親子の時間研究所

すぐに告げ口する子どもへの対応

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お友達と一緒に遊ぶことが出来るようになってきた2歳半ごろ。
割と口が達者なタイプな娘は、お友達と遊んでいると、時々「〇〇ちゃんがオモチャ取った!」や「△△くんが順番守らない!」と告げ口をしてくるようになりました。
または、直接そのお友達のお母さんに告げ口しに行くことも…。
きっと、告げ口されるお友達のお母さんは良い気がしないでしょうし、そんな場面になると焦って「そんな告げ口ばかりするとお友達も嫌だよ」と娘を嗜めたりしていました。

このままでは、娘はお友達から鬱陶しがられて、嫌われてしまうのでは…。
けれども、このような場面でどういった対応が正解なのか分からずに困っていました。

このような場面では本当はどのような対応が良いのでしょうか。
また、告げ口をしてくる子どもの心理とは?

告げ口する子どもの心理と対応

子どもの告げ口は大体2タイプに分かれます。
それぞれのタイプと、対応について考えてみましょう。

□自分がお友達からされたことを報告するタイプ

「〇〇ちゃんがオモチャ貸してくれない」「△△くんが叩いた」
と、他の子にされたことを言いにくる場合。
その時、子どもは「慰めて欲しい」「悲しい気持ちに共感して欲しい」という気持ちで言いに来るのです。

この場合は、「そっかぁ、悲しかったね」と簡潔な言葉で気持ちに寄り添い、抱きしめてあげましょう。
子どもは、「ママは分かってくるれる、悲しかった気持ちが伝えられた」と分かると気持ちが満たされ、その後は何事も無かったように日常に戻ることが多いです。

くれぐれも、状況を把握しないまま「自分の子が酷い目にあわされた!」と相手の子どもや親を責めたり、相手を非難するような声掛けはしないようにしましょう。
冷静に子どもの言うことを聞き、判断することが大切です。

□お友達がしたことを告げ口するタイプ

「〇〇ちゃんが、さっき入っちゃいけない所に入ったんだよ」「△△くんが今日、小さい子に意地悪してた」
と、お友達の行動を報告しに来る場合。
この時、子どもは「お友達はいけないことをしているけど、私は正しいことをしている良い子でしょ」「私はお約束を守れているでしょ。だから褒めて」と、大人に認めて貰いたいという気持ちで言いに来ます。

この場合は、「へえ、そうだったんだね」と軽く受け止める程度にしましょう。
お友達の悪かった行動をわざわざ告げ口しに来ると、素直に育って欲しいのに心が捻くれてしまった子に育っているのでは、とショックを受けますが、大人から、特にママや先生から注目して欲しいためにこのように告げ口をしに来て自分を褒めて貰いたがるのは、実は子どもの自然な姿でもあります。

子どもが告げ口をしに来た時は、くれぐれも「あら、それはいけないことだよね」「そんなこと悪いよね。教えてくれてありがとう」、「〇〇ちゃんは悪いよね。でもあなたは良い子だね」といったように、同調したり、告げ口を認めるようなことを言ったり、お友達と比較して褒めるというようなことはしてはいけません。
子どもは、告げ口をしたことで「自分が認められる、褒められる、お手柄で役に立った」と勘違いをし、他人と自分を比較して自分の方が優れていると、他人を見下すようになるかもしれません。

全ては子どもの自然な姿

子どもの告げ口は「慰めて貰いたい、認めて貰いたい、褒められたい」という気持ちが根底にあると知ると、同時に「愛情が足りていないせい?」と不安になってしまうママもいるかもしれません。

けれど、そのような気持になることは人間の自然な姿、子どもの自然な姿です。
子どもの気持ちを汲みつつ、且つ同調し過ぎないことで、子どもに自然と「自分は自分、他人は他人。認められたり褒められたりするのに、そんなことをしなくても良いんだよ」ということを伝えていきましょう。


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年齢と共に落ち着いてくるまで

本当に大人に伝えなければならないことと、単に自分の自尊心や欲のために告げ口することの分別がついてくると、告げ口の頻度は下がってくるといわれています。
それまで親としては頭を抱えることもあるかもしれませんが、お友達の事を見下したり、子どもが愛情を確認するためには告げ口をすることが必要だ、と思わないように対応をしていきましょう。
子どもが社会生活の中でお友達と上手に関係を築けるように、気長に見守り対応していきたいですね。

 

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