予防接種の接種間隔をあける必要がなくなりました!※インフルなど一部除く
2020年10月1日より、予防施主の接種間隔がいくつかのワクチンで撤廃されることが厚生労働省により、決定されました。
平たく言うと、種類がバラバラなワクチンを接種する場合は間隔をあけずに、数日以内に続けて予防接種が可能になった、ということです。
予防接種における接種間隔が撤廃されると、どうなるの?
画像出典:PhotoACより
例えば、これまでは医師の判断により、複数のワクチンを同時に接種することは出来ましたが、別の日に他のワクチンを予防接種しようとした場合には、ワクチンの種類によって次の接種間隔をあける必要がありました。
(不活化ワクチンの場合6日以上、経口生ワクチンは接種後27日以上は予防接種できず)
しかし、ワクチンの安全性や効き目を調査した結果、種類の異なるワクチンを接種する(注射生ワクチン)場合は、間隔をあけずに予防接種をすることが出来るようになりました。
これはつまり、予防接種のスケジュール管理が楽になり、比較的ママや子どもの都合に合わせて、特定のワクチンに関しては予防接種が可能になったのです!
ただし、インフルエンザなど一部のワクチンに関しては接種間隔をあける必要があります!
厚生労働省の定めるルールが変更になり、予防接種のスケジュール調整が楽になったのは、ママとしても喜ばしいことですよね。
ただし、インフルエンザの予防接種に関しては従来通りに、接種間隔をあけて複数回接種する必要があります。
2020年10月1日からも、インフルエンザに関しては
[生後6ヶ月~12歳まで]
接種時期と接種回数 生後6か月以上で12歳まで(13歳未満)では
[回数]2回ずつ
[接種間隔]およそ2~4週間(できれば4週間)あける
※13歳以上は通常1回接種ですが、2回接種も可能(接種間隔はおよそ1~4週間)。
上記のように接種間隔をあける必要があります。
予防接種は子どもの命を守ります!早めの接種を
インフルエンザと一部ワクチン以外は、接種間隔を撤廃したことにより、予防接種のスケジュール管理が楽になりました。
しかし、インフルエンザに関しては接種間隔は変わらないので、小さなお子さんがいらっしゃるママたちからすると大変ですが、接種スケジュールを把握して、なるべく早い時期に2回接種が終わっているようにしてくださいね。
2020年の冬は新型コロナとインフルエンザの同時流行が予想されています。
だからこそ、最低限インフルエンザにかかりにくくするためにも、インフルエンザの予防接種を行ってくださいね。