保育所から託児所への転園ってどうなの?〜わが家の場合〜

保育所から託児所という選択

わが家では、上の子が2歳、下の子が8ヶ月の時に、家庭の事情で働きに出なければならなくなりました。

クラスで言えば、2歳児と1歳児クラス。まさに入園が厳しい学年の2人を抱えて、入れるのならどこでもいい!と、園を選ばずして入園させました。

しかし、上の子が保育所が合わずに精神的に不安定になってしまいました。

転園を考えあれこれ模索し、あちこち問い合わせましたが、すぐに転園できるところはありませんでした。

そこで、託児所がある職場に、私自身が転職することにしました。

保育所から託児所ってどうなの?と疑問に思う方がいれば、わが家の場合をご紹介します。

保育所と託児所の違い

わが家が通っていた保育所と、今通っている託児所の違いは、主に以下の点です。

〈保育所〉
・仕事が休みの時でも、決まった保育時間内であれば預けられる
・未就園児から年長児まで預かってくれる
・園庭がある
・離れたところにあるため、車で送迎しなければならない

〈託児所〉
・自分が仕事の時しか預けられない
・少人数、家庭的な雰囲気
・園庭や遊具なとがない
・未就園児までしか預けられない
・職場に行くだけなので、送迎が楽

自分の時間が少しでも欲しい!という場合には不向きかもしれません。
仕事帰りにちょっと買い物してからお迎え…とはいかないので、その点においては少し不便です。

ですが、私の場合、私が仕事の間に、子どもが安心して過ごしてくれることが最優先と考えていたので、あまり気にならなかったです。

子どもの様子

保育所の時は、朝起きるとまず、ビクビクしながら、「ママ、今日どこ行くの?保育所お休みできる?」と、泣きそうになりながら確認することから始まっていました。
毎朝園の玄関に入ることを拒否し、泣き喚いて暴れる息子を抱っこして先生と2人がかりで引き離す日々でした。

しかし、今は子どもの事情を知った上で受け入れてくださった先生方のおかげで、毎朝「行ってきます!」と、泣くことなく通ってくれています。

帰宅後には、「楽しかった」といろんな話をしてくれ、家でも機嫌よく過ごしてくれるようになりました。
休みの日は「ママ、今日も託児所行きたいー!」と、親として、自分がいない場所に楽しんで行ってくれることのありがたみを感じています。

実際に通ってみて

わが子にとっては、今は大人数に揉まれて規律の中で生活することよりも、先生との距離が近いこと、家庭的な生活を送る安心感が必要だったのかもしれないと気付かされました。

そしてなにより、子どもが笑顔で過ごしてくれることで、私自身も泣く子を置いて仕事に行く罪悪感や、心配な気持ちがなくなり、心に余裕ができました。

保育所から託児所なんて、広い園庭もないのに可哀想という言葉をかけられたこともありました。
正直、私自身も、やっぱり保育所の方がよかったとなってしまっては後戻りできないという不安もありました。

しかし、今、伸び伸びと過ごすようになった息子を見て、私の選択は現時点では間違っていなかったのだと思います。

もちろん、来年からは託児所にいられませんが、今度は子どもに合う園をじっくり考えていきたいと思います。

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