食べ物で遊ぶ、食べ物をポイする子どもにどうすれば?

食べ物で遊ぶ、食べ物をポイする、子どもがせっかく作った料理を粗末にすると、どうしようもなく腹が立ってしまいますよね!

そんな小さな子どもの食べ物に対する態度をどうやって改善させてあげれば良いのでしょうか?

親から見ると、食べ物を粗末にしているようにしか見えない、その態度は子どもにとっては全く違う意味だった!

食べ物を大事にしない子どもに、どう対処すれば良い?


画像出典:PhotoACより
1歳や2歳の小さな子どもたちにとって、食べ物は未知なものです。
特に嫌いなものがまだまだ多いこの年代の子どもたちに「食べ物を大切にしなさい!」と言っても理解されないのが当たり前なのかもしれません。

ただ、そんな小さな子どもたちは、わざと食べ物を投げたり、食べ物で遊んでいるわけではありません。

食べ物を投げるのは「もう食べられない、食べたくない」という意思表示です。
「もう食べられない、食べたくない」という意思を言葉で伝えられないから、子どもたちは食べ物を親から見ると粗末にするように扱ってしまうのです。

まずは、それらの子どもの「食べ物への行為」を「子どもの意思表示」として理解してあげてください。
食べ物を「ポイ!」としそうになったら「それ、ママに頂戴?」と態度で示すと小さな子どもも結果として食べ物を粗末に扱わなくなるかもしれません。

食べ物で遊んでいるのは、食べ物の触感を勉強しているから!

ミニトマトを潰したり、グラタンをぐちゃぐちゃにしてみたり、親からすると「もう、止めて!」と叫びたくなる、子どもたちの態度は実は子どもたちが「食べ物を学んでいる」証拠なのです。

生まれたばかりの子どもたちにとって、見るもの、触れるもの、食べるもの全てが未知の世界です。

ミニトマトを潰したあの感覚は、もしかすると子どもにとってはとても興味深いものなのかもしれません。
ただ、それを頭ごなしに叱るのではなく、少しは子どもに食べ物の感覚を学ばせてあげて、その上で「もう良いかな?」と行動を促すようにすると、少しはママの言うことを聞いてくれるかもしれませんよ?

ママがオーバーリアクションしないことも大事!

小さな子どもたちは、まだ自分がやっていることの善悪がわかりません。
そもそもが「食べ物で遊ぶって、何?」というような状況なのです。

ただ食べ物をポイしたり、ぐちゃぐちゃにしてママがリアクッションすることで、それを面白がってしまうことはあります。

子どもにとってママは大好きな存在ですが、同時に観察対象でもあるのです。
ママの「やめなさい!」というリアクッションをすればするほど、子どもはそれが面白く感じてしまい、食べ物を粗末にする行動を止めないことがあります。

だから、あえてオーバーリアクションをせず、淡々と子どもに接すると、自然と食べ物を粗末にしなくなるかもしれません?

またその時に「食べ物を投げられるとママ困っちゃうんだけどな~」と諭すように伝えると、子どもは少しずつ食べ物を粗末に扱わなくなりますよ!

[参考1]『食事のしつけ』|すくすく子育て

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