【出産体験記】これって尿漏れ?え!?破水なの!?
2007年に男の子を出産し、少し間が空いて2014年に女の子を出産しました。
1人目の出産はただただ夢中でしたが、2人目の出産はとても冷静だった私…。
そんな私の体験を紹介させてください。
陣痛が来ない!!
2人目だからなのか、なんなのか、おなかは大きめ。
6か月頃から「臨月?」なんて聞かれるほどでした。
臨月になると妊婦健診でも、予想体重は3000gを軽く超え、足の付け根あたりに激痛を感じる日々。
上の子がいてよく動いているから2人目は予定日よりも早めに生まれることが多いなんて聞いていたし、おなかも重いし…。
出来れば少し早めにてて来てくれないかな~なんて思っていたら、出産予定日になっても、3日過ぎても5日過ぎても陣痛はきませんでした…。
そのため、大きなおなかを抱えながら、上の子の参観日などに出席してしていました。
「プチッ!!」これって何の音?
なかなか陣痛が起きず、予定日から6日が過ぎました。
その日の朝は息子の学校の尿検査のため、朝一番におしっこをとる必要がありました。
息子には前日寝る前に「朝、おしっこをとるから起きたら起こしてね!」と言ってあったのですが、すっかり忘れていたようで、むくっと起き上がりそのまま一人でトイレへ直行!
奇跡的に目が覚めた私は…
「おしっこ!!!」
と叫び、ガバッと起き上がりました。
すると、
「プチッ」
という音が聞こえた気がしました。
あれ??と思いましたが、まずは息子のおしっこをとることが先決!
おなかを支えながら起きあがり、無事に息子のおしっこをとりました。
濡れてる・・・ような気がする。
ごはんを作り食べさせ、無事に息子と主人を送り出しホッと一息。
うん??なんだか下着が濡れているような気がする…。
そういえば、朝、「プチッ」って音がしたような…。
トイレに行って確認したら、なんとなく下着が湿っている。
もしかして尿漏れ!?
下着を取り替えて洗濯などをしていると、また下着が湿ってる。
びちゃびちゃではなく、なんか湿ってるという程度。
主人に「いよいよ尿漏れがはじまった…。」と冗談交じりにLINEをすると「病院に連絡してみたら?」と真面目な返信。
まあ、そうか…。と病院に連絡してみると、「予定日も過ぎているし、入院準備を一応して来てみてください。」と。
家の片づけを済ませ、入院グッズの入ったカバンを持ち、病院へ。
尿漏れじゃなかった!!!
病院について診察を受けてみると、
「破水だと思うな。」
え?破水??
破水というとジャバーッと出るイメージ。一人目の時はそうだったし。
破水は破水でもいろいろ種類があるようで、私の破水は「高位破水」というもの。
上のほうでちょっとだけ卵膜が破れている状態じゃないかということでした。
予定日もだいぶ過ぎているし、いつ大きな破水になるかもわからないし、そのまま入院が決まりました。
明日までに陣痛が来ないと・・・。
入院といわれ、主人に報告。
予定日が過ぎているので、明日までに陣痛が来なければ促進剤を使うといわれたことも報告。
「な~んか陣痛まだこなさそうだね~。」
と、先生にも言われてしまいました。
実家に電話をし、息子の面倒を見るために実家から私の家へ来てもらうようにお願い。
息子が学校から帰ってくるまでに、母が間に合わないかもしれないので、ママ友連絡。
学校にも連絡し、入院したこと、家に誰もいなかったらママ友の家に行くことを伝えてもらう。
上の子がいるといろいろ連絡が多いものですね…。
とはいっても、まだ陣痛が来てるわけでもなく、病院ではのんびり。
売店で雑誌を買ってゆっくり見たり、スマホゲームをしたり。
陣痛もくる気配はないから、明日は促進剤かーなんて思いながらゆっくりご飯を食べ、シャワーを浴びて寝ました。
キタ―――――!!!!
病院のベットではぐっすり寝れないなー。
おなかも重いし…。
と、夜中に目を覚ますと、ん?なんかおなか痛い気がする。
もしかして陣痛か!?
しばらく様子を見ていると、やっぱり定期的に痛むし、痛みも強くなってきた!
ナースコールで看護師さんに伝え、陣痛室へ行くことに。
家族は生まれるなんて思っていないので、自宅でぐっすり寝てるはず。
主人に陣痛が着たことをLINEしてみましたが、既読にならず…。
やっぱり寝てるよね。
ま、しょうがないか!と思っていたら、看護師さんに「そろそろご主人呼んだほうがいいかも!」といわれ、痛みに悶えている間に看護師さんが電話して主人を呼んでくれました。
主人も何とか病院に到着し、そのまま分娩室へ。
促進剤を使わず、娘を出産しました。
破水?尿漏れ?迷ったら病院へ!
今回、もしかしたら尿漏れなんじゃないかと思っていたら、まさかの破水。
あのプチッという音は、卵膜が破れた音だったんですね。
破水をすると、細菌感染などの恐れもあるので、もしかして…と思ったり、迷ったりしたときは早めに病院へ連絡することをおすすめします。
おなじ出産は1つもありません。
不安もあるかと思いますが、思い出に残る素敵な出産になるといいですね。