新型コロナウイルス マスク不足を悪用した詐欺・犯罪

新型コロナウイルスを利用した、詐欺が増えています。
特にマスク不足を悪用した詐欺も報告されており、ネットでマスクを購入する際には、今まで以上の注意が必要です!

画像出典:PhotoACより

今回はマスクに関する新型コロナウイルス詐欺についてご紹介します。

ネットで購入したマスクが届かない!

今やAmazonや楽天などの、ECショップですらマスクの在庫がありません。
一部、通販サイトでは「マスクあります」というように、マスクの在庫がないにも関わらず、マスクがあるように見せかけて代金を騙し取る会社が増えています。

マスクの代金を騙しとろうとする詐欺グループが作ったWEBサイトでマスクを購入してしまうと、マスクの購入代金を騙し取られるだけでなく。
登録したクレジットカード情報や暗証番号や銀行口座番号を盗み取られる可能性もあります。

「このご時世にこんなにマスクがあるなんて怪しいな」と思ったら、そのサイトではマスクを購入しないようにしましょう。

市役所職員を名乗り、家族の情報を入手しようとするケース

安倍晋三首相が「1世帯にマスクを2枚配る」というニュースが報道されたあとから増えてきた詐欺があります。

市役所職員を名乗る男が「マスクを1人に2枚配るので家族の人数を教えて下さい。明日、家にいますか?」と自宅の電話にかけてくるケースが報告されており、この電話は当然ですが真っ赤な嘘です!

市役所には世帯ごとの情報が登録されているため、市役所職員がわざわざ電話をしてくることはありません。

こういった電話は個人情報を入手するためだったり、盗みに入る時間を知るための電話だったりするので、このような電話があったらすぐに警察に報告するようにしてください。

「マスクをあげるからおいで」子どもに不審な声掛け

児童へのいたずら目的でのマスクを使った不審な声掛け事例も報告されています。

遊んでいる子どもたちに対して「マスクをあげるからおいで」と男が話しかけるケースが報告されています。

新型コロナウイルスを悪用した犯罪の対象は大人だけでなく、子どもにも及んでいるため、この機会にしっかりと「知らない人にはついていかないように」と周知させるようにしてください。

身に覚えのないマスクが送られて来て、高額請求されてしまう!

自宅に突然、身に覚えがないマスクが送られてきて、その後電話などで高額請求をされてしまう詐欺も報告されています。

またコレに似たケースとしてマスクだけでなく「アルコール消毒液」を送りつけられ、高額を請求されるケースも報告されています。

「怪しいな」と思ったら、すぐに警察へ報告を!

「変だな」「怪しいな」と思ったら、自分で考え込まずに、ひとまず警察に相談するようにしてください。

また身に覚えがないマスクや消毒液を送られて高額を請求されたとしても支払う必要は一切ありませんよ!

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