幼児期に最適!ことばや数字を学べる知育玩具

子どもが潜在的に持っている才能を伸ばすために効果的な知育玩具。でも、いろいろな種類があってどれを使ったらいいのか分からない、ということも。

加えて、いつごろから知育玩具が使えるの?赤ちゃんでも意味はあるの?と悩んでしまいますね。

そこで、知育を始めるのに最適な保育園や幼稚園の入園前に、文字や数字を学べる知育玩具を紹介します。

一緒に遊びながら、お兄さんお姉さんの仲間入りをしていきましょう。

早期教育の味方である知育玩具

早期教育とは、赤ちゃんや幼児の身体や知能の発達を早めることを目的に行われます。

その時力を発揮してくれるアイテムが知育玩具。積み木やパズルなどが一般的ですが、ごっこ遊びをとおしたよりおもちゃに近い形のものもあります。

一方で、知育玩具で言語や動きの学習を促しても、長期的な視点では知育玩具を使わなかった子どもとの差は見られないという研究もあります。

では知育玩具には全く意味がないのでしょうか?

早期から子どもの教育に力を入れるメリットは、その子がどんなことに興味を示すのかを知るきっかけになります。数字に強い子、言葉の組み合わせに熱心になる子など、いずれ適正に合わせた学習方法や習い事を探す目安になるのです。

さらに、入学前の時期に言葉や数の概念が分かっていると、進学後にも学校の勉強になれるのが早くなります。

そのためにも、いろいろなタイプの知育玩具を試してみるのはいいことだと言えます。

子どもに合った最適なものを選びましょう

たくさんある知育玩具の中からお子さんにぴったりのものを選ぶのは難しいかもしれません。

おもちゃ屋さんによっては、体験コーナーで自由に遊ばせてくれることもあります。児童向けのレジャー施設やおもちゃ博物館などにも体験できるものがあるかもしれません。

そうしたサービスをうまく利用するのもいい方法なので、積極的に使ってみてください。

ここでは参考にしてもらうために、タイプ別にどんな特徴があるのか解説していきます。

文字、数字積み木

あいうえおや数字とともに、あから始まるもののイラストや5ならリンゴが5こ書かれていたりする積み木です。

最初は普通におもちゃとして遊んでもいいですが、徐々に慣れてきたら「りんごのり、だよ」と声かけをすることで子どもの興味を引きます。

積み木はもっともオーソドックスな知育玩具です。パズルの要素もあるので、文字と並べてどんな言葉が作れるのか、しりとりができるかなどいろいろな使い方ができるのも魅力。

選び方のコツは、自然な素材が使われていることや、危なくないように角が取れていること。イラストが明るいはっきりした色で書かれていることなどです。

あとはお子さんに直接見せて気に入るものを選ばせてあげてもいいですね。キャラクターの商品も市販されています。

タブレット型音声玩具

言葉を覚えるのは、視覚よりも聴覚を鍛えるのが効率がいいとされています。

目からの情報量も多いですが、字が読めない状態の子どもにとっては、話しかけられたり音としての情報を得る方が覚えやすいからです。

そのためタブレット型の音声玩具も多く市販されています。

特定の言葉のキイを押すとその文字の音が流れたり、該当する言語を読み上げてくれるものです。歌が流れるタイプもあります。

マンションなどではあまり音が出るおもちゃを使えないかもしれませんね。その場合は、ボリューム調節ができたり、おばあちゃんの家に置いてもらって遊びに行ったときに使うなど工夫をしてみてください。

数字ブロック

1から10までの数字に対して、数に対応して大きさの変わる用いる知育玩具です。

1、2、3と進むにつれて、量が多くなっていくという概念を視覚的、触覚的に鍛えることが出来ます。

慣れてきたらブロックを組み合わせ、簡単な計算練習をやってみましょう。

組み合わせブロックは特に男の子が熱中しやすい傾向にあります。男性の方が数学脳の傾向が強いからではないかと言われています。

ですが、女の子でも興味を持てばどんどんやらせてあげてほしい課題です。

柔軟な発想を身に着けるのにも役立ちます。

おもちゃと知育玩具は違う?やがてくる小学校への準備品

今あるおもちゃと知育玩具には、それほど違いがないのでは?と思うこともあるかもしれませんが、一般的におもちゃと知育玩具は分けて考えられます。

おもちゃの持っている役割は、子どもが自由な遊びを楽しむということと、ぬくもりややさしさを体験するというものです。

それに対して知育玩具には、より発展的な目的がありました。

簡単に言うと、学習の先取りですね。小学校あるいは幼稚園で行われる言葉や数の学習に、いち早く適応するということです。

遊びの延長に学習があるのは、幼児期には理想的です。魅力的な知育玩具を選んでみてください。

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