パパに読んでほしい産後うつ

「産後うつ」と言う言葉を聞いた事はありますか?

妊娠出産育児を機に発症することがあり、多くのママが苦しんでいる「うつ病」のことを指します。誰にでも起こりうることや高頻度で発症する可能性が分かっており、ママのメンタルケアが大切になります。また、うつ病でなどで妊娠中から分娩後1年以内で自殺した女性は、東京23区だけでも10年間で63人も存在し「母親だから」「それくらいやって当然」など何気ないように思える言葉が引き金になる場合もあります。

そこで今回は、パパに知ってほしい産後うつをはじめママの気持ちについて詳しく紹介します。
初めてパパになる方はもちろん、ママも気持ちが知りたいと考えている方もぜひ参考にしてみてくださいね。

育児が大変だと理解してくれないのは本当に辛く悲しい

初めての育児であれば知らないことはたくさんあります。
しかし育児に待ったはなしで「これでいいのか」「間違ってはいないか」と日々不安になりながら、睡眠も食事も満足にとれず、湯船にもゆっくり浸かれない非常にストレスフルな状態で何とか毎日やり過ごしています。そもそも産後の身体はボロボロで、後陣痛と言われる激痛に耐えながら育児はスタートし、寝不足でイライラしたりホルモンバランスのせいで情緒不安定になったり抜け毛や肌荒れのなか、そんなことはお構いなしと言わんばかりに泣き続ける我が子に自分の血である母乳を分け与え、オムツを交換し泣き止むまで抱っこし続けなければなりません。

そして、その辛さを理解してくれないパパや周囲に落ち込み、自分で何とかしようと頑張りすぎた結果、産後うつになるケースがあるのです。

ママは変わったのではなく変わらなければいけなかった

「子どもが産まれてから変わった」と言う言葉をパパの口から聞いたことがありますが、上記を読んでいただければ分かるように、ママは変わらなければいけなかったことが良くわかると思います。

胎盤と言う内臓が剥がれ、骨盤はグラグラな状態のなか、数時間おきに授乳しオムツを交換し抱っこし続ける24時間体制を一人でこなしているのだから、むしろ変わらなければやっていけないのです。

当たり前ですが、ママが変わったのならパパも変わらなければいけませんよ。

ママの気持ちは…

ここからは産後うつについてのママの気持ちを紹介します。

最後に

パパはママのヒーローでいてください。どんな些細な話でもきちんと聞いて「大変だよね」「いつもありがとう」と声をかけ、ママがゆっくり眠れるように時間を作ってあげてください。

小さく儚げな命を24時間365日年中無休で守ることは思っている以上に大変なものですし、初めての育児であれば当然、ママにも知らないことがたくさんあります。お互いに支え合い、協力しながら育児を楽しんでいけると良いですね。

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