トイレトレーニングの心構え
「そろそろオムツ卒業かな……」と子どもが成長してきて、トイレトレーニングを考えている方もいらっしゃることでしょう。
大人からすると当たり前にしているトイレでも、子どもにとっては1回、1回が真剣勝負です!
今回は子どもと無理なく続けるための、トイレトレーニングの心構えについてご紹介します。
トイレトレーニングは、いつから?
画像出典:PhotoACより
トレーニングには「●歳から初めてください!」という目安はありません。
それは子どもの身体の成長――膀胱の成長に個人差があるからです。
身体の大きい小さいと同じく、膀胱の成長にも個人差が大きく3歳になってもオムツが取れないお子さんもいらっしゃいます。
次のことが大丈夫そうなら、子どものトイレトレーニングをはじめても良いかもしれません!
- ・おしっこの間隔が2時間ぐらいあいている
- ・子どもがトイレトレーニングにやる気を出している
子どもの身体と子どもの心、この2つの準備が整っているときが、トイレトレーニングのはじめどきだと考えて良いでしょう。
トイレトレーニング中に失敗しても怒らないで!
子どもにとって、トイレでおしっこをしたりすることは、まだまだ慣れないことです。
失敗してしまうこともあるし。失敗して落ち込んでしまうことだってあるでしょう。
でも、ここで大事なのは親は怒らず「子どもに共感して、安心させてあげる」ということなのです!
子どもの不安な気持ちに寄り添い、失敗したら一緒にいてあげて。成功したら一緒に喜んであげる。
トイレトレーニングに大切なことは子どもに「トイレを失敗しない!」という自信をつけてあげることなんです。
子どものペースに合わせて、焦らず、ゆっくりトイレトレーニング!
子どもたちは、トイレできちんと失敗せずにおしっこができると、それだけで自分に自信を持ちます。
子どもにとって「トイレができるようになる」ということは、自分の成長が実感できる重要なイベントなのです。
だから、そのイベントを子どもが楽しく続けられるように、私たち親ができることは、子どもの身体と心のペースに合わせて、焦らず、ゆっくり寄り添いながらトイレトレーニングをすることです。
言うほどカンタンなことではありませんが「子どものペースに合わせること」がトイレトレーニング成功の近道みたいですよ!