育児の合い間には、かんたんにできる水出しコーヒーを

朝バタバタと幼稚園の送迎を終えたあとに、コーヒーを飲んでホッと一息。
至福の時間です。

常備しているのは、自家製の水出しコーヒー。
ブラックコーヒーが苦手なわたしでも、すっきり飲めてしまうおいしさです!
ドリップコーヒーと比べると、水出しコーヒーに入ってるカフェインは少ないんですよ。

家庭で手軽にできる、水出しコーヒーの作り方をご紹介します。

水出しコーヒーとは?

最近私は「コールドブリューコーヒー」ともよばれる、水出しコーヒーがお気に入りです。
従来のドリップコーヒーは熱いお湯でサッと抽出するのに対し、水出しコーヒーは冷たい水で長時間かけて、ゆっくりゆっくり抽出します。

水で抽出すると、コーヒーの苦みやエグみを抑えられるので、すっきりおいしいコーヒーになるんです。

水出しコーヒーの作り方

我が家でいつも作っている、水出しコーヒーの作り方をご紹介します。
とてもかんたんにできますよ。

水出しコーヒーの作り方

茶葉用のパックか、フィルター付きのボトルを用意してください。

我が家で使っているのは、フィルター付きのボトル。
ホームセンターで、1000円ちょっとだったと思います。
茶葉用のパックなら、ご家庭の麦茶用などのボトルがそのまま使えます。
1Lのボトルでは、パックは1枚だと足りないので、2、3枚準備してください。

水1Lに対して、コーヒーの粉は70~100g。
好みによって、濃さを調節してください。

付属のフィルターか茶葉用パックにコーヒーの粉を入れて、ボトルに入れます。
水を入れてそのまま冷蔵庫へ。
8時間ほどで完成!
前の晩にセットしておけば、翌朝には飲めますよ。

水出しコーヒーは味が落ちにくく、冷蔵庫で数日間保存できます。

ホットで飲みたいときには、耐熱のマグカップに入れて、電子レンジで温めてください。
ドリップコーヒーとは、また違った味が楽しめます。

水出しコーヒーに適したコーヒーはどれ?

アイスコーヒーには、「中粗挽き」の粉が向いているといわれます。
ミルクを入れてカフェオレ飲むなら、コクがあって酸味が少ないタイプがオススメ。
また、ちょっと割高ですが、「アイスコーヒー向け」「水出しコーヒー用」という粉も売っています。

我が家でいつも買っているコーヒーは、いつものスーパーで売っている粉。
100gあたり100円前後の、お安いものです。

恥ずかしながら、わたしも夫も味の違いがそんなにわからないタイプ。
あまり種類は気にせず、通常のドリップコーヒー用の中からそのときに安いもの、目についたものを買っています。

お気に入りの銘柄がある方は、ぜひそちらを使ってみてください。

水出しコーヒーを作るときの注意点

水出しコーヒーを作るときは必ず、ミネラルウォーターや浄水器の水を使ってください。
水道水そのままでは、塩素が残っているために、エグみが出てまずくなってしまいます。
風味のよい水出しコーヒーのためには、塩素を除いた水を使うことが大切です。

また水出しコーヒーにはあっさりめに仕上がるので、中~深入りの豆がオススメですよ。

水出しコーヒーに含まれるカフェインについて

水出しコーヒーのカフェインは少ないといわれますが、どれくらいなのでしょう?

水出しコーヒーのカフェイン量は、ドリップコーヒーの1/3

一般的なドリップコーヒーに含まれるカフェインの量は、1杯あたり150mgほど。
同じ量の水出しコーヒーに含まれるのは、58mgほど。
だいたいドリップコーヒーの1/3なんですね。

また、カフェインの含有量は、コーヒー豆の焙煎の具合によっても変わります。
浅入りよりも深入りの方が、焙煎中にカフェインが揮発していくので、含有量は少ないです。

水出しコーヒーはカフェイン少なめだから、寝る前や子どもにも安心

我が家の長女は、カフェオレが好き。
わたしや夫が飲んでいると、かならず「ちょっとちょうだい!」とやって来ます。
そのたびに「子どもにコーヒーをたくさん飲ませるのは、どうなんだろう」と気になっていました。
だからといってあげないと、いつまでも「ちょうだい」とうるさいし…。

水出しコーヒーならカフェインの量が少ないので、飲みすぎなければ子どもにも安心です。
長女はあまり牛乳が好きではないのですが、水出しコーヒーでカフェオレにしたら、毎朝飲んでくれるようになりました。

わたしも晩ご飯のあとに、ちょっとカフェオレを飲みたくなることがあります。
水出しコーヒーなら、寝る前に飲んでも眠れなくなることがありません。

ほかにもできる、水出しドリンク

コーヒーのほかにも、紅茶や緑茶などでも水出しドリンクが作れます。
作り方はコーヒーと同じ。
メッシュフィルターや茶葉用のパックに、お好きな茶葉を詰めて一晩放置すれば、完成。

我が家はときどき、紅茶や緑茶の茶葉をもらうことがあります。
でもめ面倒くさがりなため、毎回ティーポットで淹れるということは、来客があるときくらい。
そのため、あまり消費しないまま古くなってしまいます。

でも水出しドリンクにすれば、手軽にすっきり飲めるし、茶葉も消費できるので、一石二鳥。
ドライフルーツや花が入ったおしゃれな紅茶など、風味がとてもよくてオススメですよ。

今回は、わたしのホッと一息つけるコーヒータイムについて、ご紹介しました。
家事や育児の合い間に、ぜひためしてみてください。

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