お座りが出来たら使ってほしい!赤ちゃんの手指を鍛える手作り積み木

積み木の利点は、手の神経を鍛えて視覚と運動のバランスをとることです。

おもちゃとしても扱いやすく、ワンセットは準備しておきたいものです。ですが、木製のものは落とした時が不安。
ウレタンのような軽い素材の者もありますが、すぐ使わなくなってしまってちょっともったいないかも…。

そこで、手づくり積み木を作ってみましょう。ローコストかついらなくなったら簡単に処分できますよ。

意外と複雑な積み木遊び

子どものおもちゃとして何となく準備している積み木。ありふれた遊びだと思い勝ちですが、実はいろいろな利点があります。

それは、意思と動きの協同です。

「この積み木をあの積み木の上に乗せたい」
「積み木を手に取る」
「乗せる」

これだけの動きでも、神経が発達途中である赤ちゃんには難しいことです。

まず、うまく掴めない、掴んでも乗せられない、乗せても崩れてしまう。というストレスを経験します。

ここでストレスを悪いことに思わないでください。ストレスとは、「子どもが乗り越えなくてはいけない課題」です。

課題をクリアするためにはどうしたらいいのか?を考えることで、知能が育って行くのです。

そして、うまく積み上げるために集中することで、手指の神経がするどくなり動かしやすくなっていきます。

手が柔軟に動かせると、脳への刺激にもなります。結果、他の様々な神経も敏感になるのです。

簡単に積み木を作る方法

おもちゃ屋さんに言えば年齢別にたくさんの種類の積み木が販売されています。

ですが、物によってはすぐ使わなくなってしまうことも。お座りが出来始めることに使っていたおもちゃは、2歳ごろまでには興味を持たなくなるものです。

そうしたロスを減らすために、手作り積み木の簡単な作り方を紹介します。

空き箱がそのまま積み木に!

お菓子の空き箱や、小さな箱が余ったら積み木として再利用できます。

正方形のものがあれば望ましいですが、立方体でも問題ありません。形も大きさも不揃いの方が積み重ねにくくて面白いものです。

少し重さを足すために中に新聞紙を詰め、カラーテープを巻いて飾りつけすればあっという間に出来上がり。

壊れても補充が効きますし、気に行ってくれなくても買ったものに比べたらダメージが少ないのがメリットです。

牛乳パックを使って作る

牛乳パックをきれいに洗って、ハサミで切り開いてからよく乾かします。

底面の縦横の長さを基準に計って、立方体や直方体の展開図に切り抜きましょう。

あとはしっかりしたテープを各辺に張り付けるだけ。小銭やおはじき、鈴などを入れると、使うたびにころころ音がして赤ちゃんの興味を引けます。

がらがらの代わりにも使えて楽しいですよ。

創意工夫で何でも積み木に!ママのアイディアを生かして

積み木は木でできているもの、お店で買うもの、という先入観をなくせば、身の回りのあるものをなんでも活用できるようになります。

空き缶、ペットボトルのキャップ、紙コップ、紙皿など、積み重ねられるものならどんなものでも大丈夫。

手を怪我しないようにテープで保護したり、色を塗ったり絵をかいたりするのも楽しいです。

新しいおもちゃを買おうとしなくても、普段何気なく手に取っているものを
「これが赤ちゃんの積み木にならないかな?」
と思うことでママも気晴らしになります。

それに形がそろっていない方が、赤ちゃんの手の動きを複雑にさせてよい刺激になりますから。

上に兄弟が居れば一緒に作ってもいいですね。家族みんなで遊びの時間を過ごせます。

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