親子の時間研究所

《参加型コラム》ママのお悩み聞きます!共働きの子育ての悩み

「親子の時間研究所」で連載コラムを担当している研究員の上野里江さん。

そんな上野さんの子育て術が詰まった『連載コラム がんばりすぎない育児』 全10話。
読んでくださった方も多いと思います。

今回は、子育てのプロフェッショナル 上野さんにママの悩みを相談してみました!

上野さんの笑顔あふれるコミュニケーション術で、ママの悩みを解決します。

ママの悩み 育児と仕事の悩み 

~神奈川県 Uさん 25歳~

共働きの子育ての悩み

3歳と1歳の子どもを育てながら共働きしています。
主人の実家に帰省するたび親戚に「可哀そうに、愛情不足になってしまう」と言われてしまいます。

私も子どもたちと一緒にいたいとは思いますが、主人も同い年で夫婦で一緒に働かないと経済的にも正直厳しいです。
毎日子どもたちとの時間も少なく、親戚のことばで心配になって落ち込んでいます。

どのようにしたら良いか悩んでいます。

ご相談ありがとうございます。

2人のお子さんを育てながら、お仕事も頑張っているのですね。

私も保育の仕事と子育てと、ずっと時間に追われながら過ごしていたので大変さはよくわかります。

仕事が終わって保育園にお迎えに行き、帰ったらご飯にお風呂に寝かしつけ…毎日があっという間ですよね。

そんな毎日をあなたは、どんな気持ちで過ごしていますか?

もしかしたら、早く寝かせようとしてもなかなか思い通りに動いてくれない子どもの姿にイラッとしたり、予定通りにできない自分を責めたりすることもあるかもしれませんね。

忙しさの中で、子どもたちにしてあげられないことがあるかも…と、罪悪感を持つこともあるのでは?

お子さん達の様子はどうかしら?

 

愛情は時間では量れない

あっ…
色々質問ばかりして、ごめんなさい。

親戚の方の「可哀そうに、愛情不足になってしまう」ということばを受けて、心配になってしまったというあなたの心の中に、もしかしたら迷いがあるのかな?と感じたのです。

『愛情は時間の長さで量るものではない!』

保育士として、たくさんの親子と出会ってきた私。

仕事をしているお母さん、と言ってもその働き方は様々で、生活リズムも子育てに対する考え方もそれぞれ
でした。

延長番の遅い時間まで保育園にいる子は、家に帰ってお母さんと過ごす時間は限られていますよね。
それでも、次の日笑顔で元気いっぱい登園してくる子はたくさんいました。

子どもの機嫌がいい!というのは、満たされている証拠。

連絡帳には
「夕食は子どものリクエストでカレーにしました」、「昨夜は大サービスで絵本を3冊読むと満足して眠りました」
「お風呂タイムは保育園で歌っている歌を熱唱!一緒に歌いました」などなど。

限られた時間の中でも、子どもの小さな望みを叶えてあげているエピソードがいっぱい。
そんな子ども達は満足感を味わっているから、次の日もご機嫌なんだと思います。

子どもと接する時間が少ないと、ちゃんと育たない…なんてことはなく、愛情不足かどうか?は、どれだけ子どもが満たされているか?だと思うのです。

子どもは母の背中を見ています

 

大切なのは過ごし方!愛のあることばとスキンシップを

私自身、毎日時間に追われていて、会議や残業の日はベビーシッターさんをお願いすることもありました。
シッターさんには保育園のお迎えから夕食、その後私が帰るまで子ども達と家で過ごしてもらうのです。

そんな日は、朝から夕食を作って部屋を掃除して、シッターさんへの手紙を書いて、荷物の準備をして…と、今振り返ると自分でも、よくやっていたなぁ~と思うのですが、当時の息子と娘は「ママお仕事頑張ってね」と背中を押してくれていたのです。(我慢もあったかもしれませんが)

バタバタしながらも夜寝る時は、息子に保育の楽しいエピソードを話したり、小さな娘が私の悩み相談に乗ってくれたり…私が仕事の話をすることも多かったあの頃。

母としての自分と仕事をする自分、当時の私は「二つを両立していこう!」と自分で選んだので、その覚悟は子ども達にも伝わっていたのかもしれませんね。

家族のかたちに正解はないし、色々あっていいと思います。

夫婦、子ども、みんなで「自分たちの家族のかたち」をつくっていかれるといいですね。

大事なのは、『あなたが自分で選んだ生き方を楽しむこと』
子どもは、そんなお母さんの背中を見ていると思いますよ。

『大切なのは一緒にいる時の過ごし方』

きっとあなたはお子さん達を思うからこそ、もっと色々してあげたい!でも、忙しくて時間がない…

そんな思いもあるのかもしれませんね。

大丈夫です!

大切なのは時間の長さではなく、どれだけ子どもが満足する時間を過ごすか?ということ。

お子さん達に聞いてみましょう!
「今、一番して欲しいことは何?」、「食べたいものは?」、「ママと一緒にしたいことは?」などなど。

子どもの小さな願いをひとつずつ叶えてあげること、それが愛情を注ぐということだと思います。

そして何よりも子どもが満たされるのは…

時間もお金もかからない「大好きよ♡」ギュ~!!
スキンシップと愛のあることばは、最強です!

一緒にいる時は、たくさんたくさん抱きしめてあげて下さいね。

まとめ

子ども達の小さな願いを叶えてあげることが愛情を注ぐということ。
愛情不足かどうかは、時間の長さで量るものではないのです。

あなた自身がどんな毎日を過ごしたいか?仕事で得られるものは?など、考えてみるのもいいかも。

そして、子どもと一緒にいる時を楽しんで、あなたらしい「家族のかたち」をつくってくださいね!

 

●プロフィール
保育・子育てアドバイザー
上野里江
HP:http://smiley-ai.com

保育士歴30年。保育園、幼稚園、子ども園で3000人以上の親子と関わり、その後3年間療育に携わる。
子どもに関わる大人を元気に笑顔に!をモットーに、コミュニケーション講座や相談を行なっている。

 

上野研究員のコラムはこちら

 

 

 

 

 

 

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