親子の時間研究所

『泥遊び』は子どもの成長に大きな影響を与えます。

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子どもは泥遊びが大好き、だけど洗い物が大変で、衛生的にも不安と考えているお母さんは多いはずです。しかし子どもたちにとっては泥遊びも貴重な楽しみ方の1つです。

実は、泥遊びは子どもの成長に大きな影響をあたえることをご存じでしょうか?今回のコラムを見れば、泥遊びに対するイメージが変わります。

親が子どもに泥遊びをさせたくない理由

さっそくですが、みなさんは子どもに泥遊びをさせていますか?恐らく多くの親がさせたくないと言うかもしれません。

1.泥遊びをする環境がない
泥遊びってなかなかできる環境ってないですよね。保育園に通わせていても、泥遊びをさせてくれるところはなかなかないと思います。近年は、たくさん転んでたくさん汚れて思いっきり遊んできなさいっていう、そんな子育て文化が薄れてきているような印象を受けます。

2.服が汚れる
服が汚れることが嫌で泥遊びをさせない親や、しない子どもがいます。泥遊びを嫌がる子どもには汚すのはいけないこと、汚れるのは気持ちの悪いことという意識があるのかもしれません。過去に汚してしまって強く叱られた経験があると、子どもは無意識のうちに自分の行動に制限をかけてしまうこともあります。

親は汚れたものを触るの、洗うのが嫌だからと言う理由で泥遊びを子どもにさせることを嫌がります。

3.洗濯が大変
先生も大変だし、洗濯するお母さんやお父さんももちろん大変です。幼稚園や保育園で泥遊びがあり、泥んこまみれの洗濯ものを見るとお母さんやお父さんはため息がでます。

泥や砂は水にも洗剤にも溶けませんので、通常洗濯だと汚れは落とせません。だから、ある程度手洗いで洗う必要があるのでお母さんやお父さんは洗濯が大変になります。

泥遊びの効果

泥遊びはどんな効果があるの?と疑問に思う人が多いかもしれません。

1.心身ともに開放的になる
水や砂、泥は子どもの身も心も開放してくれる遊びのツールです。夢中になって遊ぶ中で「本来の自分」を表に出しやすくしてくれます。泥遊びを通して子どもは、よく笑い、よくおしゃべりをするようになるんです。

心が開放的になり、自分の気持ちをはき出すことによって気分がスッキリします。自然と大きな声を発し、仲間と協力し合い、いろいろな声掛けするのです。

2.創造力・想像力・集中力・忍耐力がつく
土・泥・水、どれをとってもひとつの素材だけで、多様にかたちを変えます。また、水を加えたり、減らしたりするだけで固さや感触が変わるので、さらに子どもたちの想像力がかき立てられるのです。

どんな形にも変形する可塑性の高い素材は、子どもの遊びで大切です。崩したり、作ったりを繰り返す中で「次はどんな形にしよう」「これはどんな風に壊れていくんだろう」と、想像力(思い描くこと)や創造力(工夫してつくりだすこと)が育まれます。

3.健康的な身体づくりに役立つ
泥に触れることで、適度な刺激となり、皮ふが鍛えられます。泥には雑菌が混ざっていて、その雑菌に対する抵抗力も強くなるのです。また、視覚や聴覚、味覚、触覚、嗅覚といった五感が発達します。泥に触れることで、五感が育ち、感性を磨くことができるのです。最近の子どもたちはこうした遊びが少なくなったためか、五感が乏しいそうです。そのため、感受性が低く、相手を思いやる心、というのが薄れてきていると言われています。

4.仲間ができ、集団行動になじみやすくなる
泥遊びも同様。友達と協力し合うこと、イメージの違いからけんかになること、そうしたトラブルを経験する中で、その後の人生の壁を乗りこえることができると言われています。

今後の人生を歩んでいく中で必要なことは、泥遊びを通じて学ぶことができます。人との関わり合いは、避けて通れない道ですよね。

コミュニケーション力、他人への思いやりの心、仲間とともに泥遊びをする中で培われていくのです。

5.「自己肯定感」が育つ
がむしゃらになって遊ぶという体験こそが、自己肯定感を育んでいくと言われています。自分のことが好きになれない、自分の良いところが分からないというお子さんがいたら、ぜひがむしゃらになって遊ぶ体験を多くさせてほしいのです。

その経験を積めば積むほど、笑顔でいる時間が多いです。笑顔でいる時間を増やすこと、意識したことはあるでしょうか?1度、水たまりでぽちゃぽちゃと遊ばせるだけでも良いのです。


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大人にも泥効果?

ある大学の先生が学生たちに「美しい泥団子を作りなさい」という課題を出しました。最初はためらっていた学生たちも、すぐに泥団子作りに夢中になる、どうすれば上手にできるかを話し合い、トライ&エラーを繰り返したそうです。学生たちは汚れるのもかまわず、ジーパンで団子を磨く者もあり、笑顔で泥をねる人もあり、もう大騒ぎだったそうです。授業の一環とはいえ、楽しんでいたようです。

服が汚れるから、洗濯がたいへんだからと、大人はつい敬遠してしまう泥遊びですが、いざ自分が遊び始めたら、子ども以上に夢中になってしまいそうです。汚れを気にせず、子どもと一緒になって遊ぶ時間を作れたら最高ですね。

泥遊びで汚れた服の洗濯方法。

しかし、泥遊びは子どもに効果をもたらすけど服を汚されるのは洗濯が大変になるから嫌だと考える方もいるでしょ。洗濯機で洗ってもなかなかきれいに汚れが落ちてくれません。そこで子どもがどんなに泥遊びで服を汚してきても簡単に泥汚れが落ちる洗濯方法をお話ししたいと思います。

1.泥で汚れた服を乾燥させる。
泥んこの服を見るとすぐに水で洗って落としたくなるかもしれません。しかし、泥汚は水に溶けない油性の汚れのため、すぐに水にぬらさずに「乾かしてから洗う」のが基本の洗濯方法です。ニオイや汚れが気になって一刻も早く洗濯したいという気持ちはいったん抑え、まずは泥汚れのついたユニフォームや靴を乾かしてから、汚れをたたき落としましょう。

2.たたいて汚れが落ちなくなるまで落とす。
泥汚れがついた洋服をはたいて、繊維の奥深くまで入り込んだ汚れをかき出します。汚れが落ちなくなるまで、何度もたたきます。しっかりたたくことで白さが格段にアップします。

3.固形せっけんで汚れを落とす。

しっかりたたくことで白さが格段にアップします。

4.もみ洗いで汚れを書きだす。
もみ込んだ石けんの泡が茶色く浮かび上がってくるまで、何度ももみ込んでください。もし泥汚れがひどい場合は、そのまま10〜15分間放置してください。

5.シャワーで汚れを洗い流す
靴下・洋服を裏返したら、シャワーの水圧をMaxにして40℃前後の熱湯をかけて汚れを洗い流します。水圧を強くして、繊維と繊維の間に詰まった奥の汚れを、スムーズに流れやすくすることがポイントです。

6.仕上げは洗濯機で洗います。
洗面器に水をためて軽くすすいだら、あとは洗濯機に入れて洗うだけです。

泥遊びで汚れた汚れを落とす大きなポイントは乾燥と固形石けんです。以上のことを、気をつけることで何も気をつけないで洗うより汚れをきれいに落とすことができます。

私の次女は泥遊びが好き

次女は泥遊びが大好きです。幼稚園で泥遊びがあると服を泥色で染まるほど服を汚してきます。少し前までは服を汚してくるたび洗濯が大変で嫌だなとため息が出ましたが、泥遊びが子どもの成長に良いと知って泥んこで汚れた服の汚れをきれいに落とす方法を勉強し、汚れの落とし方がわかったと同時に子どもに思いっきり泥遊びをさせてあげたいと思うようになりました。

次女が泥遊びで服を汚してくるたびに笑顔で泥遊び楽しかったねと言えるようになりました。

まとめ

泥遊びは子どもの成長によい影響を与えるからさせてあげたいけど、服が汚れる、洗濯が面倒だからあまり激しくしてほしくないと複雑な気持ちを持たれる方が多いのではないでしょうか。

しかし、今回泥の汚れが簡単に落とせる方法を伝えました。泥遊びが子どもによい影響を与えます。服が汚れること洗濯が面倒だからと言う考えは捨て、子どもが泥遊び、大好きならばしっかりやらせてあげましょう。

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