特別な道具は不要!おうちで簡単キャンプごはん

お庭でキャンプ、ベランダでキャンプがブームになっていますね。
でも、庭は狭いし、ベランダもない。道具を置くスペースもなくてうちでは無理かな…。そんなお宅も多いのではないでしょうか。

大丈夫です。キャンプごはんを作ってキャンプ気分を楽しみましょう。

キャンプごはんは、材料もすぐ手に入るものを使い、こつは手をかけすぎないこと。
子どもにも手伝ってもらって、一緒にお家キャンプをスタートです!

キャンプごはんを作るために活用できるものは

キャンプで調理に使うものと言えば、バーベキューコンロやダッチオーブンですね。
最近ではアルミでできた使い捨てのコンロや、簡単に着火できる小型の練炭も発売されてすっかち便利になりました。

それでも、自宅で使用するのは後片付けが大変だし、近所にも気を遣う。そんな場合に活躍する料理器具の紹介です。

土鍋

一度温まってしまえば保温力が高い土鍋は、ダッチオーブンのように固まり肉を調理するのに最適です。
できればラジエンドヒーターを使うと、焚火効果で焼き目も香ばしく仕上がります。

ラジエンドヒーターとは、IHコンロの付属としてよくついています。ガスの火とは違い、空気全体を温めて食材を包み込むように加熱します。そのため、効率よく熱がつわり、素材の味が引き立つのです。ポータブルなものも市販されていますよ。

魚焼きグリル

キャンプと言えば直火調理。
それを家庭で再現するには魚焼きグリルを使いましょう。

串に刺した焼き鳥も、塩コショウを振ってグリルで焼くだけで香ばしくなります。ちょっと焦げるくらいがおすすめです。
オーブントースターも同じように活用できます。

オーブン

こちらも直火風調理ができるものです。どこの家庭でもオーブンレンジはあると思いますが、意外とオーブン機能をつかうことは少ないかもしれません。

オーブンは密閉力が高く熱回りもいいので、キャンプ特有の直火に近い味が出せます。
下処理した材料を、一定の時間オーブンに入れておけばいいので実は手軽です。
焼いている間に他のことができるので、数品一度に作る時も便利ですよ。

おすすめ簡単キャンプごはん3選

キャンプ風ごはんのポイントは、シンプルに豪快に。

一度に味付けして、大きな塊のまま料理することをイメージしてください。
簡単レシピ3つを紹介します。

土鍋でローストポーク

材料
豚ロース塊 300グラム
塩コショウ 適量
ニンニク 1かけ
パセリ ひと房分刻んでおく
オリーブオイル 大さじ2

作り方
1.豚肉にすべての材料をもみこんで常温で30分程寝かす(気温が心配な場合冷蔵庫でも可。しかし火の入りが遅くなることを考慮)
2.ラジエンドヒーターまたはガスコンロにオリーブオイル分量外を敷いて強火で熱し、豚肉の全面に焼き色を付ける
3.蓋をして弱火に落とし、30分蒸し焼きにする(れい冷蔵庫から出したての場合は40分~1時間)

魚焼きグリルでバーべキューシュリンプ

材料
殻付きエビ(頭付きでも) 200グラム
塩コショウ 適量
焼肉のたれ 大さじ2

作り方
1.エビは殻付きのまま、流水で2、3回洗って汚れを取る
2.塩コショウ、焼肉のたれをなじませる
3.魚焼きグリルにエビを並べて、強火で10~15分焼く(つけ焼きモードがあればそれを利用)

オーブンでパエリヤ

材料
鶏もも肉 300グラム
パプリカ、ピーマン、その他お好みの野菜を好きなだけ
米 2合
玉ねぎ 半個
ニンニク1かけ
コンソメスープ 360㏄

作り方
1.好みの野菜は大き目に切っておく
2.鶏肉を一口大に切り、フライパン(できれば取っ手の取れるフライパン、あるいは土鍋やオーブン対応の鍋)で皮目から焼いておく
3.鶏肉を引き上げたフライパンに軽く油を熱し、みじんぎりにしたにんにくと玉ねぎを炒める
4.3に香ばしく色がついたら研いだ米を入れ、軽く痛めてからコンソメスープを注ぐ
5.3分程かきまぜながら煮て、米の上に鶏肉と野菜を乗せたら200℃に熱したオーブンで30分約(アルミホイルをかけておくと焦げない)

食器をキャンプ風にすることで雰囲気アップ

アルミニウム製の食器やステンレスのマグカップなどがあると、アウトドアの雰囲気を演出できます。

ホームセンターにいえば、シエラカップや中が真空になったマグが手に入ります。あるいは紙皿を使うのもいいですね。非日常的な感じが出てきますから。
こうした食器なら、少しくらいそろえておくのもいいでしょう。
紙コップなら、子ども達にそれぞれの名前やイラストを書かせて時間をつぶすのもおすすめです。

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