言葉の成長を促す言葉の使い方
子どもは知らずしらずのうちに、親が使っている言葉を覚えてしまいます。
言葉を成長させるために、正しい言葉の使い方って、あるのでしょうか?
赤ちゃん言葉は続けて大丈夫?
画像出典:PhotoACより
赤ちゃんが可愛いあまり「●●でちゅね~」とか「●●だよね~」と赤ちゃん言葉を使ってしまいがちですが、これは大丈夫なのでしょうか?
実は赤ちゃん言葉は、まだ口がうまく回らない赤ちゃんも話しやすい「ぱぴぷぺぽ」「ばびぶべぼ」「まみむめも」という言葉が使われているため、赤ちゃんにとって”マネしやすい言葉”なんです。
だから、まだまだ言葉を理解したり、話すのがむずかしい赤ちゃんに対しては、赤ちゃん言葉を使ったほうが良いでしょう。
ただし、無理に赤ちゃん言葉を使う必要もありません!
大事なのは言葉使いではなく「赤ちゃんに寄り添った話し方」が大切です。
絵本はむしろ繰り返し読んだ方が良い!
赤ちゃんは、毎日読み聞かせをしてくれる絵本からも、言葉を覚えていきます。
親としては、ついつい「いろんな言葉を覚えて欲しいから」といろんな絵本を読み聞かせてしたくなりますが、絵本の読み聞かせのコツは「赤ちゃんが読みたい本を読んであげる」ということです。
もちろん、赤ちゃんが他の絵本を読んでほしそうなら、他の絵本を読んであげればOK!
また言葉を覚えてもらうためではなく、赤ちゃんと心の交流のために絵本を読むぐらいに考えた方が良いかも?
テレビは大きいな影響はないけれど……
テレビから流れるいろんな映像や言葉使いは、赤ちゃんにとって刺激的です。
決して、テレビの映像や言葉が悪いワケではありませんが、テレビをつけっぱなしの状態で、子どもの注意がそれてしまったら、子どものコミュニケーションの低下が懸念されます。
ただ、親子でテレビやユーチューブなどを見て「楽しいね!」「面白いね!」とコミュニケーションを取ることは良いことです。
あくまで「テレビのつけっぱなしは良くない」程度にとらえて、親子でコミュニケーションを取るようにしましょうね。
言葉の成長には、親子のコミュニケーションが大事!
子どもは、いろんなことを親や周りの人をマネしながら覚えていきます。
もちろん、それは言葉使いも同じです。
そして子どもが「マネるチャンス」をいっぱい作ってあげるためにも、親子でいっぱいお話しながらコミュニケーションを取るようにしてくださいね。