乳幼児の育児中に地震が起きてしまったら?
コロナ渦で大変なご時世ですが、自然災害はいつ訪れるかわかりません。
これらかの私たちの防災は、地震や台風などの自然災害にプラスしてコロナ対策も行わなければならないのです!
今回は乳幼児の育児中に地震が起きてしまったら、どうすべきかをご紹介します。
乳幼児の地震に備えて準備していたいもの一覧
画像出典:PhotoACより
女性が緊急時に避難する際に、持って逃げられる重さは「10kg」だと言われています。
そして、赤ちゃんがいる場合は「赤ちゃん+防災グッズ」をあわせて10kg、赤ちゃんの体重が3kg程度と考えると7kgぐらいしか防災グッズを持てない計算になります。
だから防災グッズの中に、次のものを7kg以内になるように入れた方が良いでしょう。
◆防災バックの中に入れたい赤ちゃんのためのモノ
・ベビーフード
・粉ミルク(スティックタイプ)
・スティックシュガー(ミルクの代用に)
・おむつ(圧縮袋でコンパクトに)
・おしりふき
・歯みがきシート
・カイロ(冬場の暖を取るため)
・だっこひも
・使い捨て哺乳瓶
・ネームタグ(本人と親の氏名、携帯番号などを書く)
・赤ちゃんの薬
・着替え(複数枚)
引用元「ママのための防災ブック『その時』ママがすることは?」より
そして、上記の赤ちゃんに必要なものと、家族に必要なものを逃げるときにすぐに持てるように廊下や玄関のわかるところに置いておきましょう!
また乳幼児は成長が早いので、着替えやおむつのサイズが最低半年に一度は中身を見直すようにしてくださいね。
おもちゃや絵本も子どもにとって必要なものです!
大人だって急に避難所生活が始まったら、戸惑ってしまうし。ストレスだってたまってしまいます。
そして、大人以上に我慢するチカラが育っていない子どもにとって、避難所で「心の支え」
になるものは必要です。
だから防災バックの中におもちゃや絵本など、子どもが喜ぶものも入れておいてあげてくださいね。
自宅で避難する可能性は十分にあります!
コロナ渦で、避難所が今までのように使えない可能性があります。
自治体によっては「自宅退避」を要請されることもあるかもしれません。
そういった自宅待機の自体に備えて、非常食などは備えておいた方が良いでしょう。
今のところ政府としては
・避難所の衛生環境の確保
・十分な換気の実施とスペース確保
・発熱、咳等の症状が出た者のための専用のスペースの確保
などを避難所で対応する予定を立てています。
ただし、どういった状況になるかは災害がおきるまでわからないので、どうなっても良いように避難所用と自宅退避の際の備えという2つの備えの準備はしておいた方が良いかもしれません。
万が一に助け合えるように周囲とのつながりを作っておこう!
コロナ渦の現在では、自宅避難が難しい場合は親戚や友人の家等への避難を要請されることがあります。
そんなときに周りに頼れる人、助け合える人がいるかいないかで災害時の生活は大きく変わります。
アナタのためにも、子どものためにも災害が起こる前に、非常食などの準備と助け合える人を作っておくようにしておいてみてはいかがでしょうか?