてほしいと伝えたいです。

時には休みながら、楽しんでトイレトレーニングに取り組んでみてはいかがでしょうか。
きっとこの経験は、お子さんにとっても親御さんにとってもかけがえのない思い出になると思います。

はじめまして。
この春、4年保育の幼稚園に通い始めた2歳の娘がいる1児の母です。
2年前、娘の離乳食をきっかけに食育アドバイザーの資格を取得しました。
私自身あまり料理が得意な方ではないので”簡単に作れて楽しく食べられる”をモットーに、日々娘との食事を楽しんでおります。
まだまだ少ない育児経験ですが、少しでも参考にしていただける所がありましたら幸いです。

1歳半から料理をスタート

娘は現在2歳9か月です。料理歴は既に1年以上で、1歳半頃から料理を始めました。もちろんガスやオーブンを使う場面は母親の私が担当しますが、プラスチックの“マイ包丁”と“マイまな板”を持っているので、いつも私と一緒にキッチンに立っています。
マイ包丁で切れる柔らかい食材を切ったり、調味料を混ぜたり餃子を包んだり、卵を割るのもお手の物です。

特に自分で作ったものは、毎回とても喜んで食べています。親の私達の”美味しい”を聞くと、とびっきりの笑顔がこぼれ「また作ってあげるね」と誇らしげに言う姿が可愛いです。

元々食育を意識していたわけではなかったのですが、予想以上に娘が料理に興味を持ち、一緒に料理をするうちに食に対する意識が変わったので、知らず知らずのうちに食育につながったようです。

娘が料理を始めた頃、1歳半で料理をしている事を周りの方々にとても驚かれました。
1歳半じゃ何も出来ないだろうし危ないのでは?そう思われる方もいると思います。確かに、キッチンには危険がいっぱいです。1歳半の子どもをキッチンに入れるとなると、勇気が必要かもしれません。

でも、料理はキッチンでしか出来ないわけではありません。ほんの少しのスペースさえあれば、小さな子でも十分に料理を楽しめるのです。

はじめての料理は、クッキー

これが、娘がはじめて料理に挑戦した時に作ったクッキーです。
材料の分量を量って用意したのは私ですが、ボウルに材料を入れて混ぜるところから生地をこねたり、型抜きは娘にやってもらいました。
ダイニングテーブルの上に材料や使う道具を用意して、隣同士で椅子に座り娘の作業をサポートしました。とても真剣な様子で“1クッキー入魂”といった感じでしょうか、1つ1つの作業を慎重に行っていました。

当時、週に1回プレスクールに通っていたのですが、そこで粘土遊びがとても好きだったので、クッキーの生地をこねたり型抜きの作業は大喜びでした。

この時は、娘本人から「クッキーが良い」とリクエストがあってクッキーを作ったのですが、終始座りながらゆっくりと娘のペースで作業させてあげることが出来たので、結果的にはとても良かったです。

料理初心者の小さな子は、立ったまま作業する事に慣れていないので、立っているだけで疲れて料理にあまり集中出来ないかもしれません。
慣れてくるまでは、座って作業が出来る料理を中心にチャレンジするのがオススメです。

 

料理が楽しくなるオススメのツール

どんな場面でも、ツールが使いやすいと作業も楽しく行えてはかどると思います。
料理もまた然りです。自分のお気に入りの調理器具を揃えると、毎日のご飯作りもとても楽しくなります。

娘が普段愛用している料理道具です。ほぼ全て100円ショップで揃える事が出来ました。

1. まな板
2. 包丁
まさか100円ショップで買えると思っていなかったので驚きました。
ピンク色でさりげなくディズニーなところが可愛く、娘も一目惚れで即決していました。
こちらはセリアで購入しました。

このまな板は厚みがないので食材を切る時だけではなく、お菓子作りの時は型抜きの台に、ゼリーなどの盛り付けをしてもらう時に下に置くと汚れ防止にもなり、色んな場面で活躍しています。

包丁はプラスチック製です。手を切るなどの心配もなく、安心して使わせられるところが親の私も気に入っています。かたい食材は切れませんが、お豆腐やフルーツ、パンなど、予想していた以上に切れる食材が多く、娘もやりがいを感じているようです。
そろそろ、こども包丁にステップアップする予定なので、また改めてご紹介したいと思います。

3. 計量カップ(大、小)
大きいサイズは、300ml程度まで入るタイプを使っています。
最初は、娘用に買ったわけではなく“熱湯OK”というところに惹かれて私用に買ったのですが、容量が少なく注ぎ口が広いので、小さな手でもすぐに注げて使い心地が良さそうで娘用にしました。
小さいサイズは、小さじ1~大さじ3(10ml~50ml)まで対応のものです。
軽量スプーンはまだまだハードルが高そうですが、カップタイプなら楽に使えます。

4. 俵型のおにぎり型
最近の新入りグッズです。ご飯を入れて上からふたで押すだけで簡単に1口サイズの俵型のおにぎりが作れます。ふりかけご飯で作ったり、入れる具も色々変えられるので、レパートリーも無限で色々なおにぎりを作ってくれます。
娘の小さなお弁当箱にもジャストフィットなおにぎりが作れるので、毎日のように親子でフル活用しています。

5. ピック
“料理のツール”ではないかもしれませんが、このピックも娘の愛用品の1つです。
切ったフルーツに刺したり、デコレーションしたケーキに飾ってみたり、はたまた味見をする時に使ってみたり…娘の料理には欠かせない道具です。

料理は、子どもの可能性を広げてくれる

料理を始めて1年が経ち、娘はどのくらい料理が上達したかを少しだけご紹介したいと思います。

今年の冬のバレンタインデーに娘が主人に作ったデザートです。
ホットケーキミックスを使ったマシュマロとチョコレートのケーキと、ミルクプリンを作り、上に自分で切った苺を飾りました。
オーブンとガスを使うところ以外は、娘が全部自分で頑張りました。

 

ピザ作りも楽しんでいます。生地を扱う手付きも、だんだんとサマになってきました。これは、照り焼きチキンのピザを作った時の写真です。トッピングの照り焼きチキン作りとオーブンは母親の私が手伝いましたが、あとはなるべく娘の気持ちを尊重して、娘の作業を見守りました。

 

料理そのものの上達以外にも、意外な効果もありました。

入園してすぐ、担任の先生から「娘さんはまだ2歳さんなのに野菜の名前をたくさん知っていますね。野菜の絵を見せると、いつも1番に答えてくれるんですよ。」と言われた事があります。
娘が野菜室をのぞいている時「これは、○○っていう名前の野菜だよ」と何気なく教えていたのですが、それが娘には楽しかったようでどんどん野菜の名前を覚えたようなのです。

また、料理で日頃たくさん手先を使うので手先も器用になりましたし、1つ1つの作業を丁寧に集中して行う子になりました。
なにげなくはじめた料理が、娘の中に眠っていた可能性をどんどん広げてくれたのです。

料理には”失敗”はあっても、”間違い”はないと私は思っています。
私自身、失敗したと思ったレシピから、今では我が家の定番メニューになったレシピが思いついた事があります。失敗から学ぶ事ははたくさんあります。

娘も、自分のイメージ通りに出来なかったのかよく「間違えちゃった…」と落ち込む時があります。そういう時は、一緒にアレンジして完成させるのですが、思わぬ美味しさに出会える事がたくさんあります。だから、料理に間違いはないと思うのです。

食べ物に興味を持ってほしい、料理に興味がありそう…料理をはじめるきっかけはそれぞれですが、料理を楽しむ気持ちは何歳でも共通だと思います。
毎日でなくても、試しに1工程だけでも、その経験がお子さんの才能を開花させるきっかけになるかもしれません。

ぜひ、気軽な気持ちでお子さんとの楽しい時間を作ってみてはいかがでしょうか。

こんにちは。この春、4年保育の幼稚園に入園した2歳の娘がいる1児の母です。
我が家の子育てのテーマは“楽天家育児”です。子どもと一緒に面白い事を見つけながら、日々を楽しんで過ごしています。
まだまだ少ない子育て経験ではありますが、少しでも参考にしていただけるところがありましたら幸いです。

遊びながら知育?

娘が入園して約2か月が経ちました。毎日お迎えに行くと「幼稚園楽しかったよ~!」とニコニコで私の所に走ってくる娘を出迎え、その日あった話を聞きながら帰るのが最近の1番の楽しみです。
先生からもその日1日の娘の様子を色々聞けるのですが、先日、娘の意外な一面を知る事が出来ました。

幼稚園でなぞなぞゲームをしたそうなのですが、娘がたくさん正解したというのです。家では今まで1度もなぞなぞをした事はありませんでした。おそらく、その時が初体験だったはずなのですが、一体どこで覚えたのでしょう。

家に帰って娘に聞いてみると「なぞなぞって何?」といった感じでした。なんとも娘らしいです。まだ2歳、今回は偶然に正解出来たのだろう、そう思いその日は終わったのですが、後日、また先生から娘の意外な事実を聞いたのです。

今度はシルエットクイズをして遊んだそうなのですが、ここでも娘はたくさん答える事出来たそうです。先生から「普段からご家庭で色々と知育やお勉強をされているのですか?」と聞かれ、予想外の質問にとてもビックリしました。

唯一、こどもチャレンジの英語の通信教育を1年程やっていますが、2歳の今は楽しく英語に慣れるといった段階で、時間がある時に親子でDVDや付録を用いて一緒に楽しんでいます。なので、毎日時間を決めて熱心に何かを学ぶというような本格的な”お勉強“はさせた事がありません。

何が良かったのかなあ…と考えていると、ある事を思い出しました。

“パズル”です。娘は1歳半頃からパズルに興味を持ち、パズルで遊ぶのが大好きです。もしかしたら、パズルをやることで遊びながら知育になっていたのかも!と思いました。

最初は6ピースから

娘は、1歳児のプレスクールに通っていました。そこでパズル遊びを覚えました。最初に触れたパズルは、アンパンマンの6ピースタイプのものでした。

このアンパンマンのパズルです。スクールに行くたび、いつも夢中で遊んでいたので、自宅用にも買いました。丸、三角、四角など6つの形のピースに、それぞれアンパンマンのキャラクターが描かれています。
ピースをはめてパズル遊びを楽しむ他にも、パズルのボードに形や色の名前が書いてあるので、遊びながら形や色が覚えられるようになっています。

我が家は、最初の頃は好きなようにピースをはめて楽しみ、慣れてきたら「○○のピースはどこかな?」とキャラクターの名前を言ってピースを見つけるゲームや「この形は何かな?」と形をあてるゲームをして楽しみました。

それから1年経った今でも、今度は娘が出題者で私や主人が解答者となり、このゲームを楽しんでいます。

 

次に、プチステップアップで買ったのがこの8ピースタイプでした。
キャラクターの形のピースで遊ぶバージョンと絵の一部分を切り取ったバージョン、どちらも8ピースですが、それぞれ違った楽しみがありました。

キャラクターの形のパズルは、前述の6ピースのパズルのピースと混ぜて2つのパズルを完成させて遊んでも楽しめます。
ピースに描かれているキャラクターがほぼ一緒なので、最初にチャレンジした時は、キャラクターは合っているけれど、はめるボードが惜しい!なんて事もあり、2つが無事完成した時は親子で大いに盛り上がりました。

何気なく買ったパズルでしたが、もしかしたらこの2タイプのパズルが今の娘の想像力アップにつながったのかもしれません。

キャラクターの形のピースは、シルエットで答えを予想する力を、絵の一部分を切り取ったピースは、答えにつながるヒントを見つけ答えを導く力を、遊びながら自然と娘に身につけさせてくれたのだと思います。

8ピースを買う少し前、先輩ママに面白いと勧められて、こんなパズルも買いました。
当時娘がアンパンマンブームでしたので、こちらもまたまたアンパンマンなのですが、パズル初心者のお子さん向けのジグソーパズルです。
2ピース、3ピース、4ピース、と3セット入っています。我が家は、このステップ1のみしか持っていませんが、ステップ3まであるようです。

とても大きなピースで一見簡単そうに見えますが、1歳半頃の娘にはピース同士をはめるのがなかなか難しかったようで、しばらく苦戦していました。

最近、お子さんが幼児教室に通っている先輩ママから聞いたのですが、小さなうちにこういう大きなピースのジグソーパズルからはじめると記憶力や空間認識能力が鍛えられるのだそうです。

パズルの対象年齢

最初にパズルを買う際、スクールの先生や店員さんにピースごとの大体の対象年齢を聞きました。ピースの数が増えるとその分1ピースが小さくなり、早いうちからピースの多いものを買い与えると誤飲してしまう可能性があるので、1歳半頃までは2~10ピースがオススメとの事でした。

メーカーなどによっても、同じピースの数でも対象年齢が若干違うようですが、
・20ピース3歳~
・30、35ピース4歳~
・40ピース5歳~
と教えていただきました。

すでにお子さんが対象年齢に達していても、パズルに初めてチャレンジする場合は実際の年齢よりも“少し下”の対象年齢のものからスタートしてステップアップしていくと良いそうです。

逆に、対象年齢に達する前でも、お子さんが興味がある場合は、ご両親がサポートしながら少しずつチャレンジさせてみるのもオススメと伺いました。

楽しむと、記憶によく残る

最近の娘のお気に入りの30ピースのパズルです。
大好きなアニメキャラクターの絵柄なので、繰り返しやって楽しんでいます。
対象年齢が4歳のパズルですが、何度も繰り返しやっているうちに2歳半頃から1人で出来るようになりました。

慣れるまでは娘と一緒に、ピースをキャラクターごとや色でそれぞれグループ分けしてからチャレンジさせていました。
バラバラになったピースをいきなり組み立てようとすると大人でもなかなか難しいですが、ある程度グループ分けしてから始めると、置く場所もイメージしやすくスムーズに作業しやすくなります。

これも大好きなプリンセスのキャラクターのものなのでお気に入りのようです。
こちらはパズルが3枚セットになっており、つなげても遊べます。
3枚それぞれのピースの数が、8ピース、12ピース、16ピースとなっており、少しずつステップアップしていけるパズルです。
また、絵柄が3種類あるので飽きずに出来るようで、そこもお気に入りの理由のようです。

今日もやっていましたが、ボードを全て逆向きに並べて反対側からパズルを完成させるという遊びをしており、自分で難易度をアップさせていてビックリしました。
私も誘われてやってみましたが絵柄が逆だと想像していた以上に難しく、頭が凝り固まっている母は2歳児相手に完敗してしまいました…。

大人になると、だんだんと想像力が乏しくなりがちですが、子どもは1つの事からたくさんの事を想像出来る力を秘めています。それを上手に伸ばしてあげたいと思うのが親心ですが、1番のサポートは”親も一緒に楽しむこと”ではないでしょうか。
一緒に心から笑い全身で楽しむ事で、お子さんの記憶に残り、その楽しい記憶がお子さんの想像力アップの一歩へとつながるのだと思います。
我が家は、これからも一緒にパズルを楽しみながら、娘の成長を見守っていきたいと思います。