親子の時間研究所

一時保育の利用と現状

皆さんは一時保育を利用したことはありますか。

私は、次女の出産で里帰り先の保育園での一時保育、次女を4カ月検診に連れて行かなくてはいけないときに家の近くの保育園の一時保育を利用したことがあります。

一時保育を利用するまでや、一時保育の現状、メリット・デメリットを私の体験や口コミをもとにお話ししたいと思います。

 

一時保育とは

認可保育園で対応していて、通常の保育園に預けられていない子どもを一時的に預かる制度です。

 

一時保育の利用する理由

子どもがいるママたちにも様々な理由で、一時保育を利用するのですが主に下記の3つの理由があります。

1.非定型保育

ママの就労や、技能習得のための職業訓練校および学校への通学によって、ご家庭での保育が断続的に難しい子どもをお預かりします。
利用可能日数が1週間あたり平均3日までや1カ月に12回までと自治体によって決まっています。

2.緊急保育

ママの病気や出産、ご家族の介護、冠婚葬祭、学校行事などで、ご家庭での保育が一時的に困難となる子どもをお預かりします。
利用可能日数は自治体により異なります。

私は次女出産の時里帰り先の保育園、次女の4カ月検診のとき家の近くの保育園を緊急保育で利用しました。

3.リフレッシュ保育

ママの育児にともなう心理的、肉体的な負担を軽減するため、1時的にお預かりします。

利用可能日数は自治体により異なります。

一時保育にかかるお金も自治体により異なります。非定期保育、緊急保育は1日2400円で半日(4時間以下)1200円、リフレッシュ保育1日3600円で、半日(4時間以下)1800円の自治体もあれば、預ける理由は関係なく1日3000円、半日1500円で統一している自治体もあります。

 


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一時保育の預かり方

1.一時保育の部屋(クラス)がある園

一時保育の場合は保育園の園児とは別の部屋で子どもを預かります。

○メリット
●小さな縦割り集団の形成
一般的な社会と同じく、年齢が混ざった中で生活できます。年上の子がやっているのを間近で見られ、年下の子どもは挑戦意欲が出る姿が見えます。
年上の子に面倒を見てもらえて、先生の指導より楽しい年下の子との関わりが上手になる、子どもの問題解決能力が向上します。
●保育園の子どもと1時保育を利用する子どもの差を感じない。
一時保育を利用する子どもと保育園の園児の子どもでは保育園に行く日数が異なりますので保育園に毎日通う園児と集団生活に差が出ることは当たり前です。園児と一緒のクラスで過ごしたならば自分の子どもと園児との間に差を感じ焦る気持ちが生まれますが、一時保育の部屋だと一時保育の子どもだけですので園児との差があまり気になりません。

○デメリット
●先生の負担が大きいです。
先生がちゃんとコントロールしないと、上の子どもだけの遊び場になってしまいます。
●年齢に応じたカリキュラムに取り組むことができない。
子どもが大きくなってくると、保育内容や行動が小さな子どもができるようなことに限られますので、待ち時間が多くなる、物足りなく感じてくることがあるようです。

2.園児と一緒のクラスに入り過ごす園

一時保育を利用する子どもが2歳の場合、2歳の保育園の子どもと一緒のクラスで過ごします。

○メリット
●年齢の発達に応じた保育ができます。
同じ年齢の子どもの集団なので、年齢に応じたカリキュラムを行うことが可能です。例えば2歳児クラスはトイレトレーニングに力を入れて行うことができます。
●先生の負担が少ないです。
同じ年齢の集まりなので、縦割りの集団にくらべ先生の負担は少なくなります。

○デメリット
●刺激が少ない。
縦割りでみられる大きい子どもは小さい子どもの世話をし、小さな子どもは大きな子どもの刺激を受けることは少なくなります。特に1人っ子は兄弟も含め異年齢の子と関わることが減ってきています。
●一時保育を利用する子どもと保育園の子どもと差を感じます。
一時保育を利用する子どもと保育園の子どもとでは保育園に通う日数が異なりますので集団生活に差が出ます。2歳児のクラスに一時保育で預けようと思ったら、園の子どもは布のトレーニングパンツをはいてトイレトレーニングをしていたのに、自分の子どもはまだトイレトレーニングを始めていないことが恥ずかしくなったという話を聞いたことがあります。

一時保育の現状

1.金銭的な負担です。
自治体によって、認可保育園の1時保育の金額はさまざまです。自治体や子どもの年齢によって金額にばらつきがあります。1日あたり2000円ぐらいから3000円ほどです。平均週に3回預けている場合月々の出費は約24000円から36000円です。無認可の場合は、金銭的な負担がより重いです。無認可の一時保育の場合は時給でお金を請求することもあるので負担額が大きくなる場合があります。5時間の利用で5000円払ったことがあります。

2.予約の取りづらさまたは登録ができません。
現在待機が多く保育園に入れない子どもが多くいます。しかしママは就労で日中子どもを見ることができません。仕事をしなければいけないけど保育園は待機で入れないので一時保育を利用して仕事をするママがいます。保育園側もそういうママに優先的一時保育を利用してもらっているので、緊急保育やリフレッシュ保育での一時保育は余裕がないとお断りされ1時保育の登録もさせてくれない保育園があります。

実際、私の暮らす自治体では緊急保育やリフレッシュ保育での利用は断られる可能性が高く、私も緊急保育やリフレッシュ保育で一時保育の問い合わせをしましたが、3件の保育園に余裕がないという理由で断られ結局認可保育園に預けることができなく、無認可保育園に預け高いお金を払った記憶があります。なかなか自分が希望する形で利用することが難しいことが現状です。

3.利用までに手間がかかります。
一時保育の窓口はそれぞれの保育園なので、利用できるかどうか問い合わせるだけでもかなり苦労しました。自宅や実家から通える保育園をピックアップしてから、空き状況の確認などのやり取りを保育園としなければいけないし、緊急保育やリフレッシュ保育ではお断りされたらいまわしです。やっと、預け先を見つけても1時保育の書類を何枚も書かされるなど手間な作業をさせられます。

次女の4カ月検診の時、次女が生まれる前から家の近くの保育園に4カ月検診の時の長女のお預かりをお願いしました。何カ月前からお預かりをお願いして4カ月検診の1カ月前に予約し緊急保育が利用できました。

4.毎日通わないので慣れるまでに時間がかかります。

ママとこれまでずっと一緒だったのだから、保育園に通い始めは大泣きしたという子どもも多いです。それが1時保育は継続して通わないので、通い始めが何度も繰り返されてしまうような状況になります。

次女出産のとき長女を里帰り先の保育園に1時保育で預けていたのですが、毎日のように長女に大泣きされました。自治体によっては里帰りで出産する場合、祖母や祖父が1時保育を希望すれば祖母や祖父の名前で1時保育の登録ができる場合があります。私の場合、兄が重度自閉症で母は兄のお世話もありますので長女の1時保育を希望していました。だから母は1時保育を自分の名前を使って登録しました。

旦那の勤務は不定期、旦那の両親も共働きでなかなか産後に長女のお世話をお願いできない状態であり、私の実家も父は日中会社勤務、母は重度自閉症の兄のお世話があったので毎日長女を見ることが困難でした。だから保育園の1時保育の利用が必要な状態でした。長女はなかなか母子離れができない子どもでしたので保育園に預ける洗濯は苦渋の決断でした。

 

育児が大変ならば

育児は1人ですることは困難です。しかし家庭の事情などでなかなか周囲に育児を手伝ってくれる人がいません。そういう問題を解決してくれるのが一時保育であると私は思います。しかし、現在待機児童が多いのでなかなか一時保育が機能していないことが現状です。自治体により温度差もあります。いろいろと課題もありますが、まず育児にお手伝いが必要になりましたら利用したいと思っている保育園に問い合わせをしてみてください。お断りをされたならば無認可保育園に問い合わせの手段もあります。一刻も早く認可保育園で緊急保育やリフレッシュ保育が気持ちよく利用できる世の中になってほしいです。

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